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Yamareco

記録ID: 356210
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白山

【白山(石川・2702m)】荒天の山行の後に白山は素敵なご褒美をくれました!、別山市ノ瀬道〜南竜山荘〜御前峰・大汝峰〜楽々新道〜新岩間温泉(チャリンコ&バス縦走)

2013年10月12日(土) 〜 2013年10月13日(日)
 - 拍手
体力度
10
2〜3泊以上が適当
GPS
17:27
距離
72.6km
登り
4,601m
下り
4,568m
歩くペース
とても速い
0.40.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

10/12
★市ノ瀬から別山・市ノ瀬道を経て南竜山荘へ
(自転車)   計画    実績
新岩間温泉 発  6:20   6:22
道の駅瀬女 着  7:20   7:01

(バス)
道の駅瀬女 発  7:40   7:47
市ノ瀬   着  8:30   8:39

(徒歩)
市ノ瀬   発  8:40   8:42
猿壁登山口 発  9:10   9:04
最後の水場 発 10:30   9:55
チブリ小屋 着      11:29
チブリ小屋 発 12:30  12:12
御舎利山  発 14:00  13:30
別山    発 14:10   ↓荒天の為
御舎利山  発 14:20  13:30
南竜山荘  着 16:20  15:20
(宿泊・夕朝食・弁当)

10/13
★南竜山荘から御前峰・楽々新道を経て新岩間温泉へ
南竜山荘  発  7:00   6:04
室堂センタ 着       7:12
室堂センタ 発  8:40   7:29
白山御前峰 発  9:20   7:59
大汝峰   発 10:30   8:59
七倉山分岐 発 11:30   9:36
小桜平小屋 着      11:11
小桜平小屋 発 13:20  11:36
林道入口  発 16:50  13:42
新岩間温泉 着 17:10  14:10
天候 12日:雨
13日:晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2013年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車 自転車
■新岩間温泉
白山一里野温泉の先にある国道360号石川県側末端部と
白山スーパー林道起点の交差点から石川県道53号岩間一里野線へ。

白山市コミュニティバス「めぐ〜る」の温泉口から徒歩で1時間以上。

駐車場は、林道ゲート前を中心に2〜30台程度、トイレ有。

■市ノ瀬
国道157号線石川県白山市・白峰から分岐する石川県道33号白山公園線へ。

7〜10月に金沢駅前〜別当出合間で路線バスが運行されている。
今回利用した瀬女〜市ノ瀬間は1,070円
http://www.hokutetsu.co.jp/bus/hakusan/

