記録ID: 3157588
全員に公開
山滑走
十勝連峰
日程 | 2021年05月07日(金) [日帰り] |
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メンバー | |
天候 | 快晴、強風 |
アクセス |
利用交通機関
札幌から3時間程度
車・バイク
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地図/標高グラフ


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コースタイム [注]
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
登り:3時間23分
休憩:50分
下り:1時間23分
休憩:50分
下り:1時間23分
コース状況/ 危険箇所等 | ・望岳台の駐車場から雪は繋がっていた ・火山ガスに注意 ・山頂部は左から攻めると風に当たらなくて良い ・雪は今季最悪のストップ雪 →上から下まで雄叫び悶絶した! |
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その他周辺情報 | ・十勝岳シェルターに自販機、トイレあり ・落ちていた三脚はシェルターの管理人に預けました |
過去天気図(気象庁) |
2021年05月の天気図 [pdf] |
写真
感想/記録
by I_am_Ryo
十勝岳連峰のアーベントロートを美瑛町の千代田の丘で見た。真っ赤に染まる山脈は美しくて、まるで映画のラストシーンのようだった。明日登る十勝岳も望岳台から山頂までバッチリ見えた。一人でスゲースゲーと言いながら、シャッターを切りまくった。
夜、望岳台に到着。ちょうど降りてきた男性二人組と会話。なんでも午後3時から登り、稜線に上がったら爆風で下山してきたとのこと。なかなかの強者。さて、月の出は2時半ごろで、天の川は12時ごろなので少し仮眠。起きて星の撮影へ。心配していた黄砂の影響も少なく、十勝岳にかかる天の川が肉眼でも見えて綺麗だった。ん!?後ろからヘッデンの灯りが。真夜中なのにすごい人もいるもんだ。風の情報を伝えるべく会話してたら星撮り名人のサムシンさんだった。この前もココで会いましたね、笑。windyの情報だと朝は爆風だけど、午後に向かうにつれ少し弱まるとのこと。少し仮眠します。フルフラットになる車は助かります。
目覚めるとオプタテシケ山のトンガリから朝日が登っていた。お湯を沸かしてカレーメシを食べる。久々に食べた。普通にうまい。ゆっくり準備して、6時と普段より遅めのスタート。最初は雪なしだったけど少し歩くと雪は繋がっていた。嬉しっ。序盤は扇風機弱ぐらいの微風。雪は腐り果てて帰りが思いやられるわー。ザラメはどこに行ったんだ!途中で爆風により撤退したサムシンさんグループと会話。上は爆風かー。
なごり雪の替え歌「くさり雪」を歌いながら、ゆっくりと登り、避難小屋を越えていく。少し滑ってきたのでクトー装着。稜線に上がると風が強かった。しかし、2月の美瑛岳の風よりは弱く、何よりも暖かい。これは大丈夫だ。それよりも火山ガスがひどい。山頂までガスだったとして、斜面がクラストしていたら、ガスの中でアイゼン装着は勘弁と思い手前でスキーをデポ。ゴーグル、バラクラバ装着。火山ガスに突入すると、目が悲鳴をあげる。目、目がぁー!と言いながら前進。山頂手前のところでガスは切れた。良かった。
クラスト気味の斜面をアイゼンを効かせて登る。秀岳荘のセールで買ったペツルのワンタッチアイゼンが調子良い。この一体感は素晴らしい!雪つぶてをくらい強風に煽られながら、ザックザックと登るとハイ山頂。空が青く突き抜け360°の大展望。素晴らしい。山頂には自然が作り出した白銀のワシがいた。すごいぞ。セブンのメープルパンケーキを食べながら絶景に堪能した。
帰りはゆるそうな東川から降りる。結果緩かった。今度は風も弱く緩いこっちから登ろう。途中でボーダーとすれ違いスキーデポ地点まで戻ってきた。滑走準備してGOだ!わかっちゃいるけど、今季最悪のストップ雪ィ。埋まるので曲がることすら許してくれない。太腿がパンパン。こりゃもうシーズン終了ですね。しかし、これがパウダーだったり、ザラメだったりすると気持ちよさそう。来シーズンに期待しよう。なんかの罰ゲームのような滑りで、ヒィヒィ言いながら休み休み降りた。駐車場まで雪が繋がっていたのでラッキーだ。
後味はかなり悪いけど今季のシーズンは終了かな。思えばほぼ毎週色んなところに行けて楽しかった。厳冬期に行ったトムラウシ山と美瑛岳は良い思い出で、自分に足りない課題が炙り出されて教訓になりました。山スキーをやる前の憧れだったルート、喜茂別岳〜無意根山の稜線も歩けて感動したもんだ。最後に一緒に山に行ってくれた方々に感謝。また来シーズン楽しみましょう!!それでは。
