記録ID: 409411
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積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科
大雪後の赤岳 地蔵尾根登り第1号ゲット!
2014年02月21日(金) 〜
2014年02月22日(土)


体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 16:41
- 距離
- 18.6km
- 登り
- 1,577m
- 下り
- 1,586m
コースタイム
21日
07:50美濃戸→→(南沢)→→11:30行者小屋12:00→→(地蔵尾根)→→15:00赤岳展望荘(泊)
22日
07:30赤岳展望荘→→08:20赤岳山頂09:15→→(文三郎尾根)→→11:00行者小屋11:25→→12:00赤岳鉱泉13:10→→(北沢)→→15:00美濃戸
07:50美濃戸→→(南沢)→→11:30行者小屋12:00→→(地蔵尾根)→→15:00赤岳展望荘(泊)
22日
07:30赤岳展望荘→→08:20赤岳山頂09:15→→(文三郎尾根)→→11:00行者小屋11:25→→12:00赤岳鉱泉13:10→→(北沢)→→15:00美濃戸
天候 | 21日 快晴 22日 快晴 微風 気温−15℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
大阪→→(名神・中央道)→→諏訪南IC→→美濃戸口→→美濃戸 復路 美濃戸→→美濃戸口→→諏訪南IC→→(中央道・名神)→→大阪 美濃戸の赤岳山荘に駐車。1000円/日。 美濃戸口から美濃戸までは、4WD&スタッドレス&チェーン装着。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
コース状況は、大雪直後の21日から22日にかけてのものです。 週末で大勢の人が入り、トレースが出来てコース状況は変わっていると思います。 また、必要な装備や難易度などは個人により違いますので、参考程度にして下さい。 ・美濃戸→行者小屋(南沢) トレースあり。踏み抜き多し。数箇所、沢の高巻きあり。 ・行者小屋→展望荘(地蔵尾根) 行者小屋から上は誰も上がっていないとの事前情報だったが、前日までに小屋のお兄さんが一発トレースをつけてくれていた。 また、文三郎から登った人の下りの踏み後もあった。 それでも大雪後の登りのトップということもあり、一部膝上だった。 ダケカンバのあたりの雪壁を超えるのに苦労した。 ・展望荘→赤岳山頂 雪が多くついており登りやすいが、岩の露出やカチカチに凍結している箇所もあり、転倒・滑落注意。 ・赤岳→行者小屋(文三郎尾根) 多くの人が文三郎から登っているのでトレースはあるが、雪が多くズボズボ。 文三郎分岐の直下あたりは雪崩れそうで怖い。 ・行者小屋→赤岳鉱泉→美濃戸(北沢) 多くの人が入っており、トレースあり。 |
写真
感想
以前から厳冬期の赤岳に行こうと計画していたのですが、今年に入り悪天候で2回順延していました。
そして今回はこの記録的な大雪。
3度目の正直となるか、それとも2度あることは3度あるか。
地蔵尾根は、行者小屋から上は誰も上がっていないという情報でしたので、ラッセル覚悟でまずは南沢を行者小屋へ。
ありがたいことに、前日に展望荘のお兄さんが一発トレースをつけてくれており、また、下山で地蔵を使った方がいるということで、ある程度トレースがありました。
雪崩の心配も小さくなり、とりあえず行けるところまで行こうと地蔵尾根に取り付きました。
途中で撤退しても、鉱泉に泊まって次の日にトレースの続きをつける計画です。
途中1箇所、雪壁で苦労しましたが、ルートタイムの倍ほどの時間で地蔵の頭まで登れました。
展望荘のお兄さん、トレースありがとう!!!
展望荘で聞いたところ、大雪後の地蔵尾根の登りでは第1号と言うことでした。
ちょっとうれしい気分です♪
展望荘でぜんざいを頂きました。甘くて美味しかった〜!
