乾徳山でハチに追われた8の字周回


- GPS
- 08:33
- 距離
- 14.3km
- 登り
- 1,436m
- 下り
- 1,431m
コースタイム
09:45 乾徳山登山口
(オソバ沢ルート)
10:15 銀晶水
11:05 錦晶水
11:20 国師ヶ原
11:55 月見岩(昼食20分)
13:30 乾徳山
15:30 国師ヶ原
(道満尾根ルート)
16:30 道萬山
17:30 乾徳山登山口バス停
天候 | 晴のち曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
06:43 立川駅発(JR中央本線(普通)[甲府行き]) 08:12 塩山駅着 08:30 塩山駅南口バス停(甲州市営バス、650円) 09:02 乾徳山登山口バス停 ●復路 ※最終バス16:50に間に合わなかったのでタクシー利用 17:50 乾徳山登山口バス停(タクシー、3,700円程度) 18:10 塩山駅 18:29 塩山駅発(JR中央本線(普通)[高尾行き]) 19:40 高尾駅着 19:48 高尾駅発(JR中央本線(中央特快)[東京行き]) 20:04 立川駅着 ・甲州市営バス 窪平・西沢渓谷線 http://www.city.koshu.yamanashi.jp/kurashi/files/20130325/%E7%AA%AA%E5%B9%B3%E3%83%BB%E8%A5%BF%E6%B2%A2%E6%B8%93%E8%B0%B7%E7%B7%9A.pdf ・山梨市営バス 西沢渓谷線 http://www.yamanashishi-kankou.com/sozai/sonota/access/bus_nishizawa2.pdf |
コース状況/ 危険箇所等 |
≪コース状況≫ ●乾徳山登山口バス停→国師ヶ原 前の晩に雨が降ったそうで、岩の上が濡れていて多少滑りやすかったです。それを除けば歩きやすい道でした。 ●国師ヶ原→扇平 ここまでは初心者でも危ない箇所はありませんでした。 ●扇平→乾徳山山頂 2箇所の鎖場と、その前にも狭くて危険な岩場があります。鎖場は、1つ目は簡単ですが、2つ目は垂直に近い一枚岩ですので鎖が苦手な方は厳しいかもしれません。ただし、2つ目は右に迂回路があります。 山頂付近は、それ以外にも手を使って岩を登る場所が多々ありますので、ストックは扇平で片付けておくのが良いと思います。 幸い、この区間の岩場は全て乾いていました。 ●乾徳山山頂→水ノタル分岐→(下山道経由)→国師ヶ原 山頂から水ノタル分岐までは、登ってきた方とは反対に進みます。ここは岩の間を縫うように進むので多少ルートが分りにくいかもしれません。 水ノタル分岐からの下山道は、非常に歩きにくい道で、選択したことを後悔しました。急斜面に作られた未整備の道で、濡れた岩と土で非常に滑りやすく、細い木々につかまりながら慎重に下り、かなり脚力を消耗しました。道というよりはただの斜面を下っている感じです。また、この下山道はルートが分り難いですが、10m程度毎にピンクリボンがあるので、それを慎重に辿れば問題ないと思います。 高原ヒュッテにかなり近づいたところに、久しぶりに鎖場が出現します。これ自体は横を迂回して鎖を使わずに通過できます。手を必要とする急斜面はここで終わりですので、ここから先はストックを使えます。 ●国師ヶ原→(道満尾根経由)→道萬山 歩きやすい道でした。ルートも明瞭でした。ここ以降は路面の岩が乾いていました。 ●道萬山→乾徳山登山口バス停 少し下りが急ですが、比較的に歩きやすい道でした。ルートも明瞭でした。 この時期で17時過ぎだと、登山道はかなり薄暗く、あと少し遅いとヘッドライトが必要になっていたと思います。 ≪登山ポスト≫ バス停の斜向かいにある民宿「山登旅館」の前にあります。 ≪トイレ≫ 乾徳山登山口バス停にあります。 ≪水場≫ 銀晶水はチョロチョロ、錦晶水は勢い良く出ていました。 ≪避難小屋≫ 国師ヶ原の分岐を下山道側へ進んですぐに高原ヒュッテがありますが、荒れ果てており、緊急時以外の使用は厳しそうです。 ≪危険生物≫ 終始、小型のスズメバチがブーンと飛んできて、一匹を撒くと次のが現れるといった感じで、気が休まりませんでした。私が黒いズボンだったからでしょうか?ただし、急な動作をせずに、普通の動きでその場を離れれば問題ありませんでした。 |
写真
装備
個人装備 |
雨具 1
リュックのレインカバー 1
水 3リットル
行動食
タオル
ティッシュ
手袋
ゴミ袋
帽子 1
ウェットティシュ
ストック
携帯電話 1
時計 1
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---|---|
共同装備 |
ファーストエイドキット 1 テーピングテープ含む
1/25,000地形図 1
ガイド地図 1
ヘッドランプ 1
予備電池 1
コンパス 1
医薬品
非常食 1 カンパン1袋
|
感想
岩山の練習にと近めの乾徳山へ。
山頂近くの2つの鎖場はヤマレコでも写真が多数アップされており、意欲を掻き立てられた。
今回の課題は、なるべく腕力を使わずに脚力だけで鎖場を登りきること。
で、登ってみた感想はというと、
■鎖場の前の切り立った岩場:高度感はあるけど、右の岩肌に手が掛けやすい突起が多数あるので危険は感じなかった。
■1つ目の鎖場:拍子抜けするぐらい楽勝。高度感もなし。
■2つ目の鎖場:写真から想像した通りの難易度。前半の平らな部分を、小さな突起に足をうまく掛けて脚力中心で登ることができた。写真で見えている平らな壁面の上の部分が、斜度は落ちるもののまだ続いており、腕力を使って登っていたら後半に力尽きていたと思う。
山頂についたところで、今回の山行の難所は全て越えたつもりでいた。甘かった(>_<)。
今回一番神経をすり減らし疲労したのは、山頂から西斜面を下山してくる下山路の部分だった。
鎖場が登りの順番待ちで渋滞していたので、それを回避するためにこちらを選択したが、これは大失敗だった。
この斜面は、岩が多く混じる土の急斜面。それが前の晩の雨で濡れている。
岩に足を乗せると滑ること滑ること。
しかも、登山道は整備されておらず、ただの急斜面といった面持ち。
木につかまりながら、泥や岩で滑らないように神経と筋力をすり減らした。
次に乾徳山に登る機会があれば、絶対にピストンで鎖場を降りよう。
ここで力尽きて、下りでペースダウンするといういつものグダグダペースに。
最終バスに間に合わせることを早々と諦めて、山の景色を楽しみながらゆっくりと下山した(^_^)。
そういえばタイトルの蜂。
小型のスズメバチに終始追い立てられた。
休息で足を止めると、どこからとも無く「ブ〜ン」と羽音が聞こえてくる。
なるべく気に留めないようにしていたが、正直、気が休まらない。
ただし、すぐに襲ってくる気配は無く、刺激しなければ大丈夫そうだった。
乾徳山は鹿遭遇率の高い山らしく、他の方の記録を見ても鹿が多く写っている。
私も登りと下りの国師ヶ原付近でそれぞれ1頭ずつ見ることができた。
鹿好きには乾徳山はオススメ(^-^)。
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