一ノ沢から常念乗越〜大天井テン泊ピストン


- GPS
- 28:07
- 距離
- 23.1km
- 登り
- 2,079m
- 下り
- 2,053m
コースタイム
6:00 駐車場発
6:20 ヒエ平登山口
7:10 大滝ベンチ
9:05 水場
9:50 常念乗越
12:15 東天井岳
13:10 大天荘 着
9/23
5:30 大天荘 発
7:30 常念乗越
10:00 ヒエ平登山口
天候 | 9月22日 晴れ後ガス 9月23日 山頂晴れ、下は曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
蝶ヶ岳、常念岳登山口として、三股の登山口が 最初に案内されます。それには惑わされず、その先の 常念岳登山口へ向かって下さい。 また、ナビで案内されるであろう山方向への入口は 現在工事中・通行止めで、そのすぐ先に新しい大きな 道が出来ています。 前乗りで12時半頃に駐車場に到着しましたが、 舗装路側、砂利側ともにほぼ満車の状態でした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はありません。 ヒエ平登山口に登山ポストあります。 |
写真
感想
3連休の後ろ2日を利用してのテン泊山行です。
駐車場は、初日から山入りしている人が多かったのでしょう、
けっこうな台数が停まっていたし、2日目の日帰りや
2〜3日目の泊まり山行の人で登山口から常念乗越までは
かなり賑わっていました。
一ノ沢の登山道は、途中までは沢の水音を聞きながら
気持ちよく登ることが出来ます。
一ノ沢本流や支流と関わり合いながらの道になり、
何度か丸太橋での渡渉や、飛び石渡渉を繰り返したり、
登山道上を水が流れているような箇所もありますが
普通の登山靴を履いていれば、浸水してくるような
深さの箇所はありませんでした。
一箇所、本流のそばを登る所は、増水時のために
高巻く道がありました。
このルート、沢沿いで水の冷気の恩恵は受けますが、
樹林じゃない所も多く、直射日光バリバリに当たります。
9月後半でも陽気次第で暑かったので、真夏はそうとう
堪えそう^^;
しばらくは大した高低差もなく歩を進めますが、
さすがに胸突八丁以降、常念乗越までは急登になるので、
後半に覚悟と体力を温存しておくといいです。
ただ、その苦労の末に常念乗越に出ると、槍・穂の大パノラマが現れ
登った甲斐があったというものです。
ここでトイレを済ませ、しばらく景色を堪能しながら休憩しました。
常念乗越から大天井までの道に入ると、それまでの賑やかさはなくなり
登山者の数もまばらになってきます。
常念乗越から見える横通岳の南端のピークまでは急登になりますが
そこまで上がってしまえば、あとは中腹の巻道を水平移動になるので
脚に優しい道になっています。
大部分は砂地となっていますが、何箇所か岩場を抜ける道になります。
岩場にはペイントも何もなく、方向的には迷いようがないのですが
このまま行ってもいいのかなぁ・・・っと、ちょっと心細くなります^^;
横通岳を抜けて東天井へは、ハイマツの間を縫うような登りになり
標高も上がっているのでけっこう息がきれました。
東天井のピーク直下を回り込んで、やっと大天井とご対面!!
っと思いましたが、手前にニセピークが2つあるので、
喜んでは落胆してを繰り返してました^^;
やっとのことで大天荘に到着し、早速幕営。
幕営料は500円です。
この頃には、ガスがかかってきており、槍もガスに見え隠れ。
大天井の山頂へ行こうかどうかも迷いながら
ゴロゴロ、ボケェ〜っとしていたところ、
急にテント内が暑くなり、外へ出ると晴れ間が覗いていたので
小屋から10分のピークへ。
一時的なガスの切れ間の晴天だったようで、
相変わらず遠望は効きませんでしたが、
そのおかげもあってか、ブロッケン現象に遭遇することができました^^
テントに戻り、再度ボケ〜っと横になって、トイレに行こうと
ダウンジャケットを着ようとしたら事件が!!
プラティパス入れたままのザックに足を乗せて横になってしまったため
中のジュースが圧迫されてホースからダダ流れたようで、
ダウンジャケット水没^^;
とりあえず乾かしてはみたものの、やっぱり、とても着れる状態までは
乾くはずもありませんでした^^;
ちなみにこの日の大天井の気温は、
午後5時 9度
午後6時 4.5度
明けて
午前3時半 2度
夜中の最低気温は 0.3度まで下がったようです。
テント内はモンベル#2のシュラフで快適♪
外の寒さはダウンジャケットの代わりに、
フリースとレインウェアでなんとか凌ぎました。
二日目は下るだけなので、のんびりと行こうと、
7時から行動開始の予定をたてていましたが・・・
3時過ぎくらいからもう周りは行動開始。
こういう物音の中で寝ていられない性分なので
自分もさっさと撤収して早めに下ることに。
下界は雲海になってましたが、山頂は快晴!
槍ヶ岳も小槍を交えてくっきりと^^
見たいものも見れたので、ウキウキで下山です!
一ノ沢の登山道は、やっぱり直射日光で暑かったですが
雲海の下に入れば、日が遮られて、かえって涼しくて
気持ちよかったです。
予定より早い行動開始&大幅にコースタイムも短縮したのですが、
常念は・・・また今度、蝶と周回で登るので
今回はパスしときました^^
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