アマビエと行く白山（紅葉の平瀬道）

2021年10月10日(日) [日帰り]

• GPS: 06:38
• 距離: 17.1km
• 登り: 1,561m
• 下り: 1,540m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:17
• 休憩: 1:20
• 合計: 6:37

7:06 大白川登山口
8:32 8:33 大倉山
8:36 8:41 大倉山避難小屋
9:10 9:13 カンクラ雪渓
9:40 9:41 平瀬道・展望歩道分岐
9:52 9:52 白山室堂
10:17 10:51 白山
11:07 11:07 翠ヶ池
11:14 11:14 お池めぐり分岐
11:32 12:01 白山室堂
12:11 12:11 平瀬道・展望歩道分岐
12:26 12:28 カンクラ雪渓
12:44 12:48 大倉山避難小屋
12:51 12:51 大倉山
13:42 13:43 大白川登山口
13:43 ゴール地点

天候

晴れ後曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

大白川登山口駐車場を利用

その他周辺情報

大白川温泉 しらみずの湯（岐阜県大野郡白川村平瀬：700円）
http://hidahakusan.jp/spa/

写真

10/10 7:14

大白川登山口から丸木階段の道を登り始めると、周囲の木々はまだ緑緑としていますが、

10/10 7:18

登るにつれて色づく木々が増え始め、真っ赤に染まるウルシや、

10/10 8:05

黄色のカエデや、

10/10 8:09

ダケカンバが青空に映えて見ごたえがあります。ジグザグを切りながら高度を上げて、

10/10 8:15

視界が開け始めると、ダケカンバの黄葉とナナカマドの紅葉が織りなす光景に目が留まります。

10/10 8:28

さらに進むと、紅葉と黄葉の合間に、御前峰と剣ヶ峰が見えてきます。

10/10 8:30

麓を見下ろすと、黄葉に彩られる山肌越しに、朝の光を浴びて煌く白水湖の湖面が見通せます。

10/10 8:35

大倉山を通過して緩やかに下ると、ナナカマドの紅葉越しに大倉山避難小屋が見えてきました。

10/10 8:46

避難小屋でひと息ついたら、ダケカンバの黄葉とナナカマドの紅葉の中を進み、

10/10 8:51

燃え上がるようなナナカマドの紅葉が青空と眩しいコントラストを描きます。

ジグザグを切りながら登っていくと、ヤマハハコや、

何とかアザミの群生を横目に通り過ぎ、

10/10 9:15

カンクラ雪渓に差し掛かると、赤や黄に染まる木々が山肌を彩り、見事な眺めです。

お花と言えば、ミヤマアキノキリンソウ、

ミヤマリンドウ、

こちらはミヤマコウゾリナ？

イブキトラノオを見かけ、

10/10 9:30

ナナカマドはますます勢いを増して、朱色、橙色、赤褐色が混然一体となって迫ります。

10/10 9:42

傾斜が落ち着き、賽の河原に差し掛かると、さながら別天地の趣き。赤や橙に染まる木々が緑のハイマツと織り成すパッチワーク模様に目を奪われます。

10/10 9:45

草紅葉越しに御前峰を仰ぎ見ながら進み、

10/10 9:52

室堂平に達し、白山奥宮祈祷殿の社殿越しに御前峰を見定めると、そのまま休まずに御前峰に向かいます。

10/10 10:28

石敷の道を登り切り、御前峰の頂上に到着します。澄み切った青空の下、大汝峰の彼方には日本海の海岸線が緩やかに弧を描きます。

10/10 10:36

室堂平を見下ろすと、別山は雲に姿を隠していますが、

10/10 10:38

振り返れば、雲海の彼方には北アルプスの稜線が垣間見え、剱岳・立山連峰や槍ヶ岳の姿も認められます。

10/10 10:46

火口湖を見下ろす岩頭でアマビエが登場。アマビエ31号とアマビエ34号のコンビで疫病退散を祈願します。アマビエ34号は、アマビエ31号がちょこんと被ったお洒落なベレー帽が羨ましそう。

10/10 11:01

その先はお池巡りへ。岩ザレの急斜面を下って紺屋ヶ池に立ち寄り、

10/10 11:05

翠ヶ池に進むと、吸い込まれそうなコバルトブルーの湖面が印象的。

10/10 11:15

御宝庫のたもとの千蛇ヶ池に向かいます。

10/10 11:23

その先は短縮コースに進み、ナナカマドの紅葉越しに室堂平を見下ろし、

10/10 11:28

クロマメノキの草紅葉を横目に下っていきます。

10/10 11:56

室堂平に戻ってお昼の時間とします。

10/10 11:53

ここで再びアマビエが登場。アマビエ34号は、アマビエ31号からベレー帽を借りて被ってみたらお似合いのようです。良かったね。

10/10 12:10

来た道を戻ります。賽の河原の絶景に目を細め、

10/10 12:28

下っていくとほどなくガスが目立つようになり、尾根筋を彩る紅葉・黄葉を覆い尽くそうとする勢い。

10/10 13:00

大倉山避難小屋でひと息ついていると、霧雨らしきものまで降る始末。それでも辿る道はナナカマドやダケカンバが美しく、

10/10 13:02

色づく木々を楽しみながら下ります。

撮影機器：

PowerShot G7 X Mark II CANON

装備

個人装備

ぶらさげリラックマ

感想

anappleaday

　平瀬道から白山へ。開山1304年目の今年は、府県間移動がままならず、半ば諦めかけていましたが、ようやく登拝の機会に恵まれました。紅葉は中腹まで進んでいて、ダケカンバの黄葉やナナカマドの紅葉が見事。とりわけ賽の河原の絶景は見ごたえがありました。頂上付近は風が強いものの、アマビエで疫病退散を祈願。翠ヶ池の神秘的な湖面も印象的でした。