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Yamareco

記録ID: 352134
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
中央アルプス

紅葉の空木岳

2013年09月28日(土) 〜 2013年09月29日(日)
 - 拍手
rossy その他2人
GPS
27:00
距離
14.9km
登り
1,584m
下り
1,584m

コースタイム

(28日)10:50登山口-11:10鷹打場-11:50水場(池山小屋付近)-12:50マセナギ-13:30大地獄小地獄入口-14:15迷尾根出口-16:10空木平分岐-16:40空木平避難小屋-17:55駒峰ヒュッテ
(29日)6:35駒峰ヒュッテ-6:50空木岳山頂-7:20駒峰ヒュッテ-8:00駒石-8:30空木平分岐-10:00迷尾根入口-10:50大地獄小地獄出口-11:25マセナギ-12:20水場-13:50下山
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
池山尾根登山口へは、菅の台付近から別荘地を抜け、荒れた林道を抜けた先に駐車スペースがあります。(駒峰ヒュッテのホームページに分かり易い案内が出ています)
コース状況/
危険箇所等
・登山道入口にポスト有(用紙、筆記具は無し)
・温泉は駒ヶ根エリアに多数(今回はこまくさの湯を利用)。
・名物ソースカツ丼が食べられるお店も多数。

・行程は長く、結構体力勝負です。
・水場までは比較的穏やかな道ですが、それから段々岩混じり、急坂等が出ます。
・大地獄小地獄〜迷尾根までが、痩せ尾根での梯子、鎖の続く危険箇所です。
 分かり易く難所の大地獄小地獄を抜けても油断禁物、道幅の細い急峻な
 崖上のトラバースが続く、迷い尾根での重大事故が頻発しています。
・空木平分岐から先は眺望が開けます。山頂付近〜縦走ルートでは、悪天時の
 行動は危険があります。天気をよく確認し、体力的にも無理のないプランを。
時間は少し遅め。難所にさしかかるまでの調子・ペース・体力を見ていく事に。
2013年09月28日 10:50撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/28 10:50
時間は少し遅め。難所にさしかかるまでの調子・ペース・体力を見ていく事に。
最初の分岐。ここまではまずまず。
2013年09月28日 11:13撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/28 11:13
最初の分岐。ここまではまずまず。
道も緩やかにひたすら続く感じです。イケるかも?!
2013年09月28日 11:18撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/28 11:18
道も緩やかにひたすら続く感じです。イケるかも?!
見事に真っ赤なキノコ
2013年09月28日 12:32撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/28 12:32
見事に真っ赤なキノコ
遊歩道を選択。笹のやぶこぎへ
2013年09月28日 12:39撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/28 12:39
遊歩道を選択。笹のやぶこぎへ
ナンかもう半分ぐらい上った気分
2013年09月28日 12:48撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/28 12:48
ナンかもう半分ぐらい上った気分
難所の始まりを示す看板。気を引き締めていきます。
2013年09月28日 13:29撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/28 13:29
難所の始まりを示す看板。気を引き締めていきます。
痩せ尾根を抜けていく中、次々とアスレチックイベント
2013年09月28日 13:39撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/28 13:39
痩せ尾根を抜けていく中、次々とアスレチックイベント
急な階段を登ったり
2013年09月28日 13:43撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/28 13:43
急な階段を登ったり
小さな鎖場。右が絶壁じゃなけばそうでもないんだけど…
2013年09月28日 13:54撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/28 13:54
小さな鎖場。右が絶壁じゃなけばそうでもないんだけど…
余裕の笑顔で。
2013年09月28日 13:55撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/28 13:55
余裕の笑顔で。
おー絶景
伊那谷がだいぶ下の方に
2013年09月28日 14:09撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/28 14:09
おー絶景
伊那谷がだいぶ下の方に
またもや物騒な名前の場所
2013年09月28日 14:15撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/28 14:15
またもや物騒な名前の場所
やっと難所を抜けたようです
2013年09月28日 14:15撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/28 14:15
やっと難所を抜けたようです
難所は抜けても梯子は続く…
途中、上から降りて来られた方がこの段付近で滑落するトラブルも。幸い2m程度でその下に続く絶壁上にひっかかり怪我も無かったようでした。
2013年09月28日 14:26撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/28 14:26
難所は抜けても梯子は続く…
途中、上から降りて来られた方がこの段付近で滑落するトラブルも。幸い2m程度でその下に続く絶壁上にひっかかり怪我も無かったようでした。
やっとナンだか空が明るくなってきた。
しかし行程長い…
2013年09月28日 15:00撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/28 15:00
やっとナンだか空が明るくなってきた。
しかし行程長い…
晴天
2013年09月28日 15:30撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/28 15:30
晴天
シャクナゲや松が出て来ました。だいぶ標高も稼いだかな?
2013年09月28日 16:08撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/28 16:08
シャクナゲや松が出て来ました。だいぶ標高も稼いだかな?
やっと分岐へ。ここから小屋まではどっちを行ってもあと1時間程
2013年09月28日 16:09撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/28 16:09
やっと分岐へ。ここから小屋まではどっちを行ってもあと1時間程
上はガスですが紅葉が綺麗
2013年09月28日 16:19撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/28 16:19
上はガスですが紅葉が綺麗
振り返れば絶景。街の上に、決して低くは無い山の尾根尾根。そしてその遥か上方、雲を突き抜けたその上に、天高くそびえる南アルプスの名山。
2013年09月28日 16:26撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/28 16:26