駐車場は、700台収容、無料、トイレ・ポスト有。

コース状況/
危険箇所等
■道の状況
 特に危険箇所なし

■登山ポスト
 市ノ瀬ビジターセンター

■下山後の温泉
 新岩間温泉「山崎旅館」
 700円/大人1人
 露天風呂は混浴です
新岩間温泉にある駐車場にて。今回もチャリンコ&バスで行きます。
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新岩間温泉にある駐車場にて。今回もチャリンコ&バスで行きます。
山崎旅館は目の前。一時期休業していましたが、最近再開したらしいです。
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山崎旅館は目の前。一時期休業していましたが、最近再開したらしいです。
県道というか険道、カードレールがありません。半分寝ながら運転してきたけど、落ちなくて良かった。
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県道というか険道、カードレールがありません。半分寝ながら運転してきたけど、落ちなくて良かった。
送水路通路への道。冬季閉鎖中は、国道305号線からの近道となる。
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送水路通路への道。冬季閉鎖中は、国道305号線からの近道となる。
一応、これでも県道なんです。
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一応、これでも県道なんです。
瀬女バス停、思ったよりも早く着きました。途中、3箇所くらいしかペダルを漕がなかった。
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瀬女バス停、思ったよりも早く着きました。途中、3箇所くらいしかペダルを漕がなかった。
このチャリンコは、公衆トイレの裏の配水管にくくりつけてデポしときます。
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このチャリンコは、公衆トイレの裏の配水管にくくりつけてデポしときます。
白山登山バス、7分遅れと思ったよりも早く着きました。補助席も使われていて大賑わい。
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白山登山バス、7分遅れと思ったよりも早く着きました。補助席も使われていて大賑わい。
白山登山バス、途中、白峰車庫でトイレ休憩。
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白山登山バス、途中、白峰車庫でトイレ休憩。
市ノ瀬ビジターセンターにて。シャトルバスと登山バス。シャトルバスはこの天気のせいか、時間帯のせいか、お客さんは少ないです。
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市ノ瀬ビジターセンターにて。シャトルバスと登山バス。シャトルバスはこの天気のせいか、時間帯のせいか、お客さんは少ないです。
市ノ瀬ビジターセンターにて。登山計画書を提出しまっす!
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市ノ瀬ビジターセンターにて。登山計画書を提出しまっす!
駐車場、他のところはあんまり埋まっていない様子。
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駐車場、他のところはあんまり埋まっていない様子。
別山市ノ瀬道への分岐近くにある、白山遭難の碑。ご冥福と山行の無事をお祈りしました。
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別山市ノ瀬道への分岐近くにある、白山遭難の碑。ご冥福と山行の無事をお祈りしました。
猿壁登山口、ここから登山道です。
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猿壁登山口、ここから登山道です。
猿壁登山口にて、雨はザアザア降りです。
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猿壁登山口にて、雨はザアザア降りです。
雨はザアザアでも、ブナ林の中、雨を凌ぎながら歩いていきます。
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雨はザアザアでも、ブナ林の中、雨を凌ぎながら歩いていきます。
最終水場の標柱、こんな急登に建ってます。じゃなくて、傾いていたので、傾けて撮ってみました。
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最終水場の標柱、こんな急登に建ってます。じゃなくて、傾いていたので、傾けて撮ってみました。
別山との中間点付近にて。ちょっと山が覗けます。
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別山との中間点付近にて。ちょっと山が覗けます。
ナナカマドの実にも雨のしずくが滴っています。
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ナナカマドの実にも雨のしずくが滴っています。
こんなはずじゃなかった、雨ザアザアの中のチブリ尾根避難小屋へ。
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こんなはずじゃなかった、雨ザアザアの中のチブリ尾根避難小屋へ。
さっきよりも雨足が・・・。
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さっきよりも雨足が・・・。
ここからが御舎利山へのしんどい急登。
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ここからが御舎利山へのしんどい急登。
ほうほうの体で御舎利山到着。
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ほうほうの体で御舎利山到着。
別山?いやいや、また次の機会に。南竜山荘へ向けてGO!
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別山?いやいや、また次の機会に。南竜山荘へ向けてGO!
天池。ここを過ぎれば、あの場所です。
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天池。ここを過ぎれば、あの場所です。
2011年5月に滑落した場所に続く尾根筋。
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2011年5月に滑落した場所に続く尾根筋。
油坂のしんどい登り返しの後は木道。でも、この荒天で全然景色が見えず、苦行は最後の最後まで続きます。
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油坂のしんどい登り返しの後は木道。でも、この荒天で全然景色が見えず、苦行は最後の最後まで続きます。
ぼんやりと南竜山荘の影が。
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ぼんやりと南竜山荘の影が。
今夜の宿に到着です。
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今夜の宿に到着です。
南竜山荘の夕食。
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南竜山荘の夕食。
寒さで目覚めた朝。
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寒さで目覚めた朝。
昨日の土砂降りはどこ行ったというくらい澄み切った青空。
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昨日の土砂降りはどこ行ったというくらい澄み切った青空。
一面霜が降りていました。室堂はマイナス4度だったそうです。どうりで寒いと思った。
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一面霜が降りていました。室堂はマイナス4度だったそうです。どうりで寒いと思った。
南竜山荘さん、お世話になりました。
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南竜山荘さん、お世話になりました。
こんな良い天気なら、エコーラインで行こうかな。
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こんな良い天気なら、エコーラインで行こうかな。
日が差し込んで来ました。ホッとする瞬間。
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日が差し込んで来ました。ホッとする瞬間。
昨日スルーした別山。
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昨日スルーした別山。
室堂と御前峰が見えてきました。
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室堂と御前峰が見えてきました。
エコーラインの木道。
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エコーラインの木道。
霜が激しすぎます。
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霜が激しすぎます。
室堂センターです。背後の御前峰もクッキリ!
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室堂センターです。背後の御前峰もクッキリ!
ドリップコーヒーをマイマグカップで500円。チョコとクッキーはおまけです。
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ドリップコーヒーをマイマグカップで500円。チョコとクッキーはおまけです。
さ、御前峰が待ってます。
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さ、御前峰が待ってます。
6月以来の御前峰。昨日の苦行が報われました。
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6月以来の御前峰。昨日の苦行が報われました。
御前峰で三角点タッチ。
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御前峰で三角点タッチ。
大汝峰越しに。
立山連峰越しに。
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立山連峰越しに。
別山も、もうすぐ白くなるんですね。
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別山も、もうすぐ白くなるんですね。
パノラマで撮ってみました!
2
パノラマで撮ってみました!
パノラマで撮ってみました!その2
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パノラマで撮ってみました!その2
御前峰からお池めぐり。強風で前の人が飛ばされそう。
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御前峰からお池めぐり。強風で前の人が飛ばされそう。
剣ヶ峰。
向こうに見えるのは、槍穂でしょうか。
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向こうに見えるのは、槍穂でしょうか。
水面の色が何とも言えません。
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水面の色が何とも言えません。
水面に太陽の光が反射してキレイです。
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水面に太陽の光が反射してキレイです。
大汝峰、今から行くから待っててね。
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大汝峰、今から行くから待っててね。
御前峰&剣ヶ峰コンビ。
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御前峰&剣ヶ峰コンビ。
大汝峰から。
大汝峰でパノラマ撮影してみました。
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大汝峰でパノラマ撮影してみました。
大汝峰の標柱。
大汝峰の祠、風除けの石が四方に積まれています。
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大汝峰の祠、風除けの石が四方に積まれています。
祠の出口から。
雲が吹き上がってきました。
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雲が吹き上がってきました。
七倉山は雲の中。
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七倉山は雲の中。
御手洗鉢、凍ってました。
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御手洗鉢、凍ってました。
七倉の辻、分岐。
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七倉の辻、分岐。
エビの尻尾です。
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エビの尻尾です。
空も地面も白い世界。
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空も地面も白い世界。
小桜平は紅葉のピーク
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小桜平は紅葉のピーク
ほんのちょっとだけど、良いですね。
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ほんのちょっとだけど、良いですね。
小桜平避難小屋、木の香りが何ともいえない。
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小桜平避難小屋、木の香りが何ともいえない。
小屋の前にはこんなベンチもあります。
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小屋の前にはこんなベンチもあります。
だいぶん下りてきました。
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だいぶん下りてきました。
林道入り口から。
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林道入り口から。
あと20分!
あと1ヶ月もすれば、ここも紅葉に。
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あと1ヶ月もすれば、ここも紅葉に。
ゲートが見えてきました、ゴールです。
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ゲートが見えてきました、ゴールです。
うわー、車がいっぱい。
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うわー、車がいっぱい。
山崎旅館さんへ。
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山崎旅館さんへ。
内風呂はこんな感じ。
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内風呂はこんな感じ。
デポしたチャリを回収。ヒップソリはスタンバイに入ってます。
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デポしたチャリを回収。ヒップソリはスタンバイに入ってます。
そば茶ソフトで締め!
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そば茶ソフトで締め!

