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Yamareco

記録ID: 368927 全員に公開 無雪期ピークハント/縦走 東北

易国間-目滝山-大滝山-材木[復活!下北半島縦走]

情報量の目安: S
-拍手
日程 2013年11月08日(金) 〜 2013年11月10日(日)
メンバー
天候8日:曇り、9日:晴れ、10日:曇りのち風雨
アクセス
利用交通機関
電車バス
往路 2013年(平成25年)11月07日(木)
18:10 かわせみ会館 18:14 (190円)
18:35 町田駅 18:31、18:29の電車が遅れたため乗れた(360円)
19:10 新宿駅 19:13 (11170円)湘南新宿ライン
19:44 大宮駅 20:33(6100円)東北新幹線、はやぶさ19号、全席指定
23:07 八戸駅 23:08、途中下車
23:30 神社、休憩

2013年11月8日(金)
05:50 神社
05:59 八戸駅 06:08 青い森鉄道、青森行
06:52 野辺地駅 07:53 大湊線、強風のため、代行バス(JRバス)
09:30 大湊駅(JRバス)
10:15 田名部(旧田名部駅)
10:20 むつバスターミナル(下北交通)11:20
12:35 易国間(いこくま)バス停

復路 2013年11月10日(日)
10:55 材木バス停 11:42 (下北交通)2150円
13:50 下北駅14:07 (JR大湊線)快速しもきたにて、八戸直通(野辺地より八戸までは青い森鉄道線)9350円
16:35 八戸駅 16:43 東北新幹線、はやぶさ14号、6300円、全席指定
19:22 大宮駅 19:34 湘南新宿ライン
20:05 新宿駅 20:21(小田急、小田原線)360円
20:56 町田駅 21:00(神奈中バス)190円
21:05 南中学校前
20:15 自宅
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地図/標高グラフ


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コースタイム [注]

1日目
山行
4時間22分
休憩
0分
合計
4時間22分
S易国間バス停12:3513:18林道分岐14:26水場13:1814:41林道最高地点15:49キャンプ地A
2日目
山行
9時間35分
休憩
0分
合計
9時間35分
キャンプ地A05:5507:56目滝山14:41大滝山15:30キャンプ地B
3日目
山行
4時間45分
休憩
0分
合計
4時間45分
キャンプ地B06:1006:25小ピーク06:49なめこの窪地08:00小ピークB09:00林道痕跡09:16林道合流10:55材木バス停G
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
2013年11月8日(金)
12:35 易国間バス停
13:18 林道分岐
14:26 最後の水場
14:41 林道最高点(標高、約465m)
15:49 キャンプ地(1:09)0.6Km

2013年11月9日(土)
05:55 キャンプ地(括弧内は区間時間)区間距離
07:56 目滝山(2:01)1Km
14:41 大滝山(6:45)3.5Km
15:30 キャンプ地(0:49)0.5Km

2013年11月10日(日)
06:10 キャンプ地
06:25 小ピーク(0:15)0.25Km
06:49 なめこ地点(0:24)0:25Km
08:00 小ピーク(1:11)2.0Km
09:00? 林道痕跡(1:00)0.5Km(標高、約390m)
09:16 林道(0:16)0.25Km
10:55 材木バス停(1:39)6.0Km

実質、山中歩行は8.6Kmほどか
距離は正確なものではなく、おおよその値です。
ザックは2泊分のキャンプ装備で
コース状況/
危険箇所等
全ルートを通じて、登山道、獣道、踏み跡がありません

一部、古い林道の痕跡あり

平均時速500mの猛烈な笹藪(背丈を越える高さ、約1.7m ?)

使用地形図:5万分の一『佐井』
山と高原地図はありません、範囲外、登山想定外地域

古い地図には、ここ下北半島も森林鉄道が伸びていたようです

前回(約30年前)の下北半島縦走の記録
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-40806.html

次回、下北半島縦走ァ∈猝攣魁八森、荒沢山
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-538325.html
過去天気図(気象庁) 2013年11月の天気図 [pdf]

