記録ID: 3908070
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雪山ハイキング
甲信越
御座山（ガスガスからの大逆転！山頂からは360度の見事な絶景！）
2022年01月10日(月) [日帰り]
長野県
MonsieurKudo
体力度
3
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 07:06
- 距離
- 11.1km
- 登り
- 1,087m
- 下り
- 1,080m
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標高グラフを拡大コースタイム
日帰り
- 山行
- 5:30
- 休憩
- 1:33
- 合計
- 7:03
距離 11.1km
登り 1,087m
下り 1,091m
15:11
長者の森駐車場
| 天候 | ガスガス → 快晴！ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2022年01月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
30台ほど停められる無料の駐車場です。 トイレは駐車場横にありますが、長者の森ロッジ等の営業期間（4月末〜10月）のみ使用可能です。 以下、登山口ナビさんのページ（ https://tozanguchinavi.com/trailhead/trailhead-3362 ）からの引用です。 緯度経度：36.064769 138.629299 二百名山の一つ御座山（おぐらさん）の北側の登山口付近にある北相木村の長者の森の無料駐車場（標高1,240m）。 アクセスは中部横断道の八千穂高原ICを下りて国道141号線方面へ右折し国道につき当たったら韮崎・清里方面へ右折、5.7kmほど先の小海大橋の交差点で南相木・北相木方面へ左折する。 小海トンネルを抜けて県道2号線を進み、南相木村方面との分岐を県道124号線の北相木村方面へ直進、加和志湖を過ぎた先で長者の森入口の案内で右折するとテニスコートの脇に駐車場がある。 御座山の登山口はテニスコート奥からコテージ方面の脇道へ入り、道標に従い未舗装の林道を進んだ先にある。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
長者の森コースはほぼ全区間で積雪（10〜30cm程度）がありましたが、明瞭なトレースがあり、ピンクテープも多く設置されていたので、道を外すことなく歩けました。 登りはノーアイゼンでも行けました。 下りは軽アイゼンを付けたほうが安心かと思います。 山頂の岩場は幅が狭いので、雪が多くトレースが無い場合はルートが分かりにくいので、注意が必要です。 |
| その他周辺情報 | ＜南相木温泉 滝見の湯＞ 内湯、露天風呂、サウナのスタンダードな構成の温泉です。 施設はとても綺麗で天井も高く、ゆったりと寛げます。 入浴料金は450円です。 サウナは利用できますが、現在コロナ対策のため、入場人数は3名に制限されています。 温泉のすぐ下に「犬ころの滝」が流れていて、一見の価値があります。 遊歩道が整備されていて、下にある観瀑台まで下りることができます。 （温泉内からも滝の上部が見えます。） URL http://www.takiminoyu.com/facility.html |
写真
御座山に4つある登山口のうちのひとつ、白岩登山口に向かって雪道を走っています。途中、こんなゲートが。
開け閉めして通過します。
2
1/10 5:23
御座山に4つある登山口のうちのひとつ、白岩登山口に向かって雪道を走っています。
途中、こんなゲートが。
開け閉めして通過します。
途中、こんなゲートが。
