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Yamareco

記録ID: 3510464
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

双六岳と三俣蓮華岳 黒部五郎まで届かず

2021年09月10日(金) 〜 2021年09月12日(日)
 - 拍手
体力度
8
2〜3泊以上が適当
GPS
21:34
距離
37.0km
登り
2,595m
下り
2,576m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
8:27
休憩
1:31
合計
9:58
6:32
37
スタート地点
7:54
7:54
17
8:11
8:11
11
8:22
8:22
13
8:35
8:47
22
9:09
9:09
66
10:15
10:24
19
10:43
10:43
25
11:08
11:08
49
11:57
12:28
60
13:28
13:34
9
13:43
13:48
64
14:52
15:10
16
15:26
15:26
19
15:45
15:46
38
16:24
16:24
6
16:30
2日目
山行
3:41
休憩
0:30
合計
4:11
10:38
21
10:59
11:00
3
11:03
11:03
44
11:47
12:02
17
12:19
12:20
23
12:43
12:44
20
13:04
13:05
20
13:25
13:25
20
13:45
13:51
27
14:18
14:18
14
14:32
14:37
12
14:49
3日目
山行
5:44
休憩
1:37
合計
7:21
6:14
13
6:27
6:28
38
7:06
7:06
15
7:21
7:21
13
7:34
7:44
39
8:23
8:49
0
8:49
8:50
34
9:24
9:31
19
9:50
9:51
12
10:03
10:03
19
10:22
10:28
34
11:02
11:02
19
11:21
11:58
9
12:07
12:08
9
12:17
12:17
13
12:30
12:30
14
12:53
12:53
13
13:06
13:06
0
13:35
ゴール地点
天候 1日目:晴れ
2日目:早朝雨、午前小雨&ガス、午後ガス
3日目:曇り
過去天気図(気象庁) 2021年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
新穂高温泉第5駐車場狙いで朝5時半頃に到着するも、ほんの少し前に満車になった様子。仕方なく鍋平の登山者用無料駐車場へ。平日だから大丈夫?かと甘く見ていました・・・
コース状況/
危険箇所等
小池新道の新穂高〜弓折乗越間は7月に歩いていたので、勝手がわかっていました。
7月に歩いた時は暑い日で、岩からの照り返しで焼き芋になるんじゃないかという大変な登りでしたが、今回は涼しくて良かったです。ただ荷物が重すぎて・・・

<弓折乗越〜双六小屋>
尾根に乗っかってしまえばあとはラクか?と思っていましたが地味にアップダウンがあり疲れました。30分おきに休憩してなんとか双六小屋に着いた感じです。小屋が見えてからが長いし。

<双六小屋〜双六岳>
双六岳の台地に乗るまでがちょっと頑張る登りです。乗ってしまえば広大な稜線歩きプラス絶景!というところでしょうが、ガスっていて景色は全然なしでした。でも台地に乗っかってすぐのハイマツ帯でライチョウファミリーに遭遇。全部で5羽くらいいたかな。

<双六岳〜三俣蓮華岳>
双六岳の山頂から中道分岐まで15分ほど下り、その後は緩やかなアップダウン。弓折〜双六小屋間よりはラクな気がしましたが、荷物が軽かったからかもしれません。

<三俣蓮華岳〜双六小屋(中道)>
双六小屋までは中道で帰りました。アップダウンが少なく歩きやすい道でした。

<双六小屋⇒新穂高(下山)>
荷物が多少軽くなったとはいえ、テント泊荷物での下山は膝に不安を持つ私にとって心配でした。結果的には適度に休憩を入れつつ順調に下りてこれました。鍋平高原の駐車場までロープウェイ使おうかと考えていましたが、その最後の登りを登る気力と体力が残っていたのが我ながら意外でした。
その他周辺情報 中崎山荘 奥飛騨の湯(大人900円)
https://www.okuhida.or.jp/roten_catalog/detail?id=3311

