鳳凰山 広河原から夜叉神峠まで縦走は最高です

2021年10月10日(日) 〜 2021年10月11日(月)

• GPS: 15:59
• 距離: 22.8km
• 登り: 2,495m
• 下り: 2,636m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:10
• 休憩: 0:34
• 合計: 6:44

6:29 広河原インフォメーションセンター
6:33 6:34 広河原・吊り橋分岐
6:44 6:50 白鳳峠入口
9:11 9:12 白鳳峠
10:20 10:25 高嶺
11:03 11:03 アカヌケ沢の頭
12:06 12:27 地蔵ヶ岳
13:13 鳳凰小屋

2日目

• 山行: 7:12
• 休憩: 1:42
• 合計: 8:54

4:11 鳳凰小屋
5:14 5:44 地蔵ヶ岳
6:25 6:26 アカヌケ沢の頭
7:08 7:13 鳳凰小屋分岐
8:11 8:49 鳳凰山
9:25 9:35 薬師岳
9:41 9:41 薬師岳小屋
9:46 9:47 砂払岳
10:20 10:32 南御室小屋
10:58 10:58 苺平
11:23 11:23 火事場跡
11:48 11:48 杖立峠
12:29 12:30 夜叉神峠小屋
12:33 12:33 夜叉神峠
13:00 13:04 夜叉神峠登山口
13:05 ゴール地点

鳳凰三山を登るにはいくつかのコースがあります。今回は広河原からインして夜叉神峠にアウトするというコースを選びました。
当初は青木鉱泉からの周回コースを考えていたのですが、青木鉱泉までの林道を夜中一人で車を走らせるのが恐ろしくなり辞めました（笑）結果で言えば、それが正解でした。
マーキングもしっかりしていますし、迷うことはないと広河原ロッジの方に言われましたが、ゴーロ帯は少し分かりにくいです。ゴーロ帯の左側にピンクテープが見えるので注意して進んでください。
とにかく、稜線にでると、天気さへ良ければ最高の展望の中を歩けること間違いないコースですね。

天候

初日　晴れのち曇り（ガスの中）　2日目　快晴（最高）

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

夜叉神峠までマイカーで行き、そこから広河原へバスで移動
夜叉神峠登山口バス停から広河原行の時間です
5時32分が朝一番になります。
https://www.minamialps-net.jp/access/bus-1-1

※注意
峠のゲートのおじさんの話では、現在バスの定員を25名と制限しているようで、週末は芦安のバス停で満車になり夜叉神峠で乗れない場合があるようです。僕はは日曜日出発で、余裕で乗れました。あくまでも参考程度の情報でよろしくです。僕はそれを聞いて「まじか〜」って嘆きましたけど。。。

