竜ヶ岳(金山尾根〜遠足尾根)【クラの樹氷に酔いしれる】
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.0km
- 登り
- 944m
- 下り
- 946m
コースタイム
天候 | 午前中は快晴☀ 微風 【気温】 駐車場スタート時:0℃ 竜ヶ岳山頂:−3℃ 遠足尾根頂上部:5℃ 大日向:3℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
周辺道路に積雪、凍結は全く有りません。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
金山尾根:蛇谷分岐から雪が地肌を隠す程度。 岩尾根から雪が増えますが、しっかり締まってアイゼンが有効でした。 クラ〜竜ヶ岳山頂部:豊富な積雪(60cm以上?)で、樹氷が見事でした。 遠足尾根:尾根頂上部を過ぎると雪が溶けぬかるみに。 |
写真
感想
年が明けて積雪量も減ったようだが、週末の寒波による積雪状況が分からない。
情報が無いまま、積雪期の金山尾根と遠足尾根のスノ―ハイクを期待して、
金山尾根から竜ヶ岳を目指す。
駐車場から仰ぐと竜ヶ岳のピークがすっきりと眺められる。上々の天気が期待できそうだ。
鵜の巣休憩所から宇賀渓本流へ降りるが雪の気配がまるでない。
長尾滝への山沿いコースから金山尾根へ取り付くがしばらくは乾いた道が続く。
第一ピークに出ると快晴の空と、白く輝く竜ヶ岳のピークが望まれる。
流石に山頂部の積雪は豊富なようだ。
尾根下で蛇谷分岐を左に見送り、再び尾根筋に出ると徐々に雪が現れるが積雪は僅かだ。
明確な尾根筋がまろやかな尾根に変わると、盛んに鹿の鳴き声が聞こえる。
斜面に目を凝らすと鹿が二頭こちらを見て休んでいる。
あわててカメラを向けるが歩き出してしまったので、残念ながらうまく捉えられなかった。
目の前に延びる急登を凌ぎ岩尾根に出ると雪も増え、いよいよ核心部に入るのでここで
アイゼンを着け、小休止をとって最後の急登に備える。
急な岩尾根から一段と傾斜を増した斜面を登り切り尾根の肩に出ると、一気に展望が開ける。
右には対峙する遠足尾根、左には釈迦ヶ岳へ延びる県境尾根、
そして一段と白く輝く竜ヶ岳山頂。
この先にもう急な登りは無い。今日一番乗りの尾根には、わずかに古いトレースが残っている。
ザクザクと締まった雪面にアイゼンを効かせて尾根筋を高みへ向かうと、きれいな樹氷が迎えてくれた。
青空・樹氷・展望に恵まれテンションは一気に高まる。
尾根を登りきると、腰丈程の笹も完全に雪に覆われ一面真っ白な世界が広がる。
大きく聳える竜の山頂を見ながら雪原をクラのピークへ向かうと、
思いもしなかった素晴らしい樹氷天国!!。もう足が進まない。
まぶしい程の青空とキラキラ輝く樹氷が織りなす美しい風景に酔いしれる。
強風にさらされバリバリに凍った竜ヶ岳山頂で長居はつらいので、
一通り展望を楽しんで早々と下る。
山頂直下の陽だまりのコルに着くと登山者が休んでいる。
見ると駐車場で挨拶を交わした方だった。
無風のコルで長い雑談を楽しみ、彼は私とは逆のコースになるので
互いに情報を交換し合って別れる。
去りがたい景色の中を裏道分岐から遠足尾根頂上部に登り返し、
ルートを逸れて静かな場所で昼食を摂る。
樹氷に見とれてゆっくりしたのでそろそろ下ろう。
広大な遠足尾根頂上部の雪原をスノ―ハイクの気分で辿って馬酔木の尾根へ下る。
この辺りから雪が溶けぬかるんだ道になる。
新道分岐の岩場から大日向の三角点に立ち寄り小休止を兼ね、アイゼンを外す。
コーヒーを飲んでいると、少し雲が出てきて風も冷たくなってきたので腰を上げる。
快晴に恵まれ、更に思わぬ樹氷の歓迎を受けハイキングのような気分で歩いた竜ヶ岳。
今日はこのままおとなしく新道を下ろう。
onetotaniさん こんにちは
樹氷はやはり青い空によく似合いますね。素晴らしい!
