【厳冬期】強風吹くなか目指す三ノ沢岳

2021年12月22日(水) [日帰り]

• GPS: 05:40
• 距離: 4.7km
• 登り: 472m
• 下り: 583m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:21
• 休憩: 0:46
• 合計: 6:07

7:01 千畳敷駅
7:02 7:02 ホテル千畳敷
9:59 10:45 三ノ沢岳
12:33 12:33 極楽平
13:07 13:07 千畳敷駅
13:08 ホテル千畳敷

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

バス ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

コース状況／危険箇所等

前日あったトレースが夜間の強風で消えて、ノートレース！
ワカン装着で最深股下ラッセルあり。凍ってないところはワカン装着でも軒並み脛や膝くらいまでは普通に沈みました…

※ GPSログで千畳敷カールの登りがうまくとれてませんが、下りと同じルートを通っています。

その他周辺情報

早朝出発のため、ホテル千畳敷に前泊。

下山後にこまくさの湯で入浴しようと思ったら定休日でした…

写真

12/22 7:01

モルゲンロートの千畳敷カール……絶景♫
これを見て出発！

12/22 7:17

三ノ沢岳にはサギダル尾根の方に進みます。
うっすらトレース痕のようなものがあり、それを参考にサギダル尾根の左側へ登っていきます。

12/22 7:50

千畳敷カールを登り切った後に撮った写真。最後はやや強引に稜線にとりつきました(汗)

12/22 8:00

稜線にあがると正面に三ノ沢岳が登場！結構遠く見えて、戦々恐々しました(汗)

12/22 8:22

中央アルプスの主稜線から三ノ沢岳へ至る尾根に乗っています。基本的に尾根の高いところをたどることになりました。

12/22 8:41

最初の鞍部から三ノ沢岳。なんか煙吹いてるみたい(笑)
正面に最低鞍部が見えてアップダウンをしたくなかったので高度を変えずに直線的に進もうかと考えましたが、雪が深すぎるので結局尾根の高いところを進んでアップダウンしてます…

12/22 9:27

最低鞍部を越え山頂に近づくと強風で雪が舞い上げられました！これが顔の出ているところに当たって痛いのなんの…
ちなみにこの日の風は風速20m/sに達するとか((((；ﾟДﾟ)))))))

12/22 9:35

風が強すぎてケルンにできたエビの尻尾がご立派！！

12/22 9:38

というか足元もエビの尻尾でガチガチに凍ってました(笑)

12/22 9:49

三ノ沢岳に至るには最後にナイフリッジを通らねばなりません。

12/22 9:53

ナイフリッジを越えると山頂が目の前に！

12/22 9:59

登頂！三角点を見つけたので撮っときました。
山頂標はたぶん雪に埋もれて見つからず(汗)

12/22 10:02

中央アルプス南部の名峰たちを谷越しのこの角度で眺められるのが三ノ沢岳の特長！

12/22 10:02

主稜線の向こうには南アルプスの峰々と富士山が見えてました(^○^)

12/22 10:05

三ノ沢岳の先には登山マップには示されない長大な尾根！

12/22 10:07

そして中央アルプス最高峰の木曽駒ヶ岳と雲が掛かった宝剣岳もよく見えてました！

12/22 11:36

良い眺めをありがとう！さらば三ノ沢岳！

12/22 12:34

下山にあたり最難関は千畳敷カールの下りではなかろうかと。
写真の見た目以上に斜度が急で転ばぬように気をつけ、一方でここは雪崩の巣なのでのんびり通過するのはリスキーなので、そのあたりに気をつけて歩きました。

12/22 12:34

ただ眺めが良いから注意そっちのけになっちゃうことも(笑)
終日最高の眺めでした！

撮影機器：

iPhone 12 128GB SoftBank Apple

感想

earthchild

2021年の登り納めで雪山登りたいと思っていて、前々から登ってみたいと思っていたので行ってきました。
とはいえこの時期の三ノ沢岳の記事が少なかったりロープウェイの制限時間があったりと不安要素が多かったので、ホテル千畳敷に宿泊して早朝出発をしたわけですね。

結論としてはこれが大正解で、道中のトレースは一切無く、ルート選択や雪上歩行で結構時間と体力を使ってしまいました。ロープウェイ始発で行ったらギリアウトだったかもしれません(汗)
で、山行の感想としては、風速20m/s予想とかなり風が強くて主稜線上がったときに挫けかけましたけど、三ノ沢岳から谷を挟んで眺める中央アルプス主稜線の名峰たちはカッコよかったです！白く輝いていたこともその理由の1つであり、三ノ沢岳に冬季に来て良かったです。