日光の分水嶺 太郎山〜寒沢宿跡(梵字飯場跡から部分的に周回)


- GPS
- 08:33
- 距離
- 15.7km
- 登り
- 1,094m
- 下り
- 1,081m
コースタイム
- 山行
- 7:26
- 休憩
- 1:07
- 合計
- 8:33
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
太郎山の登山道は明瞭で歩きやすい場所が多い.ただしロープのある急斜面もある. 太郎山から寒沢宿跡までの稜線に登山道はない.この尾根は広く踏み跡が交錯しているが,不明瞭で分かりにくい場所が多いので適当に下った.南側に寄り過ぎるとガレに出るので注意.ここは苔むす倒木が多いが,密な笹はなく手強いシャクナゲも少ないのでやぶ漕ぎはそれほど大変でない.寒沢宿跡から登山道にでるまでも同様で,やぶは比較的薄く踏み跡が交錯している.最後の方を除き基本的にほぼ水平なトラバースルートなのであまり踏み跡を気にしないで歩いた.枯れ沢を何回か横切る場所で間違いやすい.最後の方は木に付けられた赤ペンキを見つけながら歩くと楽だった. |
写真
感想
最近は日光の分水嶺も歩いている.中央分水嶺の黒岩山から赤城山に続く分水嶺は歩いたので,今回は念仏平付近から分岐し男体山や女峰山に続く稜線の一部の山行.ここは山王峠北の1720m林道峠から太郎山を経由し小真名子山までの稜線が残っている.太郎山は約30年前に廃道になっているハガタテ薙コースから往復したことがあるが,分水嶺は一部しか歩いていない.
今回は山王峠に自転車をデポし梵字飯場跡の駐車場から寒沢宿跡を経由し小真名子山を往復し,太郎山に登って1720m林道峠に下り全て歩く計画を立てた.山王林道は夜間通行止だが,6月に女峰山を歩いた時の深夜近くはゲートが解放されていたので計画したのだが,今回はゲートが閉まっていた.台風の影響か,前回は閉め忘れたのかはわからないが,これで1720m林道峠に下る計画は諦めた.また事前の寒沢宿跡までのルート調べが適当で林道出合から沢沿いに行ける思っていたので,出合付近で見つけた踏み跡を進んだら行き止まりで仕方がなく急斜面を沢に下った.遡行しようとしたら垂直な簡単に登れない滝が現れたので,反対側の急斜面を登り尾根を下り出合に戻った.これで1時間近く時間を無駄にし,やぶ漕ぎと急斜面の登降で体力を消耗したこともあり小真名子山の往復も諦めた.コースタイムが遅いのはそのため.
太郎山から寒沢宿跡までの稜線に明瞭な踏み跡はないのでの適当に下ったら,南側のガレに出たので軌道修正し北側の尾根に戻った.ここは密な笹はなく手強いシャクナゲも少ないのでやぶ漕ぎはそれほど大変でないが,細かい針葉樹の葉っぱが体に降りかかり苔むす倒木超えが少し厄介だった.
寒沢宿跡は苔に覆われた広場で近くに金剛堂とお不動様がある.ここは神秘的で神聖な場所に思えたので少し下った場所でお湯を沸かし昼食にした.
寒沢宿跡から登山道にでるまでのルートは踏み跡が交錯している.計画を変更し時間に余裕があったので,踏み跡に従って歩いてみると行き止まりや沢に下るルートになったので戻った.そのためこの付近のルートの軌跡は屈曲している.ここは最後の方を除き,ほぼ水平なトラバースをし踏み跡をあまり気にしないで進む方がいいと思う.ここもやぶは薄いので踏み跡を外してもそれほど大変ではない.トラバースなので枯れ沢を何回か横切る場所で間違いやすい.最後の方は木に付けられた赤ペンキを見つけながら歩くと楽だったので,これが一番楽なルートなのかもしれない.
ここから東に続く分水嶺山行:
日光の分水嶺 小真名子山〜寒沢宿跡(富士見峠を経由し周回)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3585540.html
ここから西に続く分水嶺山行:
太郎山(ハガタテ薙コースから往復)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2555318.html
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する