御在所岳から入道ヶ岳
- GPS
- 08:51
- 距離
- 18.2km
- 登り
- 1,741m
- 下り
- 1,742m
コースタイム
- 山行
- 8:30
- 休憩
- 0:18
- 合計
- 8:48
過去天気図(気象庁) | 2021年11月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
業務都合で有休を金曜日に変更。特に予定もなくポッカリと空いた休日。やるしかないんじゃない?ということで1日前倒しで3回目の試走をやってきました。
アラームを2時にセット。アラームが鳴る。眠い。起きれない。3時にセットしなおし二度寝。
再びアラーム。起きれない。んー。よし!と気合いで起き上がる。こんなんで大丈夫かなぁ。
今日はパッキングもこれから。飲料は前回を参考に3L準備。念のためのヘッデンとエイドキット、携帯バッテリーは背中の奥へ。ジェルと固形食は前側に詰める。今回はスリムなザックに仕上がった。
今日もすき家に寄るつもりだっだが昨夜の食べ過ぎで胃に隙間はなさそう。
コンビニでパンとコーヒーだけ買う。
2回目の試走では御在所岳まで行い石榑峠へリターンしたので、今回は御在所岳から再開。最短ルートの武平峠を目指す。
6時ちょうどに駐車場到着。先着はいない。夜明け前でまだ真っ暗。ライトを出すのはめんどくさいし試走としても暗くからやる理由はない。車内で明るくなるのを待つ。
6時半前明るくなる。靴を履き替え、ザックを背負いスタート。駐車場からはロープウェイ駅が見える。近い!
鈴鹿スカイラインを歩きガードレールの切れ目から登山道へ。のっけからなかなかの登り。さすが鈴鹿。
しばらく進み分岐に到着。右、御在所岳。左、鎌ヶ岳。先ずは右へ。
御在所岳への登り。距離が短いだけあって当然の急登。岩場では手を使って登る。ここまでの縦走ルートでは方向転換で木を掴んだ以外で手を使ったのは初めてじゃないかなぁ。道幅が拡がり山頂間近を感じる。左に御嶽大権現、右にロープウェイ駅が見える。アスファルトの道に出る。いやーホントに近い。三角点へ。
平日の早朝。誰も居ない。前回は人が多く写真だけ撮って退散したが、今回はゆっくり画角を合わせ三角点タッチ写真を撮りいよいよ縦走再開。登りたての道を早々に引き返す。
武平峠を通過。御在所岳から18分。ちょっと速すぎ。分岐にスマホとにらめっこのおじさんが一人。おはようございます。と声掛け鎌ヶ岳へ。
鎌ヶ岳への登り。平坦な道も結構あり順調に進む。軽めの岩場を幾つかこなし高度をあげていく。
右手に御在所岳と雨乞岳が見える。近い。雨乞岳から見た鎌ヶ岳も近かったもんなぁ。
山頂手前。象徴であるザレザレ場。巻き道にするか?ズルズル道を試してみるか?
見るとルートは石が敷き詰まりザレ場というよりはガレ場。いけそうな感じがしザレ道へ。
少し考えればわかったのに石の下はザレ場。踏むと石がそのまま落ちていく。一歩進んで半歩滑り落ちるみたいな感じて登る。後続者が居たら絶対通ってはいけないルートで体力を無駄に浪費しただけだった。
しばらく進み山頂手前の急登。山の形そのままの角度を登る。岩の間を抜け平らな場所へ。山頂だよね?周囲を見渡す。左後ろに鎌ヶ岳山頂のパネルが。よしよし。御在所岳から53分。近くには見えていたが本当に近かった。
フラスク1本が空になったので補給し先へ。
さてさて鎌尾根。YouTubeでみていてもなかなかのルートであるのは分かる。ビビり気味で進む。直角?と思うほどの岩場を降りていく。向かいからソロの女性が。通過を待つ。岩に手を掛けサクサクと登ってくる。すごく慣れていらっしゃる。感心しながら進む。
ルートっぼい道を進む。岩場を過ぎザレ場を下っていく。どうみても歩いた後がない。マップを見る。方向は合っている。しばらく進む。どう考えてもルートを外れている。フカフカで足が埋まるほどのザレ場。これ以上進むと間違っていても戻れる自信がない。上を見る。尾根が見える。あっ!ルートはあれか!ザレ場を引き返す。一歩進んで半歩半下がる。幸い所々に木があり体を持ち上げながら岩場まで戻り尾根へ。ハッキリとした踏み跡の間違えようのないルート。なんで外れたんだろう。
事前調査では鎌ヶ岳から入道ヶ岳間はキツくてやられる感じだったので心配していた。確かにアップダウンの連続だが登りといっても5Mほど高度をあげると平坦か直ぐに下りになり息があがる前に登りが終る。疲労は蓄積せず順調に進む。
しかし、下りは急だし、ロープ、鎖は頻繁に出現し、手も使いまくる。鎌ヶ岳まででロープ場は根の平峠から杉峠間で沢超えした後の赤いロープだけだった記憶があるのでヤバめのルートであることは間違いない。
鎌ヶ岳から入道ヶ岳方面はガスっていて見通せなかったがガスも晴れ入道ヶ岳の鳥居がハッキリ見える。鎌ヶ岳も近くに見える。直線距離だと2KMくらい?ルートはぐるっと迂回しているので距離はあるが、ゴールは近いと感じる。
ザレた上に左右がスパッと切れた尾根道も何度となく登場する。慣れっこで普通に感じる。
イワクラ尾根に分岐。土壌が変わった事が分かる。アップダウンは続くが入道ヶ岳は確実に近づく。最後の登り。馬酔木のトンネルが始まる。合わせてテンションも上がっていく。トンネルを抜けると芝生の緩やかな登りが目の前に。その先には鳥居が。興奮しつつ山頂へ。
セブンマウンテン制覇!やったね!
