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Yamareco

記録ID: 354546
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無雪期ピークハント/縦走
中央アルプス

木曽駒ヶ岳(紅葉真っ盛りの福島Bコースはキツかった)

2013年10月07日(月) [日帰り]
 - 拍手
GPS
11:25
距離
13.2km
登り
1,658m
下り
1,647m

コースタイム

6:50旧木曽駒スキー場P-7:00コガラ登山口-7:35渡渉点 - 7:50四合目- 8:15四合半力水-9:40見晴台 - 9:50七合目避難小屋10:05-10:50八合目・水場 -12:00九合目・玉ノ窪小屋 -12:30頂上木曽小屋-12:40木曽駒ヶ岳13:25-14:20八合目水場 -14:55七合目避難小屋 - 15:50四合半力水 -16:20渡渉点 -16:40登山口-16:50スキー場P
天候 はれ
山頂ではガス
過去天気図(気象庁) 2013年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
中津川ICから国道19号を松本方面へ。
木曽福島を過ぎ、原野の交差点を右折し、木曽駒高原の別荘地を抜け、
その先は民宿アルパイン、ヒルトップの看板に従って進む。
ヒルトップの先の砂利道へ入ると、旧木曽駒スキー場のレストラン跡前に
駐車スペースあり。30台は停められる。
トイレ、自販機は使用不可。
コース状況/
危険箇所等
福島Bコースには、ペンキマークやテープが、これでもか!というくらいついています。
進入危険個所や崩落場所には、ロープがしっかりはってあります。
道は、ほぼ一本道なので、迷うことはありません。
渡渉地点は、増水時にはおそらく通過できません。
8合目を過ぎて現れる岩場(山姥岩)も濡れていて滑りやすいので、要注意。

