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Yamareco

記録ID: 353574
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ハイキング
妙高・戸隠・雨飾

雨飾山

2013年10月06日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:18
距離
9.0km
登り
984m
下り
986m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

06:23雨飾高原キャンプ場登山口〜07:23荒菅沢07:23〜08:16笹平08:16〜08:35雨飾山(休憩・食事)09:14〜09:35笹平09:40〜10:10荒菅沢10:15〜11:13雨飾高原キャンプ場登山口
 
天候 晴れ!
 
過去天気図(気象庁) 2013年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
雨飾高原キャンプ場駐車場
(60台/無料/6:00頃到着時、駐車場満車のため手前の路肩に駐車しました)
 
コース状況/
危険箇所等
【登山ポスト】
雨飾高原キャンプ場にあり。トイレもあります。

【コース状況】
※登山道は400mごとに11等分されていて、標識が立っています。

●雨飾高原キャンプ場登山口〜荒菅沢
雨飾高原キャンプ場登山口からいきなり下りで始まります。そこからしばらくは平坦な木道が続きます。
「2/11」の標識から登りとなり、ブナの木の樹林帯を進みます。途中ブナ平を通過。
登山道はブナの根が露出していたり、湿った粘土質の土だったりとけっして歩きやすいとは言えません。
坂道をしばらく登るとやがて平坦になり、進行方向右手に荒菅沢が現れます。
ここから荒菅沢まで降りるためにいったん大きく下ります。

●荒菅沢〜雨飾山
荒菅沢は飛び石で徒渉しますので、増水時は注意が必要になると思われます。
荒菅沢の左岸に渡ると5mほど下流に進み、再び樹林帯に突入します。
ここから急登が始まり。登山道は荒菅沢の手前と同様に木の根と粘土質となります。
たまにお助けロープがありますが使わなくても登れる程度ですが下りは滑りやすいので要注意。

ちなみに荒菅沢付近からの眺望が雨飾山のベストビューポイント。
布団菱や紅葉がとてもキレイに見えました。

森林限界を越えるとやがて、岩場とガレ場へと変わり、ハシゴも出現し始めます。
急登を登り切り平坦になったところが笹平です。

●笹平〜雨飾山
笹平からすぐに雨飾温泉からの登山道と合流。
この辺りで進行方向右手には糸魚川の町並みと日本海が間近に見えます。
引き続きしばらく平坦なクマザサが茂る道を進み、最後にもう一度急坂を登ると雨飾山山頂に到着です。

【温泉】
雨飾山高原露天風呂(料金は寸志)
 