写真

先頭は秋田新幹線。木曜夜の最終、青森行。前日の水曜日に指定席取れた!
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駅弁、とんかつ、大宮にて購入
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4
八戸の夜、河原で野宿しようと思ったが、風が強すぎで無理なので、駅に近い神社で朝まで、休憩
駅から往復約2.5Km
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八戸にて青い森鉄道
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野辺地駅は変わらぬ佇まい。後ろの林は日本で最初の鉄道防雪林です
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大湊線は強風の為、代行バス。JRになってもツバメマークと似たようなカラーリング
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大湊駅に来る必要は無いのだけど、第二の故郷?20数年ぶりかな〜
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大湊駅、ここからバスで田名部へ。バスの中、うれしくて、懐かしくて、車内から写真を撮りまくり!
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大湊駅舎内、リフォーム?されているようで、雰囲気はまるで違うが、事務室とかの配置は昔のままのようだ、いや、券売機のある辺りに窓口があったような気がする、そして今窓口の部分は荷物預かりみたいなばしょだったような・・・どこの駅もそんな配置だった気がするが
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山田バス停、昔の最寄バス停
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マエダストア、昔、1階のレコード屋のお姉さんが綺麗でした?
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3
むつバスターミナル、2階の食堂は閉鎖されていました
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荒カメラ、青森の写真はすべてここで現像、プリントしています
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馬場自転車、ここは部品の在庫が多かったが、なぜか今は、昔の少年スポーツ車が数台店頭に並んでいた
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1
大畑駅、今は下北交通の駅に
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易国間バス停付近、今も板張り壁の家が多い
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林道の分岐、左が今回のルート、右に行ったところは、昔、小犬を拾った道
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林道最高地点、ここから右の尾根に取り付く予定だったが、がけで登れず、先へ少し行って小さな沢状の斜面を登る
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尾根に出ても、道はなく、ヒバの幼木に難儀する
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3
さらに進むと笹原に出る、と言っても、背丈を越える高さで、先が見えない
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2
約1時間歩いたところで、キャンプ。写真は翌朝、ブレてますが
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丹沢に移植したい笹(笑)
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小ピークに出ると、目滝山が見えてきた
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目滝山、秋の気配を感じる山容
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朝陽に照らされる、目滝山
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細長い山頂の目滝山、三角点
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目滝山より大間崎も見える
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釜臥山はすぐ分かる、右に大盡山、朝比奈岳
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目滝山を下って振り返る感じ、ここで地図を紛失!っておい!100m位戻って、見つけました!もう一枚昔の地図も持っていたのだけど
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正面に桂平、と手前の尾根に道の跡のような筋が見える。
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3
熊もおだてれば、木に登る?
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大滝山が見えてきた
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大滝山、直前で急な斜面をよじ登る
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4
三角点が見当たらないと思っていたら、ほぼ最高地点の枯葉の下に隠れてた
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2
大滝山を下って少しの所で第2キャンプ、写真は翌朝。天気が悪くなるとの事、朝はまだ曇りだったが30分ほど歩くと、雨が降ってきた。予定を変更して
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同じくキャンプ地より、右の笹尾根を進んで、左の小ピークへ
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上が折れて、立枯れたブナに、なめこを発見!
雨が本降り
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3
このように何も生えていないところは珍しい、この先、藪を進んだ先に古い林道の痕跡を進んで、スピード大幅アップ
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1
右側の林道から下って来た。手前は地図にある材木沢林道
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材木バス停、びしょ濡れを着替える
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大湊線の車窓から
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2
青森と言えば、東奥日報
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大湊駅で、ご自由にお持ち帰りくださいの絵葉書!リゾートあすなろ号?
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1
下北バスターミナルにて
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下北バスターミナルにて
下北バスターミナルにて
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下北バスターミナルにて
青い森鉄道、旧東北本線? 野辺地駅
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青い森鉄道、旧東北本線? 野辺地駅

感想/記録

 下北半島の縦走は漠然ともう行けないかな?と思ったりしていたのだが、最近は遠出の山も数多くこなして来たこともあり、定年過ぎたら行ってみようかななどと思ったりもしていた。しかしよく考えてみると定年過ぎたら、体力も落ちているだろうし、何よりもお金を沢山つぎ込んで青森まで行くのは大変なのではないかと思ったりして、やっぱり行けるときに行っておいた方がいいのかなと思い返すに至った。昔のように夜行列車がないので、新幹線を利用することになる。