振り返れば絶景。街の上に、決して低くは無い山の尾根尾根。そしてその遥か上方、雲を突き抜けたその上に、天高くそびえる南アルプスの名山。
2013年09月28日 16:30撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/28 16:30
すっかり秋の装い
2013年09月28日 16:33撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/28 16:33
すっかり秋の装い
この景色がやはり気になる。
いつかはあの尾根を歩きたい。
2013年09月28日 16:34撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/28 16:34
この景色がやはり気になる。
いつかはあの尾根を歩きたい。
空木の山頂が眼前の雲中に。
2013年09月28日 16:39撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/28 16:39
空木の山頂が眼前の雲中に。
こちらは赤。
2013年09月28日 16:39撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/28 16:39
こちらは赤。
やがて広い原へ出て…
2013年09月28日 16:39撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/28 16:39
やがて広い原へ出て…
避難小屋。建て替えられて綺麗です。1人泊まりの人が居るようですが、以前は「出る」とかいう噂も!?
2013年09月28日 16:41撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/28 16:41
避難小屋。建て替えられて綺麗です。1人泊まりの人が居るようですが、以前は「出る」とかいう噂も!?
つぼみ
2013年09月28日 16:51撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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つぼみ
果穂
2013年09月28日 17:00撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/28 17:00
果穂
岩ゴツゴツの涸れた沢を登る
2013年09月28日 17:12撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/28 17:12
岩ゴツゴツの涸れた沢を登る
大きな花崗岩
2013年09月28日 17:19撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/28 17:19
大きな花崗岩
やっと見えた。ヒュッテ。
谷筋の風が冷たい。
2013年09月28日 17:20撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/28 17:20
やっと見えた。ヒュッテ。
谷筋の風が冷たい。
明日はあの白砂の尾根へ
2013年09月28日 17:24撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/28 17:24
明日はあの白砂の尾根へ
じわじわと標高稼ぎ
2013年09月28日 17:24撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/28 17:24
じわじわと標高稼ぎ
ハイ松の間の道を抜けて
2013年09月28日 17:34撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/28 17:34
ハイ松の間の道を抜けて
振り返れば雲海
2013年09月28日 17:47撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/28 17:47
振り返れば雲海
やっと小屋の前へ到着
2013年09月28日 17:56撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/28 17:56
やっと小屋の前へ到着
伊那谷には灯がともり。
2013年09月28日 17:56撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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伊那谷には灯がともり。
雲上の中央アルプス島。
2013年09月28日 17:57撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/28 17:57
雲上の中央アルプス島。
千畳敷のカール
2013年09月28日 17:58撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/28 17:58
千畳敷のカール
2013年09月28日 17:58撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/28 17:58
左に浮かぶのは御嶽
2013年09月28日 17:58撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/28 17:58
左に浮かぶのは御嶽
美しい夕暮れ。
2013年09月28日 17:58撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/28 17:58
美しい夕暮れ。
翌朝、白み行く空。
2013年09月29日 05:08撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/29 5:08
翌朝、白み行く空。
朝食をとりつつ時を待つ
2013年09月29日 05:27撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/29 5:27
朝食をとりつつ時を待つ
訪れる朝
2013年09月29日 05:30撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/29 5:30
訪れる朝
登る陽の輝き。
2013年09月29日 05:46撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/29 5:46
登る陽の輝き。
富士山もおはようございます。
2013年09月29日 05:46撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/29 5:46
富士山もおはようございます。
モルゲンローテにそまるカール
2013年09月29日 05:47撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/29 5:47
モルゲンローテにそまるカール
ハイ松の林も赤。
2013年09月29日 05:47撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/29 5:47
ハイ松の林も赤。
2013年09月29日 05:48撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/29 5:48
谷の深さが、山の高さを思わせる
2013年09月29日 05:48撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/29 5:48
谷の深さが、山の高さを思わせる
八ヶ岳
2013年09月29日 05:50撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/29 5:50
八ヶ岳
あのギザギザは…
2013年09月29日 06:13撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/29 6:13
