六甲全山縦走(下見〜後半部分)
- GPS
- 08:13
- 距離
- 25.1km
- 登り
- 1,658m
- 下り
- 1,309m
コースタイム
8'10(25.0km)
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年03月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
<コース状況> 六甲全山縦走の下見として宝塚からスタート(通常とは逆のコース)。六甲全山縦走路は毎年大会も開かれているだけあってか非常に整備されている。案内も多く非常に分かりやすい。距離は大変長いが、勾配はそんなにないので距離の割には歩ける気がする。今回は全山縦走路の後半3分の2を歩いたが、その内の4分の1は車道であった。 <アクセス> 縦走目的のため電車を利用。ちなみに帰りに使った布引ハーブ園の新神戸ロープウェーは片道550円。 <登山口> 基本的に街中なので、トイレ・自販機・コンビニなどは多数有り。登山ポストは無し(不明)。 <道中> 至るところに公園などがあり、トイレ・自販機・売店・休憩所なども多数有り。 <下山後の温泉> 今回は利用せず。通常の六甲全山縦走後なら宝塚温泉がある。 |
写真
感想
今回は三百名山である六甲山。
技術的には依然初心者だが、登山に対する意欲はますます旺盛になっているので、ロングトレイルなるものを無性にやってみたくなる。六甲山を選んだのは、我が憧れの単独行者・加藤文太郎氏の地元ということと、六甲全山縦走56キロと聞いて一筋縄ではいかなさそうなところに非常に魅力を感じたのだ。
いきなりの全縦はさすがに厳しそうなので、分割しての下見登山にとどめておく。しかし目標としては2回目には全縦完走したいと思っているので、今回は逆走となる宝塚スタートとし、半分強から3分の2を目指すことにする。当然次回は順路通りに攻め、今回の下見を活かして一気にゴールできればと考えている。
縦走のため、阪急電車で今回のスタート地点である宝塚に向かう。阪急沿線に住んでいるので非常に便利だった。ちなみに「孤高の人」を読みながら現地に向かったのは言うまでもない(笑)。
宝塚の駅に降りてから少し迷う?だって普通の街並みで登山という感じが全くしないのですもん(笑)。しかし買っておいた地図を見てすぐに解決させる。
いよいよスタートし、宝来橋南詰より山に向かってサクサク歩く。甲子園大学〜塩尾寺くらいまでが、車道ではあったが傾斜があり少しきつく感じる。
塩尾寺から山道に入り少しテンションが上がってくる。やっぱり土がいいわ!
スタートしてから1時間ほどで、岩倉山に到着。今日は下見なので、三角点のある山=「孤高の人」に出てくる山は行っておくことにする。
というわけで、少し縦走路から外れるが、譲葉山や岩原山も押さえておいた。ちなみにこのあたりは平坦なのでハイキング気分で歩け、かなり楽しかった(笑)。
どんどん進み、大平山・水無山へと続く。水無山を超え石宝殿あたりでちょうど3時間の歩き詰めとなる。軽快に歩けてはいたが、少し疲れを感じ始める。
あと少しで六甲山最高峰なので、そこまでがんばることにする。やはり山頂で昼食を取りたい気持ちもあったので。
最高峰に到着!風は強いが見晴らしもよく最高に気持ちいい♪毎回の目的である三角点を写真に収め、またまたテンションが上がる(笑)。
昼食はいつもの山ラーメン(笑)。先は長いので休憩はほどほどに再出発する。
ここからは車道と並行するような感じでガーデンテラスまで縦走路が続く。ガーデンテラスに到着してからは、街中の雰囲気に変わる。ここからはほぼ車道。
ひとつの基準点になる記念碑台を経由しても、車道を延々と歩くことになる。丁字ヶ辻を過ぎてからサウスロードに入るはずが、道を見落とし、六甲山牧場に向かってしまう。まあ今回は下見なので、丁度ええわと思い牧場を横目に楽しむことにする。ついでに穂高湖にも寄り道をする。
アゴニー坂から摩耶別山、オテル・ド・摩耶に到着。しかしここで縦走路の半分地点の看板を見てかなり愕然とする。半分はすでに超えてると思っていたのに…やっぱりそんなに甘くないわ(笑)。この時点で約6時間半。
摩耶ロープウェイの星の駅・掬星台に到着。広々とした公園で見晴らしもよかったので、疲れが癒される感じがした。以前から車でちょこちょこ六甲山に来ていたが、ここの存在はなぜか知らなかった。今回の中ではかなりの収穫だ!(笑)
次は摩耶山山頂を目指す。やはりピークハンターなので、押さえときたいのです。
摩耶山頂から天狗道に入る。天狗道と名前がついているだけあって結構厳しいコースだった。今回は逆コースなので下りだが、中間地点でこの登りはかなりハードに感じるかもしれない。
このあたりで本日どこまで行くか悩みだす。結構足もきつかったが、せっかくなので、もう少し行きたい気もあった。しかし、当初目標の3分の2ぐらいは来たことと、布引の滝からロープウェイがあり、三宮から帰るのが電車の都合上良かったので、稲妻坂を下ったあたりで本日はやめておくことにする。
布引ハーブ園に到着。ハーブ園を楽しむ余力もなく真直ぐにロープウェイに向かう(笑)。ロープウェイはどんどん来るのでありがたかった。
ロープウェイの上から布引の滝がきれいに見え少し感動する。
しかし本当だったら三宮の駅まで歩かなあかんかったと思うとまだまだ修行が足りないなぁと感じてしまった。
次回までにはもっと足を鍛えて全縦できるように頑張りたい。それでも今日一日充実した山行だったので非常に満足することはできた。
加藤文太郎が愛した山はやはりよい山だった。
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