薬師岳
- GPS
- 13:53
- 距離
- 62.3km
- 登り
- 4,744m
- 下り
- 4,731m
コースタイム
- 山行
- 12:12
- 休憩
- 1:41
- 合計
- 13:53
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
2000mからシールハイク 薬師峠から薬師平まで雪は少ないのでシートラ 薬師岳山荘手前からカチカチなのでクトー装着 山頂から薬師平まで滑走、薬師岳山荘からの南斜面は地雷多し 太郎平小屋から五光岩ベンチまで滑走、登山道付近には鉄杭があるので注意 |
写真
感想
雪があって快晴で休日となればやはり山スキーに出かけたくなる。白山は2回続けて登っているので、他に雪がありそうなところは薬師岳、白馬岳、乗鞍岳といったところか。自転車の体力づくりもしたいので薬師岳に決定した。白山の積雪状況から三角点くらいからシールハイクでハイジ尾根も滑れるかななんて考えたが、一応計画はピストンで昨年の記録を参考に計画した。
まずは有峰林道をチャリでヒルクライム。月明かりで対岸の景色まで見えるくらい明るかった。有峰湖あたりまで来ると流石に寒くなってたが、最後の激坂で暑くなるので上着は着ないで漕ぐ。しかしここで頑張りすぎると後に響くので温存ペースで進んで無事折立に到着。
雪はないとわかっているが、あまりにも気配がないのでちょっと不安になってきた。黙々歩いていくが一向に雪がない…1700mを過ぎてやっとチラホラ出だしてきた。白山よりも積もっていないのか。三角点を過ぎてやっと雪が多くなってきたがまだ途切れることが多い。結局スキーを履けたのは2000mからだったが、これも体力づくりということで。
スキーハイクできるといっても日が当たりやすい尾根なのでかなり融雪が進んでいるようだ。ツボ足とサクサクシールハイクのおかげで計画よりかなり早く小屋に着いた。峠までの台地は風の通り道で寒いのでアウターを着た。心配していた通り峠からは登山道が見えていたのでシートラに換装。しかし2400mを過ぎて谷筋を登るところは雪が溜まっていてシールハイクに換装するが岩がかなり露出しているので滑走は厳しそう。でもツボ足ではかなりゴボるので厄介な区間だった。
薬師平からは快適かと思っていたがまだ雪は少なく歩く場所が限られているので厄介だった。2600mからはカチカチだったのでクトーをつけてガシガシいく。帰りの滑れそうなところを探しながら歩いた。山荘からの稜線の雪の台地もまだ形成されていないので雪をつないで稜線上を歩き、滑りも気をつけた。
避難小屋跡まで来ると風は強くなってきたが寒くはない。出発から約9時間で無事登頂できた。今日は山頂から滑走しよう。避難小屋跡までは岩も露出しているので慎重に滑り、山荘までは一気に滑る。薬師平までは行きの登山道沿いはやめて南斜面をカットしたが、ターンすると地雷を踏むこともあった。峠までの行けるところまで滑って小休止。
ツボ足で谷筋を下って鞍部からシールハイクに換装し、太郎平小屋で最後の滑走準備をする。天気はずっと安定していて絶景を楽しみながらスキーとハイキングを楽しんだ。去年、欲を出して滑ったらソールの芯材が出るくらいボロボロになったので今回は腹八分目で終了することにして五光岩ベンチからシートラで下山。
朝は暗かったけど帰りはすっかり明るくなり晩秋の景色を楽しみながら無事折立まで下山。自転車準備を終えご褒美としてスイーツを食べようかと思ったが、折立で熊が登山者を襲ったことを思い出し、匂いにつられて出てこられても困ると思い我慢した。帰りはほぼ自動運転で無事帰還して我慢していたスイーツをほおばった。
まだ晩秋の山なので余裕があったが、これから厳冬期に向かいどんどん寒さは厳しくなっていくので心構えはしておこう。滑走は十分ではないけれどいい体力づくりは出来たので楽しい山旅だった。
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