あのギザギザは…
宝剣が一際目をひく
2013年09月29日 06:13撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/29 6:13
宝剣が一際目をひく
山頂へ。目の前の紅葉の原が、昨日通った空木平。
2013年09月29日 06:49撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/29 6:49
山頂へ。目の前の紅葉の原が、昨日通った空木平。
強い風の吹く中、あのポーズで。
2013年09月29日 06:52撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/29 6:52
強い風の吹く中、あのポーズで。
やはり槍・穂高。
2013年09月29日 06:54撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/29 6:54
やはり槍・穂高。
2013年09月29日 06:56撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/29 6:56
2013年09月29日 07:02撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/29 7:02
2013年09月29日 07:03撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/29 7:03
2013年09月29日 07:10撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/29 7:10
下山開始。尾根へ
2013年09月29日 07:26撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/29 7:26
下山開始。尾根へ
本日、ドピーカン
2013年09月29日 07:26撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/29 7:26
本日、ドピーカン
2013年09月29日 07:35撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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奇岩が。
2013年09月29日 07:45撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/29 7:45
奇岩が。
2013年09月29日 07:48撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/29 7:48
何かの生き物みたい
2013年09月29日 07:49撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/29 7:49
何かの生き物みたい
2013年09月29日 07:50撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/29 7:50
2013年09月29日 07:51撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/29 7:51
2013年09月29日 07:58撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/29 7:58
2013年09月29日 08:03撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/29 8:03
ナナカマドの真っ赤な実
2013年09月29日 08:09撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/29 8:09
ナナカマドの真っ赤な実
2013年09月29日 08:17撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/29 8:17
隣の檜尾根の上には去年寄った避難小屋。
こうしてみるとカールから近く見えるのに…
遠近感おそるべし。
2013年09月29日 08:27撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/29 8:27
隣の檜尾根の上には去年寄った避難小屋。
こうしてみるとカールから近く見えるのに…
遠近感おそるべし。
再び難所へ。水平な梯子
2013年09月29日 09:46撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/29 9:46
再び難所へ。水平な梯子
ここから2人落ちてるとか…
2013年09月29日 10:01撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/29 10:01
ここから2人落ちてるとか…
小地獄の鎖場。落ち着いて行けば大丈夫
2013年09月29日 10:17撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/29 10:17
小地獄の鎖場。落ち着いて行けば大丈夫
鎖場の下には長い梯子。
横は当然のごとく断崖絶壁
最初にこれ付けた人スゴイと思う。
2013年09月29日 10:18撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/29 10:18
鎖場の下には長い梯子。
横は当然のごとく断崖絶壁
最初にこれ付けた人スゴイと思う。
痩せ過ぎて消失した尾根上に橋
2013年09月29日 10:30撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/29 10:30
痩せ過ぎて消失した尾根上に橋
蛇の様にくねる細い道、両側は崖。
ド○ゴン○ールに似たようなのあった?
2013年09月29日 10:40撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/29 10:40
蛇の様にくねる細い道、両側は崖。
ド○ゴン○ールに似たようなのあった?
やっと難所を通過。神経疲れた。
2013年09月29日 10:48撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/29 10:48
やっと難所を通過。神経疲れた。
歩けども中々先に着かず。
マセナギで腰を下ろして小休止。
2013年09月29日 11:25撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/29 11:25
歩けども中々先に着かず。
マセナギで腰を下ろして小休止。
足も疲れて筋肉痛。喉が渇く…
あれは水場?幻覚じゃないよね?
2013年09月29日 12:24撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/29 12:24
足も疲れて筋肉痛。喉が渇く…
あれは水場?幻覚じゃないよね?
勢いよくほとばしる、中央アルプスの美味しい水
2013年09月29日 12:28撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/29 12:28
勢いよくほとばしる、中央アルプスの美味しい水
最後のなだらかな樹林を黙々と歩いて…
2013年09月29日 13:29撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/29 13:29
最後のなだらかな樹林を黙々と歩いて…
やっと帰り着きました。
2013年09月29日 13:50撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/29 13:50
やっと帰り着きました。

