ユーシン 〜 臼ヶ岳 残雪の朝日向尾根

2014年03月16日(日) [日帰り]

• GPS: 07:30
• 距離: 26.6km
• 登り: 2,054m
• 下り: 2,065m

コースタイム

06:00 西丹沢県民の森(石棚山登山口)
06:33 玄倉林道ゲート
07:50 ユーシンロッジ 07:55
10:05 臼ヶ岳 10:20
11:45 ユーシンロッジ
12:52 玄倉林道ゲート
13:30 西丹沢県民の森(石棚山登山口)

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

西丹沢県民の森・石棚山登山口脇の路肩に停めさせてもらいました。
※WCあり

コース状況／危険箇所等

【西丹沢県民の森】
　⇒　舗装路です。随所で拳大の落石がありますが通行に支障はありません。

【玄倉林道】
　⇒　積雪はありません。雪は林道脇に僅かに残っている程度で危険な個所はありません。時折　　　玄倉の発電所付近の工事車両が往来するので、この点は注意が必要です。
　　　※私の場合は、3台（ワンボックス1台、トラック2台）行き会いました。

【朝日尾根】
　⇒　標高1000m付近までは融雪が進んでいますが、それ以上は高度が上がるにつれて雪の量　　　が増します。ただ、表面は比較的締まっていたのでアイゼンなしでも登れます。
　　　※私の場合は、気温上昇につれて雪が緩くなり出したので臼ヶ岳山頂手前・標高1250m　　　　付近からアイゼン(6本歯)を着けました。

写真

3/18 6:17

西丹沢県民の森内の道標です。

3/16 6:37

玄倉林道のゲートです。この手前に駐車場がありますが、午前6時半の時点で2台停まってました。

3/16 7:15

玄倉ダム脇の滝。雪解け水で勢いがあります。

3/16 7:16

石崩隧道です。

3/18 6:17

玄倉ダムの水門は上げられていました。今まで何度か通っていますが初めてです。（下流側から）

3/16 7:17

いつもは、ここに青々とした水が湛えられてますが、今日は口を開けたゲートに吸い込まれていくようです。（上流側から）

3/16 7:34

玄倉林道は路肩に雪は残るものの路面はこんな感じでした。

3/16 7:51

轍の水溜りはしっかり凍っていました。

3/16 11:53

玄倉川に架かるユーシンロッジへの橋の上から。上流方面をパシャ！

3/16 7:55

ユーシンロッジまで来ました。

3/16 8:06

今日は道標の無い「朝日向尾根」を使って臼ヶ岳を目指します。念のため地図とコンパスを用意しました。

3/16 8:06

ユーシンロッジのWC。この脇から裏手の尾根に上がります。

3/16 8:14

ユーシンロッジ裏の尾根に小さなミツマタの群落がありました。1週間後あたりが見頃でしょうか。

3/16 8:29

道標はありませんが、所々にこのようなペイントマーキングがされてました。ただこれは古いもののようです。

3/16 8:34

こちらはリボンによるマーキング。結構マメにつけられていました。

3/16 8:42

明るい感じの尾根が続きます。

3/18 6:19

1000mを超えたあたりから次第に雪が出てきます。ただ、表面は比較的締まっていてこの辺りではアイゼンは必要ありませんでした。

3/18 6:19

小虎杖ノ頭からの同角ノ頭。

3/16 9:06

天気よし！

3/16 9:10

小虎杖ノ頭から北北東の方面に臼ヶ岳が見えます。まだまだ遠い…。

3/16 9:16

小虎杖ノ頭から一旦下ると西側方向になだらかな斜面が広がります。地図で見るとユーシン沢の源頭部に続いている斜面のようです。

3/16 9:17

180°振り返ると東側には箒杉沢ノ頭が見えました。

3/16 9:18

次第に気温が上がって来て、雪がグジュグシュし出しました。

3/16 10:10

臼ヶ岳に到着しました！振り返ったショットです。

3/16 10:11

表尾根方面。

3/18 6:20

箒杉沢上部？しっかり雪が残っています。

3/16 10:13

臼ヶ岳からの蛭ヶ岳。凛々しい姿に感動しました。

3/18 6:20

同じく蛭ヶ岳。

3/16 10:15

主脈線上の道標。ここから檜洞丸を目指そうとしたものの…。

3/16 10:29

トレースなく、ピストン決定！来たルート戻ることにしました。

撮影機器：

SZ-11 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

akappage

ユーシン〜臼ヶ岳へ直登する朝日向尾根に初めて登りました。当初の予定では、臼ヶ岳から檜洞丸に回り、テシロノ頭から石棚山を経て西丹沢県民の森に下る周遊ルートを予定していました。

朝日向尾根は道標は無いものの、マーキングと先行者のトレースに助けられて難なく登ることが出来ました。小虎杖ノ頭を超えた臼ヶ岳への最後の登りは結構きつかったです。

臼ヶ岳に着くと先行の方が山頂で写真を撮っていました。その方と話したら、「檜洞から先の石棚山稜コースは、雪で難渋するかも知れないよ…」と言われ急遽ピストンに変更。その方は、チェーンスパイク、12本歯、ワカン、ピッケルまで装備していらして、話しを聞いていると、雪の季節の丹沢にかなりの経験を積んでいるようでした。私は6本歯の簡易アイゼンのみのビギナーなので潔く来た道を引き返すことにしました。

帰りのことを考えて西丹沢県民の森の石棚山登山口に車を停めていたので、ピストンとなると最後の最後に玄倉林道から約250m登ることになります。しかし軽装備で状況の分からない石棚山稜に入るのは良くないと考え直し、来た道をひたすら戻ることに。

案の定、最後の西丹沢県民の森約2.6kmの登りは結構きつかったです！

とは言え初めての朝日向尾根を雪景色の中歩くことが出来て、とても楽しいハイキングでした。