金剛堂山
富山県
kumanote
- GPS
- 03:27
- 距離
- 19.5km
- 登り
- 290m
- 下り
- 1,272m
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| 天候 | 快晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2013年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
登山道入り口は広い駐車場（約20台）があります。ベンチは二つで近くに綺麗な水が出ています。特筆すべきはトイレが清潔。洋式のウォシュレットです。想像ですが地区の人が清掃しているのか感謝です。登山ポストは見当たらない。近くにはスノーバレー利賀スキー場があるので温泉や食事は季節によると思います。 H鋼製の橋を渡った後、跳び石の渡渉がありますが増水時は危険です。登山道の傾斜は概ね緩やかです。道幅が広いので足場の選択も自由で歩き易い。眺望の良い所でも道幅が広いため危険をあまり感じない。山頂はほぼ開けて眺望は良い。 |
写真
栃谷登山口の様子。 左がベンチと水です。右が清潔なトイレ（ウォシュレット）です。ここから上流には水無側からの登山道がありますが前日9月16日には台風一過で通行止め（工事用トラックは通行）でした。
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登山口より1kmごとに道標がありました。こんな奥山の登山道に手入れしている地元の方に感謝です。山行中、出合ったのは平日ですが登山者1名だけです。過疎化が進んでいると思いますが・・・。
金剛堂山山頂にある方位盤です。右端にはしっかりと富士山が表示されています。残念ながら台風一過の今日以上の快晴はもう望めません。ここで富士山を見損ねたのは残念です。世界遺産であろうがなかろうが私が生まれる前から富士山は立派だし憧れです。
乗鞍岳3026m。山頂の右斜面には富士山が見えると方位盤には表示してあった。望遠で拡大してみても確認できなかった。お天気は一年を通しても滅多にない程の快晴なので残念で腑に落ちなかった。
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白山2702m。3日前9月14日この山頂に立っていた。今日はこの金剛堂の山頂から逆に見ている。私の故郷の山にこの距離感を感じている。近いんじゃないかなあ。
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槍ヶ岳穂高岳の手前に笠ケ岳。しっかりと見分けられる。石川県の山から見ると方角が変わり槍と笠が重なって見間違えることがある。こんなお天気なら山影の線が鮮明になり幸運な日に巡り合えた。幸せを感じている。
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剣岳2998m。富山県民は幸せな人達だ。こんな山を身近に観ることができて。私達石川県民も年に数回だが観るチャンスはあります。
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双六岳と続く。
槍ヶ岳3080m。その右に大喰岳、中岳。手前に弓折岳。デジタル画像望遠でJPG無修正です。もっと高額のメカを購入すればもっといい画像が得られると思います。
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お待たせ、奥穂高岳3190m。ジャンダルムも見えます。以前石川の山から白い線を見て翌日には雪渓まで行きました。あの白い縦線は何だって。（判っていたけど）。晴れた日には白出しのコルと雪渓がみえるんです。休みの関係で岩切道のはるか手前で引き返した悲しい過去もあります。
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笠ケ岳2897m。金剛堂からは北穂高岳と重なっていますが石川の山からは槍ヶ岳と重なり微妙です。尖り方が違うのですが霞がかかると見分けられなくなります。左右対称で端整な顔立ちなので以前立山から見た時は「富士山が見えたと」自慢をした覚えがあります。
感想
前日台風18号が上陸して各地に被害をもたらしましたがその台風一過気温も下がり秋晴れとなりました。3日前には白山2702mから北アルプスを眺望堪能してきました。その整理も半端のまま次に富山五箇山の人形山にと思い立ち、5時半に自宅を出発しました。途中医王山夕霧峠を越えるルートを選んだ。これまでに鮮明な画像を撮れていなかったポイント2箇所で撮影。五箇山、田向集落から林道入り口で通行止め標識で止められた。地元の方に尋ねたところ、知り合いの方に道路情報を携帯で問い合わせしてくれた。昨日の台風でがけ崩れの為登山口のずっと手前で不通とのこと。お礼も断られた。親切過ぎるね。計画変更で金剛堂山へ向かった。早朝から見かけるのは高齢の女性ばかりだった。台風跡の掃除をしているのを沢山見かけた。途中金剛堂山登山口までの道を尋ねると丁寧に親切に教えてくれた。途中山塊を貫く新しいトンネル二つ、山の神、新楢尾トンネルを抜けた。距離はあるものの僅かの時間で登山口に着いた。富山から入るよりも山越えの方がずっと速いと思う。登山口の駐車場は広く満車になることはありえないと思う。下草のない河川敷だろうか。ベンチ、水もあり、特筆はトイレが綺麗に清掃してあり男女分けて男子便所は洋式のウォシュレット。地元の人が清掃しているのだろうか、感動です。水無側の登山道方面は工事車両意外は通行止め。今回は栃谷登山道から入山。入り口は川幅15m位で800mm幅くらいのH鋼を渡してあった。支沢をへつって3分くらいで渡渉場。石跳びで靴が少し濡れる程度。増水時は急流で危険だ。尾根までは少し傾斜があるがそれ以降は緩傾斜で道幅広い。草刈も充分で足場も自由になる。刻んで登攀できるので小柄な人にも登り易い。多少浮き石もあるけれど概ね赤土の土質で足に優しい。粘土質でも硬いので滑る危険は少ない。金剛堂の金剛とは土質の金剛砂の色に由るものかと想像した。風通りのよさそうなブナ林が多い。1346m峰を抜けると高木の樹林帯は過ぎて眺望が開けてくる。山頂は千島笹の中に丈の低い雑木くらいだ。山頂には方位盤と石造りの祠がある。御影石なので清潔に見える。この先には中金剛と奥金剛があり水無方面へ抜けられる。私は20年前に水無側から登ったことがあるがそちらは南斜面で照り返しが強く今回の栃谷道の方が登り易く気持ちがよい。山全体は白木峰に似て風衝草原の感じできもちのいい山だ。お天気にも恵まれ人にも恵まれそして山にも恵まれ幸せを満喫しました。
追：登りのルートのログはとれていないので下り片道です。登り片道の所要時間は3時間10分（写真、食事、落ち枝清掃含めて）です。
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