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Yamareco

記録ID: 41361
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
富士・御坂

富士山(富士宮口)

2009年06月20日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
07:40
距離
7.6km
登り
1,392m
下り
1,377m

コースタイム

6:40新五合目-7:30新七合目-8:15元祖七合目-8:50八合目(アイゼン装着)9:05-10:10九合五勺-10:50富士宮口山頂部11:00-11:20剣ヶ峰(昼食)12:30-13:20八合目(アイゼン取外し)13:30-14:20新五合目
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2009年06月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
八合目(3220m)から雪渓直登
山頂部の雪は春雪というよりも冬雪に近く、スキーを担いで上ってきた人が大喜びしていました。
予約できる山小屋
八合目池田館
新五合目へ向かう途中、水ヶ塚公園から
2009年06月20日 05:44撮影 by  Caplio R4 , RICOH
6/20 5:44
新五合目へ向かう途中、水ヶ塚公園から
新五合目駐車場から南方面
2009年06月20日 06:19撮影 by  Caplio R4 , RICOH
6/20 6:19
新五合目駐車場から南方面
新五合目駐車場から山頂部を見上げる
2009年06月20日 06:19撮影 by  Caplio R4 , RICOH
6/20 6:19
新五合目駐車場から山頂部を見上げる
登山道入口の看板
2009年06月20日 06:39撮影 by  Caplio R4 , RICOH
6/20 6:39
登山道入口の看板
新七合目から宝永山
2009年06月20日 07:31撮影 by  Caplio R4 , RICOH
6/20 7:31
新七合目から宝永山
新七合目から愛鷹山
2009年06月20日 07:31撮影 by  Caplio R4 , RICOH
6/20 7:31
新七合目から愛鷹山
新七合目から山頂方面
2009年06月20日 07:32撮影 by  Caplio R4 , RICOH
6/20 7:32
新七合目から山頂方面
元祖七合目から山頂方面
2009年06月20日 08:17撮影 by  Caplio R4 , RICOH
6/20 8:17
元祖七合目から山頂方面
元祖七合目から南方面
2009年06月20日 08:17撮影 by  Caplio R4 , RICOH
6/20 8:17
元祖七合目から南方面
元祖七合目から宝永山
2009年06月20日 08:27撮影 by  Caplio R4 , RICOH
6/20 8:27
元祖七合目から宝永山
八合目から上ってきた方向を見下ろす
2009年06月20日 08:50撮影 by  Caplio R4 , RICOH
6/20 8:50
八合目から上ってきた方向を見下ろす
八合目から宝永山
2009年06月20日 08:51撮影 by  Caplio R4 , RICOH
6/20 8:51
八合目から宝永山
八合目からは山頂部までこの雪渓を直登
2009年06月20日 08:51撮影 by  Caplio R4 , RICOH
6/20 8:51
八合目からは山頂部までこの雪渓を直登
雪渓直登
2009年06月20日 09:09撮影 by  Caplio R4 , RICOH
6/20 9:09
雪渓直登
雪渓と九合目の小屋を見上げる
2009年06月20日 09:25撮影 by  Caplio R4 , RICOH
6/20 9:25
雪渓と九合目の小屋を見上げる
富士宮口頂上部
2009年06月20日 10:53撮影 by  Caplio R4 , RICOH
6/20 10:53
富士宮口頂上部
2009年06月20日 10:54撮影 by  Caplio R4 , RICOH
6/20 10:54
富士宮頂上部から上ってきた雪渓を見下ろす
登山者が次々上ってきます
2009年06月20日 10:54撮影 by  Caplio R4 , RICOH
6/20 10:54
富士宮頂上部から上ってきた雪渓を見下ろす
登山者が次々上ってきます
山頂部 向こうは白山岳
2009年06月20日 11:01撮影 by  Caplio R4 , RICOH
6/20 11:01
山頂部 向こうは白山岳
剣ヶ峰を目指す
2009年06月20日 11:01撮影 by  Caplio R4 , RICOH
6/20 11:01
剣ヶ峰を目指す
山頂標識、三角点
2009年06月20日 11:21撮影 by  Caplio R4 , RICOH
6/20 11:21
山頂標識、三角点
お鉢の底
2009年06月20日 11:21撮影 by  Caplio R4 , RICOH
6/20 11:21
お鉢の底
剣ヶ峰山頂から富士宮口頂上部方面
2009年06月20日 11:22撮影 by  Caplio R4 , RICOH
6/20 11:22
剣ヶ峰山頂から富士宮口頂上部方面
2009年06月20日 11:22撮影 by  Caplio R4 , RICOH
6/20 11:22
剣ヶ峰山頂から 先にはうっすら奥秩父の山々
2009年06月20日 11:30撮影 by  Caplio R4 , RICOH
6/20 11:30
剣ヶ峰山頂から 先にはうっすら奥秩父の山々
南アルプス南部
2009年06月20日 11:30撮影 by  Caplio R4 , RICOH
6/20 11:30
南アルプス南部
南アルプス中央部(赤石・荒川三山など)
2009年06月20日 11:30撮影 by  Caplio R4 , RICOH
6/20 11:30
南アルプス中央部(赤石・荒川三山など)
南アルプス北部(白峰三山・甲斐駒など)
2009年06月20日 11:31撮影 by  Caplio R4 , RICOH
6/20 11:31
南アルプス北部(白峰三山・甲斐駒など)
八ヶ岳
2009年06月20日 11:34撮影 by  Caplio R4 , RICOH
6/20 11:34
八ヶ岳
山頂でのんびりランチ
2009年06月20日 11:58撮影 by  Caplio R4 , RICOH
6/20 11:58
山頂でのんびりランチ
富士宮口下山開始(見下ろせば駿河湾)
2009年06月20日 12:44撮影 by  Caplio R4 , RICOH
6/20 12:44
富士宮口下山開始(見下ろせば駿河湾)
2009年06月20日 13:56撮影 by  Caplio R4 , RICOH
6/20 13:56
2009年06月20日 13:56撮影 by  Caplio R4 , RICOH
6/20 13:56
2009年06月20日 14:19撮影 by  Caplio R4 , RICOH
6/20 14:19
2009年06月20日 15:26撮影 by  Caplio R4 , RICOH
6/20 15:26
撮影機器:

