爽快‼【霊仙山を反時計廻りで】

2022年04月17日(日) [日帰り]

• GPS: 07:06
• 距離: 11.6km
• 登り: 964m
• 下り: 964m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:13
• 休憩: 1:42
• 合計: 6:55

距離 11.6km 登り 974m 下り 964m

7:34 今畑登山口
8:29 8:42 笹峠
9:27 9:43 近江展望台
10:12 10:14 南霊仙
10:44 南霊山
11:03 11:31 霊仙山最高点
11:44 11:47 霊仙山
11:51 霊仙山三角点最高点分岐
12:01 12:07 経塚山 九合目
12:25 榑ヶ畑道八合目・お池
12:35 12:45 榑ヶ畑道七合目・お猿岩
12:48 12:51 榑ヶ畑道六合目
13:02 13:09 榑ヶ畑道五合目・見晴台
13:16 榑ヶ畑道四合目
13:19 13:23 大洞谷源頭
13:26 榑ヶ畑道三合目
13:34 13:42 榑ヶ畑道二合目・汗ふき峠
14:16 14:18 落合登山口
14:29 今畑登山口

天候

晴れ　午後から徐々に下り坂　微風
【気温】今畑登山口：8℃　　最高点：15℃　　落合集落：17℃

アクセス

利用交通機関：

自家用車

国道306号を進み「久徳」から県道17号へ ⇒「河内の風穴」を目指し ⇒
権現谷の分岐を右に見送り北上 ⇒対向車が気になる道で今畑の廃村へ⇒
今畑登山口を過ぎた先に駐車場が。

