塩見岳
- GPS
- 19:38
- 距離
- 24.8km
- 登り
- 2,280m
- 下り
- 2,289m
コースタイム
05:00 鳥倉登山口
07:10 三伏峠小屋
07:30 三伏山
08:15 本谷山
09:30 塩見小屋
10:15 塩見岳(H隊長)
10:50 塩見岳西峰(nanchi・peach)
10:55 塩見岳東峰(nanchi・peach)
12:00 塩見小屋
13:20 本谷山
14:10 三伏山
14:25 三伏峠小屋
16:00 鳥倉登山口
16:45 鳥倉林道ゲート
天候 | 晴れのちくもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
連休前だから混むのではないかと心配していたが AM04:00 の時点で15台ほどだった 中央自動車道松川IC〜鳥倉林道 動物とびだし注意 夜間通行中3人でそれぞれ 鹿・猿・ウサ・タヌ・ネコ に遭遇 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは駐車場と登山口 ゲートから林道歩き〜登山口すぐから割と急登〜塩見小屋過ぎまで特に危険もなく歩きやすい 塩見岳西峰下からザレや岩場の急登、しっかりマークを追う 滑落、落石の被害・加害には要注意 アイゼンは必要なかったが多少雪がついており、踏みしめられていると少し滑るところもあったので下りは特に慎重に お風呂は松川IC付近 まつかわ温泉清流苑 ¥400 |
写真
感想
今年最後になるか?という女3人登山。
当初は聖岳でもと話していたのだが、どうも夜間通行止めの区間があるらしく断念した。
じゃあということで近くのピークを詮索し塩見がいいんでない?と槍も歩けたことだしロングコースをサクッと計画したのだった。
朝の4時頃顔を合わせ、降りそそぐような星空の下まずは林道をあるく。
2人は流れ星をいくつも見ていたようだったが、私は一つも見られず・・・。
いつものごとく早朝にだすべきでない声量でかしましく喋りながら登山口通過、いきなりなかなか急な登山道に入る。
太陽と同じく高度を上げてゆき、長くてすでにうんざりだったが、見えてくるアルプスでテンションを高めつつ1〜9/10の憎い看板を追って三伏峠へ。
途中、塩見岳の山頂が頭をのぞかせたのだが見るからに遠い。当たり前だけど。
あそこかな…?
今は深く考えないようにする、このメンバーならきっといつかは行けるのだ。
急なところを登ってきたので休み休み行きたいが、止まるとキンキンに冷えてしまうので道中は結局ほとんど休憩は取らず、いざ座って休んだ三伏小屋でも軽くエネルギー補給をして次へ向かう。
次といっても20分も歩かないうちに三伏山に到着。
ぱっと樹林帯が開け、大展望!
みなで興奮し記念写真!とセルフタイマーで中央アをバックに写真を撮ったが見事に3人がかぶっており、とりあえず高度にいるのが確認できるというほほえましい1枚が残った。
ここから気持ちのいい稜線歩きか(´▽`)!と思ったがすぐに樹林帯に下り、本谷山経由で塩見小屋までアップダウンしながらの長い道のりを、ちょいとバッドな出だしのnanchiさんとひーこら進む。
というのも本谷山前から足の速い隊長がソロ活動開始したため。
隊長が韋駄天すぎるのでいつも感覚がずれがちだが、ひーこらといっても鈍足ではないんだけど。
ということで本日3分の一は2人登山だった。
ゆえに今回隊長の写真が少ない・・・。
で結局、塩見小屋を過ぎ西峰へ向かって最後のひとがんばり。
ルートがよく見えてずっと先には三伏小屋で先を行かれた麦わらのいち・・・お兄さんが確認できたが、隊長らしき影は見当たらず。
まさか一人ガンガンいって落ちてないよね〜なんて話しちゃうとマジで心配になっちゃって、岩場取りつき途中に電波が届くところからコールハー。
「もう山頂で待ってるよ〜早くおいでー!」
ほっとしつつそりゃー寒いとこ待たせちゃ悪いと、高度感しっかりの岩場をちゃきちゃきあがり、ついた!
