木曽駒ヶ岳【千畳敷→木曽駒ヶ岳→濃ヶ池→千畳敷】
- GPS
- 05:49
- 距離
- 8.0km
- 登り
- 638m
- 下り
- 648m
コースタイム
- 山行
- 4:24
- 休憩
- 1:04
- 合計
- 5:28
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
http://www.chuo-alps.com/bus/fare/pdf/timetable_2013.pdf |
写真
感想
■駒ヶ根駅→千畳敷
ロープウェイの輸送能力がボトルネックになるので、計画通りに行程を消化するなら始発利用は必至。
駒ヶ根駅を0500発のバスは座席満員程度で発車したものの、菅の台BSでは数百人のバス待ちが…。
駅からの始発バスを待たず菅の台BSから臨時バスが出ているようですが、繁忙期はどうしようもないですね。
バスの着席サービスが徹底されていて、混雑時でも無茶に詰め込まれたりしません。
ロープウェイの待ち時間は短く、0612にはロープウェイに乗れました。
正直言って、都内から電車やバスを乗り継いだ挙句にロープウェイで3時間待ちとか厳しいと思います。
そこまで試練を課すくらいなら、駒ヶ根駅近辺での前泊をお勧めします。
■千畳敷→木曽駒ヶ岳
例の遭難事故の影響からか、登山届を提出するよう促されます。
行程はもちろん、予備の食料やツェルト携行の有無まで確認されました。
初めて見る千畳敷カールは、規模としては普通に見えますが、労せず間近で見られたことに感動を覚えました。
周遊コースを時計回りに少し歩くと、すぐにカール部分に取り付き、そのまま乗越浄土へと導かれます。
ロープウェイの駅から眺めるカールも見事ですが、少し遠回りして剣ヶ池から見上げる全景の方が写真の見栄えが良いです。
標高が高いからか、紅葉最盛期から少しでも経つと味気ない展望に終わってしまいました。
乗越浄土のすぐ近くに宝剣岳が聳えているのですが、帰りの時間が不安定なので登攀したい気持ちを抑えて真っ直ぐに木曽駒ヶ岳へと向かいます。
2つ並んだ山小屋の裏手から中岳を経由します。巻道もあるようですがバリ道扱いなので注意です。
唯一のテン場がある頂上山荘の脇から一登りで木曽駒ヶ岳の山頂です。楽勝です。
頂上は東西に広く、寒いなか休まれている方も多くいました。
このままロープウェイまでピストンすれば混雑前の10時には着けそうです。
でも、前泊までしてバスだのロープウェイだの乗り継いで、滞在が4時間では淋しすぎます。
なので、帰りの混雑に巻き込まれるのを承知で、計画通りに濃ヶ池に寄り道して帰ることにします。
■木曽駒ヶ岳→千畳敷
ヤマレコで見た馬ノ背の稜線歩きが気持ち良さそうだったので、八合目まで歩いてみます。
ここからは歩く人も一気に減って、期待せず静かな山歩きを踏みしめることができました。
ゴーロ状で歩きにくい箇所がある他は、歩きやすく景観も良くて気分が良くなります。
特に、将棊頭山を経て茶臼山へと伸びる稜線は美しく、見ていて飽きないものを感じます。
聖職の碑に立ち寄るのを忘れて、八合目から濃ヶ池へと降りてしましいました。失敗した…。
同名の小説を読もうとしていて、たまたま舞台の地を訪れたのに…。
濃ヶ池は枯れかけていて映り込みは微妙でした。駒飼ノ池に至っては枯れ果てています。
稜線から一段低い位置にあって風は大人しいので、ランチには向いているかも。
乗越浄土から先はハイカーが激増して気が滅入ります。
登山道は道幅が広く整備されているので、登り下りで行き違うのは苦労しませんが、常に渋滞が発生して時間を要します。
下手すると登りよりも掛かります。
そしてロープウェイの乗車券タイムです。
連休とはいえ、紅葉の見頃を過ぎた最終日は30分待ちで済みました。
■千畳敷→駒ヶ根駅
でも、しらび平でなぜかバスを1時間以上も待つことになり、結局そんなに早く帰れませんでした…。
菅の台BS止まりの臨時バスはロープウェイが到着する度に発車していました。
しらび平では午後になってもロープウェイ待ちの観光客が難民のように溢れかえっていました。
これでは、折角の観光が台無しです。やはり、カールの見物目当てであっても早出早着を意識した方が楽しめそうです。
とにかく所要時間が掴めないので、公共機関で帰る場合は指定席券などを予め買っておくのはギャンブルです。
午前中のうちに下山してしまうか、十二分に余裕を持たせておくかの二択です。
つーか、日中が暖かい時期は午後にはガスが上がってきてしまい、何も見えなくなりますよ。
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