赤岳 美濃戸〜行者小屋〜文三郎〜地蔵

2021年10月23日(土) [日帰り]

• GPS: 09:58
• 距離: 11.8km
• 登り: 1,266m
• 下り: 1,266m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:53
• 休憩: 2:05
• 合計: 9:58

5:37 赤岳山荘
5:41 5:42 美濃戸
6:51 6:51 中ノ行者小屋跡
7:59 8:26 行者小屋
8:35 8:35 阿弥陀岳分岐
9:28 9:32 赤岳主稜チョックストーン
9:39 9:41 文三郎尾根分岐
9:52 9:58 キレット分岐
10:09 10:11 竜頭峰分岐
10:17 10:25 赤岳
10:33 10:44 赤岳頂上山荘
11:12 11:12 赤岳天望荘
11:16 11:22 地蔵の頭
12:22 13:18 行者小屋
14:23 14:24 中ノ行者小屋跡
15:30 15:31 美濃戸
15:35 赤岳山荘

天候

天気は変化が多かった。
土曜は風が強く、日曜日の方が、天気がいいのはわかっていたが、
日帰りだときついので、やはり土曜日にした。

・最初登山口は晴れ
・樹林帯・行者小屋では曇り
・山頂付近 晴れ時々曇。風強し。
・阿弥陀、中岳 方面の稜線に上がったら、一部爆風。
・その後は下山まで晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

・諏訪南インターチェンジ、美濃戸口

〜駐車場まで〜
悪路は2WDで走行。凹凸をよけながらゆっくり走る。時速5~10kmで。

地上高 140mm以下のFFシエンタでも、ゆっくり走れば問題無し。
とにかくゆっくり走り、溝が底打ちしないようハンドル切る。
【核心部】
最初、沢の橋を渡った後に、砂利の急な坂がある。
助走で勢いをつけて惰性で坂を走ること。
坂でアクセル強く踏むと、タイヤが砂利で空転してスリップして登れないです。
勢いをつけておかないと、坂は登り切れないです。
ツルツルのアイスバーンを通過するコツと同じです。

歩いている人も多いので、よけてもらう際、できるだけお礼を言います。

・2WDでゆっくり走る：15分
・4WDでゆっくり走る：7分
・八ヶ岳山荘から歩く：60分

赤岳山荘　：駐車場代　1000円。
八ヶ岳山荘：駐車場500円（コーヒー付き）

どうでもいいけど4WDが欲しいです　笑

・帰路、中央道は　お決まりの談合坂SA〜小仏トンネルまで　13km渋滞。たいしたことなかった。

コース状況／危険箇所等

・前日の降雪で行者小屋手前から積雪。
・山頂付近は岩場で、雪はそれなりにあるが　爪が長いと斜面や鉄ハシゴや鉄階段が歩きづらい。
アイゼンの爪先がひっかかって転倒しないよう注意。

力不足であるが、平均的にはチェーンアイゼンが最適かと。
ノーアイゼンの人もいたが後悔したと言っていた。
爪の短い　モンベル・スノースパイク10でもいいかも。
カジタックスの8本で行ったが、岩場や鉄階段、かなり苦労した。

その他周辺情報

https://happoen.jp/hotspa.html
ホテル八峯苑 鹿の湯
〒399-0101
長野県諏訪郡富士見町境12067
TEL [phone]

JAF・モンベルで100円割引。大人　700円ー100円＝600円。
露天あり。
きれいで広くていい湯です。
接客も丁寧、親切です。

写真

10/23 5:19

予定通り　5時過ぎに　到着。高速道路はすいていました。

10/23 5:30

八ヶ岳山荘→赤岳山荘までの悪路を走破して　時間が稼げました。

10/23 5:30

ランクルやジムニー、SUVが多いですが軽自動車や、普通のFF車もけっこういました。

10/23 5:33

車で通過してしまったので　駐車場降りてから1000円を赤いエプロンのおばさんに払いました。愛想のないおばさんでしたが、最後、気をつけていってらっしゃい、の一言がうれしかったです。
領収書は外から見えるところに置きます。

