仙ノ倉山・イイ沢〜日白山
- GPS
- 08:20
- 距離
- 20.5km
- 登り
- 1,870m
- 下り
- 2,230m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2022年01月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
・二台目:火打峠駐車(台数に限りあり) |
写真
感想
この日は3人それぞれ違う場所から上越に集合し、仙ノ倉を目指すことに。家から来た自分以外の2人はそれぞれ、ゲンキングは前々日にアイスクライミングで15m!?の墜落を、ケイ氏は前日蒲原山でパウダーラッセル3回しをしてからの参戦である。ケイ氏には下山口となる三俣に車をデポしてもらい、始発バスで火打峠に来てもらった。未明の火打峠は既に路肩が車で埋まりつつある。準備をして入山。
雪面には前日のトレースが多く刻まれていたが、ヤカイ沢上部では角度がキツ過ぎたり、登山者のトレースと混じっていたりで使えない箇所もあり、そのあたりは独自のラインを引いていく。稜線に出ると展望が広がり、山頂でご来光を見たというスノーボーダーが一人下りてきた。平標方面は人が多そうなので、手前から巻いて仙ノ倉を目指す。稜線はエビのしっぽだらけ。登山者1人とすれ違った。
山頂からアイスバーンをしばらく滑ってからトラバースし、シッケイノ頭のコルへ。雪は硬そうだったがここからイイ沢へエントリー。下に行くにつれて雪は柔らかくなったが、全体的に風の影響を受けていた。平標沢出合で小休止。シールを貼って登り返しにかかる。当初沢を少し詰めてから比較的傾斜の緩い尾根を登る予定だったが、雪面が既にかなり日射の影響を受けていたことから、手前の急峻な尾根を登ることにした。
尾根は所々でアンモナイトが発生したが、グリップの効くベタ雪なので、急斜面でもシール登行が可能だった。この辺りはゲンキングが元気にラッセルをしてくれた。日白山の稜線に出るとスノーシューでよく踏まれたトレースに合流する。日白山からの360°パノラマは素晴らしかった。群馬と茨城から来たという登山者と少し会話した。さっきまで快晴だった空に雲が出始めていたので、手早く準備をして滑走開始。
当初日白山の北西面を滑ろうと思っていたが、思っていたよりも林間が密だったので、大分トラバースしてから北東面を滑る。1本目はオープンバーンだったが残念ながらフラットライト気味。2本目ではカモシカのカップルに遭遇。3本目からパーティランで下り、あとは林道を下る。途中道を見失い河原を歩いたり、片足シール有+片足シール無モードを試したり(滑り脚への負担があり過ぎる)して、里へ下山。
最後は板を担いで道路を歩き、Kei氏の車で火打峠まで送ってもらい、解散。沢山あったはずの車は、我々の一台を除き消えていた。Kei氏との初山行、ゲンキングとのシーズン初山行は無事終了。なかなか良い旅であった。
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