写真

10/10 5:24

夜叉神峠登山口　こちらはトレイルランの人でにぎわっていました

10/10 5:28

ゲートは5時半に開くようです。芦安からの乗り合いタクシーが待っています

10/10 6:31

バスでビジターセンター到着

10/10 6:46

ビジターセンターから10分ちょっと歩くと右手に白凰峠への登山口があります。

10/10 7:18

ビジターセンターの方が岩稜までは道が荒れているから気をつけてと言っていました。確かに倒木多いですね。そこそこ急登ですし。

10/10 7:46

しばらく登ると梯子がでてきます。少し長めですが、高度感もないので気を付ければ問題ないです。

10/10 8:21

樹林帯を抜けるとゴーロ帯にでます。左側に行くと登山道にでます。僕はここでどっちに行くか分からず、とりあえず真っ直ぐ登りました。危うく見失うところでした。

10/10 8:21

ゴーロ帯に来ると一気に展望が開けます。10日前に登った北岳ですね。

10/10 8:25

ハイマツにピンクテープがついているのを見逃さないように。また岩にマーキングもありますが、これがとても薄い。

10/10 9:10

ゴーロ帯終盤の頃、ハイマツの中に入っていくような場所があります。ここも見落としそうです。

10/10 9:14

白凰峠です。

10/10 9:18

甲斐駒が岳が今日もかっこ良いですね。この日は、展望的にピークだったですね（笑）

10/10 9:45

振り返るけど、ルートが分かりにくいですね。とにかくこのルートにおいてはゴーロ帯に出たら左側のほうに行くということを僕は学びました。

10/10 9:55

だんだん雲が上がってきた感じです。

10/10 10:14

高嶺も雲の中のようですね。

10/10 10:23

着きましたが、何も見えません涙

10/10 11:51

ガスの中を歩き、オベリスク着きました。かすかな青空が見えた瞬間です。

10/10 12:43

地蔵岳の荒涼とした感じの中で自撮りです。

10/10 12:48

これから鳳凰小屋に行きます。地蔵岳から鳳凰小屋はこの砂漠のような急登をくだっていきます。なんか雪山を歩いているような感じでしたね。

10/10 13:00

砂場を150mぐらい下ると樹林帯に入ります。

10/10 13:22

しばらく歩くと鳳凰小屋です。

10/10 13:44

僕の寝床。

10/10 17:00

夕食は豪快なカレーライス。ごはんを食べたら寝ます。

10/11 4:14

朝4時出発です

10/11 5:19

昨日下った道を登り、地蔵岳手前まで来るとご来光前の幻想な風景が。富士山と観音岳です。

10/11 5:28

お地蔵様たちもご来光を浴び幸せそうです。

10/11 5:28

今日ははっきりとオベリスクが見えます。

10/11 5:49

雲海とご来光です。山は朝がいいですね。写真では分かりませんが、風は瞬間的には10m以上吹いています（笑）

10/11 5:52

ご来光とオベリスク。これが見たくて、鳳凰小屋に泊まったと言っても過言ではないです。

10/11 6:17

地蔵岳を堪能し、赤抜沢の頭に向かう途中。オベリスクが八ヶ岳と奥秩父の山々を従えているような風景がみれます。かっこいい。

10/11 6:27

赤抜沢の頭です。いざ観音岳へ。

10/11 6:28

右手には白根三山

10/11 6:35

左手には奥秩父の山々。

10/11 6:42

白亜の道を進みます。ここの稜線はとても贅沢ですね。

10/11 6:42

景色がとてもいいですね。

10/11 7:10

美しい砂浜を上がっていきます。

10/11 7:16

振り返るとオベリスクです。大学の山岳隊の人たちとすれ違いました。テント担いで頑張ってました。

10/11 7:44

甲斐駒の前ではオベリスクの存在感が小さくなってしまいますね。

10/11 7:52

観音岳が正面に見えてきました。

10/11 7:59

ここで弁当です。フキとゼンマイおいしかった〜

10/11 8:15

観音岳到着です

10/11 8:16

頂上からの展望は最高です。

10/11 8:18

八ヶ岳の先には北アルプスも穂高のキレットや槍の先まで見えていました

10/11 8:49

薬師岳と富士山です

10/11 8:51

アップにしてみました

10/11 8:52

自撮りも忘れません（笑）

10/11 9:27

薬師岳の頂上で自撮り大会していたら、少し笑われました。

10/11 9:38

イルカ岩みたいなのがたくさんいます。

10/11 9:39

そろそろ最高の稜線歩きを後にする時間がきました。一気に薬師小屋までくだります。

10/11 9:52

次は南御室小屋まで

10/11 9:59

樹林帯も歩きやすいです。

10/11 10:31

南後室小屋到着。

10/11 10:31

南アルプス天然水いただきました。

10/11 10:35

夜叉神峠へ

10/11 11:00

苺平です

10/11 11:01

シラビソの森を下ります。

10/11 11:50

杖立峠

10/11 12:31

つきました〜夜叉神峠です。白根三山が見えるんですね。

10/11 13:06

とうとう登山口へ。お疲れ様です

10/11 14:33

芦安温泉岩園で湯につかりました。1000円なり。

10/11 15:13

すき家に行きました。

撮影機器：

LUMIX DMC-TX1 パナソニック

装備

個人装備

アルコール消毒 体を拭くペーパー 長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 サンダル ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図（地形図） コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ ポール 携帯トイレ

感想

PINE13

初日は午前10時くらいからガスガスの中を歩くことになりました。途中で出会った方も「ショックです」とうなだれている様子も。たぶん、高嶺からの展望もとても美しいのだろうななんて想像しながら歩いていました。地蔵岳についてもガスが抜けず、青空の下のオベリスクは次の日に期待ということでって。
2日目は前日と打って変わって、最高の天気に。地蔵岳から薬師岳への稜線は本当に美しいです。誰もが山に登って良かったと思わせてくれる道です。初めての南アルプス縦走には最高の場所ですね。
今回は、一人での登山になりました。途中、小学生の子どもを連れて歩いているお父さんと見て、今度は家族で歩きたいと思わずにはいられませんでした。もちろん、晴れた日にね。