夜、望岳台に到着。ちょうど降りてきた男性二人組と会話。なんでも午後3時から登り、稜線に上がったら爆風で下山してきたとのこと。なかなかの強者。さて、月の出は2時半ごろで、天の川は12時ごろなので少し仮眠。起きて星の撮影へ。心配していた黄砂の影響も少なく、十勝岳にかかる天の川が肉眼でも見えて綺麗だった。ん!?後ろからヘッデンの灯りが。真夜中なのにすごい人もいるもんだ。風の情報を伝えるべく会話してたら星撮り名人のサムシンさんだった。この前もココで会いましたね、笑。windyの情報だと朝は爆風だけど、午後に向かうにつれ少し弱まるとのこと。少し仮眠します。フルフラットになる車は助かります。
目覚めるとオプタテシケ山のトンガリから朝日が登っていた。お湯を沸かしてカレーメシを食べる。久々に食べた。普通にうまい。ゆっくり準備して、6時と普段より遅めのスタート。最初は雪なしだったけど少し歩くと雪は繋がっていた。嬉しっ。序盤は扇風機弱ぐらいの微風。雪は腐り果てて帰りが思いやられるわー。ザラメはどこに行ったんだ!途中で爆風により撤退したサムシンさんグループと会話。上は爆風かー。
なごり雪の替え歌「くさり雪」を歌いながら、ゆっくりと登り、避難小屋を越えていく。少し滑ってきたのでクトー装着。稜線に上がると風が強かった。しかし、2月の美瑛岳の風よりは弱く、何よりも暖かい。これは大丈夫だ。それよりも火山ガスがひどい。山頂までガスだったとして、斜面がクラストしていたら、ガスの中でアイゼン装着は勘弁と思い手前でスキーをデポ。ゴーグル、バラクラバ装着。火山ガスに突入すると、目が悲鳴をあげる。目、目がぁー!と言いながら前進。山頂手前のところでガスは切れた。良かった。
クラスト気味の斜面をアイゼンを効かせて登る。秀岳荘のセールで買ったペツルのワンタッチアイゼンが調子良い。この一体感は素晴らしい!雪つぶてをくらい強風に煽られながら、ザックザックと登るとハイ山頂。空が青く突き抜け360°の大展望。素晴らしい。山頂には自然が作り出した白銀のワシがいた。すごいぞ。セブンのメープルパンケーキを食べながら絶景に堪能した。
帰りはゆるそうな東川から降りる。結果緩かった。今度は風も弱く緩いこっちから登ろう。途中でボーダーとすれ違いスキーデポ地点まで戻ってきた。滑走準備してGOだ!わかっちゃいるけど、今季最悪のストップ雪ィ。埋まるので曲がることすら許してくれない。太腿がパンパン。こりゃもうシーズン終了ですね。しかし、これがパウダーだったり、ザラメだったりすると気持ちよさそう。来シーズンに期待しよう。なんかの罰ゲームのような滑りで、ヒィヒィ言いながら休み休み降りた。駐車場まで雪が繋がっていたのでラッキーだ。
後味はかなり悪いけど今季のシーズンは終了かな。思えばほぼ毎週色んなところに行けて楽しかった。厳冬期に行ったトムラウシ山と美瑛岳は良い思い出で、自分に足りない課題が炙り出されて教訓になりました。山スキーをやる前の憧れだったルート、喜茂別岳〜無意根山の稜線も歩けて感動したもんだ。最後に一緒に山に行ってくれた方々に感謝。また来シーズン楽しみましょう!!それでは。
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コメント
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十勝岳青空で最高でしたよね
風も強かったけれど、またそれもいい思い出で楽しく登れました!
ピークまで行かれてやっぱり流石ですね☆彡
「絶対に行くよねっ」て話していました。
私達が見れなかった山頂からの景色をありがとうございました(ノノ_☆)
あっ三脚私のです(^^;
尻滑りした時落としてしまったのですね…
今迄無い事に気づかず、レコみて気づきました。
拾って頂きどうもありがとうございました(*^^)
samsinさん、こんばんは
風強かったですね。色々と状況を教えていただきありがとうございました。山頂は特にひどくて本当にぶっ飛ばされそうな勢いでした。ガスもひどくて、目がやられて大変でしたよ。。
三脚は下山中で落ちてたのを見つけて、少し上で登ってる人のかと思って三脚持ってブンブンして笑顔で「おーい」とやってしまってました。もちろん苦笑いされました、笑。サムシンさんのでしたか!良かったです。管理者っぽい人にお渡ししましたので、連絡していただければ回収できると思いますよ〜。
ではまたどこかでお会いしましょう。
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