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Yamareco

記録ID: 4242111
全員に公開
山滑走
白山

【白山】白山の谷をめぐる旅(鳴谷〜コエ谷〜清浄ヶ原〜丸石谷〜小又〜赤壁の右俣〜大杉谷)

2022年05月02日(月) 〜 2022年05月03日(火)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
28.7km
登り
2,863m
下り
2,870m

コースタイム

1日目
山行
9:30
休憩
0:00
合計
9:30
7:00
150
駐車地(大杉谷林道の路肩)
9:30
9:30
50
鳴谷峠(苛原峠。鳴谷山と屏風山1712mとの間の最低鞍部)
10:20
10:20
40
鳴谷と目附谷(めっこ谷)本流との合流地点
11:00
11:00
230
コエ谷出合
14:50
14:50
50
15:40
15:40
50
清浄ヶ原への下降地点(天池を過ぎたあたりのコル)
16:30
幕営地(清浄ヶ原の小さな沢状地形)
2日目
山行
9:50
休憩
1:30
合計
11:20
5:40
0
幕営地(清浄ヶ原の小さな沢状地形)
5:40
7:10
0
清浄ヶ原を散歩
7:10
7:10
110
丸石谷に降り立つ
9:00
9:00
30
9:30
9:30
60
10:30
10:30
120
小又と目附谷本流との出合
12:30
12:30
110
14:20
14:20
100
大杉谷のスキー終了地点(標高1100mくらい)
16:00
16:00
60
大杉谷林道に復帰
17:00
駐車地(大杉谷林道の路肩)
天候 5/2 午前中は晴れ,昼頃から雪(稜線上は風強く吹雪に近い状態)
5/3 快晴
過去天気図(気象庁) 2022年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
大杉谷林道の北俣谷を過ぎたあたりの標高点923m付近ヘアピンの路肩に駐車。この付近に自分の車ではどうしても越えられない残雪があったためここに駐車したが,下山時にはすでに除雪されていたため,標高点968mヘアピン付近の車止めまで車で進入できる状態となっています。ただ,この林道はダートで路面がかなりガタガタなので注意。
コース状況/
危険箇所等
【鳴谷(目附谷支流)】
・穏やかな谷で,雪割れもほとんどなく目附谷まで快適に滑降可能。古くから鳴谷峠(苛原峠)があり人の行き来があった谷であるため,目附谷へのアプローチに最適。

【コエ谷(目附谷支流)】
・広く穏やかな谷で,加賀禅定道への登路として使える。もっと雪が多い時期であれば,スキーでの快適な滑降もできそう。1箇所,2段10mほどの滝場があり,雪渓が途切れて滝が露出していたため右岸斜面の残雪を拾って高巻いたが,大した滝ではないので,もっと早い時期であれば埋まっているものと思われる。この谷は積雪が比較的薄いようでかなり標高が高いところまで雪割れしていたが,広い谷なので両岸の残雪を使って登行可能。

【清浄ヶ原と丸石谷】
・清浄ヶ原は大変いいところ。白山北面における別天地と言っても過言ではない。積雪期であれば加賀禅定道から丸石谷を横断して比較的容易に散歩に行ける。
・丸石谷はまだ深い残雪に埋もれており,雪割れに遭うことなく,七倉山を見上げる広大な風景の中を稜線に上がれる。

【小又(目附谷支流)】
・ほぼ雪割れなく,雪面もきれいで,快適に滑走可能。目附谷本流よりも谷幅は狭いが,本流よりも斜度があるため楽しいスキー滑降ができる。

【赤壁の右俣(目附谷支流)】
・高低差の少ない穏やかで広い谷が続き,湯の谷乗越で湯の谷と繋がっているので,目附谷流域と湯の谷流域との接続路として使える。ただし,目附谷出合付近に小規模なゴルジュがあるので,ここの雪が切れると雪山装備での通過は難しくなる。また,1770m付近二俣に5mほどの小さな滝が出ていたが,右岸側の岩場を登って小さく巻くことができる(スキーブーツのまま登れたくらいなので,そんなに難しくない)。

