雪山の甲武信岳
- GPS
- 07:02
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 1,605m
- 下り
- 1,617m
コースタイム
- 山行
- 8:35
- 休憩
- 0:17
- 合計
- 8:52
−11:15木賊山11:25−11:35甲武信小屋11:41−11:58甲武信岳12:15−
12:26甲武信小屋12:31−12:51木賊山13:00−14:00近丸新道合流14:10−
15:15徳ちゃん新道分岐15:20−15:44道の駅みとみ
総合時間:8時間52分
歩行時間:7時間25分
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年01月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
道の駅みとみから、出発。 車道は除雪され、塩化カルシウムもまかれているようだが、 歩道は、除雪もされていない。 なんか変だけど、、、。 車優先ですか、、、。 今日も徳ちゃん新道を登る。 途中まで、西沢渓谷の遊歩道を通る。 一部は凍り付いている部分もあるが、注意して、 そうした部分は迂回すればよい。 特にアイゼン着けるほどでもないし。 徳ちゃん新道は、時に緩やかに、時に急登り。 時に石楠花のトンネルに、岩尾根のやせた部分。 急登りの部分は、アイゼンを履いていないから、大変。 時折、ずるずるッと。 でもアイゼンを着けても行動が遅くなるから、、、。 近丸新道の分岐を過ぎると、石楠花トンネル そして、樹林帯。 昨年2月21日には、ここをスノーシューで必死に歩を進めた。 今日は、トレースがあるから気分的、体力的にかなり違うのだ。 それにしてもこの樹林帯の急な登り。 トレースあるが、縦走路にぶつかるあたりから、 一部とレース消えており、自分でトレースをつける。 つらい作業だ。 ところどころ、風の通り道のようで、トレースが消されている。 ここからは、甲武信小屋に一度下る。 その際、風の通り道を通る。 さすがに雪がしまり、一部はクラスト状態。 でもやはり、アイゼンは着けなかった。 このあたりから、甲武信岳が見えてきた。 いい形である。 時折、トレースを自ら作りながら、進む。 甲武信小屋は、雪が50cmほどだろうか、屋根に積もっている。 小屋から頂上までは、初めこそもぐったが何とかなった。 下山もアイゼンを着けずに。 下るにしたがって、一部はぐちゃぐちゃになっていた。 |
写真
感想
2009年1月17日(土曜日)
昨年2月21日には、この甲武信岳を今日と同じく、西沢渓谷から日帰りしたが、トータルで、12時間近く、歩行時間も10時間程度に及ぶ、凄まじいものだった。
今回は、14日にC-chan他が登っており、ある程度のトレースが期待できるので、スノーシューなどは持たず、アイゼンだけにした。
アイゼンは、結局使用しなかった。
しばらく多忙で、やっとひと段落。
だから少し落ち着いて登れるかな。
いずれにせよ、西沢渓谷からの甲武信岳は、きついから充実感は大きいだろう。
昨年の記録を見たら、同じ、1月17日にやはり、
甲武信岳に登ろうと、西沢渓谷まで車を進めていたが、
強風に少し雪も混じり、気弱になって大菩薩に変更した苦い思い出がある。
それに比べたら、少しは精神的にも強くなったか?
