生と死の境で #下ノ廊下
- GPS
- 16:44
- 距離
- 34.1km
- 登り
- 6,129m
- 下り
- 7,013m
コースタイム
- 山行
- 8:47
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 9:34
天候 | 23日雪、あられ、雨、曇 24日快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
08:00 春日井出発 10:00 安曇野IC着 12:40 扇沢駅にて山渓社回送引き渡し(19,000円/台) 13:30 Eバス乗車(平日割1300円/人) 15:00 ロッジくろよん着(11,000円/人) *口コミどおりの接客。(積極的に話しかければ以外と会話になる) *夕食は想定外に豪華!18時〜 *風呂17時〜19時 23日(土) 04:30 ロッジくろよん出発 *ガイド付団体客12名5時出発(2か月前から毎週阿曽原小屋とともに団体予約済とのこと) 24日(日) 13:00 欅平着 15:19 欅平トロッコ列車乗車 16:34 宇奈月温泉着 温泉:湯めどころ宇奈月 510円 人数調整あり 22:30 春日井着 |
コース状況/ 危険箇所等 |
「良く整備されて危険個所なし」っていう人あるが、そんな訳ない! 歩道上は全て危険。一時も気を抜けない。 |
写真
感想
前回の下ノ廊下から6年
今回は、michie女史の強い要望により、1週間見送っての山行となった。
あれから色々経験もしてきたが年をとった。当日まで山小屋にキャンセルが出るの待ったが、ダメだった。テントを担いであの長いロードを故障した膝が耐えられるか?氷点下5度、3シーズンシュラフで耐えられるのか?亀足の自分たちにテント場は確保できるのか?
初日は、雨と雪が行く手を阻んだ。長い行程、ただでさえ休む場所もない。これは遭難するかもしれないとマジで思ったのは、ロッジから4時間歩いた黒部別山谷。昼飯休憩所のはずが、雨風をしのげる場所もない、それでも無理やりザックを下ろしおにぎりを腹にいれる。同時に体温が急激下がり、震えが止まらない。低体温症だ。東谷吊橋まで行けば一息つけるが、CT3時間40分とまだ先。本当にやばかった。滑る足元、慌てれば、死がまっている。今回は決断ミス、この時は死ぬかもしれんなとホントに思ってしまった。
2度目の死への入口は突然やってきた。
関西電力寮?(人見平)からの急登で、やってしまった。いわゆる滑落。
歩幅を短くルートどりしながらの登りで、足場的に問題ないと思った谷側に右足を置いた瞬間、草生えごと足元が崩れ。体制を谷側にバランスを崩して落ちてしまった。
「あっ、やってまった、これはただじゃ済まないな、下まで落ちる」と、さっき登ってきた、これからそこに落ちるであろう、2m下の登山道を見ながら、回転して落ちた。
無傷だった。
頭からおちグルんと回って、足が下にきたときに、岩場も何もない地面に着地していた。何だろ、奇跡か、興奮で暫く動けなかった。
最近山に登ると、アクシデントがちょこちょこ起こる。先日の双六での下りも浮石にひっくりかえってしまった。
そのうち痛い目に合うからやめとけと、言われている気がする。
誰も事故に合うつもりで歩いてる人はいないだろうが、明日は我が身だと思って行ってほしい
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