小河内岳〜南アルプスの大展望と富士山の眺め〜

2021年10月03日(日) [日帰り]

• GPS: 08:32
• 距離: 21.1km
• 登り: 1,911m
• 下り: 1,913m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:40
• 休憩: 1:34
• 合計: 8:14

距離 21.1km 登り 1,919m 下り 1,920m

5:32 鳥倉林道ゲート（駐車場）
5:52 5:53 鳥倉林道登山口
6:32 豊口山のコル
6:59 ほとけの清水
7:18 7:24 塩川・鳥倉ルート合流点
7:34 7:36 三伏峠小屋
8:18 8:26 烏帽子岳
8:57 前小河内岳
9:23 小河内岳避難小屋
9:25 9:48 小河内岳
9:51 10:07 小河内岳避難小屋
10:09 10:33 小河内岳
11:02 前小河内岳
11:31 11:32 烏帽子岳
12:02 12:06 三伏峠小屋
12:16 12:21 塩川・鳥倉ルート合流点
12:38 ほとけの清水
13:02 豊口山のコル
13:35 13:39 鳥倉林道登山口
13:46 鳥倉林道ゲート（駐車場）

天候

快晴

アクセス

鳥倉林道終点のゲート前、第一駐車場へ。前夜0時の段階で空きスペースは数台程度。第一駐車場が満車の場合は1.2km手前の第二駐車場へ。下山時は第二駐車場も8割程度の駐車率でした。

コース状況／危険箇所等

【鳥倉登山口〜三伏峠】朽ちた桟道は不安定につき慎重に通過のこと。特に濡れている場合はスリップしやすいのでご注意。三伏峠小屋の営業は9/27で終了しており、トイレも閉鎖中。烏帽子岳方面に10分ほど下った場所にある水場も撤去済の為、水量が不安な場合は仏の清水で給水のこと。
【三伏峠〜烏帽子岳〜小河内岳】小さなアップダウンを繰り返す稜線歩き。ハイマツやシャクナゲに覆われたトレイル。ルートは明瞭で危険個所も少ない。
【小河内岳避難小屋】今シーズンは既に冬仕舞いを済ませてあってトイレは閉鎖中。小屋内へは上部の冬期入口から入ることが可能。

その他周辺情報

今回は利用しなかったが中央道松川IC近くの清流苑がおすすめ。休憩スペース、食事処あり。営業時間は10:00〜20:00。大人500円。
http://www.seiryuen.jp/9yu.htm

写真

10/3 5:24

2週間前に来たばかりの鳥倉ゲート前で車中泊。4時起きのつもりが目が覚めたら5時。さすがに2日連続で睡眠時間が3時間は無理でした（汗）

10/3 5:44

前回と同じくゲートから自転車を漕いで20分。登山口に到着です。行きは登り勾配でしんどいですが歩くよりは断然早い。

10/3 6:58

三伏峠までの道中は省略。でも前回より少し黄葉が進んだ気がします。

10/3 7:22

さあお約束の200歩カウント！1歩、2歩…

10/3 7:24

って220歩かよっ！前回より足が短くなったみたい。
三伏峠小屋は先週末にて営業期間終了。

10/3 7:25

SANPUKU TOGE!

10/3 7:29

今日は塩見へ向かわず烏帽子岳方面へ。
前回塩見岳に登りに来た時に気になってたので。

10/3 7:30

小河内小屋の案内。避難小屋だと思うのですが…

10/3 7:34

塩見岳の圧倒的な山容。どっしりしてる。

10/3 7:35

烏帽子岳との鞍部へ降りてから登り返します。

10/3 7:37

パッチワークのように黄色く彩られる山肌。

10/3 7:52

ひと登りして中央アルプスを眺める。

10/3 7:52

烏帽子岳に登ります。

10/3 7:56

登山道には霜柱。季節の移り変わりを感じます。

10/3 8:02

南側が開けた尾根に登り上げると見えた！

10/3 8:02

墨絵のような美しい富士山！

10/3 8:03

烏帽子のピークまであと少し。

10/3 8:09

8:09鳥帽子岳山頂に到着。

10/3 8:09

10/3 8:09

今日はガスもかからずに塩見岳がバッチリ見えます。

10/3 8:10

仙丈ヶ岳と甲斐駒ヶ岳。

10/3 8:10

甲斐駒はどこから見ても判りやすい。

10/3 8:10

仙丈ヶ岳をアップで。

10/3 8:10

北岳と間ノ岳。

10/3 8:14

これから向かう前小河内岳と小河内岳。

10/3 8:14

抜群のロケーションに避難小屋が建っています。

10/3 8:21

塩見岳。中腹の黄葉がすごい。

10/3 8:47

前小河内岳まで歩いてきました。特に何もない山頂。
小河内まではもうひと頑張り。

10/3 8:47

テンション上がる稜線です。

10/3 8:50

ポツンと一軒家。

10/3 9:17

避難小屋分岐。山頂はとりあえず右へ。

10/3 9:20

9:20小河内岳山頂到着。やりましたー。

10/3 9:20

二等三角点。点名「小河内」標高2801.56m

10/3 9:21

タッチ♪

10/3 9:21

北側の眺め。手前の塩見岳、間ノ岳、北岳、甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳とみんな見渡せます。

