【初級おっさん登山者の】南アルプス北岳【へっぽこ登頂記】
![情報量の目安: A](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_A2.png)
- GPS
- 14:53
- 距離
- 12.7km
- 登り
- 1,899m
- 下り
- 1,900m
コースタイム
- 山行
- 6:36
- 休憩
- 3:36
- 合計
- 10:12
- 山行
- 4:06
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 5:14
天候 | 1日目:ガス時々パラパラ / 2日目:小雨のち霧雨のちガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
帰りは乗合タクシーにて芦安駐車場へ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所は特にないです。途中2ヶ所ほど鎖場っぽい所がありますが、 難易度は高くないです。 |
その他周辺情報 | 駐車場すぐ近くと南アルプス市街へ向かう途中の日帰り温泉は、 まん防の為20日から休業でした。山小屋も肩の小屋以外は休業との事。 どうやら市営の宿泊・温泉施設が休業しているようです。 |
写真
装備
備考 | 天気予報等でチェックしてはいたものの、想定以上に冷え込んだ(おそらく最低気温2〜3度くらい?)。あと、ペグはかなり効きづらいです。 |
---|
感想
初級おっさん登山者による、北岳登山感想文。
広河原〜白根御池分岐:そのへんの里山と大差ないレベル。ダムっぽいところの段差がきついなーと思ったが、まだまだ序の口だった。最初の木橋を渡るとすぐに分岐。
白根御池分岐〜白根御池小屋:勾配がキツくなってくる。序盤は木の階段が多数設置してあって比較的登りやすい。第一、第二ベンチはベンチ1つだけだが休憩にはありがたい。木橋を渡り、進路が南西になると、御池小屋まで地味なアップダウンがキツい、なかなか小屋にたどり着かないというメンタルが試される道。白根御池小屋はベンチ多数、チップ式トイレ(洋式)、水場がある。
白根御池小屋〜小太郎尾根分岐:事前に調べて一番の難所だと思っていたが、予想を裏切らない安定のキツさ。勾配キツめのややザレ気味な斜面が、容赦なく体力を削る。途中1ヶ所プチ鎖場的な場所がある。正直、この区間はかなり標準コースタイムより遅かった(1.5倍くらい)。
小太郎尾根分岐〜肩の小屋:ここまで来れば、あとは緩斜面を登るだけと思っていたら、ラスボスが待ち構えていた。ちょうど中間くらいの場所にある見た目からしてキツそうな岩場が心を折りに来る。ここもプチ鎖場みたいになってた。そこさえ乗り切れば、あとはゴールまでの緩斜面を重い足を引きづって進むのみ。
肩の小屋テント場:この日は西側のサイトが使用禁止になってた。東側のサイトの隙間にねじ込むように幕営する。ざっくり見渡した感じ平地はほぼ無い。チタンのネイルペグがあまり刺さらなかったが、夜中の強風にも耐え全て刺さりっぱなしだったので安堵。トイレはかなりキレイだった(洋式)。
肩の小屋〜北岳山頂:正直カラダがしんどいので登るか悩んだが、テント設営やら水汲みを終えて時間的には余裕があったのと、天候もなんとかもちそうだったので、身体一つでピークを踏みに行く。高度感はあるものの、難易度は高くない岩場を何ヶ所か抜けて、山頂。
総評:難易度としては確かにそれほど高くないものの、体力的にはかなりのものを要求される山だなー、というのが率直な感想。テント泊装備だったからというのを差し引いても、かなりキツい山だった。おっさん少しMなので、もう一度、天気のいい日に行ってみたい(今度は小屋泊で)。
ちなみに:ヤマレコアプリのGPSログによると、水平移動距離12,653m、累積登り2,542m、累積下り2,565mだった。なお、帰宅後風呂に入り寝る前あたりから、太ももとふくらはぎが絶賛筋肉痛。
いいねした人