15_法皇山脈:西赤石山〜東赤石山
- GPS
- 14:42
- 距離
- 24.9km
- 登り
- 2,106m
- 下り
- 1,961m
コースタイム
- 山行
- 9:57
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 10:50
- 山行
- 1:49
- 休憩
- 0:04
- 合計
- 1:53
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
復路:日浦登山口からマイントピア別子までSSK氏に送ってもらう。 マイントピア別子からせとうちバスで新居浜駅。いしづちライナーで大阪へ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
物住頭から前赤石山、八巻山は巻き道を選んだが、それでも十分注意が必要。目印にテープと石の擦れ具合でルートは分かる 赤石山荘から瀬場・筏津に下る右股コース?は沢沿いで歩きやすいとのことだったが、渡渉箇所が多く(山と高原地図に掲載している地点以外も沢山あり)丸太に横板を打ち付けたものがほとんど。時折腐って折れているものもあり、高所恐怖症には辛かった |
その他周辺情報 | 筏津登山口にはテン場はない(幕営スペースはある。注意書きに幕営禁止と書いてなかったので張らしてもらった) マイントピア別子は500円でいろんな温泉が楽しめる。ただし、16時過ぎに食事しようと思ったら食事処は閉まっていた。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
サンダル
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
ダウンジャケット
ダウンパンツ
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感想
今回は約50年ぶりに法皇山脈:西赤石山・東赤石山から平家平を経て石鎚山脈:笹ヶ峰、瓶ヶ森、石鎚山を歩く3泊4日のテン泊を計画した。
天候がなかなか落ち着かず日延べしながらやっと5月2日から5月5日に決定。
当初新居浜駅からタクシーで遠登志登山口スタートの予定だったが、新居浜市在住の同級生SSK氏に無理を言って日浦登山口まで送ってもらう。
日浦登山口を6時半過ぎに出発。とにかく最初30分ほどはゆっくり歩き乳酸がたまらないように心がける。心がけなくてもザックが想定以上の重量になりいつものようには歩けない。ゆっくり歩けるのだから良しとしよう。
ダイヤモンド水、銅山越とほぼ計画通りに歩く。空は満を持したかのような快晴で真っ青!
銅山越を過ぎて振り返ると西山からちち山?の陰から笹ヶ峰、瓶ヶ森そして石鎚山。最高の景色。4日かけてゆっくり石鎚山まで歩いて行こう!
西赤石山手前ですれ違った地元の方が私のザックを見て前赤石山、八巻山は岩場だから巻き道を歩いたほうが安全とアドバイスをくださる。もちろん、岩場歩きが得意でないので素直に頷く。前赤石山の登り口で巻き道らしき箇所に来たとき、ちょうど山頂方面から2人連れが下ってこられ、尋ねるとやはり巻き道とのこと。またザックを見て先程の方と同様岩を乗り越えるところもあるので巻き道のほうが安全とアドバイスを下さる。
前赤石山の巻き道に入るが、ところどころルートがわかりにくい。少し先を見るとかなり色あせたテープがあったり、石の表面の擦れ具合でルートを確認する。少しでもバランスを崩すと右側の斜面に落下しそうなので慎重にかつゆっくり進む。ゆっくり進んでいたのか、疲れて思うように歩けなかったのか、大分時間を費やした、
石室越からも巻き道で赤石山荘に向け下る。石ころだらけの沢跡?のような道を歩き更に足がつかれる。思った以上に時間を費やしやっと赤石山荘に到着。一瞬だがテン場を確認する。
ザックを下ろし八巻山への上りにかかるが、左足大腿二頭筋が痙攣する。ストレッチして2~30メートルほど進むがやはり違和感があるためザックを下ろした場所まで戻る。少し下ると瀬場・筏津と書いた案内板が見えこのまま降ろうか迷う。しかし、空荷ならなんとか東赤石山に行けると思い直し、ストレッチと給水、給食後赤石越に向け歩く。50年前こんな道を歩いたのだろうか・・・。
赤石越への巻き道も結構な急登で、また明らかに疲れていて時間ばかりかかる。やっと東赤石山に到着し、石鎚山方面を眺める。歩けるのかな?無理かな??などど考えながら東赤石山三角点を踏み来た道を戻る。下りは十分に注意が必要。
分岐まで戻り筏津登山口に向け下る。コースタイムは1時間40分。15時前なのでゆっくり歩いても17時ころには登山口に着く、と計算し歩き始める。しかし、思った以上に足取りは捗らず、また、地図にはないと渡渉地点が沢山あり腐りかかったような丸木橋や脚立と丸太を組み合わせたようない橋が沢山あり、高所恐怖症でビビリにはとてもつらかった。
結局、筏津登山口に着いたのは17時半を過ぎていた。下り始めてからは殆ど給食をしていなかったものの、胃腸は大丈夫そうだったが、テントを設営後、立ち上がった途端胃が痙攣し茶色い胃液が逆流する。胃が空っぽなので胃液のみ断続的にもどす。今回はゆっくり歩いて適度に給食・給水していたのに・・・。
湯を沸かしゆっくり飲む。数回繰り返し胃を落ち着ける。しかし疲労が勝って横になる。23時前に目が覚める。明日、予定通り歩くにはとにかく何か食べなければならないと思い、湯を沸かしコーヒーを入れアンパンをかじる。しかし、それ以上食べる気が起こらず、ここでリタイアするか検討を始める。いつもはすぐにリタイアを選択するが、2日目は停滞して体力の回復を図って3日目から再開することとして、一旦睡眠を取る。
4時前に目をが覚め別な考えが浮かぶ。今日は朝のうちゆっくりして食欲が出てきたら、少し移動して中七番手前の登山口でテントを張って、次の日の行程を短縮し体への負担を軽くする。
朝、昨夕食べる予定だったFDカレーリゾットを食べアンパンを1個食べる。時間はかかったが吐き気もないため、ゆっくりとアスファルト道を歩き始める。今日の予定は約6km?4時間ほど。標高も670mから800mあたりまで。ゆっくり歩く。途中で自販機があればコーラをと思うが、自販機はない。なるべく日陰を選んで歩く。5月なのに日差しは強い、ただし、風は冷たい。
南光院の表の水場で顔を洗い口を漱ぐ。さっぱりして歩き出す。道路沿いは携帯の電波が入るので笹ヶ峰丸山荘に電話して今日の晩御飯とテン場の予約をキャンセルしようとザックを下ろし立ち上がったところ胃が痙攣する。胃液の逆流は少ないが、まさかの痙攣に今度こそリタイアを決意。
しばらく歩いて昨日スタートした日浦登山口に到着。ここで丸山荘にキャンセル、帰り(5月5日)の夜行バスのキャンセル、今日の夜行バスの予約。残席2でなんとか予約確定。次に、別子山地域バスの日浦バス停が見当たらない。次の中七番バス停までは距離もあるし上りだし。迷いながらSSK氏に電話をすると、予定があるがなんとかしようと言ってくれ迎えに来てもらう。
結局往復ともSSK氏におんぶに抱っこでお世話になってしまった。SSK氏ほんとにありがとう!臭いままではバスに乗れないのでマイントピア別子で温泉に入り汗を流して、新居浜駅前で食べ物屋のない中、6時間を耐えてバスに乗って帰った。
・反省点 1日の行動時間は6~7時間までに。
・ザックの重量は想定を超えないように(今回は食料、水2リットルこみで15kgのところ、結果的に18kg」弱となってしまった)。
ザックの重量と行動時間の最適解を求めてまた、まずは1泊2日のテン泊から出直しだ。
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