開け閉めして通過します。
ここで雪道を登りきれずスタック、身動きが取れない状態に・・・。タイヤチェーンを付けて何とか脱出できたものの、ガスガスな空を見て意気消沈、来た道を引き返しました。
もうこのまま帰ろっかな・・・。
3
1/10 7:17
ここで雪道を登りきれずスタック、身動きが取れない状態に・・・。
タイヤチェーンを付けて何とか脱出できたものの、ガスガスな空を見て意気消沈、来た道を引き返しました。
もうこのまま帰ろっかな・・・。
タイヤチェーンを付けて何とか脱出できたものの、ガスガスな空を見て意気消沈、来た道を引き返しました。
もうこのまま帰ろっかな・・・。
いやいや、このまま帰ることなんてできません。気を取り直して、近くにある長者の森へ移動しました。
広い駐車場に、車は自分の1台だけ。
3
1/10 8:05
いやいや、このまま帰ることなんてできません。
気を取り直して、近くにある長者の森へ移動しました。
広い駐車場に、車は自分の1台だけ。
気を取り直して、近くにある長者の森へ移動しました。
広い駐車場に、車は自分の1台だけ。
只今の時刻は8時過ぎ。
ちょっと遅いスタートになっちゃいましたが、ここから御座山に登ります。
ちょっと遅いスタートになっちゃいましたが、ここから御座山に登ります。
登るにつれて積雪量が増えていきますが、まだノーアイゼンで問題無し。
今のところ空模様はいまいちですが、コレが見られただけでも、来た甲斐があったというものです。
ここはメチャ急登。
ですがもうちょっとで尾根の上に出られそうです。
ですがもうちょっとで尾根の上に出られそうです。
先ほどの急登を登りきって、尾根を少し進んだ先が見晴台でした。
おおーっ、素晴らしい眺めです。目の前に見えているのは、この後向かう前衛峰ですね。
こちら側の斜面は陽が当たらないせいか、帰りも霧氷で真っ白なままでした。
8
1/10 10:35
おおーっ、素晴らしい眺めです。
目の前に見えているのは、この後向かう前衛峰ですね。
こちら側の斜面は陽が当たらないせいか、帰りも霧氷で真っ白なままでした。
目の前に見えているのは、この後向かう前衛峰ですね。
こちら側の斜面は陽が当たらないせいか、帰りも霧氷で真っ白なままでした。
西には北八ツの山々が見えました。
あのガスガスから、よくぞここまで晴れてくれました。
あのガスガスから、よくぞここまで晴れてくれました。
左から前穂、奥穂、涸沢岳、北穂、南岳、中岳、大喰岳、槍、常念、大天井。
左：立山と、手前に重なる針ノ木岳＆蓮華岳
右：剱岳と、手前に重なる岩小屋沢岳
右：剱岳と、手前に重なる岩小屋沢岳
おじゃましま〜す。
とても綺麗な避難小屋です。
いつか泊まってみたいな。
とても綺麗な避難小屋です。
いつか泊まってみたいな。
御座山に2度目の登頂です。
標高は2,112m、日本二百名山の1座です。
前回と同じく、北アと浅間山をバックに。
標高は2,112m、日本二百名山の1座です。
前回と同じく、北アと浅間山をバックに。
八ヶ岳全山をバックに。
手前の山は1752Pと1728Pですね。
手前の山は1752Pと1728Pですね。
手前：天狗山（左）と男山（右）
奥 ：横尾山（左）と飯盛山（右）
最奥：南アの荒川三山、鳳凰三山、白峰三山、甲斐駒、鋸岳
奥 ：横尾山（左）と飯盛山（右）
最奥：南アの荒川三山、鳳凰三山、白峰三山、甲斐駒、鋸岳
南八ツ
左から三ツ頭、権現岳、赤岳、阿弥陀岳（山頂部がチラリ）、横岳、硫黄岳。
左から三ツ頭、権現岳、赤岳、阿弥陀岳（山頂部がチラリ）、横岳、硫黄岳。
北ア��
左から大天井岳、水晶岳、野口五郎岳、燕岳。
手前は美ヶ原。
左から大天井岳、水晶岳、野口五郎岳、燕岳。
手前は美ヶ原。
北ア��
左から餓鬼岳、唐沢岳、不動岳、鷲岳、獅子岳、鬼岳、浄土山、立山、針ノ木岳、蓮華岳。
