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Yamareco

記録ID: 353006
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

'13 重すぎた荷物で標高差2,000M以上、黄葉の南岳新道 1日目/4日間

2013年09月30日(月) 〜 2013年10月03日(木)
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
10:57
距離
12.8km
登り
2,189m
下り
301m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

新穂高発 6:25
白出沢出合 8:20-30
滝谷出合 9:50-10:05
槍平小屋 11:10-12:10
南岳小屋野営場 17:20 
天候 1日目:晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
新穂高まで、新宿から毎日あるぺん号6:30到着
明日から平日ということもあり、3列シートのみの運行のようでした。結構空席あり。
コース状況/
危険箇所等
早朝に新穂高に到着し、その日のうちに南岳小屋まで登るコースです。

南岳新道は通る人があまり多くないためか、特に木の階段などが崩れている場所がたくさんあります。角度が急なため、下山時には特に注意が必要です。
(もともとは帰りもここを下山する予定でしたが、歩きづらいためほかの道にしました。)

水場:槍平小屋で無料でもらえます。その手前藤木レリーフの前には水がたくさん流れています。また、さらにその前には穂高平避難小屋に行く途中に、量は少ないですが飲めそうな水が流れています。
予約できる山小屋
槍平小屋
新穂高に到着すると、笠ヶ岳?に朝日が
2013年09月30日 06:00撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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9/30 6:00
新穂高に到着すると、笠ヶ岳?に朝日が
槍・穂高は右、双六・笠は左へ。
2013年09月30日 06:25撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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9/30 6:25
槍・穂高は右、双六・笠は左へ。
左手へ車道をショートカット。
2013年09月30日 06:34撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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9/30 6:34
左手へ車道をショートカット。
ここでもショートカット。この先の車道をずっと進んだ場合、時間に大きな差がでます。
(先行していた人を抜いていました)
2013年09月30日 06:56撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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9/30 6:56
ここでもショートカット。この先の車道をずっと進んだ場合、時間に大きな差がでます。
(先行していた人を抜いていました)
穂高平避難小屋手前、水が少量わいていました。利用できそうです。
2013年09月30日 07:13撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
9/30 7:13
穂高平避難小屋手前、水が少量わいていました。利用できそうです。
今日の朝食。バナナは外は黒いですがおいしいです。
2013年09月30日 07:22撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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9/30 7:22
今日の朝食。バナナは外は黒いですがおいしいです。
穂高平避難小屋にて。秋の空です。
2013年09月30日 07:30撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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9/30 7:30
穂高平避難小屋にて。秋の空です。
白出沢にて。工事関係者の休憩箇所ですが、登山者もどうぞとのことです。
2013年09月30日 08:37撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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9/30 8:37
白出沢にて。工事関係者の休憩箇所ですが、登山者もどうぞとのことです。
緊急避難場所。確かにここに入ったときにうん○がしてあったらイヤですね。
2013年09月30日 09:22撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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9/30 9:22
緊急避難場所。確かにここに入ったときにうん○がしてあったらイヤですね。
南岳の尾根?
2013年09月30日 09:25撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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9/30 9:25
南岳の尾根?
滝谷避難小屋。だれかここに泊まった人いますか?
2013年09月30日 09:48撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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9/30 9:48
滝谷避難小屋。だれかここに泊まった人いますか?
滝谷ドーム。
2013年09月30日 09:52撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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9/30 9:52
滝谷ドーム。
藤木レリーフの前は、大量の水が地面からわきでています。
2013年09月30日 10:12撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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9/30 10:12
藤木レリーフの前は、大量の水が地面からわきでています。
槍平小屋のメニュー。
2013年09月30日 11:07撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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9/30 11:07
槍平小屋のメニュー。
テン場。なかなか広いです。
2013年09月30日 11:11撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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9/30 11:11
テン場。なかなか広いです。
小屋の前の板張り。昼寝できます。
2013年09月30日 11:13撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
9/30 11:13
小屋の前の板張り。昼寝できます。
小屋の水はここの蛇口からもらえます。
2013年09月30日 11:16撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
9/30 11:16
小屋の水はここの蛇口からもらえます。
中華丼900円。
2013年09月30日 11:18撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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9/30 11:18
中華丼900円。
これから途中まで登る南沢。
2013年09月30日 12:29撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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9/30 12:29
これから途中まで登る南沢。
青い空にはえます。
2013年09月30日 12:53撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
9/30 12:53
青い空にはえます。
急坂の続く南岳新道ですが、途中わずかな休憩スペースもあります。
2013年09月30日 13:15撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
9/30 13:15
急坂の続く南岳新道ですが、途中わずかな休憩スペースもあります。
登山道は黄色く染まっています。
2013年09月30日 13:27撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
9/30 13:27
登山道は黄色く染まっています。
急斜面です。
