スキーで黒部五郎岳(飛越新道から)
- GPS
- 22:19
- 距離
- 44.0km
- 登り
- 2,987m
- 下り
- 2,980m
コースタイム
天候 | 初日 晴れ 微風 二日目 晴れ 微風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
神岡町から県道484号でのみ開通しているが、狭小の山岳路。高山市側(双六渓谷)の山吹峠は4/下旬まで冬季閉鎖のため、平湯方面からは遠回りとなる。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【出発地〜飛越トンネル】 融雪が進み法面からの雪崩跡も数ヶ所あった。半分以上はスキー可能だが勾配がなく走らない。 【飛越トンネル〜北ノ俣避難小屋】 スノーブリッジがありトンネルの南側の尾根から取り付けた。樹林帯区間で微妙な起伏が多い。復路では、寺地山から尾根間違いに注意。 【北ノ俣避難小屋〜黒部五郎岳】 早朝は雪が締まり歩きやすい。北ノ俣〜中俣乗越へのトラバースでもエッジが噛み高速で通過できた。赤木岳下部に雪庇が連続して発達しており歩行は避けたいため、復路では尾根上を通過。黒部五郎岳の山頂直下ではシートラーゲン+アイゼン。滑走時はまだ硬めだったが、ウマ沢、赤木沢などは緩み始めていた。 |
写真
感想
_Fujicoさんにお誘い頂いて、北ノ俣ベースで交流山行でした。
今回は、1. 除雪されていない林道からのアプローチ、2. 寺地山までの雪山尾根歩き、そしてメインである 3. 北ノ俣〜黒部五郎満喫、のみっつからなっている。
1,2とも長く体力を使ったけれど、3 の素晴らしさにすべて吹き飛んだ。北ノ俣岳の稜線に立つと真っ白な黒部源流の山々、見渡すと槍ヶ岳まで絶景。中俣乗越まではスキーであっと言う間で黒部五郎岳の山頂も踏め、さらに滑走できるという至福。一泊二日の行程では叶わなかったが、今度来る時は、赤木沢やウマ沢にも入ってみたい(めちゃそそられたがトラバースで通過)。そのための体力をもっと付けなければ。
雪融けの進行や寺地山以下の細かな起伏ではスキーの機動力を活かしにくく(最終的にはトンネルまでの下りもシールを付けたままでこなした)時間が読み難かったが、いい経験になった。また、両日ともとても天気が良かったが非常に喉の渇きを感じた。これからの時期は飲料水を更に多めに持っていきたい。
兎にも角にも。この頃貴重になった晴れの週末をしっかり満喫、充実した山行でした。
Shzさん達をお誘いし、黒部五郎岳への交流山行でした。まさか4人も集まるとは!!!!
昨年10月末に偵察したおり、満を持して、北の俣岳方面へのスキー山行になりました。
(自身10回目の北の俣岳でもありました)
1日目
和佐府から飛越トンネルまで、数か所、板を付け外しながら。雪崩も3か所あったので、GWもシートラ必須かと思います。
(復路は雪解けが進んで、シートラが長かった)
飛越トンネルからは鉄塔に向かって、尾根に乗る。小屋までは快適な稜線歩き。
偵察の内容を元に、小屋脇の水道も開通させました(長かった)
2日目
避難小屋から北ノ俣まではあっという間のシール歩行。
黒部五郎への登りは、途中から、シートラに切り替える。
(ganさんのトレースや、kawazakanaさんの直登は逞しかった)
復路では、赤木岳の雪庇を回避したく、とても暑い尾根歩き(このころから、高度障害もあり、皆さんに離されていった。体力つけます)
北ノ俣岳バックカントリースキー場は、私でも楽しめる程度でしたw
それ以降は緩やかな上り下りで、時間がかかった(冬季とは違ったシールの使い方がよいかもだし、冬季は旧道の神岡新道経由が合理的に思いました)
ともあれ、チャンスに恵まれた山行でした〜!!!
Shzさんにお誘いいただき、黒部五郎岳へ交流山行へ。
飛越トンネルから入るのは初めて。黒部五郎は去年の夏山シーズンに以来となる。
1日目
除雪終了点から飛越トンネルまでしばらくは雪が切れていたところもあり、板を付け外しながら登る。
復路は雪解けがさらに進み、かつ勾配がないので難儀した。
飛越トンネル入り口て小休止ののち南側の小尾根に取り付く。トレースがあったのでありがたく使わさせていただいた。樹林帯の中を快適な尾根歩きで進む。北ノ俣避難小屋までは目立った登りもなくここも快適な尾根歩きだった。
往路はシールを外して進んだが、意外と手こずった。シールつけたままの方が良かったかも。
2日目
北俣避難小屋を4時半に出発。
北ノ俣ゲレンデと言えるほどの大斜面が広がる。日の出前だったので雪は硬く、不安なのでクトーを装着した。稜線に出るところで若干斜度が急になるがあまり問題にはならなかった。
北ノ俣岳からは稜線の東側をずーっとトラバースしていく形で進むことができた。雪もそれなり緩んでいた。黒部五郎への登りは、初めはスキーを履いて行ったが、途中から雪が硬く締まりだしたのでシートラに切り替える。しばらく登ると山頂到着。天気が良かったので、槍をはじめとする北アの山々が一望できた。この瞬間は毎回山スキーやってよかったな〜と感じる。黒部五郎からの滑走は、カリカリありモサモサありでそれなり難儀した。
北ノ俣岳に向かって、行けるところまでまた稜線の東側をトラバース。途中でシールをつけて、雪庇の下を通らないように稜線へ登り返す。北ノ俣岳までは超快適な稜線歩き。風もなくとても暑かった。
北ノ俣岳からは避難小屋に向かって大斜面を滑走する。快適な春ザラメを期待したが、ところどころストップスノーであまり快適でなかった。避難小屋に寄ってデポした荷物を回収し、下山する。明確な登り以外はシールを外していたが、なんだかんだでシールつけたままの方が早かったのではと思う。
飛越トンネルまで降りきり、林道を進むが走らない雪&林道を分断したデブリ及び土石流&雪解けにより何回も板の付け外しを行った。すごく難儀した。
今回は交流山行にお誘いいただいて、かつ黒部五郎の山頂も踏むことができてとても充実した2日間でした。
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