朝日岳・雪倉岳・白馬岳〜草紅葉始まる
- GPS
- 53:30
- 距離
- 31.9km
- 登り
- 2,751m
- 下り
- 2,761m
コースタイム
6:10蓮華温泉-8:30白高地沢-10:00花園三角点-13:00吹上のコル-13:55朝日岳-14:50朝日小屋
<9/22>
5:40朝日小屋-7:10小桜ヶ原-9:50雪倉岳-10:50雪倉岳避難小屋-12:45鉱山道分岐-13:15三国境-13:55白馬岳-14:40白馬山荘
<9/23>
5:00白馬山荘-5:15白馬岳-6:40三国境-7:25小蓮華山-8:50白馬大池-9:55天狗ノ庭-11:20蓮華温泉
天候 | 9/21 ほぼ快晴 9/22 晴れのち曇り(ホワイトアウト) 9/23 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
蓮華温泉は言うまでもなく秘湯。露天風呂の「三国一の湯」、「仙気の湯」、「薬師の湯」、「黄金の湯」は、内湯から歩いて5分から15分、いずれも2人からせいぜい6人程度しか入れない広さだが、野趣たっぷりの名湯。 |
写真
感想
8月お盆後に計画したが、天気不安定のために断念した、
蓮華温泉から、朝日、雪倉、白馬を周回するコースを再チャレンジ。
少しシーズンをはずしたつもりだったが、
ここ数日の安定した天気のため、蓮華温泉の駐車場はすでにほぼ満車。
あと3分遅ければ停められなかっただろう。
車の外に出ると寒いほどで、これも予想外。
しかし、初日は朝から快晴で、登り始めるとすぐに暑くなる。
目指す山の同定がなかなかできないでいたが、
朝日岳、雪倉岳は、どうも蓮華温泉からも見えていたようだ。
五輪尾根からはどっしりとした雪倉岳や朝日岳が見えて楽しい。
花の見頃は当然過ぎているが、
イワショウブなどの咲き残りが楽しませてくれる。
秋の花、タテヤマリンドウやミヤマアケボノソウなども
草紅葉に隠れて咲いている。
花園三角点から吹上のコルまでは基本的に楽しくて気持ちが良いが、
登りで結構暑く、また、コースタイムどおりに着かないので、
ちょっと疲れた。
朝日岳山頂からの展望は素晴らしい。
それまでにも良く見えていた長野側の妙高、火打、戸隠などに加えて、
白馬はもとより、立山、剣岳も見える。
初日はここから朝日平に下り、朝日小屋泊。
ここからの雪倉、白馬の展望は素晴らしい。
2日目も、朝から晴天だったが、初日と比べると雲が多い。
雪倉岳に向かう途中あたりから、雲が下から沸いてきて、
朝日岳にもかなり雲が懸かる。
まずまずの展望。
雪倉岳から鉢ヶ岳を巻いて、
鉱山道分岐あたりからホワイトアウト状態になり、
もう、何も見えないし、空気も冷えてくる。
白馬岳山頂に着いたとき、奇跡的に正面の旭岳が見えるくらいに霧が晴れたが、
この日はここまで。
3日目は、白馬岳山頂で何とかご来光を、ということだったが、
白馬山荘出発時には、月も星も見える状態。
しかし、少し明るくなってくると、下はかなり厚い雲海。
東の地平線もかなり雲が重い。
ご来光は本来の日の出時刻より五分くらい遅かったのだろうか、
雲の裏から出てくるとともに、その上もまた雲で、
それに日光が反射して、どちらが本当の太陽?、というような日の出。
東側は完全な雲海状態。南北方向の雲の上は良く見えて、
昨日歩いた、雪倉岳、朝日岳、
その反対の、白馬鑓はばっちり。
槍・穂高や立山・剣も肉眼でははっきりそれと分かった。
白馬山頂で登山客数百人と30分くらい時間をつぶした後、
予定通り下山。
今回の見所は何と言っても草紅葉だったが、
小蓮華山の草紅葉は見ごたえがあった。
白馬大池はチングルマが大量で、その穂や半分紅葉している色合いが美しい。
白馬大池からの下山道はこれといった見所もないが、
山の天気の方も急に悪くなってきて、
一連の山の山頂付近がすべて雲に懸かって見えなくなってしまった。
蓮華温泉には予定より若干遅く着くが、
早速入浴の準備をして、4つの露天風呂と内湯で3日間の汗を流した。
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