御神楽岳 栄太郎新道ピストン
- GPS
- 07:42
- 距離
- 14.1km
- 登り
- 1,613m
- 下り
- 1,635m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
岩場、ザレ場の急登が多く、ロープや鎖が無いところは注意が必要。 序盤沢の渡渉ポイントがいくつかあり、2箇所ほど滑る岩の上を通る必要があるため、注意が必要。 ナイフリッジあり。 尾根上も痩せ尾根だったり、藪化、クモの巣等でスムーズに歩けるところが少ない。 雨の後だと、岩、木の根、落ち葉など色々な所で足を滑らせてしまうので、常に神経を使う。 下りは道迷いポイントがいくつかある。ピンクテープ少な目なのと、赤ペイントが見えにくいため。 また、後ろ向きで下りざるをえない場所では、沢の方に進んでいることがあるため、こまめに確認が必要。 |
写真
感想
今回は日本二百名山の御神楽岳(新潟百名山42座目)へ行ってきた。
いくつかあるルートの中でも一際厳しい栄太郎新道を選択。
朝小雨が降ったりしていたが、何とか天気も回復し、いざ出発。
登山道に入るといきなり道が崩れていたり、痩せていたり、沢は岩が氷のようにツルツルで、滑って右足をドボンさせてしまったりと、平らな道でも四苦八苦。
湯沢の出合からはひたすら急登の連続。
途中岩場が出てきてからは、四肢をフル活用して登り、時に滑落の恐怖と戦いながら登る。
ナイフリッジは戸隠山ほどではなかったが、さすがに一番尖っている部分はまたいで進んだ。
高頭まで登ると尾根上を進むことになるが、ここも崩れていたり、痩せていたり、藪化していたりと、容易ではなかった。
無事山頂まで到着しても、帰りのことを考えるとなかなかリラックスできず、足早に下山開始。
下りは下りで、木の根で滑り、岩で滑り、落ち葉で滑り、ザレ場で滑り、ヒヤヒヤしながら歩を進める。
ザレ場の斜面は草木をつかみながら後ろ向きに下り、人が通った跡を辿って行ったら、沢に向かい始めていたので、尾根に戻り軌道修正。
その後も何度か進行方向を、見失いそうになりながら、何とか下りてくることができた。
正直戸隠山よりも厳しい山だと感じた。
体力も神経も使う非常に厳しい山行となったが、無事帰ってこれて本当に良かった。
このルートでしか見れない御神楽岳の猛々しい山容を見れただけでも、頑張って登った甲斐があった。
それにしても、終始誰にも会わない孤独な山行だった。
期待していたほど紅葉が進んでいなくて少し残念だったが、もし次に来るなら別の登山道を利用したいと思う。
翌日全身筋肉痛になり、難コースだったことを身に染みて感じた。
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