左から餓鬼岳、唐沢岳、不動岳、鷲岳、獅子岳、鬼岳、浄土山、立山、針ノ木岳、蓮華岳。
北ア��
左から獅子岳、鬼岳、浄土山、立山、針ノ木岳、蓮華岳。
左から獅子岳、鬼岳、浄土山、立山、針ノ木岳、蓮華岳。
北ア��
左から唐松岳、不帰嶮、白馬三山（白馬鑓、杓子岳、白馬岳）小蓮華山。
左から唐松岳、不帰嶮、白馬三山（白馬鑓、杓子岳、白馬岳）小蓮華山。
浅間山とその外輪山。
左から西篭ノ登山、東篭ノ登山、高峯山、四阿山、黒斑山、剣ヶ峰、前掛山、浅間山。
左から西篭ノ登山、東篭ノ登山、高峯山、四阿山、黒斑山、剣ヶ峰、前掛山、浅間山。
ついこの間登った前掛山。
今日はかなり良いコンディションなのではないでしょうか。
浅間山は、今日は大人しい様子。
今日はかなり良いコンディションなのではないでしょうか。
浅間山は、今日は大人しい様子。
北東方面。
左から稲含山、赤久縄山、西御荷鉾山、東御荷鉾山、雨降山、城峯山、両神山。
左から稲含山、赤久縄山、西御荷鉾山、東御荷鉾山、雨降山、城峯山、両神山。
天狗山（左）と男山（右）をアップで。2座とも、御座山と同じく佐久の名峰です。
後方には左から南アの荒川三山、鳳凰三山、白峰三山、小太郎山、アサヨ峰、栗沢山、甲斐駒、鋸岳。
1
1/10 12:28
天狗山（左）と男山（右）をアップで。
2座とも、御座山と同じく佐久の名峰です。
後方には左から南アの荒川三山、鳳凰三山、白峰三山、小太郎山、アサヨ峰、栗沢山、甲斐駒、鋸岳。
2座とも、御座山と同じく佐久の名峰です。
後方には左から南アの荒川三山、鳳凰三山、白峰三山、小太郎山、アサヨ峰、栗沢山、甲斐駒、鋸岳。
奥秩父山塊
左から国師ヶ岳、大弛峠、朝日岳、鉄山、金峰山、小川山、瑞牆山。
左から国師ヶ岳、大弛峠、朝日岳、鉄山、金峰山、小川山、瑞牆山。
隣りのツバクラ山。
標高はここよりやや低い、2,017mです。
標高はここよりやや低い、2,017mです。
北側のすぐ下に見える、絶壁の岩峰が気になる・・・。あれは前衛峰かと思いましたが、地図をよく見たらここから続く尾根のようです。
5
1/10 12:33
北側のすぐ下に見える、絶壁の岩峰が気になる・・・。
あれは前衛峰かと思いましたが、地図をよく見たらここから続く尾根のようです。
あれは前衛峰かと思いましたが、地図をよく見たらここから続く尾根のようです。
避難小屋に戻って軽い昼食。
ザックの雨蓋に入れておいたまるごとバナナは、プレスされてぺたんこに（笑）。
ザックの雨蓋に入れておいたまるごとバナナは、プレスされてぺたんこに（笑）。
小屋の中には水が備蓄されていました。
どれもカチカチに凍っていますけど。
どれもカチカチに凍っていますけど。
避難小屋ノートもありました。
失礼して見させてもらうと、最後の記帳は昨年末でした。
失礼して見させてもらうと、最後の記帳は昨年末でした。
さて、下山します。付けなくても問題無く下れると思いますが、アイゼンワークの練習も兼ねて、12本爪アイゼンを付けて下ることにしました。
2
1/10 13:14
さて、下山します。
付けなくても問題無く下れると思いますが、アイゼンワークの練習も兼ねて、12本爪アイゼンを付けて下ることにしました。
付けなくても問題無く下れると思いますが、アイゼンワークの練習も兼ねて、12本爪アイゼンを付けて下ることにしました。
前衛鋒の先にこんな石標が。
これは地図に記載されていた「石標三七六」かな？
これは地図に記載されていた「石標三七六」かな？
結構な斜度がある、長めの登り返しです。
これを越えれば、登り返しはほぼ無かったはず。
これを越えれば、登り返しはほぼ無かったはず。
長者の森まで下りてきました。
ここはパターゴルフ場のようですね。
今は落ち葉と積雪で見る影もありませんけど。
ここはパターゴルフ場のようですね。
今は落ち葉と積雪で見る影もありませんけど。
ただいま〜。