装備

個人装備
ヘッドランプ 予備電池 1/25,000地形図 ガイド地図 コンパス 筆記具 保険証 飲料 ティッシュ 三角巾 バンドエイド タオル 携帯電話 計画書 雨具 防寒着 ストック 水筒 時計 非常食
共同装備
ツェルト ファーストエイドキット 医薬品 カメラ ビデオカメラ

感想


★はじめに

多くの山小屋の営業が終了し、
登山シーズンはひと区切りとなる今週末。

どこへ行こうかと思い真っ先に思い浮かんだのは、
地元を代表する山・白山。

一昨年、中宮道をチャリンコ&バスで縦走し
すっかり味をしめたので、
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-136636.html
別のコースで行ってみたい。

いつもは通過点だった南竜山荘、
一度は泊まってみたい。

というわけで、今回のコースを決めました。

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(1日目)
★チャリンコ&バスで(新岩間温泉〜市ノ瀬)

クルマにチャリンコを積んで新岩間温泉へ。
駐車場に停まっていたのは他に1台だけ。
チャリンコを下ろして出発、
道の駅瀬女にある、瀬女バス停へ向かう。
新岩間温泉へ通じる県道は、
切り立った崖にあり、時折ガードレールもない。
落ちたら数百メートル。
ヒヤヒヤしながら、下っていく。

道の駅瀬女までは、
2、3箇所ペダルを漕ぐところがあるが、
あとはブレーキをかけながら、滑降していく。

瀬女からは、金沢駅前と別当出合を結ぶ、
白山登山バスに乗車、市ノ瀬へ向かう。

途中トイレ休憩で立ち寄った白峰車庫で、
8月に船窪小屋でご一緒した方に会ってびっくり。
ちょうど同じバスに乗ってたようです。
今、これを書いている頃は、
「山岳リゾート」を満喫していることでしょう。


★山行というより苦行(市ノ瀬〜南竜山荘)

市ノ瀬で登山バスを降り、登山届を提出、
白山遭難の碑に立ち寄ってから、別山市ノ瀬道へ。

天気予報では、朝方雨交じりだが昼には晴れてその後は曇り。
雨のときはブナ林の中だし、ちょうど稜線に出る頃には晴れ、
その後もまずまずなら、これはちょうど良いではないか!

