近畿最高峰を近畿最難関ルート。双門コースから八経ヶ岳
奈良県
shimizu
- GPS
- 30:27
- 距離
- 20.2km
- 登り
- 2,118m
- 下り
- 2,119m
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7:00 熊渡発
7:30 分岐
12:00 双門の滝
14:30 昼食
15:30 狼平
16:30 弥山小屋着
二日目
7:00 弥山小屋発
7:05 弥山山頂
7:40 八経ヶ岳
8:45 明星ヶ岳
10:35 鍋の耳（頂仙岳の下）
11:30 カナビキ尾根分岐
12:55 双門コース分岐
13:20 熊渡着
| 天候 | 一日目 曇り時々晴れ 二日目 快晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2013年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
双門コースは噂通り、はしご、鎖場、渡渉の連続です。コースも分かりにくく、テープなど目印を常に追い続けないとすぐにコースを外れてしまいます。危険個所足場の不安定な個所も。渡渉場面では何度も靴を脱いで渡りました。最近の雨で川が増水していたと思われますが、沢登の装備があればと感じました。 二日目は特に危険個所はありませんが、カナビキ尾根の取りつきは少しわかりにくいです。そこから尾根伝いに下っていきますが踏み跡が分かりにくくこちらもテープを着実に追っていく必要があります。 |
写真
でも冷たい。。靴を脱いで渡ったらまた履いて。川が増水していてこうしないと渡渉できない所が5〜7回くらいはあったかと。その都度集中が途切れてテンポが上がりません。（一言でいうとめんどくさい！）
4
シラビソとトウヒってどうちがうんやろ〜、と思っているとまさにその違いを説明する看板が。しかしそのあと注意して葉っぱをみても分かりにくかったですが。
1
感想
「新・分県登山ガイド 奈良県の山」で紹介されているこのコースは危険度三つ星、体力度三つ星の最難度ルートです。山を初めていつからかこのコースで八経ヶ岳に登頂するのが一つの夢になっていました。もちろんトンネル西口から簡単に日帰りできることは知っていました。しかし、関西最高峰のこの山。敬意を表して登るコースも最高難度のコースと決めていました。
以来、様々な山を歩いて経験を積んできました。八経ヶ岳が属する大峰も一通り。観音峰に始まり、稲村ヶ岳、山上ヶ岳、釈迦が岳、行者還岳、そして大普賢岳。どこも良い山でした。これらの山に登った時、眺めた先にはいつも八経ヶ岳の姿が・・・。ついに、今回あこがれに挑戦です。
心配だったことは先週の雨の影響。川が増水しれば渡渉できないかもしれないし、できても流れがきつくて本当に危ないかもしれない。もう一つはルートファインディング。前日に調べていると結構迷っていた方もいたようでした。そんな不安を抱きつつ、憧れのコースにチャレンジする期待も胸に林道を歩き始めました。
増水した川は思ったより渡渉に苦労し、濡れたトラバース、岩場や木の橋はとても滑りやすく何度もヒヤリとしました。渡渉で靴を脱ぎまた履きなおして。慎重に足を進める分なかなかテンポよく進みません。さらに一度コースを外れてしまい。大幅な時間ロス。
梯子、鎖場の続くダイナミックなコースは楽しいですが、後半の渡渉になるとさすがに参ってきました。最後、宙吊りのはしごと空中回廊を抜け、もう少し！と気合を入れ直します。そしてようやく狼平。。ここまでほんと長かった〜。あの安心感は忘れられません。
そこからは関西の山とは思えない雰囲気の森。さっきまでの緊迫した谷歩きとはまるで別世界。静かな中、小鳥のさえずりが響きわたるシラビソ、トウヒの原生林です。あとは弥山小屋まで一時間ほど。のんびり森を楽しむうちに弥山小屋に到着しました。
日曜日の宿泊という事で人は少なめ。到着してすぐ同室の方と会話したことでなんだかとても安心しました。夕食から翌日の出発まで、おかげさまでいい時間を過ごすことができて感謝です。ありがとうごさいました。
快晴の二日目。久しぶりにきれいな朝焼けを満喫。小屋で朝食を済ませて7時に出発です。改めて弥山山頂を踏み、念願の八経ヶ岳山頂に登頂です。意外と小さい山頂でしたが、これまで登ってきた山々を眺められてよかったです。
明星が岳に寄り道した後はのんびり下山。1時半ごろに無事熊渡に戻ってきました。
双門コース、ただただすごかったの一言に尽きます。危険個所や道迷いは落ち着いて慎重に行動することでクリアすることができました。川が増水していなければもっとリラックスしてテンポよく進めたかもしれません。そんな中、無事歩き切り楽しめたことは今後の自信にもつながりそうです。今度は増水していないタイミングでまだチャレンジしてみたいですね。とりあえず夢の一つだった今回のコースをクリアできてよかったです。次はどこを目指そうか。
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shimizuさん の双門レコを見て、二度 双門へ行った気になれました。
また、朝焼けがキレイですね。
こんばんわ。コメントありがとうございます
こんばんは！！
このルートは、岳人10月号別冊の秋山に載っていたのと一緒ですよね
ものすごく気になっていて、長靴でいけたらと考えていたのですが、どう考えても危険と思っていて・・・
でもめちゃくちゃ楽しそうです！！
岩に吊り下がっている縄梯子とはマジで怖そうですよね〜
読図力もちゃんといるし、GPS購入してから挑戦しようかな？
こんばんわ。渡渉が多いのでその点は長靴のほうがいいかもですが、足場の悪いところとかはどうなんでしょうね。増水してなければ登山靴で問題ないかもしれませんが
こんなにダイナミックなコースは初めてでした。最近始めたボルダリングの体の使い方とが結構役に立ちましたよ
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