八戸駅を出るとものすごく寒い。風も結構ある。駅前の道を真っ直ぐ行けば、1Kmほどで川があるので、その辺で野宿するつもりだったが、橋の所に来てみると、体が飛ばされそうな、風であり、とても野宿どころではない。しょうがないので、途中に目についた、神社に行ってみるが最初の神社は夜間照明が明るく、無理で、その次の神社に行ってみる。程よく?暗くていい感じ。ここの軒下に銀マットを敷いて朝まで休憩することにする。風は直接は当たらないものの、全くないわけではなく、着られるものをすべて着て、朝まで震えていた。5時には駅に向かおうと思っていたのだがふと気が付くと、思い切り明るくなっていて、一瞬にして寝てしまったようだ、時計を見ると、5時50分?!う!やばい!電車の時間が!あわてて銀マットをザックにしまい、駅まで走る!血管切れるんじゃないか??、寒かったので少し温まった。朝になったら、神社の写真やら駅の周りとか写真に撮ろうと思っていたのだが、それどころではない。と、ずっと走ったら、間に合った!6時8分の青森行き普通列車。

懐かしい野辺地駅で乗り換え、というか、大湊線出発まで待ち合わせ時間がある。駅の外に出て、周りの風景を撮る。時間が近くなると、強風のため大湊線が走らないらしい放送と案内があった。しばらくすると代行バスが出るらしい。久しぶりの大湊線と思ったのだが、残念。まぁバスも悪くない。懐かしい風景と、新しい建物が、入り混じった不思議な景色に目が離せない。終点の大湊駅まで行って、駅の周りを懐かしむ。変わらない釜臥山の景色と大きくなったレーダーの建物。度々目にした写真で知っていたので驚きはないが今にも転がり落ちそうな、大きさだ。ここからJRバスに乗り換え、田名部方面へ移動。むつバスターミナルで佐井行きへ乗り換えるのだ。大湊に寄り道したためバス一本遅くなったのだろう。バス時間まで一時間ほどあるので、田名部周辺を散策する。初めてカメラを買った『荒カメラ』マエダストアー、松木屋、むつバスターミナル、馬場自転車などなど、昔の雰囲気を残しているのがなんとも嬉しかった。

佐井行きのバスに乗ると、昔よりはるかに家が増えているのがわかるが、大畑の町は、まだまだ、いい感じの店が沢山軒を連ねている。易国間バス停で降りて、林道を登って行く。やや遅すぎた紅葉の残りがちらほら。緩やかな沢の流れを横にゆっくり高度を上げていく。小さい支流の沢に一つ一つ名札が付いていて面白い。最後の沢と思われるところで水を汲み、そこから林道最高地点の折り返しに着く。遠くに大間崎の弁天島が見える。ここから尾根に取り付くつもりだったが、崖で登れず、反対側に少し下ったところから、沢状に急斜面を登る。尾根に出たが、道はなく行く手をヒバの幼木に阻まれる。さらに進むと、背丈ほどの笹藪になる。時間が4時に近くなったので、足の踏み場もない笹の中に、無理やりテントを張る。三季用のシュラフでは少し寒かった。八戸で着ていた、タイツもずっと履いたまま、今日歩いてきた。夜は風がうるさかった。

