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Yamareco

記録ID: 356766
全員に公開
ハイキング
中央アルプス

木曽駒ヶ岳【千畳敷→木曽駒ヶ岳→濃ヶ池→千畳敷】

2013年10月14日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:49
距離
8.0km
登り
638m
下り
648m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:24
休憩
1:04
合計
5:28
6:48
41
7:29
7:35
4
7:39
7:45
0
7:45
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11
7:56
7:57
8
8:20
8:25
13
8:38
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53
9:31
9:32
16
9:48
10:20
40
11:00
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23
11:23
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5
11:29
11:33
3
11:36
11:44
32
12:16
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
■中央アルプス観光・伊那バス 駒ヶ岳ロープウェイ線
http://www.chuo-alps.com/bus/fare/pdf/timetable_2013.pdf
■写真1 - 三段の滝
ロープウェイ内から撮影した割には上手く撮れました。
朝日と紅葉が相まって燃えるようなオレンジ色に彩られています。
2013年10月14日 06:15撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
10/14 6:15
■写真1 - 三段の滝
ロープウェイ内から撮影した割には上手く撮れました。
朝日と紅葉が相まって燃えるようなオレンジ色に彩られています。
■写真2 - 千畳敷
すっかり葉が落ちてしまったナナカマドの実を前景にカールを。
最鞍部を目指して登っていきます。
2013年10月14日 06:54撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
4
10/14 6:54
■写真2 - 千畳敷
すっかり葉が落ちてしまったナナカマドの実を前景にカールを。
最鞍部を目指して登っていきます。
■写真3
食料を追加する時期でもないので、小屋の補修用品の荷揚げでしょうか。
ひっきりなしにピストンしていました。
2013年10月14日 07:13撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/14 7:13
■写真3
食料を追加する時期でもないので、小屋の補修用品の荷揚げでしょうか。
ひっきりなしにピストンしていました。
■写真4
後半は一気に傾斜が増すカール。
丁寧に九十九折が作られているので、全く苦になりません。
2013年10月14日 07:24撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/14 7:24
■写真4
後半は一気に傾斜が増すカール。
丁寧に九十九折が作られているので、全く苦になりません。
■写真5 - 乗越浄土
天狗荘の奥に見えるのは中岳。
60mほど登るだけなので巻くほどでもないと思います。
2013年10月14日 07:37撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/14 7:37
■写真5 - 乗越浄土
天狗荘の奥に見えるのは中岳。
60mほど登るだけなので巻くほどでもないと思います。
■写真6 - 駒ヶ岳頂上山荘
ここから100mほど登り返すだけで日本百名山に着いてしまうなんて…拍子抜けです。
なるほど、軽装の方が多いわけですね。
2013年10月14日 08:04撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
10/14 8:04
■写真6 - 駒ヶ岳頂上山荘
ここから100mほど登り返すだけで日本百名山に着いてしまうなんて…拍子抜けです。
なるほど、軽装の方が多いわけですね。
■写真7 - 木曽駒ヶ岳
CTの甘さも手伝って、あっと言う間に山頂です。
山頂には2つの祠が設置されていました。
2013年10月14日 08:27撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/14 8:27
■写真7 - 木曽駒ヶ岳
CTの甘さも手伝って、あっと言う間に山頂です。
山頂には2つの祠が設置されていました。
■写真8 - 木曽駒ヶ岳
西側の展望です。
関東の山はどこに登っても最果てに中アの存在感があるので、それが無いのが不思議です。
2013年10月14日 08:20撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/14 8:20
■写真8 - 木曽駒ヶ岳
西側の展望です。
関東の山はどこに登っても最果てに中アの存在感があるので、それが無いのが不思議です。
■写真9 - 木曽駒ヶ岳
東側の展望です。
綺麗な稜線が続いていたので、帰りの混雑を覚悟で濃ヶ池を回り道する決心がつきました。
2013年10月14日 08:21撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/14 8:21
■写真9 - 木曽駒ヶ岳
東側の展望です。
綺麗な稜線が続いていたので、帰りの混雑を覚悟で濃ヶ池を回り道する決心がつきました。
■写真10 - 木曽駒ヶ岳
とんがった宝剣岳が印象的な南側の展望です。
最奥に見えるのは空木岳?