おおお〜〜!おー?
って雄たけびをあげてたのはすぐ前を行く23歳の山ボーイ二人。
いや、大丈夫西峰が頂上だよ〜東峰に三角点ないだけで高いのはあっちだけど、ってな感じで山ボーイとほぼ時に東峰着!
隊長はやはり寒かったらしく、こじんまりとして待っていらっしゃった。
いつぞやのボスザルとは違い可愛らしかったけど。
きけば40分ほど前にはついていたらしい・・・さすが、半端ない早さ。
山ボーイをこき使って女3人分のカメラやらスマホやら5台の写真を撮ってもらい(撮らせたともいう)
頂に居合わせたみなで談笑をして、なんてしていたら南のほうから迫ってきていた雲にいよいよ包まれるぞ〜となってきたので下山開始。
行きに苦労したアップダウンに再び苦しめられながら、そして再び隊長はソロ活動開始の状態になり2人でえっちらおっちら帰路の消化。
本谷山で隊長に追いつけば、山頂でお話しした素敵なオジサマとほっこりティータイムの最中でした。
そこからようやく3人でまたやいのしゃべりながら下り、憎たらしい看板もクリアして登山口着!
おつかれさまー!とか言っちゃったけど、林道を少し進んではるか先に見えた駐車場に辟易・・・こんな遠かったんだ。
しかし空は晴れて、西日が紅葉を輝かせているのがあまりにも綺麗で、たくさん写真を撮りながらきづけば駐車場着。
そのごご飯を食べお風呂に入り、念のために「よいお年を!」なんて言って解散。
自己大満足。今回もいい山行きだった!
nさんの感想
今年最後のアルプス遠征登山。ガッツリ行きたいと吟味し塩見岳決定。
はりきって早起きして準備したものの・・・・とあるハプニングありましてnは早朝早々groggy。頭痛薬飲んでいざ出発したものの、5分も経たずにknockout.
暫くしてやや復活!!
満天の星空の下、流れ星を見ながらgirls talk炸裂し、登山林道をなんなくclear.
鳥倉登山口で靴を履き替え、さあ行きますか!っと気合を入れたものの、ややまだgroggy気味のn。
三伏峠までの道中あまり記憶なし。左側に見えた朝焼け、アルプスを取り囲む雲海の景色だけは、はっきり記憶に残っている。
三伏峠到着後、無理やりおにぎりを詰め込み、意識回復・元気回復!!
三伏山2615m 360度の展望と書かれている通り山一望!天気にも恵まれ、青い空と山との絶景!ずっと眺めていても飽きない景観。
塩見小屋まではupdown続きで体力消耗。ひたすらwalk walk walk.
気が付けば塩見小屋に到着。そして目の前にドーンと仁王立ちしている西峰さんがはっきりと見え、やる気度UP!!
しかし急傾斜に足重し、更にザレ場に岩場。黄色の目印を頼りに岩場を一つずつ慎重に進み西峰さん到着。うっすら顔を出している富士山をバックに塩見岳頂上東峰到着!!
なんと偶然にも初冠雪だったらしい。バッチリ足跡残してきました。貴重な体験できました。
頂上では道中一緒になった23歳の二人組、途中で追い越された半袖麦わら帽子スタイルのインパクトある登山客一名、素敵な地元のオジサマとgirs三人で会話を交わし、楽しいひと時を過ごす。
日常的にはあり得ないことなのに、登山では見ず知らずの方達と自然と会話が弾む光景が大好きだ。同じ空間を共にしているからなのか?開放的になってるからなのかな?
道中何故山に登る?とひたすら自分に問いかけ、3人でも話し”自己満足”という結論に達したけど、ふと思えば利害関係なく1:1で自然と向きあえる頂上に立つ素晴らしさ、そして登った者にしか見ることができない絶景と自ずと語り何かを得ている気がした。
今回のガッツリ登山有意義な山行でした。次回も3人で新たな山に挑戦!!
