槍ヶ岳 （新穂高よりピストン）
tanukigo
その他1人 - GPS
- --:--
- 距離
- 24.2km
- 登り
- 2,163m
- 下り
- 2,153m
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3：54 穂高平小屋
4：21 白出沢出合
5：13 滝合出合
5：57 槍平小屋
7：18 千丈乗越分岐
8：20 飛騨乗越
8：34 槍ヶ岳山荘
9：08 槍ヶ岳山頂〜9：15
9：44 槍ヶ岳山荘（食事休憩）
10：01 下山開始
11：42 槍平小屋
12：16 白出沢出合
14：08 新穂高ロープウェイ
14：18 駐車場
| 天候 | ・快晴 山頂付近は微風 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2013年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
平日にもかかわらず午前2時過ぎには7割程の駐車率。 下山時14時30分時点でも駐車率は変わらず。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
・登山ポスト 登山センター、林道ゲートに有ります。（用紙、ペン有り） ・コース状況 全体を通して良く整備された明瞭な登山道です。 途中、林道をショートカットできる道が有りますが、若干荒れ気味なのでナイトハイクの時には足元に注意が必要です。 槍平小屋まではなだらかに高度を上げていきますが、その後飛騨乗越まで急激に高度を上げるルートになるため、ペース配分には注意です。 槍ヶ岳山頂付近は、高度感ある岩場の登りになるため三点確保でしっかりと。 浮石は少ないですが、落石には注意が必要です。 ヘルメットが有れば安心です。 |
| 予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
拍手深山山荘近くの登山者専用駐車場ゲートより。
歩きやすいですが、単調な行程です。
夜間だと若干不気味な存在です。
暗闇だと分かりずらいかも…
感想
最近、山行時間の短い山が続き、しかも天候が良くなく山に行けなかったので久しぶりにハードな山行を計画…ということで槍ヶ岳をチョイスして日帰りで行ってきました。
いつも通り、前日仕事を終え帰宅後、すぐに準備をしてPM10時に自宅を出発。登山口である新穂高温泉を目指します。
午前2時半ごろ到着。
平日にもかかわらず7〜8割ほど埋まっていました。すぐに準備をして登山開始。
夜空を見上げると月は出ていないもの満点の星空で気持ちよくスタートを切ります。
新穂高ロープウェイ横を通り右俣林道へと進みます。林道に入ると星明りも届かず、暗闇の中、ヘッデンの明かりを頼りに進みます。
ナイトハイクの時は毎回毎回ですが、熊にビビりながらの登山です。
これだけは経験を重ねてもなれません。でも今回は、クマよけスプレーを携帯したので少しは気休めになったかも…。
途中、林道をショートカットします。若干、荒山気味のルートなので夜間の通行には歩きにくいかも…というより、このショートカット道は距離のショートカットなのか時間的にはそのまま林道歩きと変わらないような長い長い林道を歩き白出沢出合に到着。漸くここから本格的な登山道へと変わっていきます。ということは熊出没率も高まるかもと余計なことを考えながら熊鈴をジャラジャラ鳴らしながら進み滝谷出合到着。
明るければ何でもないのですが、暗闇の中、ヘッデンの明かりだけで、この区間の渡渉通過には短いのですが、ルートロスをしないように慎重に旗竿を探しながらの通過となりました。
順調に進むにつれ段々と明るくなってきて槍平小屋に着くころには既に明るくなっていました。
やはり明るく視界がきくと安心感が有ります。
槍平小屋テント場でのんびり過ごす人たちを横目にtanukigo明るくなったのでスピードアップです。周りの木々に目を向けると紅葉が綺麗で気持ちよく進みます。
この辺りから段々と傾斜がきつくなっていき、今までのダラダラした登りと違い、高度を上げているのを実感できます。
展望もどんどん開けていき、左手を見れば抜戸岳の荒々しい姿が有り、後ろを振り返ると焼岳・乗鞍岳、右手には穂高岳の堂々とした姿が目に飛び込んできます。
今迄暗い中の登山だったので明るくなって天には雲一つなく、この光景は感動的でした。でも、ここで満足してはいけません。
tanukigo、本日の目的は北アルプスのシンボル槍ちゃんです。
どんどん進み千丈分岐到着。この辺りから一気に急激な登りへと変わります。森林限界をこえ、登山道の雰囲気も変わりガレた道の登りへと変わっていきます。
ペースを乱さず進み飛騨乗越に到着。ここで本日目指すピークが目の前に大迫力で現れやっとご対面です。あまりにも近すぎて逆に拍子抜けする感じでしたが、槍ヶ岳山荘にてザックをデポし、用意してきたヘルメットをかぶり槍ヶ岳へアタック開始です。
槍先の取り付きより、目印を頼りに簡単なクライミングルートを進みます。
全部の行程に鎖や梯子が無いのは演出なのかな？三点支持で慎重にのぼり最後の高度感あふれる垂直な梯子を登りきると槍ヶ岳の山頂に飛び出ます。山頂も高度感あふれ360°の展望が広がり感動的でした。
目の前には北アルプスオールスター群が広がり南ア・中アまで見渡せ、北アのシンボルから眺める日本のシンボル富士山はとても優越感が有ります。
本当に気持ちよくずっと居たいと思いましたが、下山の行程もあるので後ろ髪を引かれる思いで下山開始。
下山時も慎重に下り山荘で軽く食事休憩。
目の前にそびえる槍先を見ながらの食事はなんとも格別でした。
エネルギー補給した後はひたすら高度を下げていきます。最後はまた、長い長い林道を疲れた体にムチをいれ、ひたすら歩き下山完了。
今回の山行は天候もよく、紅葉も見ごろで達成感もあり非常に充実した山行になりました。
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