小さな落合登山者山者駐車場は7時前にはすでに満車でした。
少し戻った今畑登山口近くの路肩に駐車しました。

コース状況／危険箇所等

福寿草のシーズンはもう幕切れですね。
山芍薬は蕾の膨らみを確認できた程度です、

写真

4/17 7:45

《今畑の廃村》
生活の息吹を感じる水汲み場。

4/17 7:46

《今畑の廃村》
当時は生活道だったのだろう。

4/17 7:57

新緑の季節になりました。

4/17 8:13

ヒトリシズカ

4/17 8:17

エンレイソウ

4/17 8:28

笹峠手前の展望地から仰ぐ近江展望台。

4/17 8:29

《笹峠》
そろそろ休みませんか・・・。

4/17 8:49

気持ちの良いブナ林。

4/17 8:59

頭陀ヶ平、御池岳〜茶野の稜線、そして間近に鍋尻山。

4/17 9:00

振り返ると笹峠の奥に鍋尻山が。

4/17 9:11

この迫力は鈴鹿でもトップクラスだろう。

4/17 9:11

長浜市街地と琵琶湖、そして対岸は高島トレイルの山並みかな。

4/17 9:17

呼吸を整えたら、もうひと踏ん張りだ。

4/17 9:22

スミレ

4/17 9:29

《近江展望台》
さあ〜、爽快な尾根歩きを楽しもう。

4/17 9:50

山芍薬はまだ蕾。

4/17 9:56

ハシリドコロ（有毒植物）

4/17 10:01

終わってしまった福寿草。

4/17 10:06

森林限界を越えたような開放感がたっぷり。

4/17 10:11

南霊仙に僅かに残っていた。

4/17 10:12

オニシバリ

4/17 10:15

南霊仙の鞍部から眺める最高点から山頂へと続く山頂部の様子。

4/17 10:20

ヤマネコノメソウ？

4/17 10:22

諦めていた群落が残っていた！
ネコノメソウと福寿草。

4/17 10:25

これは初々しいな〜。

4/17 10:26

雪融けが遅れたのかな？

4/17 10:26

葉が伸びるまでしばらく楽しめそうだね。

4/17 10:28

福寿草、残雪、青空。

4/17 10:28

青空と花園。

4/17 10:29

池はまだ雪に閉ざされたままだった。

4/17 10:32

群生地を離れ、最高点へ向おう。

4/17 10:39

西南尾根を振り返る。

4/17 10:45

烏帽子〜三国岳の稜線と頭陀ヶ平〜御池岳、鈴ヶ岳を望みながら。

4/17 10:48

足元に揺れるヒロハノアマナ。

4/17 10:53

幾里山〜ソノドの稜線を間近に望む。

4/17 11:06

《最高点》
西南尾根を眺めながら食事にしましょう。

4/17 11:34

次は山頂（三角点）へ向いましょう。

4/17 11:36

経塚山と避難小屋を見つめるような伊吹山。

4/17 11:38

ヒロハノアマナ

4/17 11:44

《山頂（三角点）》
三角点峰が山頂です。（三角点名：霊仙山）

4/17 12:04

ショートカットせず、九合目となる経塚山にも寄っていきましょう。

4/17 12:21

山の大きさを実感する眺めだ。

4/17 12:24

カルスト地形の境界尾根と青空。

4/17 12:27

霊山神社（霊仙ではない）の御神体：お池。「お虎ヶ池」は通称だって。

4/17 12:33

自然は熟練の庭師のようだね。

4/17 12:37

お猿岩：どの岩がお猿なんだろう？
目の前は西峰と呼ばれるピークかな・・・・。

4/17 12:46

そろそろ広大なカルスト台地ともお別れです。

4/17 13:03

ヒトリシズカ

4/17 13:08

山芍薬の群落

4/17 13:32

馬酔木

4/17 13:38

汗拭き峠のハルリンドウ

4/17 13:50

以前より上流に移った大洞谷の徒渉点。

4/17 13:55

ミヤマカタバミがいっぱい。

4/17 14:09

キケマン。

4/17 14:23

落合駐車場の桜。

4/17 14:25

スズシロソウ

4/17 14:26

ヤマルリソウ

4/17 14:31

無事周回終了、お疲れ様でした。

撮影機器：

Canon IXY DIGITAL 910 IS Canon

感想

onetotani

恒例の福寿草を追いかける登山も今年はどうもタイミングが合わず
機会を逸していたが、今回Sさんが企画する山行に同行して今畑からの
周回登山に出向くことにした。

醒ヶ井養鱒場からの林道歩きを避けて今畑からスタートするという
計画の心配事がいきなり現実になってしまった。
集合時間より早めに到着した落合の駐車場はすでに満車だった。
今畑の集落側に残り少ない僅かなスペースを見つけてやっと駐車。
他の駐車スペースを探しているところに良いタイミング到着した
メンバーも、なんとか駐車する事が出来て一安心。これで計画通り
出発できそうだ。

何度も登った霊仙山だが、今畑登山口から反時計回りで歩くお山は
新鮮だった。
笹峠に近づくと姿を現すピラミッドのような近江展望台。
穏やかな笹峠から一転してアキレス腱が伸びるようなカレンフェルトの
急登。登りきった展望台から望むアルプスのような岩稜が続く西南尾根。
振り返って眺めた景色と違い、常にそれらの景色を目の前にして歩く
感覚が新鮮で、初めてのお山に来たようだった。

近江展望台から南霊仙にかけては福寿草の群落が見られるエリアなので
少し道を外して歩いてみるが、見られるのはバイケイソウの群落ばかりで
すでに福寿草の季節は終わり、南霊仙の斜面に僅かに残るだけだった。
残念な気持ちで南霊仙の鞍部に出て最高点へ向かうが、池の周囲も
見逃せない場所だ、悔いを残さないように念のために下ってみると
あちこちに群落が見られた。

まだ雪に覆われた池の周囲は雪融けが遅れたせいか、茎も短く
地面から直接花が開いたような新鮮な福寿草が群落を作っていた。
数メートル離れた環境の違いでこれほど成長具合が違うのか・・・。
もうこれで花見モードは終わりにして西南尾根へ戻ろう。
そして眺望に恵まれた開放的な各ピーク、ドリーネが点在する広大な
カルスト台地を満喫して、汗拭き峠から大洞谷の右岸に絡んだ下りに
かかると崩落ヶ所があるのかな？大幅に短縮して左岸へ徒渉するように
ルートが変わっていた。

増水した谷の徒渉が心配だったが、上流に変わった徒渉点は谷幅も狭く
何の問題も無かった。カタバミが咲き乱れる左岸を進むと、
大きく崩れた右岸の崖にトラロープだけが揺れていた。