2013年09月30日 13:28撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
9/30 13:28
急斜面です。
笠ヶ岳がみえてきました。
2013年09月30日 13:32撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
9/30 13:32
笠ヶ岳がみえてきました。
双六方面も見えてきました。
2013年09月30日 13:35撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
9/30 13:35
双六方面も見えてきました。
高所のハシゴ。高度感ありますが写真ではわかりづらくなってしまいました。
2013年09月30日 13:36撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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9/30 13:36
高所のハシゴ。高度感ありますが写真ではわかりづらくなってしまいました。
穂高連峰もみえてきました。
2013年09月30日 14:53撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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9/30 14:53
穂高連峰もみえてきました。
ここも貴重な休憩場所。滝谷がよく見えます。
2013年09月30日 14:56撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
9/30 14:56
ここも貴重な休憩場所。滝谷がよく見えます。
笠方面。雲が上がってきました。
2013年09月30日 14:57撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
9/30 14:57
笠方面。雲が上がってきました。
滝谷方面。黄葉もきれいです。
2013年09月30日 14:59撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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9/30 14:59
滝谷方面。黄葉もきれいです。
壊れています。
2013年09月30日 15:11撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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9/30 15:11
壊れています。
穂高全体が見えてきました。
2013年09月30日 15:16撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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9/30 15:16
穂高全体が見えてきました。
登ってきた道。
2013年09月30日 15:44撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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9/30 15:44
登ってきた道。
この西尾根を通り、もう少しです。
2013年09月30日 15:50撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
9/30 15:50
この西尾根を通り、もう少しです。
下のほうには、旧登山道?が見えます。
2013年09月30日 15:53撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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9/30 15:53
下のほうには、旧登山道?が見えます。
雲沸き立つ穂高連峰。
2013年09月30日 15:56撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
9/30 15:56
雲沸き立つ穂高連峰。
急な階段を下ります。
2013年09月30日 16:07撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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9/30 16:07
急な階段を下ります。
平坦な道のあと、最後のガレ場。ガスのときには方向がわからなくなりそうです。
2013年09月30日 16:27撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
9/30 16:27
平坦な道のあと、最後のガレ場。ガスのときには方向がわからなくなりそうです。
笠方面。
2013年09月30日 16:37撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
9/30 16:37
笠方面。
登って来た西尾根。
2013年09月30日 16:40撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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9/30 16:40
登って来た西尾根。
こんな場所にも橋が。
2013年09月30日 16:44撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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こんな場所にも橋が。
雲海が上に上がってきました。
2013年09月30日 16:53撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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雲海が上に上がってきました。
大キレットがよく見えます。
2013年09月30日 16:58撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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9/30 16:58
大キレットがよく見えます。
中岳の向こうに、槍さまお目見え。
2013年09月30日 17:08撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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9/30 17:08
中岳の向こうに、槍さまお目見え。
笠岳方面に光が差しました。
2013年09月30日 17:08撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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9/30 17:08
笠岳方面に光が差しました。
山肌の陰影がはっきりしてきました。やっぱりこの時間帯がいいです。
2013年09月30日 17:11撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
9/30 17:11
山肌の陰影がはっきりしてきました。やっぱりこの時間帯がいいです。
もうすぐ日が沈みます。急がねば・・・。
2013年09月30日 17:12撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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9/30 17:12
もうすぐ日が沈みます。急がねば・・・。
やっと南岳小屋につきました。
2013年09月30日 17:17撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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やっと南岳小屋につきました。
双六方面。
2013年09月30日 17:17撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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双六方面。
北穂と大キレットの東側斜面。
2013年09月30日 17:30撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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北穂と大キレットの東側斜面。
暗くなってきました。
2013年09月30日 17:32撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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暗くなってきました。
テント場。自分より後に来た人も含めて、本日は5組ほど。
2013年09月30日 17:47撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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テント場。自分より後に来た人も含めて、本日は5組ほど。
撮影機器:

