川苔山-棒ノ折山
- GPS
- 07:35
- 距離
- 17.8km
- 登り
- 1,528m
- 下り
- 1,628m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2008年10月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口は正法院の手前左、一番高所の民家敷地に入るつもりで行くと左に小道が分かれ、指導標も見つかる。日向沢の峰から棒ノ折山へ行く尾根道はあまり整備されておらず、細かなアップダウンもあって少々つらい。必要な所には指導標があるので迷う心配は少ない。 風呂はバス停の手前、山あいの旅館「大松閣」が利用できる(当方利用せず)。 |
写真
感想
【独り言】
奥多摩から都県境を越えるルートを試した。武蔵野線は早朝というのに南浦和辺りから大混雑で遅れ気味。たまたま西国分寺駅の乗り換え階段が近い場所に乗ったから良いものの、2分接続の青梅行きが30秒接続になって冷や汗をかいた。
青梅線も混んだが御嶽でどっと減り、鳩ノ巣駅では10人くらいが下車。比較的きれいなトイレに寄り、踏切を渡ったが、2万5000分の1がないので登山口が定かでない。山と高原地図を片手に急坂を登っていくと、目印の寺(正法院)近くで進退窮まった。5分ほど探し回り、ようやく本当のどん詰まりの家の私道みたいな所から左に伸びる登山道と指導標を発見。もっと下から見える所にないと、指導標の用を為さないと思うのだが・・・。
杉林の中を歩き、一汗かいて着いた山の神分岐は林道の終点で、杉ノ殿尾根へ向かう男女ハイカーが見えた。当方は右のほぼフラットな巻き道へ向かう。下り気味の区間は思わず小走りになる快適な道で、沢を詰めた所には石垣が配されるなど昔の街道のよう。標高850mあたりから上り坂となり、大ダワからの巻き道と合流するが、大した坂ではない。舟井戸の鞍部も、そこからもうひとアルバイトで到着した。標高1200m余、少し涼しい。水場への標柱を無視して進むと、道はその沢を詰めた所を横切り、チョロチョロながら水流がある。水筒代わりの500ccペットに水を汲んだ。
飛ばし疲れてきたころ、川苔山手前の朽ちた小屋が見えた。平らな尾根の分岐を西へちょっと登れば頂上。西の眺めがよく鷹ノ巣山?などが見えた。弁当にするハイカーもいたが、こちらは出発。心地よい気温で快適な尾根歩きだ。踊平で林道のトンネル上を横切り、最後のひと頑張りで日向沢ノ峰に着いた。有間峠から蕎麦粒山へ往復したという夫婦がいた。ここでゆっくり昼を食べたのだが、本当はここからがきついコースだった。
頂上から50mの分岐で細く急な踏み跡へ入る。雑木林の笹薮だが、幸いヤブコギにはならない。ただ、その傾斜が半端ではない。一気に150mほど下り、少し登り返してまた急降下という尾根道が続く。新秩父50号とかいう送電鉄塔を過ぎると、いったん踏み跡が消えかける区間も出てきた。ルートは相変わらず律儀に小ピークも頂上をトレースする厳しさで、そういえば「奥多摩・高尾をあるく」の本の地図にはこの尾根道が記載されていなかったことを思い出した。力の入らなくなってきた足をだましだまし、2時過ぎに長尾ノ丸着。眺望なし。途中の小ピークも展望なく、次の槙ノ尾山も然りでつまらない。
日向沢ノ峰から2時間近くかけ、やっと棒ノ折山に着いた。ここはにぎわっており、幼稚園ぐらいの男の子まで登ってきた。秩父方面が絶景で、遠く霞む大持山や武甲山も望めた。
後は下るだけだ。ただ、木製階段の下の土が洗われて、横木をまたぐか、上でバランスをとってステップしなくてはいけないので疲れる。岩茸石からは斜度50度はあろうかという杉林を一気に降りていく。一度林道を横断し、水場手前で転倒して向こう脛を打った痛さにぶつぶつ言いながら、再び同じ林道に出た。名栗川橋たもとの寺の前で着替え、バス停へ。バスは5分ほど遅れてきて、座席はいっぱいだった。立ち疲れて西武の飯能駅に着くと、特急が待ち構えている。ガラガラの17:35発「むさし号」で都会へ向かった。
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