快晴の雷山と糸島

2021年11月28日(日) [日帰り]

• GPS: 04:26
• 距離: 7.3km
• 登り: 709m
• 下り: 691m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:05
• 休憩: 0:22
• 合計: 4:27

距離 7.3km 登り 709m 下り 707m

8:40 スタート地点
9:31 9:34 清賀の滝
10:08 10:09 雷神社上宮
10:40 10:51 雷山
11:50 11:51 雷山避難小屋
12:36 12:42 雷神社
13:07 ゴール地点

・コース全般に踏み跡も多く、山中での道迷いは少ないと思いますが、スタートしてから山道に入る前の（清賀の滝方向などを）頭に入れておかないと、沢山の道がありますので迷いやすいかなと思いました。
・帰路に選んだ下山道は杉林が長く続きますが、勾配がきついので下が濡れているとかなり滑ります。
・雷神社手前の最後の山道は藪気味なので林道を歩く方がよいと感じました。
・晩秋から冬期は山頂以外まったく日が差さないので、暗くてかなり寒く感じます。

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

西九州自動車道より県道49号線大野城二丈線に入る。三坂交差点右折（唐津方面より来た場合）県道564号線を雷山方面に入る。雷山観音前BSの前に登山者用駐車場有。

コース状況／危険箇所等

危険個所無し。但し足元が濡れている場合にスリップしやすい箇所多い。

写真

11/28 8:42

雷山観音前BSの前に広がるトイレ付駐車場に駐車。
20年以上前は止める場所が無く苦労した記憶があります。
但し休日は近くのサバイバルゲームフィールドを訪れる方が多くてあっという間に満車となりました。