新穂高登山指導センターの裏(上?)にある日帰り温泉。食事処もありますが、温泉のみで営業中でした。湯の華が漂う内湯と笠ヶ岳を眺められる露天風呂はとても良かったです。また休憩スペースもありゆっくり寛げました。無料駐車場あり。
鍋平駐車場からここまで30分の準備運動。
2021年09月10日 07:14撮影 by  Pixel 5, Google
1
9/10 7:14
鍋平駐車場からここまで30分の準備運動。
新調したテント泊用ザック75L。この写真だとあまりデカく見えませんが・・
2021年09月10日 07:15撮影 by  Pixel 5, Google
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9/10 7:15
新調したテント泊用ザック75L。この写真だとあまりデカく見えませんが・・
笠新道入り口。
2021年09月10日 08:22撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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9/10 8:22
笠新道入り口。
あれ水が出ていない。
2021年09月10日 08:22撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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9/10 8:22
あれ水が出ていない。
今回は水だけ頂戴して通過。
2021年09月10日 08:34撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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9/10 8:34
今回は水だけ頂戴して通過。
ここまでは順調。
2021年09月10日 09:09撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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9/10 9:09
ここまでは順調。
この辺も順調。7月に来た時より涼しい。
2021年09月10日 10:23撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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9/10 10:23
この辺も順調。7月に来た時より涼しい。
穂高連峰。
2021年09月10日 10:41撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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9/10 10:41
穂高連峰。
シシウドヶ原までが大変でした。即効元気にしてもらいます。
2021年09月10日 12:02撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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9/10 12:02
シシウドヶ原までが大変でした。即効元気にしてもらいます。
鏡池。今回はうまいこと逆さ槍が撮れましたかね。
2021年09月10日 13:26撮影 by  Pixel 5, Google
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9/10 13:26
鏡池。今回はうまいこと逆さ槍が撮れましたかね。
予定より1時間遅れ。
2021年09月10日 13:46撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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9/10 13:46
予定より1時間遅れ。
ナナカマドの実と槍ヶ岳。景色に元気をもらいながら登る。
2021年09月10日 14:13撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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9/10 14:13
ナナカマドの実と槍ヶ岳。景色に元気をもらいながら登る。
しかし雲が沸いてくる。
2021年09月10日 15:10撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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9/10 15:10
しかし雲が沸いてくる。
弓折乗越から先は未知の領域。
2021年09月10日 15:24撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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9/10 15:24
弓折乗越から先は未知の領域。
チングルマの果穂。もう秋です。
2021年09月10日 15:38撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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9/10 15:38
チングルマの果穂。もう秋です。
くっきりとしたブロッケン現象が見れた。
2021年09月10日 15:51撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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9/10 15:51
くっきりとしたブロッケン現象が見れた。
双六小屋が見えた。後ろには鷲羽岳。
2021年09月10日 16:14撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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9/10 16:14
双六小屋が見えた。後ろには鷲羽岳。
テント設営完了。クタクタ。
2021年09月10日 17:20撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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9/10 17:20
テント設営完了。クタクタ。
翌日、双六岳へ。
2021年09月11日 10:59撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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9/11 10:59
翌日、双六岳へ。
ん?ライチョウ
2021年09月11日 11:25撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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9/11 11:25
ん?ライチョウ
保護色なのでうまく撮れません💦
2021年09月11日 11:28撮影 by  Pixel 5, Google
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9/11 11:28
保護色なのでうまく撮れません💦
5羽くらいいたのですが・・・
2021年09月11日 11:28撮影 by  Pixel 5, Google
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9/11 11:28
5羽くらいいたのですが・・・
稜線上は真っ白。道迷い注意です。
2021年09月11日 11:36撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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9/11 11:36
稜線上は真っ白。道迷い注意です。
登頂!誰もいない山頂。その後2人くらいと会いました。
2021年09月11日 11:48撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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9/11 11:48
登頂!誰もいない山頂。その後2人くらいと会いました。
その後も稜線を歩き三俣蓮華岳へ。
2021年09月11日 13:02撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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9/11 13:02
その後も稜線を歩き三俣蓮華岳へ。
三俣蓮華岳登頂!
2021年09月11日 13:04撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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9/11 13:04
三俣蓮華岳登頂!
三角点がたくさん??
2021年09月11日 13:04撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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9/11 13:04
三角点がたくさん??
ここでも山頂独り占め。ただ景色はありません。
2021年09月11日 13:05撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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9/11 13:05
ここでも山頂独り占め。ただ景色はありません。
今日はお花を見る余裕があります。
2021年09月11日 13:12撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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9/11 13:12
今日はお花を見る余裕があります。
中道で双六小屋へ戻ります。