そうは問屋が卸しませんでした…。

稜線に出ても晴れるどころか雨足は強まるばかり。
チブリ尾根避難小屋で昼食休憩を取ったが、
動いていないと冷える、冷える。

雨具を着ると動きにくくなるし、
汗と雨ですっかり濡れてしまい、
そこからは「苦行」に。

御舎利山まで来たけれど、別山はパス。
そのまま縦走路を北上、南竜山荘を目指す。
雨は降っては止んでの繰り返し。

油坂の頭からの下りは、足元が悪い中できつく、
登り返して木道に出てからも長く感じた。

ガスガスの中から南竜山荘の姿がすっすらと見えた時、
ホッとした。

山荘は、今回が初めて。
トイレは温水洗浄便座なのがビックリした。

夕食の後、消灯までの間は、
玄関にある石油ストーブを囲んでしばし山談義。

明日の予報は晴れのはずだが、外は荒れるばかり、
窓の隙間にピュ―ピュ―風が吹き込んで、
窓ガラスがギシギシと音をたてている。

初冠雪かもと言ってたけど寒い。

すっかり「北陸の冬」といった感じだった。
春巻きのように毛布にくるまって就寝。

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(2日目)
★苦行から一夜明けて(南竜山荘〜室堂)

朝は寒さで目が覚めた。
窓越しに外を見ると雪は積もってないようだが、
寒さの余り、毛布から出るのに勇気が要った。

外は雲ひとつない青空。

今日は、状況によっては小桜平避難小屋まで、
霜はおりていて斜面一面うっすらと霜で白がかっているが、
積雪はないらしく、この天気なら、
新岩間温泉まで下山できそうだ。

朝食をとって弁当を受け取ってからすぐ出発。

トンビ岩コースが最短だけど、
この天気なら、エコーラインでしょ!
木道は朝露が凍って滑りやすく注意しながら歩く。

エコーライン分岐を上がること10分くらいで、
御前峰が見えてきた。
雪は降っていないようだ。
それにしても、雲ひとつない空。
苦行の後に、白山はものすごいご褒美をくれた気がする。

五葉坂の上りも若干足取りは軽い。
室堂に着いた。
さすが、メインの山小屋、たくさんの人で賑わっていた。

室堂では、ドリップコーヒーを頂き、ホッと一息。
室堂から改めて御前峰を見て、
改めて昨日苦労した甲斐があったと思った。


★強い風に煽られながらも感動(室堂〜御前峰〜大汝峰)

ホッと一息をつけた後、御前峰へ向かう。
それにしても、北からものすごく強い風。
御前峰の道は基本ジグザグ、
南に向かう時は追い風で勝手に足が動く感じだったが、
逆のときは煽られまくった。

強風の中、御前峰に到着。
何回も来たけれど、これだけクッキリと見える日はない、
というくらいの眺望。
とにかく方位盤にある山が全部見えた。
強風に煽られながら写真を撮った。

さて、次は大汝峰へ、お池めぐりコース経由で向かう。
御前峰山頂の風は、台風並みではないかと思うくらいで、
身をかがめて、シコを踏むようにして稜線を歩いていった。

こちらも眺めは最高、
お池越しに見る、北アルプスはまた格別で、
すげー、きれーいの連発だった。

この風で大汝峰はどうしようかと思っていたけど、
いざ目の前にするとウズウズ。
こんな天気で登らないのは罪でしょ、という感じで。
先行者もいたし、頂上にも何人か登山者の姿が見えたので、
行って見ることにした。

御前峰と違って、広く緩やかな山頂部から見る景色もまた格別。
この頃から雲が吹き上がってきたが、
その光景も何とも言えなほど印象的だった。


★白から深緑の世界へ(大汝峰〜楽々新道〜新岩間温泉)