10/23 5:40

北沢の悪路は以前懲りたので　迷わず南沢を行きます。

10/23 5:48

沢の橋を何度もわたります。

10/23 5:59

明るくなってきた

10/23 6:43

10/23 6:46

10/23 6:47

雪がちらほら

10/23 6:52

だんだん雪が多くなってきた

10/23 7:06

昨日雪が降ったようです。新しい雪でした

10/23 7:09

ピンクテープを見失うと　迷子になります。何度も迷いました。

10/23 7:11

滑るので注意

10/23 7:13

まだアイゼンは不要。

10/23 7:17

赤い実に雪景色がきれい

10/23 7:28

景色がいい感じに開けてきた。そろそろ行者小屋かな？ここまではほとんど平地。

10/23 7:43

寒いです

10/23 8:01

行者小屋着きました！

10/23 8:01

夏用トイレは閉鎖中。100円。さむい。

10/23 8:01

アルコールは凍りません

10/23 8:03

凍らないうちに　おにぎりを食べてしまおう。寒くて指の神経がありません。

10/23 8:03

う〜ん山頂は雲が。風も強そう。

10/23 8:14

寒い。ここで厚着をして完全装備にします。小屋の入り口に、山をなめんなよ　と書いてありました。

10/23 8:19

ハイドレーション　凍らないか心配です。ザックにしまいます。

10/23 8:23

ヘルメット、スパッツ、厚手のシャツ追加、手袋2枚。そしてバラクラバ。バラクラバ持ってきてよかった！

10/23 8:24

ん〜荒れてるなあ。登山者の表情はみな真剣です。予想外の雪に作戦会議をしているパーティもいました。

10/23 8:24

しかしめちゃ寒い・・・たくさん着てきてよかった。。

10/23 8:27

文三郎のほうが　やや時短になるので　こっちのほうが易しいと思い、こっちを行きます。（実は逆でした）。

10/23 8:27

振り返ると行者小屋。なんとなく雰囲気暗いです。

10/23 8:35

右へ行くと阿弥陀。今日は左を登ります。

10/23 8:49

ここでカジタックス8本アイゼンを装着。本気モードで。結果オーバースペックでした。

10/23 9:04

振り返ると小屋が小さく見えます。高度上がってきました。

10/23 9:04

鉄階段。アイゼンの爪がひっかかり　歩きづらい〜。

10/23 9:08

おお、中岳に阿弥陀。カッコいい。

10/23 9:08

振り返ると　行者小屋？

10/23 9:08

左側には　横岳？赤岳？

10/23 9:08

こっちが赤岳かな？？

10/23 9:08

さあ登ります

10/23 9:10

途中、元気で明るい若者に　撮影してもらいました。
この山ってヘルメット要りますか〜？　と言われました。

10/23 9:20

登ります

10/23 9:20

右手には中岳の稜線を超えてこちらに降りてくる人が。

10/23 9:20

10/23 9:20

10/23 9:20

寒くて過酷ですが　景色がきれい。

10/23 9:20

10/23 9:21

10/23 9:38

阿弥陀、中岳と合流する稜線にたどり着きました。ここから急に爆風です。

10/23 9:38

爆風です。ここにいると吹っ飛びそうなのでさっさと移動します。

10/23 9:44

移動したらすぐ風が弱くなった。一安心。

10/23 9:44

10/23 9:44

岩がゴロゴロ。風が強いので雪が積もりません。8本アイゼン歩きづらい〜。チェーンアイゼンにすればよかった。

10/23 9:46

強風ですが　いい天気です。アドレナリン全開です。

10/23 9:46

ギラギラ日が差してカッコいい〜

10/23 9:46

10/23 9:49

どんどん厳し斜度になってきました。両手使いつつ全身で登ります。

10/23 9:52

全身で登ります。

10/23 9:52

景色は超きれい。奥秩父、中央アルプス、南アルプスが見えます。

10/23 9:52

落ち着いて登れば問題無し。鎖をつかみ、アイゼンの爪を意識します。。

10/23 9:53

ほっと一息。ありがたい看板。

10/23 9:56

10/23 9:57

めんどくさい雪の岩場が続きます。

10/23 10:01

もっと雪が積もったほうが楽かもしれません。

10/23 10:02

10/23 10:02

10/23 10:07

10/23 10:07

標札発見。もうすぐ山頂か？

10/23 10:11

10/23 10:11

おお富士山！きれい！

10/23 10:11

10/23 10:16

はしご

10/23 10:16

急な岩場終了〜。着いたか〜〜

10/23 10:17

山頂！着いた

10/23 10:18

やった〜〜！逆光

10/23 10:19

10/23 10:19

10/23 10:19

10/23 10:21

逆光じゃない方向からの撮影　ありがとうございました！！

10/23 10:23

10/23 10:23

10/23 10:24

10/23 10:28

文三郎道　決してラクではなかった・・・さあ地蔵道か、どちらから、降りるか・・

10/23 10:32

成り行きで　地蔵道から降りることに。文三郎はもうオナカいっぱい。いいや・・。

10/23 10:32

赤岳頂上山荘

10/23 10:32

10/23 10:32

幸い、ガスが晴れました。よかった。

10/23 10:32

10/23 10:33

10/23 10:40

10/23 10:40

10/23 10:41

10/23 10:41

10/23 10:44

