十勝岳 敗退
- GPS
- 04:17
- 距離
- 7.6km
- 登り
- 806m
- 下り
- 787m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り グラウンド火口付近は強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
かなりのカリカリ山だった |
その他周辺情報 | 白銀荘 →「サ道」という番組でサウナが有名になって、聖地になって、かなりサウナが混んでいた |
写真
感想
最近山スキーを始めた古くからの知人らと十勝岳へ!星も見たいとのことだったので札幌22時集合。車でドライブ。夜中の1時半ごろ、望岳台に到着。車外に出ると満点の星空だった。しかし、風が強く寒かったのか知人らはすぐに寝るとのこと。あらら、残念。僕は30分ぐらい撮影していた。天の川が綺麗だった。ISO感度6400、SS10s、f1.7で撮ってみた。まだノイズ多めだな。いつかフルサイズカメラとf1.4のレンズで撮影してみたいもんだ。車に戻ると知人達がシュラフを被ってもぞもぞと芋虫みたいに寝ていた。
美瑛富士から日が出てきた。快晴でとても気持ちの良い朝だ。ゆっくりと準備をして出撃。シャバシャバな雪を楽しみましょうよ!ん、昨年の5/7より雪が少ない。そしてカチカチだ。まあ天気も良いので緩むんでないかと考えていた。しかし避難小屋を過ぎてもまだカチカチで雲も増えてきた。少し斜度がでてきた。スキー組はクトー、ボーダーのパシ彦はアイゼンを履いていく。今年山スキーデビューした知人Oはカチカチな斜面でクトーは初めてで、腰がひけている。荷重が後ろに乗っている。次の瞬間ザザーと、滑落してしまった。落ちていく知人を見つめることはできても、僕も際どい斜面にいたので何もできなかった。幸いなことに斜度が緩いとこまで滑ってストップ。安否を確認すると大丈夫そうだった。すぐに僕は安全なところにスキーをデポしてアイゼンを履いて駆けつけた。ウェアの装備が軽く破損した程度で怪我なかった。よかった。先行しているパシ彦と合流するため、二人でシートラアイゼンでグラウンド火口の手前へ登った。
合流すると、先行していたパシ彦の唇が震えている。冷たい風を浴びてかなり体が冷えてしまったようだ。ここで今後を話し合った。滑落した知人はテンションだだ下がり。パシ彦は寒そうだ。そして山頂は曇っている。それ以上にみんなの気持ちが曇ってる。時間が経てば少し雪が緩むかと思ったけど依然としてカチカチ。天気も回復しなそう。ここで撤退を決めた。安全なところまでアイゼンで降下して滑走準備してGO。カッリカリ。太ももが振動で破壊されそうだった。ノーシャバランチでゴール。実に残念だ。去年は最高に楽しかった十勝岳も今回は厳しいものとなった。知人らに楽しんでもらおうと思ったのに申し訳ない気持ちでいっぱいになった。しかし、サウナ好きな知人らは白銀荘に入ると満足してくれた。よかった。
知人らのサポート不足や天候の読みの甘さなど、今回の反省点は多々あるのでしっかりと振り替えようと思った。
去年の十勝岳はこんな感じで天国だった
2021年05月07日(金)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3157588.html
よい写真を撮れてなまら嬉しいです。コメントありがとうごぜえもす。
I'm happy to take good pictures. Thank you very much.
The Milky Way starry sky is so dreamy! Amazing photos 👏👏👏👏
レガケンさんの天体写真は本当に美しく、ボクのは恥ずかしくなるぐらいです。
機会があればヤマレコで見せてくださいませ。よろしくお願いいたします。
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