この日は展望荘に宿泊し、翌日の朝一で赤岳を目指すことにします。
2日目、いよいよ展望荘からの日の出です。
これを見るために、昨日頑張ってここまで登ってきました。
朝焼けに赤く燃える赤岳!とても美しく感動です。
昨日頑張ってよかった〜(涙)
その後、快晴の空の下で赤岳に登頂し、貸切の山頂で360度の大展望を楽しめました。
2回の順延、記録的な大雪、多くの困難を乗り越えての登頂、感動もひとしおです。
これだから山はやめられないんだよなあ〜♪
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コメント
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無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科 [2日]
美濃戸(南沢)〜行者小屋〜赤岳(文三郎尾根)〜横岳〜硫黄岳〜赤岩の頭〜行者小屋〜阿弥陀岳(ピストン)
利用交通機関:
車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
どうも初めまして
最近雪山登山に興味津々でこのレコを発見しました
写真も登山の様子や絶景がすごく綺麗に撮れてますね!
憧れます〜
いつかお二人のような雪山登山ができるといいなぁ
>ponsukeさん
はじめまして!
コメありがとうございます。
夏の山も素晴らしいですが、冬山にしかない魅力もあるんですよね。
もちろん危険もありますが、ヤミツキになりますよ(笑)
ponsuke さん コメントありがとうございます。
いつか雪山でお会いしましょう。
三度目の正直。
よかった!最高の山行になりましたね!!
延期と大雪を乗り越えて頑張ったご褒美、素晴らしいものになりましたね♪
頂上での至福の一杯、贅沢すぎますね!
僕も来年あたりに冬の赤岳登りたいと思っていましたが…
写真見るととても僕なんかにはまだまだ行けそうにない感じ。。。
とりあえずキレイな写真拝見して自分も行った気になっておきます。笑
>sunnybluesさん
ありがとうございます!
無事に帰ってまいりました。
色々と困難はありましたが、それゆえに充実感の得られた山行でした。
山頂での一杯は、どこで飲むコーヒーよりもおいしいですね!
山の難易度の判断って、とても難しいと思います。
天気や氷雪の付き方等、山の状況次第で山の難易度は大きく変わります。
一日たりとも、山の状況や難易度が同じ日ってないんですよね。毎日変わるんです。
今回は僕も登れましたが、次回も登れるとは限らない。
だからこそ面白いんですけどね〜♪♪
sunnyblues さん
コメントありがとうございます。
思ったより風がなくて頂上で一杯どころか・・・
行った気になっちゃってください。そしていつか是非。
展望荘でご一緒させてもらった地蔵2番手ですー(^^)
トレース本当にありがとうございました!!
文三郎もご無事に通過されて、すごい!!
とても絶景でしたね♪
赤岳を下ってからは、展望荘でご一緒したおじさまと下山後のお風呂までご一緒しましたよ〜楽しい小屋の時間ありがとうございました!!
>ni1202maさん
こんにちは!
こちらこそ、小屋での楽しい時間をありがとうございました!
お互い、天候にも恵まれていい山行でしたね♪
こうして山で出会えた人と連絡をとれるのが、ヤマレコのいいところですね〜
ni1202ma さん
コメントありがとうございます。
こちらこそ、楽しい時間を共有できてよかったです。
キレイな景色でしたねー
おじ様ともどもまたどこかでお会いしたいなー。
peco1978さん、 happymaniaさん、はじめまして。
22日朝、文三郎尾根ですれ違いましたね。青ジャケットと白ジャケットのお二人を覚えています。
文三郎の下りも第1号だったんですか?大雪後ドキドキしながら向かいましたがトレースがあって安心して歩けました。
とても気持ちのいい青空で赤岳日和でしたよね。
私達も天望荘に泊まって日没・星・日の出を堪能できました。
バイキングも楽しみだし厳冬期の天望荘泊は毎年欠かせません♪
コメントありがとうございます。
覚えてくれていただき光栄です。
文三郎のくだりは先行者がいましたよーでも緊張しました
お互い天気に恵まれ最高の赤岳でしたねー
またどこかのお山でお会いできれば嬉しいです。
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