11/28 8:47

千如寺前を通り雷山自然歩道を

11/28 8:48

清賀の滝方面へ

11/28 8:49

この分岐を左へ進む

11/28 8:49

大量の落葉が

11/28 8:50

正体はケヤキでした。

11/28 8:50

11/28 8:51

色合いの少ない道端に黄葉、
モミジウリノキでした。

11/28 8:55

民家の庭先に美しい赤い実。
この辺りには見かけないウメモドキでした。

11/28 8:55

11/28 8:56

少しづつ山らしく

11/28 8:56

フユイチゴが豊作

11/28 8:58

最近は石の写真をたくさん撮ります。

11/28 8:58

花崗岩や三群変成岩などがごろごろと転がっています。

11/28 8:58

こちらにも

11/28 8:59

大量に落ちています。

11/28 9:13

パラシュートを付けた果実あり。

11/28 9:13

モミジガサの花後でした。

11/28 9:22

清賀の滝とうちゃく。

11/28 9:29

夏は涼しいことでしょう。

11/28 9:42

ここからやっと山道に。

11/28 10:07

途中で道を疑いたくなるほどの、長〜いトラバースを終えると雷神社上宮。ひとけ無くひっそりと。

11/28 10:20

山頂までの最後の登りもお日様は射しませんが、影絵を見るような山姿です。

11/28 10:23

糸島の街並みが背景に

11/28 10:34

おにぎり型の変成岩

11/28 10:34

筋入り

11/28 10:35

見上げれば

11/28 10:35

ブナの林

11/28 10:37

やっと日を浴びて綺麗です。

11/28 10:40

山頂が見えてきました。

当日の山頂風景です。
快晴で360度良く見えます。

11/28 10:42

井原山方面

11/28 10:43

福岡市内

11/28 10:44

雲仙がきれいでした。
雲海に浮かぶ船のようです。

11/28 10:44

極め付きは「阿蘇」
噴煙が写っていました。

11/28 10:48

有明海も輝いていました。

11/28 10:50

長野峠方面へ下ります

11/28 10:59

西の山系「浮岳、二丈岳、羽金山」が見えてました。

11/28 11:02

スキー場と昔の無線塔跡

11/28 11:17

無線塔が無くなったのはいつの事？？

11/28 11:42

昼食を済ませ避難小屋前を通過、

11/28 11:54

雷山大展望台へとやって来ました。
この見晴らしはすごい！

11/28 11:56

糸島が一望です。

11/28 11:56

ほんとにきれいでした。

11/28 11:57

可也山もここからみると美しい山ですね。

11/28 12:09

色気のない植林内の数少ない黄葉、
ウスゲクロモジでした。

11/28 12:36

雷神社とうちゃく。

11/28 12:36

大きすぎ。

11/28 12:38

大イチョウ

11/28 12:51

下りはせせらぎとともに。

11/28 12:54

本日唯一の花。
ジンジソウの生き残り発見。

11/28 12:54

ラッキーでした。

11/28 12:57

朝の分岐まで戻ってきました。

11/28 13:03

千如寺も黄葉していました。
駐車場は空きが無いほど混んでいました。
おわり。

撮影機器：

DC-TX2 Panasonic

SOG02 Sony

感想

MISB

雷山は夏の脊振山系縦走で通過しましたが、下から登ったのはもう20年以上も昔です。まだ植物観察の趣味などを始める前のことでした。

先日のanji-jiさんやmasayoshi-kogaさんのレコを拝見して、天気もよさそうだったので急遽計画しました。

往路に選んだルートは記憶がほとんど無くて新鮮な登山ができました。覚えていたのは上宮に至る長〜いトラバース道と、その手前の自然林に囲まれた尾根の木の根道などでしょうか。

快晴で空気も澄んでいた為、山頂からの眺めは最高でした。遠く阿蘇の噴煙が見えたり、佐賀、長崎、福岡のこの20年間に登ってきた名だたる山が一望でき、前回にはない満足感を味わえました。

前回は井原山へ縦走し、現在は通行止めになってしまった洗い谷を下り、雷山井原山自然歩道経由で山越えして戻りましたが、今回は雷山大展望台を経由するコースで降りました。

登りに使った清賀の滝コースに比べるとぐっと歩きやすいコースでしたが、ほとんどが杉林内を歩くのでまったく風情が無いのが欠点でした。

但し雷山大展望台からの眺めは素晴らしく、最近特にお気に入りの糸島方面が眼下に広がるさまは見事の一言でした。

天気の良い時にはまた登りたい山ですね。

コメント

ベルクハイル

ＭＩＳＢさん、こんにちは。

雷山、展望が素晴らしいですね。阿蘇まで見えるとは、、

私も学生時代（福岡市住まい）の頃、２−３回登りましたので、懐かしい思いです。
私が登った頃（１９８０年代）にはまだスキー場があり、スキーヤーやら雪遊びの家族などで賑わっていましたが、地球温暖化の影響もあって、雷山程度の標高ではスキー場は難しいでしょうね。

変成岩がゴロゴロと転がっているのも、面白いですね。そのうち帰省の際に、登ってみようかと思いました。



※ちょっと蛇足、かつ細かいことで失礼します。
　雷山や天山の結晶片岩類（高圧型変成岩）は、「三波川帯」の変成岩ではなく、以前は「三郡（さんぐん）変成岩」と呼ばれていたものです。
　現在では「三郡変成岩」には変成時期が違う２種類があることが解り、約２億年前の変成岩帯は「周防帯」（周防変成岩）という名前になりました。もう一つの、３−４億年前の変成岩が、雷山や天山にある変成岩ですが、こちらは名前が未だ不統一で、「三郡ー蓮華帯」とか、「蓮華帯」とか、専門書でも記載がマチマチです。
　細かくてスミマセン　<(_ _)>

MISB

bergheilさんこんにちは。コメントありがとうございました。

ご指摘の件納得です。三波川ではなく三郡変成岩の間違いでした。すぐに修正しておきます。

地質の研究は日々進んでいるようで、三郡変成岩についても周防帯や蓮華帯など分類の仕方がより深く分類されているようですね。再度インプットしておきたいと思います。

阿蘇やその噴煙などは現地で確認できたわけではないのですが、帰ってきてから画像を拡大して気づきました。とりあえず写真は撮っておくものですね。