感想

週末はどこへ行こう…
最近あまり登れて居なかったので、体重増加に体力低下…どれだけ登れるやら。
登り始めてダメならダメでエスケープ、ピークは踏まずとも山を歩き愉しみ、
そして気持ちよく判断し無理なく帰る、そんなのもまた良いかと思いました。

去年千畳敷からの縦走で中途敗退した空木岳が心残りでしたが、池山から登っても
それはそれで、5〜7時間目安、しかも難所有で大変そう・・・いつも2の足を踏ませてくれる山域です。がしかし、そう思え慎重になれる事も大切かも。

途中でじっくり仮眠もとりつつ、先週に続いて駒ヶ根へと向かいました。
狭い荒れた林道を車で慎重に登っていくと、やがて車の列が道端に。
後ろから来て先行していった車の方が、「上はいっぱいだけどUターンは出来るよ」と教えてくれ、自分もそれに倣って登山口からUターン。

車を停めてからザックの中身を吟味しパッキング、着替え、食事…スタートがすっかり遅くなってしまいました。先程の方ももう登って行かれたようです。ちょっとスタートには遅すぎますが…途中小屋もあるし。まー体力と相談しながら・・・とのんびり構えました。

降りてくる人には出くわすものの、登りの人にはなかなか会いません。でも、トレランをされている女性の方が後ろから追いついてきて、ペースが速いので先に行かれました。池山小屋付近の水場に着くと、先程駐車場でお会いしたご夫婦が。aircanadaさんご一行でした。話をしていると、どうも目的地や目論んでる到達時間、ペース、経験量等、結構近い感じが…お話しながら一緒に登る内に、段々と山旅仲間の雰囲気にさせてもらって来ました。

途中、自然を楽しんだり、大地獄小地獄の難所を緊張しつつも声をかけあって進んでいったり、眺望の感動を共有したり…充実感ありました。

大地獄小地獄は、どこからが大でどこからが小かはよく分かりませんでしたが、
何となく丹沢の尾根が一番痩せた辺りや、奥沼津アルプスの核心部を彷彿とさせる岩場鎖場などが続いていました。足元も滑りこそしないもののザレ気味の箇所が多く、通過には40分程要しました。

