西穂高-奥穂高-前穂高(上高地-西穂-奥穂-前穂-岳沢-上高地)
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- GPS
- 15:44
- 距離
- 26.5km
- 登り
- 3,882m
- 下り
- 3,882m
コースタイム
20日
6:00 河童橋
9:30 西穂山荘
11:00 西穂独標
12:00 西穂山荘
21日
4:00 西穂山荘
5:15 西穂独標
5:40 ピラミッドピーク
6:20 西穂
7:35 間ノ岳
8:20 天狗岳
9:30 天狗のコル
11:00 ジャンダルム
13:15 奥穂
14:10 穂高岳山荘
22日
7:00 穂高岳山荘
7:40 奥穂
10:40 前穂
13:00 岳沢パノラマ
13:25 カモシカの立場
14:00 岳沢小屋
16:10 河童橋
天候 | 前日快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
上高地-新宿 アルピコバス-アルピコ電鉄-あずさ |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山計画書は上高地BTで提出。 下山後に上高地ビジターセンターでシャワーの予定だったけど、 16時までの受付に間に合わなかった。 20日(金):西穂山荘は10人部屋に8人ぐらい 21日(土):穂高岳山荘は布団1枚に2名。テラスまでテントがびっしり |
写真
感想
西穂-奥穂-前穂を縦走してきました。
今回は4人で上高地に入り、3人は涸沢-北穂-奥穂-前穂のルート、
僕は単独で西穂に向かいました。2日目に穂高岳山荘で合流する予定です。
20日
上高地から西穂山荘に上がります。
途中の登山道は急登ですが、人も少なく静かで良い道でした。
10時前には山荘に着き、そのまま独標に向かいます。
このルートは初めてだったので、翌日夜明け前に歩く道の下見。
よく「独標までは大丈夫」なんて話を聞いていたので、楽勝なのかと
思っていたけど、それなりの登りもある。
完全にナメていたので、下見しといて良かった。
21日
3時半に起床。4時に出発。
山荘前は想像していたよりも寒くなかったが、稜線は風があったので、
ダウン+シェルでスタート。稜線は夜明けまでは10m程度の風が吹き
そこそこ寒かった。
独標あたりで、空が明るくなってくる。西穂には予定より早く着き順調。
この日、西穂山荘から出発したのは30人ぐらいか。パーティ、夫婦、
ソロなど様々だったけど、同じようなスピードの人はだんだんと
顔を覚えてくる。
逆層スラブを「こんなところ下れない」と感じながら登り、
天狗岳について、お弁当を食べる。快晴、360度のパノラマ、
絶好のコンディションに幸せを感じて、1人少し涙ぐむ。
中間ぐらいまで来て少し安心していたのかもしれないが、
ここではとても至福を感じていた。
天狗岳で気を抜いたのか、ここから先は更に険しく感じた。
「うそだろ!?」と感じるところに[○]や[→]のペンキマークがある。
鎖やハシゴがあってもよさそうなところに何も無い。
たまに垂直の下りで鎖があっても、鎖場がトラバースしていたり、
懸垂下降だったりと甘くない。ホールドを探すのに時間がかかるのは
経験の無さか・・・
いつもと逆からみるもっさりしたジャンに西穂側から空身で取り付き、
天使の待つ、山頂へ。ここも360度の絶景。奥穂までもう少し。
馬の背はそこまでのルートで高度に慣れていたので、平気だった。
奥穂に到着し、後半一緒に歩いていたソロの男性とがっちり握手。
彼は穂高岳山荘と北穂小屋に泊まって、槍まで行くと言っていたので、
羨ましいかぎり。
穂高岳山荘で前日上高地で別れた仲間と合流し、ビールで乾杯。
夜はワインを飲んだ後に就寝。
22日
穂高岳山荘から今度は4人パーティで奥穂高へ
この日も快晴で、素晴らしい眺め。
吊尾根から昨日歩いた西穂奥穂の稜線を確認しながら、紀美子平へ。
空身で前穂高をピストンしたのち、紀美子平で昼食。
そこから岳沢を上高地に向け一気に下る。
途中、西穂-間ノ岳あたりでヘリが何度かホバリング。
雲が上がってきていたので、よく見えなかったけどピックアップできた
ことを祈る。
今回、穂高岳山荘-奥穂間以外はすべて初めてのルートでした。
特に西-奥はそれなりに準備はしていたものの、想像をはるかに上回る
険しさで、日程と天候に助けられたと思います。
ただ、走破した達成感・満足感はいままでのどの山行より大きかったです。
穂高連峰の壮大さや威厳を感じ、ソロの緊張感とパーティの一体感の両方を
楽しめた良い山行でした。次はどこに行こうかなー
これだー!GPSログが飛んで記録を起こすのが大変だったレコ。
改めて写真で見るとすごい世界ですね
日本アルプスは皆さんの記録などを通してしか知ることのできない世界なんです。その中でも西穂(私にとっては穂高全般ですが…)は「怖い」印象ですね。高度感たっぷりで、でも慣れてくる感覚がすごいです。ビビっていたら通り抜けられないなんてすごい。私には無理です。けど、あこがれでもありますね^^;
でもあこがれるだけにしておきます。有難うございました。
kimberliteさん
コメントありがとうございます♪
その通り、GPSログが飛んでめんどくさかったのは
コレです!距離も時間も適当になってしまいました。
穂高全般がこんな道ではないのですが、今回の西-奥は別格でした。たぶん一般登山道では同レベルのルートは無いと勝手に思ってます。※ココは破線だけど
今はなかなか時間が取れないので、アクセスの良いアルプスに行ってますが、いつかそちらの山々にも行ってみたいです。
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