2013年10月14日 08:26撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/14 8:26
■写真10 - 木曽駒ヶ岳
とんがった宝剣岳が印象的な南側の展望です。
最奥に見えるのは空木岳?
■写真11
1913年の遭難事故から今年で99年。
史実を疑ってしまうほど長閑に見える稜線も、天候が荒れれば牙を剥いて襲い掛かってくるのでしょうか。
2013年10月14日 08:56撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
10/14 8:56
■写真11
1913年の遭難事故から今年で99年。
史実を疑ってしまうほど長閑に見える稜線も、天候が荒れれば牙を剥いて襲い掛かってくるのでしょうか。
■写真12
紅葉は2,500m以下へと移ろっています。
森林限界が近いからか、そんなに色変わりはしないようです。
2013年10月14日 09:26撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/14 9:26
■写真12
紅葉は2,500m以下へと移ろっています。
森林限界が近いからか、そんなに色変わりはしないようです。
■写真13 - 濃ヶ池
砂浜(?)が浮き出てきた水量の乏しい濃ヶ池。
以前の名残か、手前の小高い丘を通るルートもあります。
2013年10月14日 09:56撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
10/14 9:56
■写真13 - 濃ヶ池
砂浜(?)が浮き出てきた水量の乏しい濃ヶ池。
以前の名残か、手前の小高い丘を通るルートもあります。
■写真14 - 濃ヶ池
辛うじて逆さ宝剣岳。
大きく休むには絶好のポイントだと思います。
2013年10月14日 10:10撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
10/14 10:10
■写真14 - 濃ヶ池
辛うじて逆さ宝剣岳。
大きく休むには絶好のポイントだと思います。
■写真15
真っ赤な葉が散り去ったナナカマドも、晩秋を彩る主役に変わりありません。
玉ボケが綺麗に撮れました。
2013年10月14日 10:39撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
10/14 10:39
■写真15
真っ赤な葉が散り去ったナナカマドも、晩秋を彩る主役に変わりありません。
玉ボケが綺麗に撮れました。
■写真16
登り返しで疲労が溜まってきた足に試練の梯子。
下の方は少し不安定で前後に揺れました。
2013年10月14日 10:50撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/14 10:50
■写真16
登り返しで疲労が溜まってきた足に試練の梯子。
下の方は少し不安定で前後に揺れました。
■写真17
カールの上部に仰ぐは往路で通った天狗荘。
ここからは九十九折が作られているので、ゆっくりと鞍部を目指します。
2013年10月14日 10:58撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
10/14 10:58
■写真17
カールの上部に仰ぐは往路で通った天狗荘。
ここからは九十九折が作られているので、ゆっくりと鞍部を目指します。
■写真18 - 駒飼ノ池
…ですよね?すっかり枯れていて自信ありません。
すぐ近くには沢が大きな音を立てて流れているのに。
2013年10月14日 10:59撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
10/14 10:59
■写真18 - 駒飼ノ池
…ですよね?すっかり枯れていて自信ありません。
すぐ近くには沢が大きな音を立てて流れているのに。
■写真19 - 乗越浄土
伊那前岳を臨みます。
手前の刺々しい岩稜が気になって仕方ありません。
2013年10月14日 11:37撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/14 11:37
■写真19 - 乗越浄土
伊那前岳を臨みます。
手前の刺々しい岩稜が気になって仕方ありません。
■写真20- 乗越浄土
宝剣岳は、また今度のお楽しみです。
2013年10月14日 11:37撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/14 11:37
■写真20- 乗越浄土
宝剣岳は、また今度のお楽しみです。
■写真21
もう昼近いのに、どんどん登ってきます。
異様なロープウェイ待ちで計画が遅れている人も多そうです。
2013年10月14日 11:45撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/14 11:45
■写真21
もう昼近いのに、どんどん登ってきます。
異様なロープウェイ待ちで計画が遅れている人も多そうです。
■写真22 - 剣ヶ池
何となく雑踏を避けて遠回りしたお陰で思いがけない絶景が。
ただ単に予習不足なだけですね。はい。
2013年10月14日 12:10撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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10/14 12:10
■写真22 - 剣ヶ池
何となく雑踏を避けて遠回りしたお陰で思いがけない絶景が。
ただ単に予習不足なだけですね。はい。
■写真23 - 千畳敷
ロープウェイの待ち時間に何するって、生ビールに決まってるじゃないですか。
日陰は寒いので薄手のダウンを着ています。そこまでして呑むか。
2013年10月14日 12:31撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
5
10/14 12:31
■写真23 - 千畳敷
ロープウェイの待ち時間に何するって、生ビールに決まってるじゃないですか。
日陰は寒いので薄手のダウンを着ています。そこまでして呑むか。
撮影機器:

