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Yamareco

記録ID: 3631984
全員に公開
ハイキング
甲信越

御神楽岳 栄太郎新道ピストン

2021年10月14日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:42
距離
14.1km
登り
1,613m
下り
1,635m
歩くペース
とても速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:54
休憩
0:48
合計
7:42
6:22
49
7:11
7:12
88
8:40
8:40
25
9:05
9:09
36
9:45
9:52
5
9:57
10:14
6
10:20
10:20
35
10:55
10:58
28
11:26
11:37
87
13:04
13:09
53
14:02
14:02
2
14:04
ゴール地点
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2021年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
登山口の少し手前にある駐車スペース利用
コース状況/
危険箇所等
岩場、ザレ場の急登が多く、ロープや鎖が無いところは注意が必要。
序盤沢の渡渉ポイントがいくつかあり、2箇所ほど滑る岩の上を通る必要があるため、注意が必要。
ナイフリッジあり。
尾根上も痩せ尾根だったり、藪化、クモの巣等でスムーズに歩けるところが少ない。
雨の後だと、岩、木の根、落ち葉など色々な所で足を滑らせてしまうので、常に神経を使う。
下りは道迷いポイントがいくつかある。ピンクテープ少な目なのと、赤ペイントが見えにくいため。
また、後ろ向きで下りざるをえない場所では、沢の方に進んでいることがあるため、こまめに確認が必要。
さあ、気を引き締めてまいりましょう。
2021年10月14日 06:21撮影 by  SOV35, Sony
10/14 6:21
さあ、気を引き締めてまいりましょう。
登山道に入ってすぐ上を見上げると、今にも崩れてきそう。
2021年10月14日 06:23撮影 by  SOV35, Sony
10/14 6:23
登山道に入ってすぐ上を見上げると、今にも崩れてきそう。
そして実際に崩れた道。こんな岩に当たったらひとたまりもありません。
2021年10月14日 06:24撮影 by  SOV35, Sony
10/14 6:24
そして実際に崩れた道。こんな岩に当たったらひとたまりもありません。
鉱山跡。
2021年10月14日 06:34撮影 by  SOV35, Sony
10/14 6:34
鉱山跡。
滝の上部を渡る。道狭し。
2021年10月14日 06:35撮影 by  SOV35, Sony
10/14 6:35
滝の上部を渡る。道狭し。
この辺りも崩れています。
2021年10月14日 06:43撮影 by  SOV35, Sony
10/14 6:43
この辺りも崩れています。
ブナの林が出てきました。奥はガスがかかってます。
2021年10月14日 06:47撮影 by  SOV35, Sony
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10/14 6:47
ブナの林が出てきました。奥はガスがかかってます。
この渡渉ポイントが怖かった。氷の上を歩いてるくらいツルツルで、実際足を滑らせ右足水没。
2021年10月14日 06:50撮影 by  SOV35, Sony
10/14 6:50
この渡渉ポイントが怖かった。氷の上を歩いてるくらいツルツルで、実際足を滑らせ右足水没。
湯沢の出合を過ぎるとブナ林の急登が待ち受ける。林の奥には御神楽岳が見えてきた。
2021年10月14日 07:15撮影 by  SOV35, Sony
10/14 7:15
湯沢の出合を過ぎるとブナ林の急登が待ち受ける。林の奥には御神楽岳が見えてきた。
こんな感じの登りです。
2021年10月14日 07:19撮影 by  SOV35, Sony
10/14 7:19
こんな感じの登りです。
尾根まで登ると視界が開け、御神楽岳の大岩壁が見えました。なかなかの迫力です。
2021年10月14日 07:23撮影 by  SOV35, Sony
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10/14 7:23
尾根まで登ると視界が開け、御神楽岳の大岩壁が見えました。なかなかの迫力です。
ガスが少しずつ沢を登ってきました。
2021年10月14日 07:31撮影 by  SOV35, Sony
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10/14 7:31
ガスが少しずつ沢を登ってきました。
太陽さんもガスの奥。
2021年10月14日 07:32撮影 by  SOV35, Sony
10/14 7:32
太陽さんもガスの奥。
おお、なんか幻想的です。もののけ姫に出てきそう。
2021年10月14日 07:33撮影 by  SOV35, Sony
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10/14 7:33
おお、なんか幻想的です。もののけ姫に出てきそう。
朝日に照らされいい感じです。
2021年10月14日 07:34撮影 by  SOV35, Sony
10/14 7:34
朝日に照らされいい感じです。
少し上がって。
2021年10月14日 07:35撮影 by  SOV35, Sony
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10/14 7:35
少し上がって。
ここほんと絵になります。
2021年10月14日 07:35撮影 by  SOV35, Sony
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10/14 7:35
ここほんと絵になります。
あぁ、ついに山頂も隠れてしまうか・・・
2021年10月14日 07:43撮影 by  SOV35, Sony
10/14 7:43
あぁ、ついに山頂も隠れてしまうか・・・
これから登る尾根・・・いや、崖ですね。きっと巻いて登るんだろうと思ったら、ほぼ直登!
2021年10月14日 07:43撮影 by  SOV35, Sony
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10/14 7:43
これから登る尾根・・・いや、崖ですね。きっと巻いて登るんだろうと思ったら、ほぼ直登!
クライミングですか
2021年10月14日 07:46撮影 by  SOV35, Sony
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10/14 7:46
クライミングですか
見た目はそんなにキツくなさそうですが、足をかける部分、ホールドする部分が少なく、結構しんどい場所です。
2021年10月14日 07:55撮影 by  SOV35, Sony
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10/14 7:55
見た目はそんなにキツくなさそうですが、足をかける部分、ホールドする部分が少なく、結構しんどい場所です。
ナイフリッジに到着。短いけど、途中は手をついて安全に渡る。
2021年10月14日 07:56撮影 by  SOV35, Sony
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10/14 7:56
ナイフリッジに到着。短いけど、途中は手をついて安全に渡る。
もう岩場しかない。
2021年10月14日 08:08撮影 by  SOV35, Sony
10/14 8:08
もう岩場しかない。
おお、海側もだいぶ見晴らしが良くなってきた。雲がなければ二王子岳あたりが見えるはず。
2021年10月14日 08:14撮影 by  SOV35, Sony
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10/14 8:14