感想

今回の山行の目的は、穂高・滝谷と槍沢・天狗池の紅葉の撮影。初日に稜線上に泊まりたかったので、最短で南岳小屋に到着できるルートを選択。しかしこれは標高差2100-2200Mもあるルートなので、重い荷物を背負ってでは、あまりにも過酷でした。

今回特にきつかった理由を以下のように分析しました。

1.体重の5割近くが、自分にとって荷物の限界点。
食料は4日分と撮影の機材はいつもと変わらないとして
・この時期、天候によっては雪も降るので念のために真冬の装備を準備
・天水はおいしくないので、下から水を担ぎ上げた(4L近く)
のため今回特に重くなりました。

荷物は普段より4-5kgほど重いだけなのですが、荷物が体重の5割近くになると急にパフォーマンスが落ちるのかもしれません。途中「だめかも」と思ったときもありました。

2.気の抜けない急坂が続く。
南岳新道は歩きづらく、斜面が急です。この斜面でも荷物が軽ければそんなに大変ではなかったかもしれません。重いと、ちょっとしたことでバランスを崩してしまい、特に後ろに倒れそうになります。これは急斜面ではとても恐いことです。たいした斜面でないのに転落なんてこともありうると思いました。

3.標高差があり、空気が薄い。
標高差2000M以上は今まで歩いた1日の標高差で一番です。しかも終点は標高約3、000M。
海抜0Mからの2000Mとは違います。3,000M近くでは空気が薄いので、荷物が重いときは特に実感します。


槍平小屋までは、山と高原地図の標準タイムよりはやく歩いていましたが、南岳新道からが違いました。標準は4時間ですが、実際には5時間かかってしまいました(撮影していたこともありますが)。最後のほうは、ちょっと歩いてはぜーぜーしてました。普段、登りは早めに登れる方なので、これは大きな誤算でした。
重い荷物は、転落などの危険が急に増し、遭難につながる可能性が増えることを十分に認識するようになりました。

暗くなる前になんとかたどりついてよかったです。


さて、天気は上々。滝谷側の紅葉も進んでおり、きれいな黄色い斜面でした。
南岳新道では、降りてくる人たち2−3組に出会った以外は誰とも会いませんでした。
遠く白山までよく見え、日の入り近くなると雲海が上まで上がってきて、とてもきれいでした。残念ながらアーベントロート?にはならずでしたが夕刻まで写真を撮り続けました。

南岳小屋での天気予報は、ありがたいことにヤマテンの有料予報が表示されています。。なので細かく山域ごとに予報がでます。残念ながら本日台風が発生したようで、明日は曇り、あさっても霧雨とのこと・・・。さて明日以降どうしようかと考えながら、はやくも眠りに落ちました。

テント泊の夜はまったく寒いことなく、ちょっと拍子抜け。風もほとんどなく雲の影響もあり最低気温も5度以上あったのではないかと思います。

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