武奈ヶ岳、まだ雪たっぷり (↑青ガレ ダケ↓)

2022年03月12日(土) [日帰り]

• GPS: 07:15
• 距離: 11.5km
• 登り: 1,120m
• 下り: 1,100m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:08
• 休憩: 1:17
• 合計: 7:25

8:25 イン谷口
8:33 暮雪山多目的保安林駐車場
8:45 8:47 大山口
10:07 金糞峠
10:16 金糞峠西側下の分岐
11:20 11:30 コヤマノ岳
11:55 コヤマノ分岐
11:55 12:35 武奈ヶ岳
12:40 コヤマノ分岐
13:30 13:35 八雲ヶ原
13:45 比良ロッジ跡
13:55 14:00 北比良峠
14:05 神璽谷道下降点
14:50 15:00 カモシカ台
15:25 15:30 大山口
15:40 暮雪山多目的保安林駐車場
15:50 イン谷口
15:50 ゴール地点

天候

晴れ　ただし霞んでいて遠目は利かず

アクセス

利用交通機関：

電車

往復とも湖西線比良駅 (普通のみ停車)
駅からイン谷口間のバスは冬期運休中なので徒歩(所要40〜50分ほど)
タクシーは駅に常駐しておらず、比良駅へ迎車回送できる会社が限られるので確認が必要です。

コース状況／危険箇所等

登りは青ガレ、下りはダケ道でしたが、初めて積雪期に登った青ガレは、岩ゴロゴロの区間が雪で埋まって雪の階段状になっていたので、夏場よりも歩きやすかったです。
金糞峠→コヤマノ間では小さい流れを渡るところが3ヶ所ぐらいありますが、丸木橋の上に雪が積もって、それが再凍結しているところがあり、渡った先が急傾になっていたりで難易度高い部分がありました。

ダケでは、夏なら何ということもない箇所に積雪があって、ミスると数十mは落ちそうなイヤなトラバスが数箇所ありましたのでご注意を。

写真

電車から見た比良山系 800m以上はガスの中だ

なつかしの国鉄型電車で比良駅へ到着

登山口とは思えない駅前道路を歩きイン谷口へ

湖西道路の下をくぐればあと少し

駐車場を過ぎるとすぐ雪道になった

ツボ足でも何とかなるが、青ガレに備えチェンスパ装着

一ヶ所から何でこんなに枝分かれするんだろう?

最初の難所、えん堤直下を渡って直後に雪面を急登(汗)

青ガレはゴロゴロ岩が雪で埋まり夏より登りやすい

地層のように降り重なった雪、20層以上あった

急登が終わり金糞峠へ、稜線の青空でホッとする

丸木橋に凍結した雪が載りその先は急登、めちゃ緊張した

ふたまたのブナ巨木、なぜこんな造形ができるのか?

樹間から武奈ヶ岳頂上がチラッと見えた

どこが頂上かわからないコヤマノ岳でとりあえず休憩

ここで行動食の三色だんごを投入する

休憩後は最終行程へ、いったん下るのが痛い!

途中で坊村ルート(右から)と合流、坊村からが大多数

ようやく頂上直下へ、この時期にしては大きな雪庇だ

頂上で19歳の私(左)と40年後いまの私がバッタリ!(笑)

はるかに蓬莱山、びわ湖バレイという方が有名かな

風裏を探しカレーパン昼食、頂上で昼食って久々だ

下山開始、眼下にこれから向かう北比良峠が見える

2004年までスキー場だった斜面を自由に下る

八雲ヶ原の湿原も3月中旬なのにこの雪の多さ!

北比良峠で武奈ヶ岳(中央奥)にお別れしダケ道へ

ダケ道も雪のせいで難易度の上がる箇所あり

何でカモシカかよくわからないが、ここで最終休憩する

大山口で山道終了、川でアイゼンなどを洗いホッとする

駅への途中、珍しい路傍の観音様に安全登山を御礼

比良駅から京都行に乗車、シーズン終盤の雪を楽しめた

比良山系の帰りはいつもヨッシー(笑) 好天かつ満腹の楽しい山行だった

感想

tsnet

ご覧いただきありがとうございます。

「雪が消えちゃう前に行かなくちゃ」と思っていた武奈ヶ岳・・
夏タイヤしか入れていない私の車はキホン冬の登山には使わないので、今年からJR堅田発のバスがなくなった武奈ヶ岳はどうしようかと思っていたのですが、まあJR比良駅から正面谷で登れば・・と思い、初めて積雪期に青ガレを登りに使いコヤマノ経由で登ってきました。　
帰りは八雲ヶ原に降りて、北比良峠からダケで下山というコースです。

で、肝心の雪は結論から言うと、もう3月も中旬に入っているのにまだまだいっぱいありました。
坊村駐車場からのルートはわかりませんが、私の通った青ガレ-頂上-ダケ道のルートだと、私が記憶するなか3月中旬ではいちばん積雪(残雪)が多かったと思います。
特に吹きだまっているところや、下山ルートにあたる旧比良スキー場ゲレンデ区間は、残っている場所なら150cmぐらいはありました。
今年は北日本で災害レベルとも言える多雪といわれましたが、その影響は比良山系にも及んでいるのでしょうね。

ともあれ、近畿圏の山で最後の雪を楽しむという目的は十分達成・・雪の多さにおどろく山行となりました。