春の花を探しに北比良峠から堂満岳へ
- GPS
- 06:44
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 1,089m
- 下り
- 1,084m
コースタイム
- 山行
- 6:02
- 休憩
- 0:41
- 合計
- 6:43
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ダケ道は神璽谷源頭手前まで残雪はありませんでしたが、北比良峠の手前と奥の深谷には多くの残雪がありました。トレースがあり、渡渉地点は木橋も設置されて迷うことはありませんでした。踏み抜きも殆どなかったです。奥の深谷中間点付近で一ヶ所だけ渡渉する箇所がありましたが、対岸の杉に赤ペンキマークが目印になり、川幅が狭い所を渉りました。 その先の木橋の所の案内に沿って進んだら行き詰ったので、戻って橋を渡って左方向に進むと新しい標識がありました。 金糞峠から堂満岳は崖の縁に付けられた道です。転落注意箇所があります。一部残雪がありました。 堂満岳からの東レ新道は山頂直下が厳しい急坂です。木の幹や枝を掴みながら標高差で100m程下降します。その後はブナの純林の中に緩やかな道がしばらく続きます。木の幹に赤ペンキの丸印が短い間隔でありますので、道が判らなくなったら周囲を見渡すと良いです。 その後は沢を下る箇所もありますが、登山口まで総じて緩やかな山道です。 |
写真
感想
比良は例年2月、4月、8月、11月頃に歩いているが、コロナでしばらく自粛していて2020年11月以来、春の花を目的としたのは2019年4月以来となった。
ヤマレコで釈迦岳の近くに咲いている情報があったので、その場所に行ってみようと思った。
歩きなれたダケ道を登って北比良峠に出て、稜線沿いに釈迦岳に至り、大津ワンゲル道か旧リフト沿いの道を下るコースを予定した。
北比良峠で昼食休憩中に奥の深谷を歩きたくなったのと、バイカオウレンがもう咲いているのではないかと思ったので、そちらを歩いてみることにした。
多くの残雪を踏みしめて奥の深谷を歩いて金糞峠に出たら、引き返して釈迦岳に向かう気持ちがなくなったが、正面谷を降りたくなかったので堂満岳に登り、東レ新道を下山した。
目的のバイカオウレンは過去に咲いていた場所で見頃、奥の深谷では数輪咲いていただけ。堂満岳付近では新たに咲いているのを見つけた。
イワナシは蕾、ショウジョウバカマは咲き始め、イワウチワは数か所で見頃だった。
ダケ道のイワカガミはまだ蕾も出ていなかった。
例年より早かったので斜面に点在する満開のタムシバを堪能することができた。特に堂満岳山頂直下の急坂の下に広がるブナ林で咲き誇るタムシバは見事であった。
ミツバツツジは麓では見頃だったが、中腹より上ではまだ咲いていなかった。
今回、比良で久しぶりに本格的な山歩きができて大満足ではあったが、以前は苦にならなかったダケ道がしんどいと思ったし、残雪の上ではバランスを崩しやすくなったりと、歳を重ねた結果が顕著になりつつあることを実感した。
以前のように速足で歩くのではなく、ゆっくりと周囲の景色や花を愛でながら歩いていければ良いなと思っている。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する