笠ヶ岳・槍ヶ岳〜秋色に燃える北アルプスを堪能しました〜
- GPS
- 33:23
- 距離
- 40.7km
- 登り
- 3,545m
- 下り
- 3,462m
コースタイム
05:44 新穂高駐車場
06:56 中崎橋
07:09 笠新道登山口
11:22 昼食 11:41
12:14 杓子平
14:38 稜線(抜戸岳付近)
16:07 笠ヶ岳山荘テン場(幕営)
16:25 笠ヶ岳山荘
16:45 笠ヶ岳
■ 10月3日
07:32 笠ヶ岳山荘テン場
08:34 笠新道分岐
10:57 秩父平
11:27 昼食 11:45
12:04 大ノマ岳
13:15 弓折岳
14:45 双六小屋(幕営)
■ 10月4日
07:12 双六小屋
07:59 樅沢岳
09:51 左俣岳
12:04 千丈乗越
13:38 槍ヶ岳山荘
14:06 槍ヶ岳山頂
14:49 槍ヶ岳山荘(幕営)
■ 10月5日
05:42 槍ヶ岳山荘
08:02 槍平小屋
08:44 滝谷出合
10:15 白出沢出合
11:37 新穂高(奥飛騨の湯)
天候 | 2日 晴れ後ガス 3日 雨のちガス、午後から時々晴れ 4日 晴れ 5日 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自宅〜名神〜東海北陸自動車道・飛騨清美IC〜一般道・高山〜新穂高 新穂高登山者駐車場(車中泊) ■ 5日 新穂高〜平湯の森〜平湯温泉・旅荘つゆくさ(泊) 6日乗鞍登山後帰阪 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■ 登山ポスト 新穂高の登山指導センターのポストに登山届けを出しました。 ヤマレコ様式です。 下山時には、登山届けの上に下山届けと書いて提出しました。 ■ トイレ 新穂高のバス乗り場、各山小屋にあります。 ■ ルート状況 ○笠新道〜笠ヶ岳 長い登りですが危険箇所はありません。 ○笠ヶ岳〜双六 緩やかな尾根歩きです。 危険箇所、迷うところはありません。 ○双六〜槍 緩やかな尾根歩きですが、西鎌尾根にはいるとザレ場や鎖の箇所がでてきますが、特に問題はありません。 槍の穂先への登りは、ガレ場や岩場、鎖、ハシゴなどがあります。 落石に注意しながら、三点確保で慎重に登り下りする必要があります。 槍ヶ岳山荘では、ヘルメットのレンタルがあります。 落石から身を守るにはヘルメットがあったほうが良いかもしれません。 ○槍〜新穂高 最初は急斜面ですが、ジグザグの道が付いているため、歩きやすくなっています。 全体に危険箇所はありません。 ■ 下山後 計画では、下山時刻が遅くなるため、平湯の旅荘つゆくさを予約していました。 早く下山したので、平湯の森でまったりしました。 |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
感想
笠ヶ岳から水晶、そして槍へと新穂高から周回しようと思っていました。
台風22号はカーブして東に抜けるので、天気は快晴は望めないものの何とか行けそうです。
気になるのは、台風23号週末に九州辺りへ北上しそうです。
そのときは無理をせずに下山。
ということで出かけることにしました。
笠新道、重い荷物を背負った身には応えました。
しかし、杓子平から紅葉した笠の斜面を見たときには来てよかったと思いました。
稜線に出るとガスがでてきて、生憎展望はありませんでした。
笠の山頂でも。
晴れていたら、焼岳から穂高、槍と見えたのでしょう。
新田次郎の槍ヶ岳開山を読んでいました。
そこには、播隆上人が笠ヶ岳を再興したことが書かれていました。
山頂に祠がありました。
装備もあまり無いときにここまで来たとは。
祠に登山の安全を祈願しておきました。
翌3日、目を覚ますと雨音です。
一気に萎えました。
寝袋の中でうとうとしながら様子を伺うと、霧雨のような小降りになってきました。
テントを撤収して出かけます。
しかし、7時を回ってしまい、三俣まで行く気は失せました。
台風23号も気になるので、今日は双六泊まり、明日槍へ行くことにしました。