登山口に向かう途中の乙見山峠付近よりモルゲンの爺ヶ岳→鹿島槍→五竜→唐松→不帰ノ嶮→白馬鑓→杓子→白馬。思わずクルマを止めて撮影しちゃいました。手前には秋らしいススキ
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登山口に向かう途中の乙見山峠付近よりモルゲンの爺ヶ岳→鹿島槍→五竜→唐松→不帰ノ嶮→白馬鑓→杓子→白馬。思わずクルマを止めて撮影しちゃいました。手前には秋らしいススキ
雨飾高原キャンプ場の登山口よりスタート
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雨飾高原キャンプ場の登山口よりスタート
登山口からしばらくは木道を進みます
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登山口からしばらくは木道を進みます
登山道脇の小川にはイワナがいました
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登山道脇の小川にはイワナがいました
イワナをアップで【PHOTO by komemame】
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イワナをアップで【PHOTO by komemame】
紅葉も始まりつつあります
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紅葉も始まりつつあります
まだ緑が多いですが、ところどころ赤
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まだ緑が多いですが、ところどころ赤
日が昇ってきました
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日が昇ってきました
紅葉した葉に太陽の光が透過してキレイ1
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紅葉した葉に太陽の光が透過してキレイ1
紅葉した葉に太陽の光が透過してキレイ2。縦位置で
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紅葉した葉に太陽の光が透過してキレイ2。縦位置で
眼下に荒菅沢が見えてきました。ここから沢まで大きく下ります
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眼下に荒菅沢が見えてきました。ここから沢まで大きく下ります
荒菅沢より秋の色をした雨飾山と布団菱を望む
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荒菅沢より秋の色をした雨飾山と布団菱を望む
荒菅沢を渡ります
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荒菅沢を渡ります
荒菅沢の上流を見上げます
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荒菅沢の上流を見上げます
岩峰群と紅葉1
岩峰群と紅葉2
岩峰群と紅葉3
荒菅沢を過ぎると急登が始まります
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荒菅沢を過ぎると急登が始まります
先に見えているのが笹平
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先に見えているのが笹平
想像以上に良い天気でした
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想像以上に良い天気でした
ハシゴを登り…
岩を越えて【PHOTO by komemame】
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岩を越えて【PHOTO by komemame】
振り向くと焼山と火打
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振り向くと焼山と火打
急坂を登り切るとすばらしい景色が飛び込んできます。正面が山頂です
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急坂を登り切るとすばらしい景色が飛び込んできます。正面が山頂です
笹平からはクマザサが茂る登山道を進みます
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笹平からはクマザサが茂る登山道を進みます
日本海と糸魚川の町並み
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日本海と糸魚川の町並み
山頂がどんどん近づきます
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山頂がどんどん近づきます
荒々しい岩肌
振り返って笹平と焼山、火打山
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振り返って笹平と焼山、火打山
秋めく空【PHOTO by komemame】
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秋めく空【PHOTO by komemame】
荒菅沢方面を見下ろします
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荒菅沢方面を見下ろします
山頂まであと少し!
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山頂まであと少し!
雨飾山山頂に到着。山頂まで来てようやく北アが見えます。背後は後立山
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雨飾山山頂に到着。山頂まで来てようやく北アが見えます。背後は後立山
頂上標とパチリ
山頂より乗鞍と北ア南部
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山頂より乗鞍と北ア南部
山頂より北ア。槍も見えています
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山頂より北ア。槍も見えています
山頂より雪倉岳と朝日岳
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山頂より雪倉岳と朝日岳
山頂より焼山と火打山
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山頂より焼山と火打山
山頂より駒ヶ岳と鬼ヶ面山
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山頂より駒ヶ岳と鬼ヶ面山
標高が高いところほど赤くなりキレイです1
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標高が高いところほど赤くなりキレイです1
標高が高いところほど赤くなりキレイです2
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標高が高いところほど赤くなりキレイです2
さて下山です【PHOTO by komemame】
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さて下山です【PHOTO by komemame】
ちょっと雲が多くなりました【PHOTO by komemame】
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ちょっと雲が多くなりました【PHOTO by komemame】
笹平の眺めは一級品←追記:少女の横顔がクッキリ。hottenさんに教えていただきました!
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笹平の眺めは一級品←追記:少女の横顔がクッキリ。hottenさんに教えていただきました!
荒菅沢奥壁を上から覗く。吸い込まれそう
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荒菅沢奥壁を上から覗く。吸い込まれそう
帰りも荒菅沢付近より山頂方面をパチリ
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帰りも荒菅沢付近より山頂方面をパチリ
早朝よりも色が濃くなりました
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早朝よりも色が濃くなりました
紅葉のピークはもう少し先ですね
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紅葉のピークはもう少し先ですね
でも満足しました
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でも満足しました
太陽が緑を照らします
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太陽が緑を照らします
いい光です
下りもあっという間
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下りもあっという間
木道まで戻ってきました
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木道まで戻ってきました
10月とは思えない暑さ。タオルを小川に浸します
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10月とは思えない暑さ。タオルを小川に浸します
雨飾高原キャンプ場登山口に到着。お疲れさまでした!
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雨飾高原キャンプ場登山口に到着。お疲れさまでした!
下山後の温泉は雨飾高原露天風呂。料金は寸志【PHOTO by komemame】
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下山後の温泉は雨飾高原露天風呂。料金は寸志【PHOTO by komemame】

感想

思いがけず晴れ予報に変わった日曜日。
今週はあきらめていたので、まったくのノープラン。
さて、どうしよう。

ガッツリ歩く心の準備はできていないし、まだ休めるかどうかは分からないけど
来週の三連休に備えてkomemameの足の痛みも心配です。

検討した結果、そろそろ見頃を迎えていそうで、
以前より紅葉の時季に行きたいなぁなんて思ってた雨飾山へ向かうことに。
ここなら歩く距離も短いし、こんな時にピッタリの山のような気がしました。

ナビは信越道の長野ICで降りて美麻経由で148号に入り小谷から北上するルートを案内されたけど、
ウチのナビはイマイチ信用できないので、言うことを無視して、
距離が短そうな妙高高原ICから笹ヶ峰を越えるルートで雨飾高原キャンプ場にアプローチすることに。
しかし、これが大失敗。笹ヶ峰を過ぎると道路はいきなりダートの悪路に。
真っ暗な中、ガタガタと上下に揺られながら1時間ほど進んでいくのはとても不安でした。
再び舗装された道路までたどり着いた時はホッとしました。
まるで氷の上を進んでいるような感覚を味わいながら、ようやく雨飾高原キャンプ場に到着。