感想

20日土曜日、梅雨の間の貴重な晴れ間にとうとう日本最高峰の富士山に日帰り登山してきました。
これまで、富士山は登った山からその端正な形を拝む山でしかなかったのですが、標高ベスト10のうち残り2山(富士山、大喰岳)を何とか今シーズン制覇したいなあということで、山開きして混雑する前に登ってしまおうということで、事前にネットで色々情報を確認し、今回決行というわけです。

富士山の登山ルートは全部で4コース。その中で「一番標高差が小さい」「安く行ける」「南面なのでたぶん一番残雪が少なそう」ということで選択した静岡・富士宮口からのピストンコースは、標高差1396m。剣ヶ峰までの標準コースタイム(登り5時間35分)(下り3時間45分)。それなりに大変そうですが何とか日帰りできそうです。

朝3時起床で4時前に自宅出発。京葉道・首都高・東名高速で富士山を目指します。途中の厚木あたりでは弱い雨、御殿場あたりでも曇天で富士山には全くお目見え出来ません。これはガスガスの中を眺望もない山行になるかもという不安を覚えつつ、富士の裾野に拡がる広大な演習場の横を通り過ぎて徐々に富士山に近づくと、突然目の前の新緑の樹林の間から雄大な富士山が見えてきました。近づくにつれ、天候もどんどん回復してきて富士山もハッキリ。

6時 新五合目駐車場到着(標高2380m) 駐車場には既に車が10台ほど。眼下に薄い雲海、振り返って見上げる先には青空と富士山、眺望も期待できそうです。

6:40 新五合目スタート
火山礫の道をひたすら山頂目指して歩きます。梅雨の合間の晴天ということで同じように山頂を目指す人が結構います。

7:30 新七合目・休憩(2790m)