とにかく急登。
樹林帯を抜けたり、岩場を越えたり、8合目以降はつづら折のガレ場歩き。
正直、予想以上にキツかった・・・


福島Bコースと茶臼山への沢渡コースの分岐となっている登山口に、
登山ポストあり。
用紙はあるが、やや濡れています。筆記具は見つかりませんでした。


下山後は、国道19号を中津川方面、361号に入って木曽川を渡ってスグの
日帰り温泉せせらぎの四季。平日の17時以降は夜間割引で入浴料500円。
旧木曽駒スキー場のレストラン前のスペース。
30台は停められます。
2013年10月07日 06:55撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/7 6:55
旧木曽駒スキー場のレストラン前のスペース。
30台は停められます。
コガラ登山口。福島Bコースと茶臼コースの分岐。
登山ポストあり。
その横の注意書き!!!
2013年10月07日 07:00撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/7 7:00
コガラ登山口。福島Bコースと茶臼コースの分岐。
登山ポストあり。
その横の注意書き!!!
「茶臼山コース
吊り橋が流されて渡れません」
周回はムリかも・・・
2013年10月07日 07:04撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/7 7:04
「茶臼山コース
吊り橋が流されて渡れません」
周回はムリかも・・・
林道を抜けると渡渉地点。
石を跳び、対岸の登山道へ。
2013年10月07日 07:36撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/7 7:36
林道を抜けると渡渉地点。
石を跳び、対岸の登山道へ。
力水。
この標識の向こう側に水場。
下山時は、大いに喉を潤しました。
2013年10月07日 08:15撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/7 8:15
力水。
この標識の向こう側に水場。
下山時は、大いに喉を潤しました。
日の射す方へ進んでいく。
2013年10月09日 01:44撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/9 1:44
日の射す方へ進んでいく。
見晴台。
南側のみ展望できます。
2013年10月07日 09:46撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/7 9:46
見晴台。
南側のみ展望できます。
南アルプスの山なみ。
パノラマ撮影。
2013年10月07日 09:44撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/7 9:44
南アルプスの山なみ。
パノラマ撮影。
7合目避難小屋。
夏季専用と冬季専用の水洗トイレ。
とってもきれい。ペーパーも完備。
2013年10月07日 09:55撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/7 9:55
7合目避難小屋。
夏季専用と冬季専用の水洗トイレ。
とってもきれい。ペーパーも完備。
避難小屋内部。
これまた清掃が行き届いて、きれい。
2013年10月07日 09:53撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/7 9:53
避難小屋内部。
これまた清掃が行き届いて、きれい。
避難小屋の岩から、これから挑む木曽駒ヶ岳を望む。
2013年10月07日 10:01撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/7 10:01
避難小屋の岩から、これから挑む木曽駒ヶ岳を望む。
7合目避難小屋は、いろんなルートの分岐点。
げげっ、山頂までまだ4キロもある!!!
2013年10月07日 10:04撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/7 10:04
7合目避難小屋は、いろんなルートの分岐点。
げげっ、山頂までまだ4キロもある!!!
鐘を鳴らして出発!
2013年10月07日 10:06撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/7 10:06
鐘を鳴らして出発!
見た目は心許ない桟橋。
ところどころ板が抜けていたりします。
2013年10月07日 10:41撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/7 10:41
見た目は心許ない桟橋。
ところどころ板が抜けていたりします。
おっ、山頂方面に荷揚げヘリ発見。
2013年10月07日 11:05撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
10/7 11:05
おっ、山頂方面に荷揚げヘリ発見。
玉乃窪カール。
あの稜線まで登っていきます。
2013年10月07日 11:25撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/7 11:25
玉乃窪カール。
あの稜線まで登っていきます。
ガレ場を登り切って、来た道を振り返る。
2013年10月07日 11:57撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/7 11:57
ガレ場を登り切って、来た道を振り返る。
9合目玉乃窪山荘。
山頂がハッキリ見えます。
2013年10月07日 12:03撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/7 12:03
9合目玉乃窪山荘。
山頂がハッキリ見えます。
山頂までは、両脇にロープの張られた岩場ルートを上がります。
2013年10月07日 12:11撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/7 12:11
山頂までは、両脇にロープの張られた岩場ルートを上がります。
頂上木曽小屋を過ぎると、いよいよ木曽駒山頂。
2013年10月07日 12:26撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/7 12:26
頂上木曽小屋を過ぎると、いよいよ木曽駒山頂。
木曽駒の山頂部は広い。
左下が伊那前岳。
2013年10月07日 12:55撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
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10/7 12:55
木曽駒の山頂部は広い。
左下が伊那前岳。
今回は断念した、将棊頭山、茶臼山。
2013年10月07日 12:50撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
10/7 12:50
今回は断念した、将棊頭山、茶臼山。
鞍部に駒ヶ岳頂上山荘。
中岳越しに宝剣岳。
2013年10月07日 12:44撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/7 12:44
鞍部に駒ヶ岳頂上山荘。
中岳越しに宝剣岳。
宝剣岳や三ノ沢岳。
真ん中は空木岳?
2013年10月07日 12:44撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/7 12:44
宝剣岳や三ノ沢岳。
真ん中は空木岳?
山名盤。
磨り減っていて字が読めず、山座同定できません。
2013年10月07日 12:48撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/7 12:48
山名盤。
磨り減っていて字が読めず、山座同定できません。
バックは雲。
晴れていたら紅葉した木々が写っているはず。
2013年10月07日 13:03撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/7 13:03
バックは雲。
晴れていたら紅葉した木々が写っているはず。
紅葉�
2013年10月07日 10:30撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/7 10:30
紅葉�
紅葉�
2013年10月07日 10:34撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/7 10:34
紅葉�
紅葉�
2013年10月07日 11:10撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/7 11:10
紅葉�
紅葉�
2013年10月09日 01:49撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/9 1:49
紅葉�
紅葉�
2013年10月07日 12:54撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
10/7 12:54
紅葉�
紅葉�
2013年10月07日 14:04撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/7 14:04
紅葉�

装備

個人装備
ヘッドランプ 予備電池 ガイド地図 コンパス 筆記具 保険証 飲料 ティッシュ シュラフ バンドエイド タオル 携帯電話 計画書 雨具 防寒着 水筒 時計 非常食 ツェルト ファーストエイドキット 医薬品 コンパクトデジカメ ガスカートリッジ バーナー コッヘル デジタル一眼

感想

木曽駒ヶ岳。
紅葉が見ごろと、レコにたくさん掲載されていて、デジイチ持って出陣。
ただ、ロープウェイで一気に登るルートは混雑覚悟なので、
あえて人の少ない周回ルートを計画。
コガラ〜福島Bコース〜木曽駒ヶ岳〜将棊頭山〜茶臼山〜コガラ

しかしながら、コガラ登山口にあった標識には、
「茶臼山コース 吊り橋が流され渡れません」
岩を飛び越えて・・・という他の方のレコもありましたので、
山頂に着いてから、その先を判断することにして、出発。

林道を抜け、渡渉点。
石の上を跳び越えて対岸の登山道。
ここから急坂。登ります。
標識、テープ、ペンキマークがとても親切につけられています。
踏み跡はしっかりしているので、道に迷う心配なし。
危険個所、崩落したところには、立ち入らないようロープが張ってあります。

休憩できる広場、展望できる岩場などがちょこちょこあるので、
ペースを確認しながら、登っていけます。
水場は、四合半の力水と八合目に出てます。
また、七合目避難小屋は、ホントにきれい。
水洗トイレはペーパー完備で、チョーきれい。


七合目避難小屋は、他のルートとの分岐点。
標識を見て、一瞬気分が萎えます。
ありゃ、山頂までまだ4キロもある!!!
これはけっこう精神的に痛い・・・
あんなに登ったのに・・・

鐘を鳴らして、気を引き締め、歩き出す。
登山道の周りの樹木も色づいていて、紅葉の中を山歩き。
目を見張る景色。写真撮りまくり。

七合目から先が、このコースの核心部。
朽ちかけた桟道にドキドキ、八合半の滑りやすい岩場に戦々恐々、
9合目玉乃窪山荘までのガレザレの道歩き、そしてラストの山頂へも急登。

今年登った中で、もっとも厳しい山歩きでした。
常念岳・蝶ヶ岳の日帰り三股周回も1日がかりでしたが、
アップダウンがあったり、岩場歩きが楽しかったので、
精神的にはラクだったのですが、今回は本当に登りっぱなし。
ちなみに、雑誌山と渓谷8月号の日本の名急登100の記事によれば、
上松Bコースは74位にランクされているが、福島Bコースは記載なし。
えぇぇ〜〜〜!!!
6時間もかかって、登頂したのに・・・
福島Bコース、誰ひとり会わず。
でも木曽駒山頂は、平日ながら、
ロープウェイで上がってきた登山者でいっぱい。
記念写真をお願いするのは困りません。
山の斜面には、赤や黄色に色づいた木々が鮮やかなコントラストを描いています。
一眼レフで撮影する人も大勢いらっしゃいました。
木曽駒から見える紅葉は、まさに福島Bコースで歩いてきた景色。
あらためて上から俯瞰して見下ろすと、また格別。

山頂では大休憩。
この先の将棊頭山、茶臼山への周回はムリ。
いや〜〜、今回ばっかりはかなり足が悲鳴を上げています。
ザックの重量は14キロあるし・・・
これでは岩を飛び越えて川を渡るなんてできそうもない。

山頂から、カッコイイ雄姿を見せていた、宝剣岳。
あの岩の先に立ってみたいけど、
宝剣に挑むときは、ロープウェイを利用しよう。


今回は、福島Bコースをピストンします。

下りは、登りとは正反対で、どんどん進めます。
所々小休止をはさみながら、黙々と歩き、
3時間30分で下山完了。
足に堪えました。
歩き通せたことには大満足。
来週の越百山〜南駒ヶ岳〜空木岳に自信を持って挑めます。


長文におつきあいいただきまして、ありがとうございました。

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