硫黄岳〜横岳〜赤岳(桜平からピストン)◆雪は絶好◆
- GPS
- 06:46
- 距離
- 16.5km
- 登り
- 1,564m
- 下り
- 1,582m
コースタイム
- 山行
- 5:49
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 6:44
天候 | 晴れのち曇り 硫黄岳から台座の頭まで(特に硫黄岳山荘近辺)は身体が持っていかれるほどの暴風でした。 |
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過去天気図(気象庁) | 2022年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
※唐沢鉱泉との分岐から先は完全圧雪状態です。4駆+効くスタッドレス、もしくは4駆+経年劣化スタッドレス+チェーンでないと(中)(上)への到達は難しいと思います。 ※3日前に降った雪で(中)(上)は以下の状態です。 (中)→ 除雪車で駐車場への入口と入った一部が除雪されています。 (上)→ 本来の「(上)駐車場」は雪で辿り着けない状態です。桜平入口付近に除雪車が押した跡で4〜6台停められるスペースがあるのみです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
下記は本日現在の状況です。冬季の積雪等状況は日々変化しますので、最新の情報を入手されることをお薦めします。 【桜平↔オーレン小屋】 スタートから積雪あり。夏沢鉱泉までは車1台幅の除雪がされています。 【オーレン小屋↔夏沢峠】 積雪は50〜70cm程度、新雪が踏まれてとてもいい状態です。岩や石もまったく出ていません。 【夏沢峠〜硫黄岳〜台座の頭】 積雪は70cm程度ですが硫黄岳から台座の頭は暴風エリアで雪が飛ばされ、岩とのミックスです。 【台座の頭↔赤岳】 横岳稜線の着雪も安定していました。赤岳地蔵尾根の急斜面も、いい着雪状態で登りやすいです。 全体を通して、雪の状態は過去にないほどの好コンディションでした。新雪が程よく締まって歩きやすく、また凍結など危険個所もありませんでした。 |
写真
感想
天気のよさそうな日曜日、どこかに登りたい。ただ3日前に降った雪の影響でヤマレコには「ラッセル敗退」とか「登山口に辿り着けず」などがいっぱい・・・。「あの山なら登れるか」「ここならどうだ」といろいろ考えましたが積雪状況が掴み切れず、結局歩き慣れている地元・八ヶ岳になりました。
3日前も市街地ではうっすら白くなった程度、あまり積雪を意識しませんでしたが桜平へ向かっていくとさすがに「しっかり降った」のがわかりました。
これまで冬季八ヶ岳でもスタート時はツボ足かチェーンスパイクでしたが、今日はスタートからアイゼンを履きました。夏沢鉱泉までは業務車用の除雪がされていましたがその先は自然路、新雪がほどよく締まって、歩いていて嬉しくなるようないい雪です。オーレン小屋を経て夏沢峠まで、新雪の林を進みました。
夏沢峠から標高を上げていくと森林限界を越え、急に風が強くなります。バラクラバとゴーグルで暴風(防寒)体制をとりました。硫黄岳山荘の陰でヘルメット、ピッケルを出してフル装備、台座ノ頭へ向かいます。
台座ノ頭へ出ると正面に見事な富士山、そして横岳(奥ノ院)。ここからは風も穏やかになってきます。冬季の横岳稜線はコンディションによって難度が大きく変わりますが(雪が薄ければ岩とのミックス、雪が融けて凍れば凍結スリップ)今日はとても安全に、歩きやすい状態でした。
お地蔵さまを過ぎるとスライドする方やパーティーさんも増えます。スタート時、雪の状態によっては途中帰還も考えていましたが、予定通りに赤岳登頂できました。
歩いてきた白い稜線を再び辿って、桜平に戻りました。
今日の雪の状態はとてもいいコンディションでした。アルプスほど「降りすぎ」ていないことも一因かと思います。この先も(ドカっとでなく)「降ったり締まったり」が続けば、しばらくいい状態が続く気がします。
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