今日も散歩の途中で、養老山系の奥に真っ白な竜ヶ岳の丸い頭がよく見えていました。深い山なので冬場はなかなか行きづらい山ですが、こんなに樹氷がきれいなら一度は行ってみたいです。
sugi-chanさん 今日は。
寒波による降雪状況が掴めず、ラッセル覚悟で出掛けましたが、
一転して良い意味の期待外れで、素晴らしい樹氷に出会えました。
以前からクラ辺りは良いだろうと想像していましたが、
これ程とは期待以上でびっくりです。
蒼い空と樹氷の眺めにうっとり。過去最高の景色を堪能できました。
恵まれた天気に感謝!!
onetotaniさん、竜ケ岳にいらっしゃたのですか。いつもレコ参考にさせて
いただいております。ということで、藤原岳に行ってましたが、
竜ケ岳も素晴らしく魅力的に映りました。
樹氷がとても綺麗ですね。
寒波到来の予報でしたので積雪が心配でしたが、行かないとわからないもの
ですね。
いつかお会いできることを楽しみにしております。
いつもレコを参考にさせていただいております。ありがとうございます。
この日の樹氷は見事でしたね!
私たちも,藤原から真っ白な竜ヶ岳を眺め,あっちも気持ちよさそうだなと思っておりました。
藤原岳からも,山頂に向かう1本のトレースが雪原に見えていました。
雪の竜も魅力的です
higurasiさん 今晩は。木和田尾のレコを拝見しました。
寒波でも降雪は無かったようですが、おかげで素晴らしい樹氷を
プレゼントしてくれましたね。
一度は青い空に煌めく樹氷を眺めたかったので、満足できる山行でした。
苦しい登山も良いですが、こんなハイキング気分に浸れる登山も
たまには良いですね。
今後もレコを楽しみにしております。
totokさん 今晩は。 頭陀ヶ平も素敵でしたね。
週末の寒波は鈴鹿にも素晴らしい樹氷をもたらしてくれましたね。
実は木和田尾から藤原岳への周回も考えましたが、降雪状況が掴めず、
遠足尾根のスノ―ハイクも含めてこちらにしました。
totokさんも2週続けて天候に恵まれ、楽しい一日でしたね。
竜ヶ岳は、以前登ったときに、周辺の山とくらべて
正直、樹氷時期は、見劣りしちゃうなという
感想を持ってましたが、タイミングがあえば
素晴らしい風景が広がってますね。
なだらかな山容と、樹氷の組み合わせが
とてもきれいです。
行ってみたくなりました。
komakiさん 今晩は。
「青空に輝く樹氷を見たい」が思わぬ形で叶いました。
実は2月頃、イブネへ樹氷を求めて行こうかと考えていましたが、
今回感激の樹氷に出会えました。
以前からクラのピークでは見られそうだと思っていましたが、
幸運にも、条件がそろって想像以上の景色に巡り合えました。
又一つチェックポイントが増えました。
竜ヶ岳も素晴らしい青空と樹氷と展望だったのですね。
onetotani さんも、最高の一日を過ごされましたね〜
山頂は雪で真っ白に覆われて綺麗ですね〜。
いつか冬の竜ヶ岳にもチャレンジして、
真っ白な山の景色を見たいと思っています
slowlifeさん 今晩は。 そして、最高の初登りでしたね。
やはり樹氷は青空があると一段と映えますね。
雪が少なく半ば期待外れで尾根に取り付きましたが、
予期せぬ樹氷の大歓迎を受けて一気にテンションが高まりました。
先週の藤原岳に続いて今回も絶景に恵まれて、今年も素敵な年になりそうです。
onetotaniさん、こんばんは
日曜日、途中からしばらく同行させていただいて、山頂ではお互いに写真を
撮らせていただいた者です。
私は、生まれが長野の田舎。
冬の厳しさを身に染みて育っているということもあって、わざわざ雪山に
出掛けることは、これまでほとんどありませんでした(冬のアルプスに
至ってはもう論外です 笑)。
が、この日の竜ヶ岳は、紺碧の空に一面真っ白な雪と霧氷の絶妙なコントラスト。
それに、寒さも思いのほか厳しくなく、登山者の心を掴む冬山の条件が
すべてそろった感じで、とってもすばらしかったですね。
この日登ってほんとに良かったと思いました。
これまでの山登りの中でも、ベストに近い風景をフィルム、いや、カメラに収めることができたのもラッキーでした。(もちろん自己満の範疇です)
袖振り合うも他生の縁。また、どこかの山で・・・。
1up2downさん 今晩は。
素晴らしい幸運に恵まれて、本当に楽しい山行でしたね。
3年程続けてこの時期に竜ヶ岳に来ていますが、いつも厳しい山行ばかりでした。
そのため天候に恵まれたこんなに素晴らしい眺めに、より感激しました。
稀にこんなご褒美が有るので、何度も足を運んでしまいます。
又何処かでお逢いしましょう。
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