【大杉谷】 
※地形図では「大杉谷川」と記載。沢登りで有名な梯川支流の大杉谷とは別ですので注意
・5/3時点でシゲジ山頂から直接エントリー可能。1100m付近までスキーで滑ることができた。全体的な標高が低いこともあり雪面が汚れ気味で雪割れが生じ始めていたので,滑るなら本来はもう少し早い時期のほうがよさそう。シゲジ山頂直下に小広くて気持ちがいい平があり,いいところです。シゲジ平と勝手に命名。
・ちなみに,地形図では1500m付近に「大滝」の記載がありますが,この滝は実際には存在せず,普通にスキーで滑れます。むしろ1400m付近の滝記号の8m滝のほうが心配だったが,こちらもしっかり雪渓に埋もれていた。
・スキー終了後は残雪を拾いながら川沿いに下り,1060m二俣の少し下流にある大堰堤(地形図に記載なし)の右岸に付いている作業道(これも地形図に記載なし)を使って大杉谷林道に上がった(ちょうど大杉谷林道が東から西へ進路を変えるヘアピンのあたりに出る)。もっと早い時期であれば,大杉谷林道までスキーで復帰することも可能ではないかと思う。
大杉谷林道の雪はほとんど溶けていたが,北俣谷を過ぎたあたりの標高点923m付近ヘアピンに,車高の低い自分の車ではどうしても越えられない残雪があり,その付近の路肩に駐車して歩き出す。(下山時は除雪されていたので,もう問題なく通れます)
大杉谷林道の雪はほとんど溶けていたが,北俣谷を過ぎたあたりの標高点923m付近ヘアピンに,車高の低い自分の車ではどうしても越えられない残雪があり,その付近の路肩に駐車して歩き出す。(下山時は除雪されていたので,もう問題なく通れます)
鳴谷峠(苛原峠)に向けて適当なところで斜面に取りつく。日当たりの良い南側であるこの斜面は雪解けが早く,いきなりスキーを担いでの藪漕ぎとなった。藪がそれほど濃くないのが救い。
鳴谷峠(苛原峠)に向けて適当なところで斜面に取りつく。日当たりの良い南側であるこの斜面は雪解けが早く,いきなりスキーを担いでの藪漕ぎとなった。藪がそれほど濃くないのが救い。
藪漕ぎの辛さも忘れるほどの,ブナの新緑の美しさ。
1
藪漕ぎの辛さも忘れるほどの,ブナの新緑の美しさ。
1300mくらいでやっと残雪が出てきた。ブナの新緑と白い残雪の取り合わせ,こういう景色は大好物。
2
1300mくらいでやっと残雪が出てきた。ブナの新緑と白い残雪の取り合わせ,こういう景色は大好物。
谷筋は結構雪が残っているので,鳴谷峠へと続く浅い谷状地形をなるべく辿っていく。稜線近くは,まだブナの芽吹きはこれからのようだ。
1
谷筋は結構雪が残っているので,鳴谷峠へと続く浅い谷状地形をなるべく辿っていく。稜線近くは,まだブナの芽吹きはこれからのようだ。
鳴谷峠(またの名を苛原峠。鳴谷山と屏風山1712mの最低鞍部)に到着。南側斜面と打って変わって,北側斜面はまだまだ残雪豊富だ。
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鳴谷峠(またの名を苛原峠。鳴谷山と屏風山1712mの最低鞍部)に到着。南側斜面と打って変わって,北側斜面はまだまだ残雪豊富だ。
2週間前に来たばかりのこの稜線だが,結構雪解けが進んだなぁ。
2週間前に来たばかりのこの稜線だが,結構雪解けが進んだなぁ。
四塚山,七倉山,大汝峰の遠望。
んん? なんか山頂が白くなってないか? 昨日の雨は山の上では雪だったのか…。
2
四塚山,七倉山,大汝峰の遠望。
んん? なんか山頂が白くなってないか? 昨日の雨は山の上では雪だったのか…。
シールを剥がして滑走準備。この冬はスキーはサボり気味だったので,久しぶりにスキー履いたなぁ…。
シールを剥がして滑走準備。この冬はスキーはサボり気味だったので,久しぶりにスキー履いたなぁ…。
峠から広くて緩やかな鳴谷を滑降していく。本当におだやかな源頭で,最初はスキー場のキッズランド位の斜度しかないが,これはこれで気楽で良い。
峠から広くて緩やかな鳴谷を滑降していく。本当におだやかな源頭で,最初はスキー場のキッズランド位の斜度しかないが,これはこれで気楽で良い。
やっと斜度が出てきたが,相変わらず広い谷。雪割れもなく雪面はきれいで滑りやすい。
やっと斜度が出てきたが,相変わらず広い谷。雪割れもなく雪面はきれいで滑りやすい。
両岸のブナの森も新緑に包まれ始めていた。
両岸のブナの森も新緑に包まれ始めていた。
目附谷本流との出合に到着。2週間前に来たばかりだが,ここはやっぱりいいところ。
目附谷本流との出合に到着。2週間前に来たばかりだが,ここはやっぱりいいところ。
白い残雪の上の新緑が綺麗だ。
白い残雪の上の新緑が綺麗だ。
きょろきょろと芽吹き始めた若葉を眺めながら,下流方向へ滑っていく。