おお、海側もだいぶ見晴らしが良くなってきた。雲がなければ二王子岳あたりが見えるはず。
よし、また晴れてきた。
2021年10月14日 08:16撮影 by  SOV35, Sony
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10/14 8:16
よし、また晴れてきた。
お隣の笠倉山。
2021年10月14日 08:23撮影 by  SOV35, Sony
10/14 8:23
お隣の笠倉山。
高頭まで登ると日本平山が見え、右後方には五頭連峰が見えます。
2021年10月14日 08:35撮影 by  SOV35, Sony
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10/14 8:35
高頭まで登ると日本平山が見え、右後方には五頭連峰が見えます。
少し右に振って、雲がなければ二王子岳が見えているはず。
2021年10月14日 08:35撮影 by  SOV35, Sony
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10/14 8:35
少し右に振って、雲がなければ二王子岳が見えているはず。
さあ、大分近づいてきました。
2021年10月14日 08:35撮影 by  SOV35, Sony
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10/14 8:35
さあ、大分近づいてきました。
湯沢の頭を越えると見え方も少し変わってきました。
2021年10月14日 09:08撮影 by  SOV35, Sony
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10/14 9:08
湯沢の頭を越えると見え方も少し変わってきました。
手前のピークを越えて登り返せば雨乞峰。
2021年10月14日 09:16撮影 by  SOV35, Sony
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10/14 9:16
手前のピークを越えて登り返せば雨乞峰。
こちらは西側の稜線。
2021年10月14日 09:16撮影 by  SOV35, Sony
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10/14 9:16
こちらは西側の稜線。
沢を見下ろす。
2021年10月14日 09:18撮影 by  SOV35, Sony
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10/14 9:18
沢を見下ろす。
中央が雨乞峰。左奥が御神楽岳山頂。
2021年10月14日 09:30撮影 by  SOV35, Sony
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10/14 9:30
中央が雨乞峰。左奥が御神楽岳山頂。
湯沢の頭を振り返る。
2021年10月14日 09:30撮影 by  SOV35, Sony
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10/14 9:30
湯沢の頭を振り返る。
少し進んでもう一枚。
2021年10月14日 09:50撮影 by  SOV35, Sony
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10/14 9:50
少し進んでもう一枚。
雨乞峰から御神楽岳山頂。あと少し。
2021年10月14日 09:50撮影 by  SOV35, Sony
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10/14 9:50
雨乞峰から御神楽岳山頂。あと少し。
無事山頂に到着!
2021年10月14日 09:58撮影 by  SOV35, Sony
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10/14 9:58
無事山頂に到着!
三角点タッチ。
2021年10月14日 09:58撮影 by  SOV35, Sony
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10/14 9:58
三角点タッチ。
中央に矢筈岳。右奥に粟ヶ岳。左奥には守門岳。
2021年10月14日 10:13撮影 by  SOV35, Sony
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10/14 10:13
中央に矢筈岳。右奥に粟ヶ岳。左奥には守門岳。
手前に貉ヶ森山。奥に見えるはずの浅草岳や越後三山は雲に隠れてしまっています。ちなみにこの時東側は視界0。
2021年10月14日 10:14撮影 by  SOV35, Sony
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10/14 10:14
手前に貉ヶ森山。奥に見えるはずの浅草岳や越後三山は雲に隠れてしまっています。ちなみにこの時東側は視界0。
さあ、帰路に着きます。再度湯沢の頭。
2021年10月14日 10:27撮影 by  SOV35, Sony
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10/14 10:27
さあ、帰路に着きます。再度湯沢の頭。
深い沢だ。
2021年10月14日 10:32撮影 by  SOV35, Sony
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10/14 10:32
深い沢だ。
湯沢の頭。
2021年10月14日 10:32撮影 by  SOV35, Sony
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10/14 10:32
湯沢の頭。
御神楽岳を振り返る。
2021年10月14日 10:52撮影 by  SOV35, Sony
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10/14 10:52
御神楽岳を振り返る。
山が深いですね。
2021年10月14日 11:27撮影 by  SOV35, Sony
10/14 11:27
山が深いですね。
中央に登ってきた尾根が見えます。急すぎて手前側は見えず。
2021年10月14日 11:27撮影 by  SOV35, Sony
10/14 11:27
中央に登ってきた尾根が見えます。急すぎて手前側は見えず。
高頭からの下り。ナイフリッジが見えてきました。
2021年10月14日 12:13撮影 by  SOV35, Sony
10/14 12:13
高頭からの下り。ナイフリッジが見えてきました。
マツムシソウ。最後の一輪。
2021年10月14日 12:14撮影 by  SOV35, Sony
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10/14 12:14
マツムシソウ。最後の一輪。
戸倉山に続いて再びカマキリさん。
2021年10月14日 12:18撮影 by  SOV35, Sony
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10/14 12:18
戸倉山に続いて再びカマキリさん。
御神楽岳の岩壁アップ。中央の白い部分がキラキラ光っていて綺麗でした。
2021年10月14日 12:23撮影 by  SOV35, Sony
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10/14 12:23
御神楽岳の岩壁アップ。中央の白い部分がキラキラ光っていて綺麗でした。
御神楽岳もこれで見納め。
2021年10月14日 12:41撮影 by  SOV35, Sony
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10/14 12:41
御神楽岳もこれで見納め。
撮影機器:

感想

今回は日本二百名山の御神楽岳(新潟百名山42座目)へ行ってきた。
いくつかあるルートの中でも一際厳しい栄太郎新道を選択。
朝小雨が降ったりしていたが、何とか天気も回復し、いざ出発。
登山道に入るといきなり道が崩れていたり、痩せていたり、沢は岩が氷のようにツルツルで、滑って右足をドボンさせてしまったりと、平らな道でも四苦八苦。
湯沢の出合からはひたすら急登の連続。
途中岩場が出てきてからは、四肢をフル活用して登り、時に滑落の恐怖と戦いながら登る。
ナイフリッジは戸隠山ほどではなかったが、さすがに一番尖っている部分はまたいで進んだ。
高頭まで登ると尾根上を進むことになるが、ここも崩れていたり、痩せていたり、藪化していたりと、容易ではなかった。
無事山頂まで到着しても、帰りのことを考えるとなかなかリラックスできず、足早に下山開始。
下りは下りで、木の根で滑り、岩で滑り、落ち葉で滑り、ザレ場で滑り、ヒヤヒヤしながら歩を進める。
ザレ場の斜面は草木をつかみながら後ろ向きに下り、人が通った跡を辿って行ったら、沢に向かい始めていたので、尾根に戻り軌道修正。
その後も何度か進行方向を、見失いそうになりながら、何とか下りてくることができた。
正直戸隠山よりも厳しい山だと感じた。
体力も神経も使う非常に厳しい山行となったが、無事帰ってこれて本当に良かった。
このルートでしか見れない御神楽岳の猛々しい山容を見れただけでも、頑張って登った甲斐があった。
それにしても、終始誰にも会わない孤独な山行だった。
期待していたほど紅葉が進んでいなくて少し残念だったが、もし次に来るなら別の登山道を利用したいと思う。

翌日全身筋肉痛になり、難コースだったことを身に染みて感じた。

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