そこを抜けるとそのまま迷い尾根に突入。道幅が細めのトラバース道ですが、ナンか道の外の絶壁っぷりが中々の角度・・・うーん、落ちたらヤバイかな助かるかなレベル。
大地獄の緊張感あるアスレチックを抜けた後なので、でも気を少し楽にして進んでいました。
途中ちょっと崩れて景色が開けた場所があり、南アルプスが見えていました。わー、と景色を見ていると、進行方向先の梯子の上から降りて来ているおじさんが。
「お先にどうぞー」声をかけると、「ヤダヨ。こっちまで先に上がってきな。そこ2人落ちて死んでるトコなんだから」。
ゾゾゾゾ…っとしました。おじさんを見ると、遭対協の方でした。実際にレスキューや収容に当たられたり、危険箇所を整備しなおしてくれたりして、安易に危険に身をさらしてしまう登山者に苦い思いもされてるのでしょうか…
迷い尾根では、難所を越えた直後のこの短い区間で、8人もの方が命を落とされてしまっているとの事でした。そう何という事は無い道にも見えるのですが、やはり難所を越えた後の緊張感の途切れから、ちょっとしたスリップや躓きで転落してしまうのでしょうか。ついこの間もその倒木の所で…その後木をどけて整備したんだよ、と仰っていました。
そういう事実もあるんだな、という事を肝に銘じ、長い行程で疲れが出たり体力不足や注意力の途切れる瞬間なんかも来ますが、事例から学ばせて頂き、そういうマネジメントを今一度しっかりとしていこうと思いました。

難所を抜けてもまだ先は長い…途中垣間見える山頂方面はまだまだ先に見えました。
それでも、樹林の合間から空が見えてきたり、紅葉が出てきたり…といった事から、
高度は1歩ずつ稼げているんだな、と実感、元気を出して行きました。

空木平では、黄色と赤の紅葉が見事でした。途中何度も立ち止まり、ついつい写真を撮っていました。テントを張っている方1人、小屋で休んでいる方1人。自分達は、山頂直下の駒峰ヒュッテを目指します。

最後の急登を登り終える頃には、日暮れが近づいていました。本日小屋は53人、かなりいっぱいです。ビールを買って、シュラフを借りて、ほっと一息…つく間もなく、土間で食事に。自炊小屋なので、ですが、そういうのもまた良し、です。
食料を沢山担いで来たので、いろいろぶちこんだ猫まんまを作成。アルファ米に鍋キューブに味噌汁に焼き豚に…ガッツリメシでした。

食事が終わるともうすぐに消灯の時間。中々寝付けず、気がつけば0時半。それまでの間は、暗い中、日常を離れて瞑想。今なぜ山に来ているか、忙しく過ぎて行くばかりの日常の中、自分はどこへ行きたいのか、直近の、親しい人達とのこれからの関係、これまで過ごして来た人生…いろんな事が頭をよぎります。
窓からは、満天の星空が見えていました。
周囲では、高低の音程がついたLRステレオのイビキや、そこへ時々聞こえる歯軋りパーカッションなど、中々賑やかでした。外はきっと氷点下ですが、2800m超の山の上で、小屋があるから、人が沢山居て身を寄せ合っているから、多少うるさくても狭くても、寒くもありません。何だか不思議な気持ちでした。

翌朝、雲ひとつない快晴の空。
段々朱に染まっていく空木岳の山肌。南アルプスの稜線のシルエット。
4時半になると皆一斉に起床していそいそがさがさと出発準備。もう少し寝ていたかったけど、それドコじゃない感じでした。人がはけてきてから、朝の食事。昨日のアルファ米だけじゃイマイチ回復しきれてない感じだったのでカップ麺を追加購入、2杯行きました。

夜明けの景色を愉しみ、空木岳の山頂へ。中央アルプスの連峰が見え、どちらを見ても、名山の数々が見えました。
白砂と花崗岩が緑の上に乗っかった稜線。その下に広がる紅葉。中央アルプスらしい景色でした。

帰りは、尾根のほうを通過。駒石を見たりしながら、長い行程をボチボチのペースで。aircanadaさんご夫妻のおかげで、楽しみながら行けました。
迷い尾根〜大地獄の難所では、さしかかる前は緊張もしましたが、前後と途中の安定した場所で一息いれつつ、落ち着いて無理なく通過できました。

池山小屋付近の水場の水の美味しかった事。ひんやり冷たかったです。

帰りは、温泉に立ち寄り、ソースカツ丼を食べてから解散しました。

百名山のれんにバッジをつけてコレクションしていますが、下から2段目の列、
20座が今回でコンプリート、計50座弱になりました。今の力で登れそうかなと
思える山が現在75座程、山行後に紀行文を読み追体験するのも楽しみの1つ、
無理なく体作りを続けながら、これからもまた登っていこうと思いました。

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