2021年09月11日 14:08撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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9/11 14:08
中道で双六小屋へ戻ります。
だそうです。
2021年09月11日 14:14撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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9/11 14:14
だそうです。
だいぶガスが取れてきましたが、スッキリとはいきません。
2021年09月11日 14:27撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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9/11 14:27
だいぶガスが取れてきましたが、スッキリとはいきません。
こちらは双六岳の山頂方面。
2021年09月11日 14:27撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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9/11 14:27
こちらは双六岳の山頂方面。
小屋はもうすぐ。
2021年09月11日 14:43撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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9/11 14:43
小屋はもうすぐ。
帰ってきました。今日は土曜日なので昨日よりは人が多そうです。
2021年09月11日 14:48撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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9/11 14:48
帰ってきました。今日は土曜日なので昨日よりは人が多そうです。
燕岳方面が見えました。
2021年09月11日 15:00撮影 by  Pixel 5, Google
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9/11 15:00
燕岳方面が見えました。
土曜日ですが、テント場はまだ空きが十分。
2021年09月11日 15:12撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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9/11 15:12
土曜日ですが、テント場はまだ空きが十分。
さて、酒盛りです。
2021年09月11日 15:18撮影 by  Pixel 5, Google
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9/11 15:18
さて、酒盛りです。
おでんの残った出汁を高野豆腐に吸わせます。おなかいっぱいになります。
2021年09月11日 15:49撮影 by  Pixel 5, Google
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9/11 15:49
おでんの残った出汁を高野豆腐に吸わせます。おなかいっぱいになります。
夕食後。テントが少し増えましたかね。
2021年09月11日 17:21撮影 by  Pixel 5, Google
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9/11 17:21
夕食後。テントが少し増えましたかね。
最終日の朝。
2021年09月12日 05:06撮影 by  Pixel 5, Google
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9/12 5:06
最終日の朝。
出発前に鷲羽岳にご挨拶。いつか必ず登ります。
2021年09月12日 06:13撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
5
9/12 6:13
出発前に鷲羽岳にご挨拶。いつか必ず登ります。
撤収。出発。
2021年09月12日 06:25撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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9/12 6:25
撤収。出発。
わっしーの後ろに水晶が控える。
2021年09月12日 06:45撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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9/12 6:45
わっしーの後ろに水晶が控える。
そして双六。
2021年09月12日 06:46撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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9/12 6:46
そして双六。
稜線に出るとヤリホ。
2021年09月12日 06:47撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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9/12 6:47
稜線に出るとヤリホ。
このアップダウン、省エネで行きます。
2021年09月12日 06:49撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
1
9/12 6:49
このアップダウン、省エネで行きます。
稜線の先に笠ヶ岳、西には白山とか。
2021年09月12日 07:02撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
1
9/12 7:02
稜線の先に笠ヶ岳、西には白山とか。
トリカブトとか
2021年09月12日 07:07撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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9/12 7:07
トリカブトとか
景色を見ていたら…
2021年09月12日 07:23撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
1
9/12 7:23
景色を見ていたら…
意外とあっさりと・・・
2021年09月12日 07:25撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
2
9/12 7:25
意外とあっさりと・・・
弓折乗越まで来ました。
2021年09月12日 07:42撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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9/12 7:42
弓折乗越まで来ました。
そして鏡平山荘。
2021年09月12日 08:21撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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9/12 8:21
そして鏡平山荘。
その後もズンズン下りて・・・
2021年09月12日 10:58撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
2
9/12 10:58
その後もズンズン下りて・・・
わさび平小屋で野菜ゴロゴロカレーライスとキリッと冷えたトマト。
2021年09月12日 11:28撮影 by  Pixel 5, Google
7
9/12 11:28
わさび平小屋で野菜ゴロゴロカレーライスとキリッと冷えたトマト。
食後に持ってきたカフェオレとクッキー。
2021年09月12日 11:49撮影 by  Pixel 5, Google
2
9/12 11:49
食後に持ってきたカフェオレとクッキー。
笠新道入り口。やっぱり水は出ていない。
2021年09月12日 12:07撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
1
9/12 12:07
笠新道入り口。やっぱり水は出ていない。
戻ってきた〜
2021年09月12日 12:55撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
2
9/12 12:55
戻ってきた〜
ただしここから鍋平高原の駐車場まで再び登ります。
2021年09月12日 12:59撮影 by  Pixel 5, Google
2
9/12 12:59
ただしここから鍋平高原の駐車場まで再び登ります。
わさび平小屋のカレーライスのおかげで力が出る。
2021年09月12日 13:06撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
1
9/12 13:06
わさび平小屋のカレーライスのおかげで力が出る。
駐車場到着!
2021年09月12日 13:35撮影 by  Pixel 5, Google
2
9/12 13:35
駐車場到着!
風呂上がりのファンタグレープ。
2021年09月12日 15:17撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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9/12 15:17
風呂上がりのファンタグレープ。
帰りの道中、お土産もグレープたちを購入。
2021年09月12日 16:58撮影 by  Pixel 5, Google
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9/12 16:58
帰りの道中、お土産もグレープたちを購入。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 予備靴ひも サンダル ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック ナイフ カメラ ポール テント テントマット シェラフ

