甲斐駒ヶ岳・栗沢山・アサヨ峰（長坂駅→黒戸尾根→北沢峠→広河原）テン泊縦走
tanahiro1975
体力度について
- GPS
- 28:26
- 距離
- 41.8km
- 登り
- 4,005m
- 下り
- 3,202m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 10:41
- 休憩
- 2:59
- 合計
- 13:40
- 山行
- 6:08
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 6:58
- 山行
- 7:52
- 休憩
- 1:07
- 合計
- 8:59
| 天候 | 1日目：曇り時々晴れ 2日目：雨のち晴れ 3日目晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2021年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
帰り：広河原→甲府駅 バス 甲府駅→新宿駅 あずさ54号 |
| 予約できる山小屋 |
|
写真
おお甲斐駒に歓迎されている、ような気がした。
七丈小屋にお勤めのスーパー女子（多分CTの半分ぐらいで登られている方）と雑談。花谷さんは今日は不在とのこと。まだこの時点では北沢峠まで行く気満々だったが、自分のCTを逆算すると無理っぽい。多分今日は七丈小屋かな。
1
屏風岩。鎖の上に下を見下ろす像。ここで江戸時代より命を落とした方が多数おられる気を感じつつ、自分が生かされていることに感謝し登り切る。テント装備＋酒で登るのはそろそろ限界かな。次回来るときは酒を減らさねば。
1
何はともあれ七丈小屋。「さっき来られたお客さんが長坂駅から歩いてる人がいると言ってたけど、あなたですか？」さっき刀利天狗でお会いしたスーパー女子に声を掛けられる。「あ、はい、私です」
1
あの長さだとVHFアンテナか。
こんなところで民を守っていただき感謝しかない。
オーナー？に朝のコーヒーを入れていただく。おいしいコーヒーありがとうございました。一瞬、伊那市側に下山することも考えたが初志貫徹。アサヨ峰経由で広河原を目指す。ここで行動食のクロワッサンと甲斐駒バッジを購入。（仙丈ケ岳の山バッジも売ってます）
感想
雪が降る前に黒戸尾根を攻めてみました。
稀覯本の甲斐駒ヶ岳事典という書物に昔の方は日野春駅や今回登り始めた長坂駅から歩いて甲斐駒登山をしたという記述を見てチャレンジしてみました。
■長坂駅〜道の駅はくしゅう
駅から500m離れると街灯がないところもあります。
ヘッドライト点灯がおすすめです。
■道の駅はくしゅう
水場とトイレ、自動販売機があります。
売店は閉まってます。
■道の駅はくしゅう〜竹宇駒ケ岳神社
ここも道の駅周辺は明るいですが、少し離れると林道で
暗がりになります。
■駒ケ岳神社〜七丈小屋
ガイドブックに載っている通りの道ですが、
整備されており道に迷う箇所はありません。
ただテン泊のように15�圈�20kg ぐらいの荷物を持っていると
梯子場や鎖場はきつく感じるかもしれません。
■七丈小屋
小屋の方も親切でテント場も眺めがよく快適に過ごせました。
■七丈小屋〜山頂
アップダウンが何度かあります。
花崗岩なので多少雨に濡れていてもフリクションは効くので
大丈夫ですが、積雪があると下山時注意した方がよさそうな
箇所がいくつかありました。
■山頂〜駒津峰
晴れていると山頂でゆっくり滞在してしまいます。
摩利支天側のまきみちから下山しました。
岩場があるので注意が必要です。
山頂を15時頃に出発、駒津峰は1645分ごろ
ちょうど西に沈む夕日を見ながら、後を振り返ると
夕日に照らされて輝く甲斐駒ヶ岳を見ることができる
時間帯でした。
■駒津峰〜北沢峠
双児山まではハイマツ帯、
そこから一気に樹林帯を下ります。
日没を過ぎていると真っ暗なので、
今回は準備したヘッドライト2灯で下山しました。
■長衛小屋〜栗沢山
急登です。丹沢のバカ尾根より少しきついところもありますが、
一定のペースで登れば大丈夫だと思います。
当日は西風が強く、気温は0度を下回っていました。
稜線に出る前にハードシェルを着て対応しました。
風で飛びそうな装備がないかチェックした方がよいです。
栗沢山からの眺めは最高です。
■栗沢山〜アサヨ峰
岩場を含む稜線道です。
足元に気を付けながら進んでください。
百名山の山と違い岩に〇とかついてません。
この区間で iPhone が寒さに負け
バッテリーが急激に減りました。
改めて紙の地図とコンパスが必要だと再認識しました。
（当然ですが、両方持ってきてるので、それを見ながら進みました）
■アサヨ峰〜早川尾根小屋〜広河原峠
この区間、風が強かった。
突然、空を切り裂くような音が聞こえたので上を見たら
航空自衛隊の戦闘機F15 2機が甲斐駒ヶ岳と仙丈ケ岳の間の方向に
抜けていきました。どうやら飛行機の通り道のようです。
早川尾根小屋は誰もいませんでした。
ガスボンベなどもヘリで回収するためかネットに入れられて
荷下ろし準備されてました。
広河原峠まで樹林帯を降りていきます。
雲取山から三峰に降りるみちのような感じです。
■広河原峠〜広河原峠入り口
結構急な下り道です。
基本的にピンクの蛍光テープが目印ですが、
2か所ほどテープを見つけられず迷った箇所がありました。
慎重に降りてください。
また2年前の台風19号の影響か、下部は倒木が多くあります。
CT2:30 らしいですが、1時間20分ほどで降りてきました。
※バスの最終を15：40と勘違いし、ダッシュで降りてしまいました。
正しくは16：40が最終です。
広河原峠入り口から広河原インフォメーションセンターの
間ですが、林道や河川復旧の工事関係車両が通行してるので
車に気を付けて進んでください。
（結構猛スピードで走っています。）
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