4:30起床
5:10自宅発。
食料を購入していないのでコンビニへ。
朝食、昼食購入。
まだ真っ暗だ。
一路、国道20号線、140号線を道の駅「みとみ」へ。
6:30道の駅「みとみ」駐車場
1台の車も停まっていない。
西沢渓谷の入り口には、登山者用の駐車場もあるから、
そちらに停めても良いが、坂があり、そこが雪などで、凍りつくと厄介だ。
今日は、その登山者用の駐車所も問題はなかったようだが、、。
6:52道の駅みとみ出発
身支度に時間がかかった。
手も冷たくなったし、、、。
はじめだけ、少し140号線を歩くが、車道は除雪され、
塩化カルシウムもまかれているようだが、歩道は、除雪もされていない。
なんか変だけど、、、。
車優先ですか、、、。
今日も徳ちゃん新道を登る。
途中まで、西沢渓谷の遊歩道を通る。
一部は凍り付いている部分もあるが、注意して、
そうした部分は迂回すればよい。
特にアイゼン着けるほどでもないし。
7:20徳ちゃん新道入り口
7:25徳ちゃん新道入り口発
早くも雪の登山道。
この徳ちゃん新道は、時に緩やかに、時に急登り。
時に石楠花のトンネルに、岩尾根のやせた部分。
急登りの部分は、アイゼンを履いていないから、大変。
時折、ずるずるッと。
でもアイゼンを着けても行動が遅くなるから、、、。
左には、山梨百名山の難関「鶏冠山」。
そのまま、これから向かう甲武信岳の手前にある
木賊山(とくさやま)に連なっている。
今日もそれほど寒くない。
そもそもほとんど風がないではないか。
鶏冠山を眺め、先の木賊山を眺め、急な登りをこなし、
やせた岩尾根を過ぎれば、近丸新道との分岐。
この近丸新道は、徳ちゃん新道の入り口より手前に、
「戸渡尾根」の立派な看板がある。
9:15近丸新道合流点。
近丸新道にもトレースは付いていたが、そういえば、
しばらく歩いていないのです。
今度歩いてみようかな。
夏道で。
9:35近丸新道合流点発
さて、これからも再び石楠花トンネル。
石楠花が左右に迫り、登山道が狭くなっている。
その前に、右手を見れば、いつぞや登った、破風山が聳えている。
さて、この石楠花トンネルを抜けると今度は、樹林帯。
しかもかなりの急な登りだ。
昨年2月21日には、ここをスノーシューで必死に歩を進めた。
今日は、トレースがあるから気分的、体力的にかなり違うのだ。
それにしてもこの樹林帯の急な登り。
下山時に気が付いたが、かなり続くのだ。
よく頑張った。
よく頑張るとやっとガレて見晴らしの良いところにでた。
ここまで、こんなに時間がかかったのか、、、。
家に電話する。
いい感じで富士山や周囲の山が見える。
しばらくは又樹林帯。
高度的には、もう甲武信岳の高さまで来ているが、
木賊山まで行って、一度甲武信小屋まで、下り、
最後に登り返さねばならない。
これがつらい。
さらにしばらく樹林帯を進むと、奥秩父縦走路。
右に行けば、破風山、左は木賊山、甲武信岳。
雪が多くなる。
時折、トレースがかき消されていて、自分でトレースをつける。
つらい作業だ。
11:15木賊山
11:25木賊山発
ところどころ、風の通り道のようで、トレースが消されている。
ここからは、甲武信小屋に一度下る。
その際、風の通り道を通る。
さすがに雪がしまり、一部はクラスト状態。
でもやはり、アイゼンは着けなかった。
このあたりから、甲武信岳が見えてきた。
いい形である。
時折、トレースを自ら作りながら、進む。
11:35甲武信小屋。雪が50cmほどだろうか、屋根に積もっている。
屋根が弓なりに反って見えるほどだ。
冬季小屋があるので、それに向かったトレースがあった。
一番手前の方にトイレが設置されていた。
11:41頂上に向け出発。
はじめの10歩ほど。
30cm以上も埋まり、又、いつかの再現かと思ってしまった。
でもごく一部であり、疲れを感じる他は順調に登る。
昨年2月21日には、この甲武信小屋から、頂上まで、40分もかかっていた。
それほど、過酷な登りであった。
11:58甲武信岳山頂
誰もいない。
独占。
ヤッケを着込む。
北アルプスや関東の山々は雲に隠れていた。
0℃。
それほど寒さは感じない。
12:15甲武信岳出発
12:26甲武信小屋戻り
12:31甲武信小屋発
さて登り返し。
これがつらかった。
とにかく一歩一歩進むしかない。
木賊山まで、つらい登り返しだった。
この登り返しは、夏でもつらいだろう。
12:51木賊山
13:00木賊山発
甲武信岳山頂から、ここまで来ていたヤッケを脱いだ。
暑く感じた。
しばらく行くと、2名の登山者。
日本人と白人男性。
日帰りという。
時間的には、かなり遅く感じたが、大丈夫だっただろうか?
さて、アイゼンも着けていないが、軽快に下る。
樹林帯が長く、すごい急坂に感じた。
これを登ってきたのだから、すごいな、なんて関心もする。
前方には、西沢渓谷からも登れる三角錐の黒金山が目立つ。
14:00近丸新道との合流点
14:10合流点発。
今日は暖かいので、この辺りからの雪は、ひなたではかなり融けている。
最初が岩のやせ尾根を通過するので、注意して進む。
途中では、ぐちゃぐちゃしたところもあった。
15:15徳ちゃん新道入り口
15:20徳ちゃん新道入り口発
15:44道の駅「みとみ」
からだを拭いて着替えた。
頼まれた子供の土産も買った。
17:00までには、一宮三坂から高速道路に乗りたい。
甲府昭和で下りれば、半額だし、下の道の混雑も回避できる。
18:00前には、自宅に着いた。
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