双六まで標準時間では5時間弱ですが、ちんたら歩いたので7時間もかかってしまいました。
ガスって眺望があまりなかったのと、荷物が重かったこともあります。
しかし、双六の手前で、ガスの中から槍の姿が見えたときにはうれしくなりました。
来てよかったと。
双六のテン場は南に開けた谷にあり、強い風が谷をとおって吹き上がります。
夜中の強風でテントが揺さぶられ、あまり眠れませんでした。
4日は槍まで行って、槍ヶ岳山荘か槍平小屋のテン場かと思っていました。
歩く距離が短くなったので、本日も7時過ぎの出発です。
食材も軽くなったので、軽快に歩けました。
本日は晴れです。
どちらを向いても紅葉しています。
北アルプスの主要な山すべてが紅葉しているようです。
特に北鎌尾根を彩る千丈沢の紅葉は感動的でした。
途中で出会った方も、きれい過ぎていっぱい写真をとりました、整理が大変ですといっていました。
この景色を見ていると、立ち止まっては写真に撮りたくなります。
槍の山頂でも360度の展望と紅葉した山々を見ることができました。
この景色に浸っていたい。
下りるのがもったいなくなります。
槍ヶ岳山荘のテン場に泊まることにしたのできれいな夕日を見ることができました。
ご来光も期待したのですが、流石にそこまでは。
今回の山行、テント泊装備で笠新道を登ったのですが、リュックの重さが応えました。
しかし、登ることができました。
その後の縦走では、歩く距離を縮めてゆっくり歩くことができました。
やはり、テント泊装備では、ロングコースを歩かないほうが良いように思います。
ロングコースを歩きたいときには、食事は小屋でするなど考えたほうが良さそうです。
期待していなかった紅葉。
北アルプスの主要な山の紅葉を見ることができました。
千丈沢から北鎌尾根の紅葉も最高でした。
この紅葉は、ここ数日の一瞬の輝きかもしれません。
このようなときに来ることができて良かった。
これで、北アルプスの100名山は、水晶岳を除いてすべて登ることができました。
水晶岳は、来年の高天原と一緒に登るか、読売新道を歩くかして登りたいと思っています。
いま北アルプスで登りたいと思っているのは霞沢岳です。
穂高や焼岳などからみると、東側の霞沢岳と西の笠ヶ岳は存在感があります。
そのうちに徳本峠から登りましょう。
tanosikuさん、こんにちは〜
またまたアルプスのテン泊縦走ですやん
ちょっと凄過ぎやしませんか〜
と気になって改めて山行記録を拝見
なになに?
7月以降、南アが4回、北アが3回、八ツが2回とな?
この勢い、もう呑んだくれのワタクシには到底付いていけません
次のレコも楽しみにお待ちしております
お疲れ様でした〜
笠新道、テン泊装備やとしんどかったでしょう
2日目は槍穂高の稜線が見えてよかったですね
雷鳥にも会えていいなぁ〜
飛騨沢はけっこう紅葉してたみたいですね
フレさん こんにちは
山とじっくり接していたいと思ってテン泊にしましたといいたいのですが、経済的理由もあります。
夏場の近畿の山は暑いのと、信州方面は夏しかいけないのでせっせと通っています。
美味しそうと言うのは、飛騨牛ですか、それとも山食?
山食は、フレシェフに対抗して少し工夫してみました。
もっとも、野菜を切って煮るか焼くかですが。
ホイール焼きは美味しかったです。
オリーブオイルに塩コショウで味付けし、酢だちと醤油でいけました。
実は6日乗鞍にいったのですが、そのレコまとめるのはこれからです。
これは、行きがけの駄賃に100名山をゲットするためですが。
フレさんも赤鬼さんと楽しくやってますやん。
ダブルバナナナイスですよ。
笠新道は、半端ではないですね。
3大急登に入れてもいいかもと思うぐらいです。
やはり、稜線からの眺望があるのがいいですね。
槍穂が見えると最高ですね。
双六に向かう稜線で出合った雷鳥はかわいかったですね。
座って休んでいると、目の前の登山路を横切っていきました。
飛騨沢の紅葉も楽しみながら下りることができました。
コメントありがとうございます。
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