感想

■駒ヶ根駅→千畳敷
ロープウェイの輸送能力がボトルネックになるので、計画通りに行程を消化するなら始発利用は必至。

駒ヶ根駅を0500発のバスは座席満員程度で発車したものの、菅の台BSでは数百人のバス待ちが…。
駅からの始発バスを待たず菅の台BSから臨時バスが出ているようですが、繁忙期はどうしようもないですね。

バスの着席サービスが徹底されていて、混雑時でも無茶に詰め込まれたりしません。
ロープウェイの待ち時間は短く、0612にはロープウェイに乗れました。

正直言って、都内から電車やバスを乗り継いだ挙句にロープウェイで3時間待ちとか厳しいと思います。
そこまで試練を課すくらいなら、駒ヶ根駅近辺での前泊をお勧めします。


■千畳敷→木曽駒ヶ岳
例の遭難事故の影響からか、登山届を提出するよう促されます。
行程はもちろん、予備の食料やツェルト携行の有無まで確認されました。

初めて見る千畳敷カールは、規模としては普通に見えますが、労せず間近で見られたことに感動を覚えました。
周遊コースを時計回りに少し歩くと、すぐにカール部分に取り付き、そのまま乗越浄土へと導かれます。

ロープウェイの駅から眺めるカールも見事ですが、少し遠回りして剣ヶ池から見上げる全景の方が写真の見栄えが良いです。
標高が高いからか、紅葉最盛期から少しでも経つと味気ない展望に終わってしまいました。

乗越浄土のすぐ近くに宝剣岳が聳えているのですが、帰りの時間が不安定なので登攀したい気持ちを抑えて真っ直ぐに木曽駒ヶ岳へと向かいます。
2つ並んだ山小屋の裏手から中岳を経由します。巻道もあるようですがバリ道扱いなので注意です。

唯一のテン場がある頂上山荘の脇から一登りで木曽駒ヶ岳の山頂です。楽勝です。
頂上は東西に広く、寒いなか休まれている方も多くいました。
このままロープウェイまでピストンすれば混雑前の10時には着けそうです。

でも、前泊までしてバスだのロープウェイだの乗り継いで、滞在が4時間では淋しすぎます。
なので、帰りの混雑に巻き込まれるのを承知で、計画通りに濃ヶ池に寄り道して帰ることにします。


■木曽駒ヶ岳→千畳敷
ヤマレコで見た馬ノ背の稜線歩きが気持ち良さそうだったので、八合目まで歩いてみます。
ここからは歩く人も一気に減って、期待せず静かな山歩きを踏みしめることができました。

ゴーロ状で歩きにくい箇所がある他は、歩きやすく景観も良くて気分が良くなります。
特に、将棊頭山を経て茶臼山へと伸びる稜線は美しく、見ていて飽きないものを感じます。

聖職の碑に立ち寄るのを忘れて、八合目から濃ヶ池へと降りてしましいました。失敗した…。
同名の小説を読もうとしていて、たまたま舞台の地を訪れたのに…。

濃ヶ池は枯れかけていて映り込みは微妙でした。駒飼ノ池に至っては枯れ果てています。
稜線から一段低い位置にあって風は大人しいので、ランチには向いているかも。

乗越浄土から先はハイカーが激増して気が滅入ります。
登山道は道幅が広く整備されているので、登り下りで行き違うのは苦労しませんが、常に渋滞が発生して時間を要します。
下手すると登りよりも掛かります。

そしてロープウェイの乗車券タイムです。
連休とはいえ、紅葉の見頃を過ぎた最終日は30分待ちで済みました。


■千畳敷→駒ヶ根駅
でも、しらび平でなぜかバスを1時間以上も待つことになり、結局そんなに早く帰れませんでした…。
菅の台BS止まりの臨時バスはロープウェイが到着する度に発車していました。

しらび平では午後になってもロープウェイ待ちの観光客が難民のように溢れかえっていました。
これでは、折角の観光が台無しです。やはり、カールの見物目当てであっても早出早着を意識した方が楽しめそうです。

とにかく所要時間が掴めないので、公共機関で帰る場合は指定席券などを予め買っておくのはギャンブルです。
午前中のうちに下山してしまうか、十二分に余裕を持たせておくかの二択です。

つーか、日中が暖かい時期は午後にはガスが上がってきてしまい、何も見えなくなりますよ。

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技術レベル
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