感想

当初の予定は、1日目:双六小屋テント泊、2日目:黒部五郎小屋テント泊(黒部五郎登頂)、3日目:黒部五郎小屋から新穂高へ下山、の予定でした。ですがその計画は1日目の登り(鏡池付近)で脆くも・・・

<1日目>
7月に笠ヶ岳登山に来た時、新穂高の第3駐車場は営業前閉鎖中で、第5無料Pはすでに満車。鍋平高原の駐車場に停めて片道30分のロスという経験をしました。それをふまえ今回は何としても第5Pをゲットしようと前の晩から車中泊(道の駅上宝)をして臨みましたが、ほんの少しの差で停められませんでした・・・平日だから大丈夫か?と朝ゆっくり向かったのがいけませんでした。

気持ちを切り替え、駐車場から30分かけて新穂高センターへ。荷物は5年ぶりのテント装備。ザックは新調したモンベルの75L。数字よりもたくさん入るような気がするのは私だけでしょうか。

下調べによると岐阜県の緊急事態宣言を受け、山小屋でのアルコール提供は宿泊者に対しての夕食時のみ。テント泊の人や休憩の人はアルコールを販売してもらええません(泣) それならばと合計約1.4Lのアルコール飲料とパウチおでん2パック(900g)+冷凍煮物総菜(里芋と鶏肉、約300g)+通常の食料(初日に食べるおにぎりとパン+翌日以降用アルファ米やラーメン等)を詰め込んで、双六小屋に向けてスタートです。

林道歩きまでは良かった、いや秩父沢出合いまでは良かったのですがそこからシシウドヶ原までが辛かった・・・7月に歩いた時は暑さにやられましたが今回は重さにやられました。アルコール減らせば良かった。そしておでんは1パックで良かった・・・この荷物を持って2日目に黒部五郎小屋まで歩くのは・・無理だと思いました。そこで歩きながら考えました、双六小屋を拠点に、サブザックに詰め替え、早出をして黒部五郎ピストンならいけるんじゃないかと。

弓折乗越からのアップダウンにあえぎ、双六小屋が見えてからの距離の長さに辟易しながらなんとか16時半に双六小屋に到着。それからテント設営です。ここで次なる試練(というほどでもないけど)が。1本のポールのショックコードが伸びてる・・・去年チェックした時は大丈夫だったけど、直前チェックを怠った結果です。なんとかテントを設営し夕食。酒や食材を持って来たものの疲れ切っていてあまり食が進まず。ビール350mlを一本だけ飲んで、テントの中でストレッチ。この時はまだ翌朝5時に黒部五郎に向けてサブザック装備で出発する気持ちでした。

<2日目>
夜中、雨の音で目が覚める。まあまあ降っている様子。5年ぶりに使用するテントですが浸水はしていない様子でひと安心。ただ、雨の中黒部五郎まで行くのは嫌だなと思い始める。朝まで寝袋の中で寝ながら悶々と考え続け、一応予定通りの朝4時に起きて朝ごはんのパンを食べながら天気予報をチェックしたところ朝9時頃まで降り続く予報。やーめたと再び寝袋の中へ。「雨が上がったら双六岳だけ行ってあとはテントの中で酒盛り」という案に変更しました。

予報通り9時ごろには雨が上がりましたがガスは取れず。でも午後は晴れるかもしれないし三俣蓮華岳までなら4時間半くらいだから行ってみようと考えました。サブザックにしたら快調で、前日の辛さが嘘のようです。双六や三俣蓮華の山頂でガスが取れるかと期待しましたが結局景色は望めず、しかしライチョウ家族に出逢うことができたので良かったです。

この日の夕食はゆっくり支度して、テントの中でお酒(と、おでん)をゆっくり楽しめました。

<3日目>
この日は下山するのみ。荷物を軽くするために朝ごはんにおでんのもう1パックを食べました。水は鏡平山荘までの最小限度。鏡平まで下りられれば、その先はなんとかなるだろうと思っていました。問題は弓折乗越まででどれだけ体力(と脚力)を消耗するか。しかし意外にも鏡平まで余裕で下りてこれました。食料と酒類の消費が功を奏したようです。(というか最初から持ってくる量を減らせば良かった)

わさび平小屋まで来たらもう膝の心配も無さそうです。美味しいカレーと水槽に浮かぶトマトでエネルギーチャージ。最後の最後、新穂高センターから鍋平駐車場まで歩けたのはこのカレーパワーのおかげです。

というわけで5年ぶりのテント泊で、反省点や勉強になった点、自信になった点といろいろ収穫の多い2泊3日となりました〜

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利用交通機関:
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