 翌朝は静かになり、天気も良さそうで明るい。笹の中を登り、小さなピークに出ると、目滝山の上の方が見えてきた。距離的には、回り込んで1Kmほどしかないのだが、なかなか先に進まない一時間に500mという速さで、当初の読みより遥かに時間がかかっている。目滝山の直前の尾根に取り付くところに、一瞬、踏み跡というか、林道の末端か?というような、歩きやすい部分もあったが、数十メートルで終わってしまった。どこからつながっているかは不明だが、あとから電子地図を見ると、南側にもかなり林道が伸びているので、そのどこかに繋がっているかもしれない。三角点はほぼ、最高地点にあり、一瞬気が付かなかったが枯葉に紛れて、わかりにくかった。山頂からの展望は良好で、南の釜臥山、燧岳、大間崎などが確認できた。途中のヤブで跳ねた枝を右目にぶつけてちょっと右目が曇って焦ったが、しばらくすると直った。目滝山で目撞山になるところだった。南西の笹の斜面を下って、大滝山を目指す。今のペースを考えると、大滝山へ行くのがやっとで、途中、桂平に寄るという予定だったのは、さっさとやめて、大滝山へ直行する。目滝山を下ったところで地図を確認しようと、ポケットに手をやると、無い!一瞬、焦るが、予備というか、昔使っていた古い5万図も持ってきていたので、大丈夫なのだがとりあえず、ザックを下し戻って探しに行く。ザックさえ見失いそうなヤブではあるが、目滝山から下ってきた間の短い距離。数十メートル登り返すと見事に見つけた!ラッキー!P585からP504に行く途中、南に下る尾根を行き過ぎて少し登り返し、西へトラバース気味に戻る。ほとんど背丈を越える笹藪のため尾根の曲がり角を見落としというか、見えないので、真っ直ぐ行ってしまったのだ。倒木があると、その上に登って、周りを確認すると良い。50cmでも1mでも登ると、景色が少し見えてくる。広い尾根では特に行先が見えないので、目標の木を目指して進むのを繰り返した。P504から大滝山までの間もすぐ隣に尾根があったり、大滝山の奥の尾根が見えたり、見えない下りだったりで、惑わされる。大滝山の登りも徐々に斜度を増して、笹や木の枝を掴んでよじ登る感じになった。東西方向に尾根に乗っても、やはり踏み跡もなく、やや背丈の低い笹原を西へゆっくり高度を増していく。ほぼ最高地点に出たが、やはり石が見当たらず、足元を探ると、枯葉の下に隠れていた。ここからも大間崎方面が見える。今日のキャンプ地を探さなくてはならない。この辺は、やや笹の背丈が低いのでいいのだが、少しでも先に進みたいので、西へ数百m進んで、南へ下るところからほぼ最低鞍部にキャンプする。この夜、水が足りないことに気づく。今日の晩のみそ汁、お茶を飲んで、ご飯はアルファ米、明日の朝は、お茶とパン。天気が悪いので、最短のルートで林道に下ることにする。最短と言っても、林道まで2Km、今までの速度で考えると、4時間は歩かないとならないが、これが最善の策と思う。行動中の水は400ccほどしかないが、ちょっと我慢して行くしかない。

 実際、歩いてみると、見事に林道に出るまでに3時間かかった。若干早くなったのは林道の痕跡があって、少し藪が薄かったのでスピードが上がったからだ。540m圏のピークを下って、雨が本格的に降ってくる。平たんな尾根の行先が、分かりずらい藪のなかを倒木に登りつつ、先を見極めながら進むと、写真にある、なめこの生えた枯れた立木を見つけた。もう一泊するなら、みそ汁に入れても良かったのだが、そのまま、にして写真だけ撮って、先を急ぐ。先の尾根に登る際に古い林道の痕跡を見つけたので、これを下ってみようかと少し進んでみたがすぐに、笹藪に消えてしまった。こうなるとわけがわからないので、そこからトラバースして、行くべき尾根の先を回り込むように先へ進む。が回り込みが甘かったらしく。もう一つ小さな沢を越えて、もう一度尾根を回り込んだところで、尾根に上がった。ここが正解らしく、ここから下るべき方向に進む。P434に登り返し(5万図には標高は書いてないので、あとで確認)、北に尾根があるのを確認し間違いのを確かめる。そこから数百メートルは藪を一生懸命進む。もう目と鼻の先のはずと思いつつも、我慢して尾根を進むと、また、古い林道の痕跡を見つけ、これを下ると俄然スピードが上がる、途中、倒木に塞がれるも、その先にも痕跡は続き、順調に下る。と藪の向こうに、ハッキリした林道の道があった。これもまだ支流だがそれに乗って一気に下ると、地図上の林道に出た!あ〜あとは普通の林道2時間だ!雨の中、しっかりとした林道(笑)は安心だが、単調で少し寒い。こちらの沢も川床を舐めるように流れる、小さな沢だが、濁ることもない。材木集落の何軒か過ぎると国道のバス停に出た。バスは一時間ほどで来るので、濡れた下着を着替えて、その上に元のシャツを着て、フリースを着た。

バスには、乗客一人、この人は大間近くのマエダストアーで降りた。というか大間にマエダストアーがあるのは驚きだ。ほかにも大間高校とか、病院とか出来ていた。大間崎から大畑までの海岸線は、以前より整備されたように思う。そこかしこに海岸の展望所が出来ていた。木野部峠辺りは紅葉が美しかった。大畑で少し停車する間に、また、周りの景色を写真に収める。大畑から幾つかのバス停をを過ぎただろうか、小学生くらいの3人姉妹が乗ってきた、田名部で降りたので、久しぶりの?お買いものだろうか?私は下北駅で降りたが、大湊線は依然、強風で遅れているようだ。窓口で切符を東京都内まで買うと、『え!今から?』と驚かれるも新幹線の指定席を取ってくれた。八戸で間に合わなかったら、窓口で別の列車に替えてもらって!と言われる。案の定、その新幹線には、間に合わず次の便に乗る。結構混んでた。3列シートの隣、2人は夫婦?らしいが、スーツケースが私の側にはみ出していて、前のテーブルが開かなかったが、膝の上ですぐに、駅弁を食べた。私のでかいザックは一番後ろの座席の隙間に入れておいたが、何かのスポーツ選手?の団体が、私のザックの上にもバッグを山積みにしてくれていて、降りるときにどかしてもらうことになった。