紅葉ですが、標高が低いところでは2〜3割程度、高いところで5割程度と
本格化はこれからだと思いますが、荒菅沢からの秋の色を纏った山肌と布団菱の眺望は圧巻でした。
そして、心なごむ笹平からの最後のこんもりしたアプローチと、
距離は短いながらも見せ場はタップリ。さすがは百名山といったところでしょうか。

2時間ほどで山頂に着いてしまったため、ボーっと北アを眺めたり、
日本海を眺めたり、頸城山塊を眺めたり。

それにしても、この日は暑く10月にもかかわらず麓は27度くらいありました。
山頂でもTシャツ1枚でちょうどいいくらいの陽気。
そのせいか、しばらくすると下からガスが上がってきました。
ちょうど良いタイミングなので下山を開始します。

11時過ぎに下山完了。露天風呂に入って帰路に向かいます。
帰りはナビの指示通り148号から長野ICから上信越道→関越ルートで。
下山が早かったこともあり渋滞もなく都内まで帰ることができました。信用せずにゴメンよ、ナビ。

残暑のため今年の紅葉は少し遅いようで、雨飾山も1〜2週間後が最盛期となりそうです。
雨飾山。ちょっとアプローチが遠く大変でしたがロマン溢れる山でした。
 

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コメント

きれいですネェ、、、
こんにちは、danyamaさん! komemameさん!

1週間でこんなに秋が深まるんですネ
天気も素晴らしいし、写真もきれいです

笹平の少女の顔もクッキリです(#42〜#44)

お疲れ様でした
2013/10/8 13:32
アプローチが遠いけど大好きな山です
雨飾山は関東からはちょっと遠いですが、この時期になると行きたくなる山ですね。
私はアルプスと八ヶ岳以外では、雨飾山と卷機山がお気に入りです。
特に紅葉の時期の雨飾は絶対に登るべき!と思います。
(残念ながら、最近2.3年行っていませんが・・・)

いつもの通りすばらしい写真で実際に行ったような気になりました。
頻繁に山に行けないものですから、毎週火曜日のヤマレコアップを楽しみにしています。

それにしても怒濤の4連チャンですね、来週の3連休も行くと5週連続・・・。
う〜ん羨ましい(^o^)
また楽しみに待ってま〜す
2013/10/8 13:41
オオッ!
hottenさん

オオっ確かに!
なるほど初めて知りました、笹平の少女の顔。

山名の美しさに加えて、
3度目でようやく頂に立てた深田久弥のこの山に対する思いや、
「左の耳は僕の耳、右ははしけやし君の耳」と歌ったりと、
ただでさえロマンを感じるこの山に少女の顔まであるとは!
ますますこの山が好きになりました。

hottenさんが焼山・火打周回をしたときよりも
紅葉はだいぶ進んでいたようですが、見頃はもう少し先ですね。

ぜひ来年も行ってみたいですね〜。

コメントありがとうございます。
2013/10/8 17:59
ホントにアプローチが遠かったです。
yamaya1127さん

こんばんは。
コメントありがとうございます。

今回の山行は登山口までのアプローチが一番の核心でした(笑)
ダートから舗装された道路までたどり着いたときには、
視界が3Dメガネを掛けずに見る映像のようにブレている感じがしばらく続きました。

その日、その時、その山の頂に居ることってホント奇跡だなぁと。
気分やら都合やら天気やら体調やら…、
いろんなことが重なってそこにいることができる。
そんな風に思うと「行けるときに行っておかないと」という思いが
強くなり、また山に足が向いてしまいます。

毎週山に行けるかどうか、
そして毎週火曜日に記録をアップできるかどうか分かりませんが(笑)、
ボクたちの拙い記録、また見ていただけるとうれしいです。
2013/10/8 18:36
紅葉の季節ですねぇ(`・ω・´)
いや〜いつも素晴らしい写真を楽しんでいます。

自分もデジイチにして撮ってみました。

danyamaさんの写真に憧れて、自分なりに勉強しましたが、まだまだシーンにあった撮り方が難しいと思いました。

9月末に行かれた、針ノ木岳の山並み、良く見えましたよ(`・ω・´)
2013/10/9 17:58
おめでとうございます!
nurupoさん

こんばんは。

デジイチ導入、おめでとうございます!
で、いきなり剱とは!スゴいですね。

シーンに合った撮影方法をとっさの判断で
的確に選択するのはなかなか難しく永遠のテーマですよね。
風景ならこちらの準備を待っていてくれますが、
人が絡むスナップになるとなおさらです。

自分は登りながらいつでもすぐにカメラを取り出せるように
しておくための方法をいろいろと試行錯誤しました。

コメントありがとうございます。
2013/10/9 21:09
プロフィール画像
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