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Yamareco

記録ID: 4188613
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
日高山脈

エサオマントッタベツ岳〜札内岳〜十勝幌尻岳

2022年04月17日(日) 〜 2022年04月18日(月)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
30.4km
登り
2,519m
下り
2,529m

コースタイム

1日目
山行
8:28
休憩
0:09
合計
8:37
4:15
70
スタート地点
5:25
5:30
184
8:34
0:00
154
主稜線分岐
11:52
0:00
60
12:52
宿泊地(1680mコル)
2日目
山行
7:12
休憩
0:35
合計
7:47
5:45
47
宿泊地(1680mコル)
6:32
6:40
210
10:10
10:37
123
12:40
0:00
52
ピリカペタヌ沢
13:32
ゴール地点
天候 4/17 早朝だけ晴れ→曇り ガス
4/18 曇り→晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
戸蔦別川林道は戸蔦別川橋の少し先まで入れた
雪が溶ければびれい橋まで入れそう
コース状況/
危険箇所等
神威北東尾根取り付き〜十勝幌尻岳北尾根中盤までアイゼン
他はほぼツボ足
戸蔦別川橋の数百メートル先、路面に雪が出てきたところから出発。
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戸蔦別川橋の数百メートル先、路面に雪が出てきたところから出発。
去年の夏の時点での通行止め地点はきれいに修復されていた。
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去年の夏の時点での通行止め地点はきれいに修復されていた。
雪が解ければ車でびれい橋までは入れそうだ。
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雪が解ければ車でびれい橋までは入れそうだ。
びれい橋の先は積雪も多くなり、崩れたところもそのまま。
ただこの辺りも近いうちに修復されるのだろう。
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びれい橋の先は積雪も多くなり、崩れたところもそのまま。
ただこの辺りも近いうちに修復されるのだろう。
アイゼンを装着して神威北東尾根に取り付く。
部分的に笹薮を漕ぐところもあるが、雪はだいたい繋がっている。
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アイゼンを装着して神威北東尾根に取り付く。
部分的に笹薮を漕ぐところもあるが、雪はだいたい繋がっている。
800mあたりまで来るとすっきりした雪の斜面に。
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800mあたりまで来るとすっきりした雪の斜面に。
910mあたりの平坦地、ここは雪解けが早いけど鹿道がついている。
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910mあたりの平坦地、ここは雪解けが早いけど鹿道がついている。
尾根の雪は締まって歩きやすい。
複数名のトレースがついていて、それなりに入山者がいるようだ。
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尾根の雪は締まって歩きやすい。
複数名のトレースがついていて、それなりに入山者がいるようだ。
目指すエサオマンが見えてきた!
が、この後すぐに雲に覆われてしまう・・・。
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目指すエサオマンが見えてきた!
が、この後すぐに雲に覆われてしまう・・・。
これから歩く札内岳〜エサオマントッタベツ岳の稜線。
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これから歩く札内岳〜エサオマントッタベツ岳の稜線。
ピパイロ岳〜伏美岳〜妙敷山。
北側はまだ青空が広がっている。
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ピパイロ岳〜伏美岳〜妙敷山。
北側はまだ青空が広がっている。
・1488を過ぎると雲がどんどん下がってきた・・・。
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・1488を過ぎると雲がどんどん下がってきた・・・。
主稜線の少し下にテントがあった。
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主稜線の少し下にテントがあった。
主稜線に合流。ガスって視界は悪い。
神威岳は昨年の同時期に登頂しているのでスルーした。
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主稜線に合流。ガスって視界は悪い。
神威岳は昨年の同時期に登頂しているのでスルーした。
主稜線を南下していくと、先ほどのテントの持ち主の方とすれ違う。
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主稜線を南下していくと、先ほどのテントの持ち主の方とすれ違う。
雪庇が崩れかけて深い亀裂が入っている。
「落ちる人が後を絶たない」とはこれのことか。
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雪庇が崩れかけて深い亀裂が入っている。
「落ちる人が後を絶たない」とはこれのことか。
場所によっては日高側の雪のないところを歩く。
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場所によっては日高側の雪のないところを歩く。
1490mの最低コルからの登り返し。
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1490mの最低コルからの登り返し。
ヤバそうな雪庇がいたるところにある。ここも日高側を歩いた。
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ヤバそうな雪庇がいたるところにある。ここも日高側を歩いた。
ピッケルに換装し、エサオマンへの急斜面を登る。
クラストしているが、ハイマツが出ているのでそこまで緊張感は高くない。
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ピッケルに換装し、エサオマンへの急斜面を登る。
クラストしているが、ハイマツが出ているのでそこまで緊張感は高くない。
1880mの北ピーク?から先もかなり雪解けが進んでいる。
ガスっていなければ左手に北東カールを見下ろせるはずだが・・・
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1880mの北ピーク?から先もかなり雪解けが進んでいる。
ガスっていなければ左手に北東カールを見下ろせるはずだが・・・
エサオマントッタベツ岳到着。
強風でゆっくりできる環境ではない。
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エサオマントッタベツ岳到着。
強風でゆっくりできる環境ではない。
札内JPまでの間も雪は少なく、夏に歩いた踏み跡が見えるくらいだった。
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札内JPまでの間も雪は少なく、夏に歩いた踏み跡が見えるくらいだった。
見覚えのあるテン場が現れたと思ったら札内JPだった。
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見覚えのあるテン場が現れたと思ったら札内JPだった。
札内JPから札内岳へ進むと稜線は細くなってくる。
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札内JPから札内岳へ進むと稜線は細くなってくる。
岩も出てくるが、上から越えるのは特に難しくなかった。
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岩も出てくるが、上から越えるのは特に難しくなかった。
・1816からは稜線は広くなり、最低コルに向かって下っていく。
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・1816からは稜線は広くなり、最低コルに向かって下っていく。
視界は無いし風も強いしで、なんだか気が乗らない。
時間は早いけど最低コルで雪洞を掘ることにした。
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視界は無いし風も強いしで、なんだか気が乗らない。
時間は早いけど最低コルで雪洞を掘ることにした。
雪が硬すぎて掘るのに3時間以上かかった。
しかし、苦労した甲斐あってとても快適な空間だった。
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雪が硬すぎて掘るのに3時間以上かかった。
しかし、苦労した甲斐あってとても快適な空間だった。
翌日。
朝からガスってるけど、とりあえず札内岳へ向かう。
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翌日。
朝からガスってるけど、とりあえず札内岳へ向かう。
雲の切れ間から札内岳が見えてきた。
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雲の切れ間から札内岳が見えてきた。
稜線は広く、雪庇も安定していて歩きやすい。
・1733を越えればあと少し。
3
稜線は広く、雪庇も安定していて歩きやすい。
・1733を越えればあと少し。
1年ぶりの札内岳到着。
北海道百名山のラストを飾った記念すべき?山だが、今回は縦走途中の通過点という感じだった。
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1年ぶりの札内岳到着。
北海道百名山のラストを飾った記念すべき?山だが、今回は縦走途中の通過点という感じだった。
札内岳からの下りはかなりの急斜面。
滑落しないように慎重に下った。
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札内岳からの下りはかなりの急斜面。
滑落しないように慎重に下った。
急斜面を下って、札内岳を振り返る。
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急斜面を下って、札内岳を振り返る。
ようやくガスが抜けてきて、十勝幌尻岳への稜線が見えてきた。まだまだ遠いな〜
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ようやくガスが抜けてきて、十勝幌尻岳への稜線が見えてきた。まだまだ遠いな〜
なかなかガスが抜けない札内岳。
3
なかなかガスが抜けない札内岳。
たて穴式雪洞の跡?があった。
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たて穴式雪洞の跡?があった。
・1602の周辺は細い稜線で、部分的に右側の雪のない所をトラバース気味に歩いた。
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・1602の周辺は細い稜線で、部分的に右側の雪のない所をトラバース気味に歩いた。
・1710への登り返しがしんどい。
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・1710への登り返しがしんどい。
主稜線から離れるにしたがってどんどん青空が広がっていく。
核心部で晴れてくれたら良かったのに・・・
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主稜線から離れるにしたがってどんどん青空が広がっていく。
核心部で晴れてくれたら良かったのに・・・
長かった稜線歩きもあと少し。
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長かった稜線歩きもあと少し。
十勝幌尻岳到着。
最近設置された標識・・・なぜ「十勝幌尻岳」ではなく「カチポロ」なのか??
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十勝幌尻岳到着。
最近設置された標識・・・なぜ「十勝幌尻岳」ではなく「カチポロ」なのか??
結局、札内岳より向こう側は最後まで姿を見せてくれなかった。
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結局、札内岳より向こう側は最後まで姿を見せてくれなかった。
北尾根を下る。ここもトレースがたくさんついていた。
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北尾根を下る。ここもトレースがたくさんついていた。
・826からはトッタベツヒュッテの方向へショートカットを試みる。
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・826からはトッタベツヒュッテの方向へショートカットを試みる。
しかし、600mあたりで雪が切れて笹薮漕ぎになってしまう。
・826からオピリネップ側の斜面も恐らく同じような状態なんだろうけど・・・。
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しかし、600mあたりで雪が切れて笹薮漕ぎになってしまう。
・826からオピリネップ側の斜面も恐らく同じような状態なんだろうけど・・・。
ピリカペタヌ沢に降りた。
右岸は進めなかったので渡渉して林道へ。
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ピリカペタヌ沢に降りた。
右岸は進めなかったので渡渉して林道へ。
ピリカペタヌ沢林道から戸蔦別川林道に合流。
数km歩いて車を回収した。
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ピリカペタヌ沢林道から戸蔦別川林道に合流。
数km歩いて車を回収した。