地蔵道から来た人とすれ違います。これから赤岳山頂へ行く人も多い。

10/23 10:44

10/23 10:45

10/23 10:48

10/23 10:48

10/23 11:01

10/23 11:07

赤岳天望荘。

10/23 11:15

地蔵ノ頭まで来た。

10/23 11:17

地蔵道を降りよう

10/23 11:17

行者小屋が見える。

10/23 11:17

10/23 11:17

地蔵道　意外と歩きやすい

10/23 11:21

10/23 11:26

核心部がないまま、高度下がって来ました。なーんだ、地蔵道の方が簡単ですね。

10/23 11:29

また地蔵が

10/23 11:39

10/23 11:39

鉄階段。アイゼンがひっかかり歩きづらい

10/23 11:49

10/23 11:51

もう安心です。

10/23 11:54

地蔵道は怖いところなかった。よかった。文三郎道のほうが怖い気がする。

10/23 12:04

10/23 12:20

無事到着〜〜

10/23 12:20

テントが増えています。いいなあ

10/23 12:26

小屋から赤岳？が見える。カッコいい

10/23 12:26

寒そうだけどテントいいなあ

10/23 12:26

横岳方面。ガスが消えてきた。

10/23 12:35

寒いけど　ごはんにしましょう。

10/23 12:35

おいしい中華粥。

10/23 12:40

熱々で癒される

10/23 12:40

10/23 13:06

10/23 13:13

10/23 13:13

パノラマ

10/23 13:14

素敵な風景です。もう少し見ていたいな。。

10/23 13:14

10/23 13:14

10/23 13:15

10/23 13:15

10/23 13:15

10/23 13:19

ではキリがないので下山します。。

10/23 13:32

あとはゆっくり降りるだけ。

10/23 13:44

振り返ると八ヶ岳。いいなあ。

10/23 14:03

圧雪と凍結で　滑る滑る。

10/23 14:27

楽なのですが、行者小屋から駐車場までが　また長い道のりです。

10/23 15:18

ようやく鹿よけ柵が見えてきた。ゴールが近い証拠です。

10/23 15:20

無事日帰りできて　達成感満載です。

10/23 15:25

10/23 15:27

美濃戸山荘

10/23 15:27

帰りも南沢です

10/23 15:27

10/23 15:28

10/23 15:33

駐車場ゴール！

10/23 15:33

土日の小屋泊、テント泊が多いので　まだ車が多いです。

10/23 15:34

10/23 16:09

さあ悪路走行。帰りはらくです。

10/23 16:12

ゆーくり走ります。

10/23 16:14

最後の沢橋を渡る

10/23 16:17

登山口に着いた〜長いなあ。

10/23 16:18

こっちも駐車多いです。

10/23 16:31

富士見高原。富士山がきれいです。

10/23 16:38

帰路は　鹿の湯でお風呂。JAFかモンベル割引で￥600．

10/23 16:42

いい湯でした。

10/23 17:16

夕焼けの南アルプスもキレイに見えました。

10/23 17:54

八ヶ岳PAで食事。生姜焼定食。お腹いっぱい。

10/23 18:12

今日も安全登山、安全運転できました。お疲れ様でした！！

撮影機器：

Optio I-10 ペンタックス

Galaxy A21 SC-42A docomo サムスン

装備

MYアイテム

iga_1966

重量：2.24kg

感想

iga_1966

赤岳日帰りは厳しい。
赤岳山荘までFF車で行けるか？が勝負の分かれ目。
ゆっくり行ったらさほど苦労せず行けた。
砂利の登坂でアクセル踏み込んだら、スリップしてビビりましたがなんとか登れました。底打ちやパンクより、ここが一番の核心部です。

行者小屋まではノーアイゼン。滑るので注意。

厚着しました。真冬の完全装備です。
特に「バラクラバ」が大正解でした。
低温、強風でしたが、バラクラバかぶったら　なんともへっちゃらでした。
ヘルメットはあった方が安心だと思いました。
ピッケルはまだ全然要りません。

行者小屋からアイゼン8本装着。結果オーバースペックでした。
失敗です。
岩や鉄階段で、爪がひっかかって歩きづらい。
チェーンアイゼンで少し力不足な箇所もありましたが、全体的にはそれでよかったです。

往路は
文三郎、帰路は　地蔵道。
文三郎の方が時短だが、急斜面多く、岩場4点支持が多く怖かった。
往路にして正解かも。
あそこを下るのは怖い。

帰路は、
地蔵道。注意して下れば　さほど難しいところなし。
核心部というほどの箇所も無し。

行者小屋に着いて　ほっとしました。
ごはん食べて下山。
行者小屋からの阿弥陀、中岳、赤岳、横岳〜八ヶ岳連峰　素敵だった〜。

行者小屋から　駐車場まで長い道のりでした。
樹林帯で道迷い多数です。
ピンクテープがないと絶対迷子になります。
しかも凍結で滑りやすいです。
すれ違いで、女性が滑って、思い切りヘッドスライディングするの見ました。

ずっと下山頭痛がひどかったです。
下山中つらくて　かなりペースが遅くなりました。
途中、南沢は人がほどんどいませんでした。
みな北沢なのでしょうか？
そもそも夕刻下山する人がいないのか？

無事美濃戸山荘、赤岳山荘に着きました。

帰路の悪路走破はラクでした。
ギアを1速に、固定してブレーキ踏みながら　ゆっくり下ります。
4WDが来たら　ハザードつけて道を譲ります。
歩行者にはおじきします。
凹凸激しいところはゆっくり走り、
下打ちしないよう、左右によけて走りました。