さて次はどこだろう????
はじめまして。
山頂から塩見小屋の間ですれ違ったものです。
わたしが塩見小屋についたときには、雲で隠れ始めていました。
もう少し早く出発できていれば、こんな素晴らし景色が見られたのですねぇ。
お疲れ様でした。
はじめまして〜
ロングコースお疲れ様でした。
1時間の差でこんなにも景色が違うなんて・・・。
次回は寝坊しないように〜
nanchiさん、peachfaceさん、ガッツリ登山お疲れ様でした。
nanchiさんは出だしは体調不良で大変でしたね。
雄大な景色を見れば、アドレナリンもでると言うもの。
写真の仙塩尾根、いつか歩きたい雄大な尾根です!
初冠雪に足跡(笑)
今日、私も甲斐駒に付けてきました♪
さて、登山とは同じく自己満足と思い、非日常だと思ってます。
また女子3人レコ楽しみにしてます。
お疲れ様でした、とご無事で何よりでした。
各々の親御さんたちがそれこそ手塩にかけて育てたであろう娘たち、立派に成長してロングコースを日帰り制覇ですね、親御でない私も感激ひとしおです
韋駄天の隊長は底なしの健脚、その塩っ辛いと評判の(笑)トークからは想像もできない瞬足ぶりですね。
nanchiさん、遠路はるばるだったせいでしょうか?体調不良を跳ね返ししおれることなく無事制覇、私の即席コメントとは雲泥の差で足跡を残してこられたことを喜ばしく思います。
そしてpeachよ。いつぞやのボスザルをここで引用するとは随分と塩分濃度の高いコメントですな。青菜に塩の私にそんなこと言うでないよ
そんな3人娘のアンバランスがバランス取れてるような登山レコ、いい塩梅で楽しませてもらいました。
garnet0823さんbo-tyu-zaiさんはじめまして
体調不良は・・公の場ではとても恥ずかしくていえないハプニングで、ロングドライブの影響ではないことは確かです。
エッそんなにアンバランスですかね?
こちらも山レコ拝見して楽しませて頂きます。どうぞよろしくお願いしま〜す。
pupoohさんコメントありがとうございます
塩見小屋のあたりで南から雲がやってきていてどんどん近づいてくる〜と思っていましたが、そこから1時間ちょっと
ちょうど私たちが山頂にいたころに追いつかれた感じでした。
下りについて15分ほどで山頂が隠れてましたから、本当に運です〜。
登山前にしっかり睡眠をとることは大事!
が、やはり計画から遅れてしまった瞬間からいろいろ脱力ですよね〜(;´▽`)
でも事故起こすより寝坊のほうがいいですもん、次楽しみましょう〜!
お疲れ様でした♪
garnet0823さんこんばんは!
ガッツリ楽しんでこれました〜
nanchiさんの調子が心配でしたがほんとよく頑張ってました彼女、回復も早くて、あれはたしかにアドレナリン分泌のタイミングだったかも。
日ごろから体動かしてる人はやっぱりすごい。
また次行こうよ〜なんて隊長が唸っているので、また近いうちに動くであろうかしましレコ、見てやってくださいね〜
山頂にて、3人とも鼻をすすっていたのでぼそっとばっちー洒落をいいました。
しかしその時だけは、とれていたと思われるバランスもにわかに崩れ、どうも浮き気味だったのは確か。
バランスとは至極デリケートだと痛感した次第です。
こんばんはお師匠様。
しかし今回はアップダウンによる自分のペース配分の甘さにしょっぱい思いをしてきました・・・。
下山時三伏山への登りで完全になめくじな私、そびえるは塩の山状態。
最後はストックに大いに助けられてしまったので、サクッと決めてしまったゆえのコース様相の確認不足や単純な計画不足は今後の注意点です。
反省点をより浮き彫りにさせていただいた矢岳レコは刺激的でした。
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