大汝峰からは七倉山分岐に向けて、ハイマツの間の道をひた歩く。
ガスが上がってきて、白い世界に。
御手洗鉢は、今朝の冷え込みで凍っていた。

そうそう、室堂の今朝の気温はマイナス4度。
それでこの強風だから体感温度はさらに下がる。
どうりで寒かったわけだ。

七倉山分岐付近からは、北からの風を直に受けているのか、
地面も真っ白、そして白いガスの中の白い世界だった。
徐々に高度を下げながら、縦走路を北上していく。

高度が下がるにしたがって霜も融けて冬枯れの世界に。
小桜平に近づく頃には、紅葉の世界に。
小桜平は、ちょっとした庭園のような感じだった。

小桜平避難小屋の前で昼食。
避難小屋は最近建てられたのか、木の香りが強く残っている、
小ぢんまりとした小屋。
小屋の前は、ベンチとテーブルがあり、
景色に囲まれながら昼食をとった。

何とも贅沢。

小桜平避難小屋からは、登ってくる登山者を何人も見かけた。
苔むした岩の下りや、水溜りが一部あったが、
緩急の傾斜が繰り返す、ブナ林の中を良く歩きやすい道。

高度が下がるにしたがって、赤が黄色になり、黄色が緑に。
急な長い下りが終わり、目の前に中宮山とブナオ山が見えたら林道登山口。

林道登山口からは、林道を20分も歩けば、ゲートがあり、
新岩間温泉、ゴール!

出発のとき、もう1台しかなかったクルマは満車で、
駐車場の他にゲート前や道端にたくさん停まっていた。

下山後の温泉は、目と鼻の先にある「山崎旅館」。
数年前、確か休業したはずだったが、再開したらしい。
汗を流した後は、道の駅瀬女へ。
チャリンコを回収して終了。

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前半は、荒天で苦行だったが、
その苦行が報われるほどの眺望そして紅葉が楽しめて良かった。
混雑を避ける意味でも、今回のコース取りを考えたつもりだったが、
この時期にして、静かな山歩きができたこともなお良かったと思う。

また、今回の山行で、今年の白山登山は終了した。
結果として、石徹臼から新岩間温泉までつなぐことができ、
一応南北縦走が果たせたことも満足だった。

5月(市ノ瀬〜越前禅定道・観光新道〜御前峰〜別山〜市ノ瀬)
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-292727.html

6月(平瀬道ピストン)
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-305421.html

6月(石徹臼から南縦走路を伸ばす)
二ノ峰
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-313483.html
三ノ峰
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-315328.html

7月(上小池から)
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-326966.html

9月(杉峠経由で別山周回し南縦走路をつなぐ)
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-348361.html


来年も、地元を代表する山である白山の、
四季折々のさまざまな姿を目にしたいと思う。

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コメント

南竜山荘ではお世話になりました
南竜山荘で
ストーブを囲んでの”山談義”に
参加させていただきありがとうございました。
(三重県から来た者です)
本当に楽しいひと時を過ごせました。
また、どこかでお会いできる日を
楽しみにしています。
2013/10/14 19:33
cross19さん、こんばんは!
こんばんは!

こちらこそお世話になりました

いろんな情報が聞けて、
地元でありながら知らないことも
結構あってためになりましたし、
楽しかったです

またどこかでお会いしましょう
2013/10/14 22:23
おかえりなさい
welcome back白山

得意のチャリンコ+バス作戦ですね
しかし、予定時間より3時間も早く到着するとは さすがです

来年、まねしちゃいますね 今年は結局折りたたみチャリを買わずじまいでした、トホホ
2013/10/14 23:27
sakura0725さん、おはようございます。
ただいまー

sakura0725さんのレコ見て、
今回は白山に決めました

2日目のルートは、
終始緩やかなな傾斜で歩き易かったです。
膝にも全然きませんでしたヨ

sakura0725さんなら走れると思います
2013/10/15 6:32
まさかの再会でしたね!
さっき帰ってきました。

室堂〜ゴマ平避難小屋〜中宮温泉のコース、とっても素晴らしかったです
室堂センターや大汝峰の分岐では、ニアミスだったようです。それにしても寒かったですね。

この夏、船窪小屋で情報をいただき、本当にありがとうございました  
山の眺望も、紅葉も、そして下山後の温泉 も、最高によかったです
得意の山岳リゾート気分を満喫できました

今年もゴマ平避難小屋は定員オーバーの大盛況でしたよ  

またどこかでお会いしましょう
2013/10/15 19:03
hanahakoさん、こんばんは!
お疲れ山でした

ホント、まさか、まさかの再会でした!

何回か登っていますが、
これほど見えたことはないというくらいの眺望でした。
お花松原も見事だったようですね

やはり「居酒屋・ゴマ平」状態(笑)

「山岳リゾート」を楽しんで頂けたようで何よりでした

また、どこかでお会いしましょう
2013/10/15 20:03
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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