10/3 9:21

東を向けば富士山。

10/3 9:21

手前のどっしりした山塊が荒川三山。左側が悪沢岳。中央が中岳。よく見ると中岳の避難小屋が見えています。

10/3 9:22

悪沢岳のアップ。

10/3 9:22

中岳と前岳。

10/3 9:22

中央左側が赤石岳。右奥が聖岳。

10/3 9:22

聖岳。

10/3 9:23

北西側。北アルプスは槍穂の稜線。

10/3 9:23

乗鞍岳。

10/3 9:23

中央アルプス木曽駒辺り。

10/3 9:23

昨日登った御嶽がチラッと見えてます。

10/3 9:34

南アルプスらしい山頂標柱

10/3 9:34

神々しい佇まい。

10/3 9:34

避難小屋と一緒に写すと絵になる。

10/3 9:42

避難小屋を偵察に来ました。山頂から5分。

10/3 9:42

トイレ。もう冬仕舞いで閉鎖されていました。

10/3 10:05

一階のドアは開かなかったので上の冬期入口からお邪魔します。

10/3 9:46

開いた♪

10/3 10:01

中はとても綺麗です。オシャレな山小屋風。
テレビまで設置されていますが、小屋自体の電源を落としてあるんで見ることはできませんでした。

10/3 10:01

明かり取りの窓があるんで小屋の中は明るいです。

10/3 10:01

緊急用の食糧箱と雑記帳。
昨夜はここに来る途中ですれ違ったファミリーが泊まられたようです。楽しい思い出でしょうねー。

10/3 10:22

再び山頂に戻って中央アルプスから塩見岳をパノラマ撮影。

10/3 10:26

帰り支度を始めていると、荒川岳方面から若いソロハイカーさん。中岳から歩かれてきたとのことです。私もいつか繋いでみたい。

10/3 10:57

帰りも快適な稜線歩き。

10/3 11:21

絶景がずっと見えています。

10/3 11:22

11:22烏帽子岳に戻ってきました。ここから先は基本的に下り。

10/3 11:38

樹林帯に入って秋を感じる。

10/3 11:50

塩見からのルートと合流し、また200歩を数え始める。

10/3 11:52

大股で歩いて200歩！さて麓まで一気に下ってしまいましょう。

10/3 12:27

仏の清水はこのルートで唯一の給水ポイント。
私はまだたっぷり水持っているのでスルー。

10/3 12:32

歩きなれた三伏峠からの道。

10/3 13:17

カメバヒキオコシでしたねー。

10/3 13:26

13:26。登山口へ帰還。

10/3 13:29

ここから威力を発揮するマイチャーリー。

10/3 13:37

10分かからずゲートへ。威力絶大！

10/3 13:37

小河内方面ではそれほど登山者とすれ違わなかったけど、みんな塩見に向かったのでしょうか？この後、麓の道の駅でお土産帰って帰宅。お疲れ様でした。

撮影機器：

TG-3 OLYMPUS IMAGING CORP.

PENTAX K-70 RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

SCV36 samsung

装備

個人装備

Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 GPS 計画書 ヘッドランプ 予備電池 モバイルバッテリー 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル ツェルト カメラ

感想

tonzablow

前日の御嶽山から下山後、そのまま帰っては勿体ないような天気だったので木曽町の日帰り温泉で汗を流して南アルプスへ向かいました。2週間前に塩見岳に登ったのですが、帰りがてらに次は小河内岳に行こうと思っていたので、こんなこともあろうかと車のラゲージには前回同様に折りたたみ自転車を積んできました。
2日連続で睡眠時間3時間はきつかったようで、二度寝してスタートが遅れましたが三伏峠までの道のりは先日歩いたばかりだったので、ぼーっと考え事をしながら歩いたらあっという間に到着。塩見岳へのルートと分岐して荒川岳方面へ続くルートに入る。烏帽子岳へ登り返す稜線上で、素晴らしい薄墨で描いたような富士山とご対面。
烏帽子岳から前小河内岳を経て小河内岳へ続く稜線は緩やかなアップダウンはありますが大きな危険はありません。小河内岳の山頂では風もなく南アルプス北部から南部まで全体の山々が見渡せる大展望を満喫。そして何より山頂直下の避難小屋のロケーションの良さと建物の綺麗さには驚きました。今はほぼ日帰り専門ですが、いつかゆっくり山を歩ける状況になったら、この絶好のロケーションで富士山を眺めながらのんびり過ごしてみたいと思いました。