あの頃、聴いていたシモンズ。遠く故郷を離れて、望郷の念を抱きながら繰り返し聴いていた
『ここにハイファイセットの風の街』動画を張り付けたのですが、削除されたようです。
まさに、八戸は風の街でありました、ちゃんちゃん?
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この記録へのコメント

登録日: 2007/5/15
投稿数: 5841
2013/11/14 8:26
 降雪まぎわシーズン、雨ずぶぬれ、水不足、薮の中
と、どん底感満点の下北山行ですね。「地の果て、家に帰れるのか」感はやはりここまでこなければ。深い井戸の中にわざわざ降りて、苦労して這い上がってくるような山行ですね。
大間はやっぱり原発作っているから人もいて、マエダストアが続いているんじゃないかな。
登録日: 2009/1/22
投稿数: 5846
2013/11/14 19:13
 yoneyamaさん、こんばんは
地の果て、家に帰れるのか? 確かに、一時間に500mしか進まないと、怪我した時が怖いですね 見えない林道のすぐ隣で遭難してたら、笑われちゃう

私がいたときにも原子力船『むつ』がいました
登録日: 2007/5/15
投稿数: 5841
2013/11/14 21:08
 ところで
マエダストアの社長さん、むつ山岳会の会長さんで、凄く登っていますよ。
http://cgi4.nhk.or.jp/eco-channel/jp/movie/play.cgi?movie=j_aomori_20091001_2436
登録日: 2009/1/22
投稿数: 5846
2013/11/14 22:24
 え、マエダストアー
の社長さんが、むつ山岳会の会長だったんですか

というのもびっくりですが、yoneyamaさんもテレビにでてるんですね
登録日: 2007/9/29
投稿数: 18589
2013/11/14 23:04
 下北半島
yoneyamaさんのTVの動画あれこれ見て来ました。
ナレーションもyoneyamaさんとはびっくり。
下北半島は想像オンリーの場所でしたが、
町は結構都会っぽいし、
動画でみると個性的な山が多いんですね。
登録日: 2009/1/22
投稿数: 5846
2013/11/15 0:10
 やっぱり
地元以外の普通の人は一生行かない場所だと思います。

だから残っている自然も大切なものです
登録日: 2010/6/8
投稿数: 28
2013/11/16 0:49
 いやぁ〜懐かしいねぇ
良いものを見せていただきました。

現地へ行った気分になりましたよ!

荒カメラ、松木屋、自転車店など懐かしい

ものばかりです。

私が前職を続けていたとしたら、ちょうど

定年の時期ですねぇ。
登録日: 2007/5/15
投稿数: 5841
2013/11/16 7:30
 計画では、荒沢山だったんですよね
下北半島西列山脈のタテ縦断、燧の山頂で眺めて錬ったことありますけど、積雪期スキー案でした。でも縫道石〜荒沢間までです。東京からでも、決めれば行っちゃえるもんだなあ!これを薮で行こうとは!
この辺の山、晴れれば複雑な半島と湾と海峡越しにツウな山が格好よく見えて、行き交う船も見えて、すばらしい山域ですよね。僕には青春の山域というより40代青春の山域です。
登録日: 2009/1/22
投稿数: 5846
2013/11/16 18:51
 morigonさん、こんばんは
やっぱり、いいですね、下北半島は、自然がいっぱい、街も小さい。いつか御一緒に、里帰りしましょう
登録日: 2009/1/22
投稿数: 5846
2013/11/16 19:00
 yoneyamaさん、こんばんは
荒沢山までの計画でしたが、読みが甘かったですね 昔の地図に書き込みしてある場所があって一部道が残っていたんですね、当時は!まだ森林鉄道がなくなってあまり時間が経って無くて、まだ道があるところがところどころに在ったんだと思います

スキーも面白そうですね、天気の読みが難しいですけど

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