8:15 元祖七合目(3030m)
いつのまにか標高3000mを超えています。完全に雲海の上、青空が眩しい。

8:50 八合目・休憩(3220m)
ここまでは雪の全く無い夏道でしたが、この小屋から先は一面に拡がる雪渓の直登ということで、ここでほぼ全員がアイゼン装着しています。私もストックを仕舞ってピッケルと12本爪アイゼンで完全雪山登山モードにチェンジ。

9:05 八合目からアイゼンで雪渓直登スタート
春雪のやわらかい斜面は、滑落の心配もなく、先行者の足跡を辿ってどんどん高度を稼ぎます。夏道と違って自分の歩幅・ルートで歩けるので、アイゼン装着による足裏のバネを使えないハンデもそれほど苦になりません。

10:10 九合五勺・休憩(3550m)山頂部はもうすぐそこ。あとひと踏ん張り。

10:50 富士宮口の頂上部に到着・休憩
山頂部にはまだ雪がたっぷり。鳥居もお店も雪の中です。登ってきたところを見下ろすと、どんどん登山者が雪渓を登ってくるのが見えます。さあ最高峰の剣ヶ峰まで、あともうちょっと。山頂部のこの季節にしてはサクサクの気持ちの良い雪の上を歩いて剣ヶ峰を目指します。

11:20 日本最高峰の富士山剣ヶ峰
先行登山者がすでに5〜6名。アイゼンを外してまったりしています。
青空の下、本当に風も弱くて過ごしやすい山頂です。
富士山頂上部のど真ん中の火口部を覗いたり、山頂の建物の裏側にまわって南アルプスを眺めたり、そしてゆっくりランチを楽しんだりで1時間以上もゆっくりしちゃいました。

そうそう、スキーを担いで登ってきた人も何人かいて、サイコーの雪質を楽しみながら火口に向かって滑り降りてました。
12:30 のんびり山頂で過ごし、いよいよ下山です。

富士宮口山頂部から、うっすらと駿河湾も見通せる一面の雪面を気持ちよく下ります。雪渓後半部は北穂で楽しんだときと同じようにシリセード! 普通のズボンのままシリセードしたのでお尻部分はグッショリ濡れてしまいましたが、風もなくて直射日光が眩しくて暖かかったので、全然平気。

13:20 あっという間に八合目 雪面下りは楽しいですね。
ここでアイゼンを外し、火山礫の道を下ります。雪面に較べると夏道は全然楽しくありません。

天気はまだまだ良いながらも、山頂部には雲がかかりはじめたようで、徐々に天気は下り坂のようです。

14:20 新五合目駐車場にゴール
駐車場は満車状態で観光客で新五合目はごった返していました。

土産物屋さんで登頂記念に山バッヂを買い、西船橋の自宅に向けて車スタート。

朝に寄った水ヶ塚公園によって、富士山全景を写真に撮りましたが、すっかりガスに覆われはじめた富士山に変貌していました。改めてお天気に恵まれた山行に感謝です。

東名高速は中央高速に較べれば渋滞も殆どなく、最後に首都高の事故渋滞で時間ロスはありましたが、18時半に無事家に帰りつくことができました。お疲れさんでした。

今回改めて認識したのが、意外にアクセスが近く、富士宮口からなら標高差1400m弱、八ヶ岳・南アルプス・ましてや北アルプスまで強行軍するのよりも全然日帰り山行範囲内の山でした。
クサリ場もロープも無く、火山礫の斜面を延々上り下りするコースでしたが、この季節なら雪渓・アイゼン山行もあるので予想以上に楽しめました。

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コメント

あなたの記録で決断しました。
ちょっとずらそうかと思っていましたが

土曜日、同じルートで行ってみます。
2009/6/26 4:57
お役に立てたのならうれしいです
>roqskeさん
私の山行記録がお役に立てばうれしいです。

完全に山開きしてしまうと、人が多くて登山を楽しめなくなるし、寒すぎることもないけど雪渓歩きもできる山開き前というのが一番富士山 登山に良い時期なんではないかなと。

山行記録、楽しみにしています。
2009/7/1 23:00
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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