やっぱり、自分の車のみ。
今日は誰にも会いませんでした。
やっぱり、自分の車のみ。
今日は誰にも会いませんでした。
帰り途中にあった、加和志湖に寄りました。
湖面は完全凍結しています。
湖面は完全凍結しています。
朝通ったときは、凍結した湖面に穴を空けて、釣りをしている人たちがいました。
イワナやシナノユキマスが釣れるようです。
イワナやシナノユキマスが釣れるようです。
温泉に向かう途中にある「立岩」。かなり大きく、高さは60mあるらしいです。
ドローンで上から撮ってみました。
クライミング装備があれば登れるみたいです。
頂上には祠が見えますね。
1
1/10 15:53
温泉に向かう途中にある「立岩」。
かなり大きく、高さは60mあるらしいです。
ドローンで上から撮ってみました。
クライミング装備があれば登れるみたいです。
頂上には祠が見えますね。
かなり大きく、高さは60mあるらしいです。
ドローンで上から撮ってみました。
クライミング装備があれば登れるみたいです。
頂上には祠が見えますね。
前回同様、「南相木温泉 滝見の湯」へ。中に入る前に、犬ころの滝を見に行きます。
（温泉から上がってからだと、外は真っ暗になっていそうなので）
1/10 16:10
前回同様、「南相木温泉 滝見の湯」へ。
中に入る前に、犬ころの滝を見に行きます。
（温泉から上がってからだと、外は真っ暗になっていそうなので）
中に入る前に、犬ころの滝を見に行きます。
（温泉から上がってからだと、外は真っ暗になっていそうなので）
犬ころの滝。
なかなか見事です。
前回は年末の時期だったのですが、凍ってはいませんでした。
今日は程よく凍結していますね。
なかなか見事です。
前回は年末の時期だったのですが、凍ってはいませんでした。
今日は程よく凍結していますね。
遊歩道を少し上に登った場所から。
凍った部分が、まるで瘡蓋のようです。
凍った部分が、まるで瘡蓋のようです。
装備
| MYアイテム |
MonsieurKudo
重量：11.05kg
|
|---|
感想
自身2度目となる御座山に登ってきました。
前回は2019年の締めの山行でした。
（ https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2157415.html ）
そのときは栗生登山口から登ったのですが、今回は白岩登山口から登ることにしました。
しかし、登山口までの道に思ったより雪が多く、登山口まであと600m程の地点で車がスタック、身動きが取れない状態となってしまいました。
積んでいたタイヤチェーンを付けて何とか脱出に成功したものの、晴れ予報のはずが空は全体的に曇天、山には厚いガスがかかっていて、すっかり意気消沈。
来た道を引き返している最中は、「もう、今日は帰ろっかな・・・」と思っていましたが、県道124号線に出る場所まで走ってきたところで気が変わり、別の登山口である県民の森まで行ってみることにしました。
県民の森には誰もいませんでした。
空を見ると、さっきよりは回復してきている様子。
せっかくここまで来たので、やはり登ることにしました。
登り始めてからしばらくは、やはり空はガスったままでしたが、登山道の周りには霧氷ができていて、それが見られただけでも来た甲斐があったと思いました。
その後、天気はどんどん回復していき、見晴台に着く頃にはすっかり青空！
前衛峰を過ぎて山頂に着くと、凄まじい展望が広がっていました。
前回もかなり素晴らしい展望が見られたのですが、今回はそれに勝るとも劣らない絶景でした。
風も弱く、最高のコンディションでした。
最初はガスガスでどうなることかと思いましたが、結果的に大逆転で晴天を勝ち取ることができて良かったです。
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