制覇が目的ではなく縦走に向けた試走だけどやっぱりうれしい。
椿大神社から入道ヶ岳間の登山道は難しくはないようだが、試走なので椿大神社へ。二本松ルートを降りる。
避難小屋を過ぎると杉が増え緑色の景色に変わる。日当たり悪く湿った感じの登山道となり高度が下がったことを感じさせる。
登山口到着。元々は川だったのかなぁ。石だらけの広場を抜け向かいのキャンプ場へ。アスファルト道を下り椿大神社到着。これで試走は完了。
神社にはかなりの参拝者がいる。猿田彦の総本社だけのことはある。
日当たりの良い暖かい場所で休憩。
さて、戻るか!
二本松ルートを今度は登る。普通の登山道だが延々と登りが続く。こういう長く続く回復ポイントがない登りは得意ではないので次第に疲労が蓄積する。飲料の消費も早い。山頂到着。入道ヶ岳への登りだけで0.5Lを消費してしまった。
イワクラ尾根を鎌ヶ岳へ向かう。逆走の方がキツイ。登れるか?と思いながら降りた道は案の定キツイ登りとなる。
鎌ヶ岳が近づく。鎌尾根に分岐。キツイ登りが続く。
鎌ヶ岳の山頂手前。カッコよすぎる岩の壁。頭を思い切り持ち上げないと頂は見えない。
岩場を登る。気分はロッククライマー。おかげでテンションも上がり2度目の鎌ヶ岳山頂到着。
後は下るだけ。下ると武平峠ルートもなかなかの難ルート。山の形が切り立っているのでどこからのルートでも山頂手前はエグい。
高度を下げ平坦な道も現れ始める。体力も残っていてけっこう走れる。気持ちがいい。
武平峠の分岐到着。いよいよ終わりだ。
駐車場方面へ。ガードレールを過ぎ下山完了。
試走のまとめ
時間
1回目 大貝戸登山口⇒竜ヶ岳山頂 3:54
2回目 竜ヶ岳山頂⇒御在所岳三角点 8:24
3回目 御在所岳三角点⇒椿大神社 3:55
合計 16時間13分。
各パートに休憩時間は含むので疲労でペースダウンと御在所でカレーうどん食べる時間含めて17時間位で全縦走できる見込み。
装備
飲料は竜ヶ岳までで1L、竜ヶ岳から御在所で1.3L消費。御在所で補給出来るので予備含め3L持てばいけそう。2回目は念のため5L持ったが体力を浪費してしまうのでなるべく減らしたい。釈迦ヶ岳から御在所岳間は水場はあり、水切れの心配ある根の平峠以降はどこでも補水できる場所がある。浄水器を持てば水の心配は要らないと思う。
補食はジェルをベースに歯ごたえの有るものとザックに余裕有れば大福を何個か持ちたい。7000Kcalほど消費するので4000Kcalを持とうと思う。
ルート
藤原岳からの破線ルートさえクリアすれば余程大丈夫と思う。ルート外しは経験したので注意ポイントも把握出来たと思う。ルートも頭に入ったのでマップ確認しなくともいけそうなので効率は上がると思う。
御在所岳から入道ヶ岳は本当に近い。行き先を見ながらのルートとなるのでテンションが落ちることはないだろう。
根の平峠から杉峠までの地味なルートでペースを保つことが大事。
なんにせよ、試走して良かった。駐車場と目的地をピストンで試走したのでルートの6割位は逆走も経験した。藤原岳と雨乞岳以外の5座は2回登ったことになる。
後は本番をいつするかだな。
後輩と2人でやるつもりなので来年の涼しい時期に計画しよう。それまでに体力つけようっと。
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