感想

北日高の神威岳、エサオマントッタベツ岳、札内岳、十勝幌尻岳はそれぞれピークハント済みだが、その間の稜線は歩いたことがなかった。今回はその四座を繋ぐ周回縦走をしてみた。

今回の核心部は神威〜エサオマン〜札内で、このあたりの稜線を景色を楽しみながら歩けたら良いな〜と思っていた。が、結果的には入山したタイミングが悪かったのか、ほとんどガスの中を延々と歩くことになってしまった。稜線上の雪はよく締まっていて、終始アイゼンで歩きやすい状態だったのは良かったんだけど・・・。神威北東尾根からエサオマンまでは残雪期なら日帰りも十分可能なのは分かったので、そのうち再訪してみたい。

稜線上はそこそこ風も強かったので、今回初めて雪洞泊をやってみた。雪がかなり締まっていて硬く、スコップが全然入らず、スノーソーで切り込みを入れてもブロックが切り出せない。雪同士ががっちりと結合している感じ。体がバキバキになりながらも何とか一人分のスペースを作った。雪洞の中は外の風の音もほとんど聞こえず、とても快適な空間で朝まで安眠できた。

帰り道、戸蔦別川林道の最終人家のところに「川をこわすな!砂防ダムはもういらない!」という黄色い看板が目に入った。登山者の視点では、ダム工事や林道の恩恵を受けて日高の奥地へ行けるのは楽ではある。しかし、今以上にアプローチが短縮されて人がたくさん入るようになったらこの山域の魅力も減ってしまうのかもしれない。

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