御在所岳(中道〜国見岳〜裏道)


- GPS
- 08:30
- 距離
- 9.0km
- 登り
- 961m
- 下り
- 977m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
http://gozaisho.co.jp/etc/tollgatep.htm |
コース状況/ 危険箇所等 |
中道、裏道は登山者が多く、踏み固められた雪が滑り易くなった箇所が多かったです。 登山ポストは中道は1合目に、裏道は林道駐車場にありました。 トイレはロープウェイ山上駅、リフト頂上駅、アゼリア、藤内小屋にありました。 ※中道登山口に近い、旧鈴鹿スカイライン料金所跡の無料駐車場にトイレはありませんが、駐車場より1km程手前の県道577号沿いに公衆トイレがあります。 |
写真
感想
今回は鈴鹿山脈の御在所岳にまたまた行って来ました。
雪山デビューになった12月は、悪天候で下りにロープウェイを使っ
たので、今回はきちんと自分達の足で登って下りたいと思います。
前回は裏道コースで登ったので、今回は中道コースで登る為に、県
道577号線を突き当たりまで走って、鈴鹿スカイラインの料金所
跡地の無料駐車場を利用しました。
朝8時に駐車場をスタート。歩いて5分もしないうちに中道登山口
がありました。
登山口にあった登山ポストに登山届を提出して出発です。
中道登山道は取り付きから花崗岩が風化した砂礫道ですが、所々で
凍り付いてアイスバーン状になっていたので、最初からアイゼンを
着けて登り始めます。
事前の予想よりも雪があって、3合目の裏道分岐では、ほぼ完全に
雪道になっていました。
4合目を過ぎると視界が徐々に開き始めて、ロープウェイの直下を
通り過ぎると、おばれ岩という名の大岩に出ました。
二枚の大岩が負ぶさったように見えることから、この名前がついた
そうで、大きすぎて写真に収まりきれませんでした。
ここから更に進むと、奇岩群が連続するの尾根歩きとなり、中でも
岩と岩との台座の上に、絶妙なバランスで乗っかっているような、
摩訶不思議な地蔵岩は圧巻でした!
6合目からはV字に切れ込んだキレットを通りますが、ちょうどキ
レットを下りようとした時に強風が吹いたので、風が収まるのを待
ってから下り始めました。
足がすくむような急な岩場を下りますが、足場はしっかりしてるの
で、赤マークの目印を頼りに一歩一歩慎重に足を下ろします。
一番下まで下りるとホッと一息。ここからロープや梯子の箇所を通
って登り返すと7合目です。
標高が1000mを超えたこの先も大岩がゴロゴロした道が続いて、
8合目の大岩を巻くように降りる鎖場を過ぎると、鈴鹿山脈の稜線
が見え始めてテンションが上がります。
やがて更に雪深くなった笹道を登って、6段ほどの梯子を上れば、
中道の終点となり、山上公園の一画に着きました。
富士見岩の分岐点でロープウェイ方面に進んで、朝陽台を通り、R
W駅でのトイレ休憩の後は、前回も歩いた山頂に向かいました。
前回来た時に吹雪だった山上ですが、この時もこの辺りからガスに
包まれ始めて雪が降り出しました。
それでも以前よりはマシだったので、山上公園からアゼリアを通っ
て10分ほどで山頂の一等三角点(1212m)に到着しました。
山頂へはリフトでも来れるので人も多く、前回は行けなかった御在
所岳最高地点の望湖台に向かいました。
望湖台は見晴しのいい岩場で本来の山頂ですが、大人数のグループ
が休憩中でしたので、写真は遠慮してそのまま通り過ぎました。
山頂から反対方向に下りていくと、広いベンチのある場所があった
ので、屋根のあるベンチでお昼休憩にしました。
ここの広場は展望が良く、ベンチから向かいには御嶽大権現が見え
ました。
何故か人は少なくて、休憩には絶好なポイントでした〜♪
昼食中に少しお天気も回復したので、一度RW駅に戻って、帰りは
裏道から下山する事にしました。
前回はロープウェイでの下山だったので、御在所岳で初めての自力
下山です(笑)
国見峠まで下ると、まだ時間も12時30分と早く、国見岳へのトレー
スがしっかりとあったので、国見岳に向かいました。
コースタイムでは片道10分だったので甘く考えていたのですが、中
道や裏道よりも歩く人が少ないからか、柔らかい雪は深く、ツボ足
で歩く私達のペースは中々上がりません。
急登や、ロープ場などもありながら30分以上かかって、やっと国見
岳(1175.2m)に到着しました。
国見岳を下りて、見覚えのある裏道コースをどんどん下ります。
藤内壁を横目に鎖場を抜けて、兎の耳から北谷に入り、ゴロゴロと
した岩場を抜けて藤内小屋に着きました。
藤内小屋で少し休憩した後は、徐々に雪が少なくなってきた樹林帯
の道を沢沿いに下って行きます。
前は雪で怖かった四の渡しや、七の渡しには雪がなかったのですが、
渡る時は雪がなくてもやっぱり怖かった…
やがて砂防ダムの鉄枠をくぐって、日向小屋の対岸に出た辺りでア
イゼンを外し、暫く進むと登山ポストのある駐車場に出ました。
ここで本当なら車道を下って、スカイラインを通って駐車場に戻れ
ばよかったのですが、事前に下調べをしていなかった私たちは、そ
のまま登山道を下ります。
しかも蒼滝近くでルートを外して、軽く道迷い…
来た道を戻ったりしながら何とかルートに戻り、裏道登山口に着い
た時には午後4時になっていました。
そして何よりも県道を駐車場に戻る道の長いこと。
朝に車で通った道なので、その勾配も距離も分かっているだけに、
余計に長く感じました。
結局30分の県道歩きが今日の一番の難所でした(笑)
下調べは大事ですね。
前回は消化不良だった御在所岳ですが、今回は中道の奇岩群も見れ
たし、国見岳にも寄れて大満足でした♪
鈴鹿には7マウンテンと呼ばれる山もあるらしいので、違う山にも
登ってみたいです!
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