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きょろきょろと芽吹き始めた若葉を眺めながら,下流方向へ滑っていく。
さて,次の目的地であるコエ谷へと至るには,目附谷を渡渉しないといけないのだが…。
おっ,この水量なら全然いける! 雪代による増水が気がかりだったのだが,ひと安心。
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さて,次の目的地であるコエ谷へと至るには,目附谷を渡渉しないといけないのだが…。
おっ,この水量なら全然いける! 雪代による増水が気がかりだったのだが,ひと安心。
水深の浅いところを物色し,ブーツを脱いで渡渉。膝下の水深で問題なく渡れた。もちろん,雪解け水は死ぬほど冷たいが…。(もっと早い時期なら,雪で埋まっていて渡渉不要と思われる)
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水深の浅いところを物色し,ブーツを脱いで渡渉。膝下の水深で問題なく渡れた。もちろん,雪解け水は死ぬほど冷たいが…。(もっと早い時期なら,雪で埋まっていて渡渉不要と思われる)
コエ谷に到着。コエ谷(=越谷)と言うくらいだから,きっと登りやすいに違いないと選んだ谷。既に雪割れしているが,地形図の通り谷が広くて両岸には残雪豊富であり,シールでも問題なく登れる。
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コエ谷に到着。コエ谷(=越谷)と言うくらいだから,きっと登りやすいに違いないと選んだ谷。既に雪割れしているが,地形図の通り谷が広くて両岸には残雪豊富であり,シールでも問題なく登れる。
しばらく登ると雪渓がつながった。相変わらず広い谷だ。もっと早い時期なら,稜線から滑っても気持ちいいだろう。
しばらく登ると雪渓がつながった。相変わらず広い谷だ。もっと早い時期なら,稜線から滑っても気持ちいいだろう。
こんな感じで古い雪崩跡が残っている箇所も。シートラを交えながら行く。
こんな感じで古い雪崩跡が残っている箇所も。シートラを交えながら行く。
うおっと! 滝出ちゃった! 2段10mくらいか。
(もっと早い時期なら雪に埋まっていると思われます)
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うおっと! 滝出ちゃった! 2段10mくらいか。
(もっと早い時期なら雪に埋まっていると思われます)
右岸側斜面の残雪を拾って高巻き。ちょっと藪漕ぎあり。
右岸側斜面の残雪を拾って高巻き。ちょっと藪漕ぎあり。
下流側を振り返る。鳴谷山が見えますな。
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下流側を振り返る。鳴谷山が見えますな。
そろそろ加賀禅定道の稜線が近づいてきたが…。なんか天気悪くなってきたな。
そろそろ加賀禅定道の稜線が近づいてきたが…。なんか天気悪くなってきたな。
枝谷を詰め,加賀禅定道の稜線の百四丈滝展望台付近に出たが…。めっちゃガスってる上に風強い。昨日の天気予報だと晴れだったのになぁ。
枝谷を詰め,加賀禅定道の稜線の百四丈滝展望台付近に出たが…。めっちゃガスってる上に風強い。昨日の天気予報だと晴れだったのになぁ。
もちろん百四丈滝も見学。今年1月以来の対面だ。氷の滝壺も大分割れてきており,百四丈滝も残雪期の様相。
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もちろん百四丈滝も見学。今年1月以来の対面だ。氷の滝壺も大分割れてきており,百四丈滝も残雪期の様相。
さて,今日は清浄ヶ原でテント泊の予定なので,天池を越えたあたりのコルから丸石谷に下降すべく稜線を辿るが…天候は悪化するばかり。
さて,今日は清浄ヶ原でテント泊の予定なので,天池を越えたあたりのコルから丸石谷に下降すべく稜線を辿るが…天候は悪化するばかり。
そのうち,ほぼホワイトアウトの状況に。昨日見た天気予報は晴れだったのにおかしいな…(夜にラジオで聞いて知ることになるが,実際は寒気を伴った気圧の谷の通過で悪天に。どうやら予報が変わったようです)
そのうち,ほぼホワイトアウトの状況に。昨日見た天気予報は晴れだったのにおかしいな…(夜にラジオで聞いて知ることになるが,実際は寒気を伴った気圧の谷の通過で悪天に。どうやら予報が変わったようです)
天池を過ぎたあたりのコルから丸石谷を横断し,清浄ヶ原の台地に乗ったが…ガスで何が何だか分からない残念な状態。
天池を過ぎたあたりのコルから丸石谷を横断し,清浄ヶ原の台地に乗ったが…ガスで何が何だか分からない残念な状態。
そのうち雪も降り出して,吹雪のような状態に。本当は清浄ヶ原のど真ん中にテントを張って夕日を眺めながらティータイム…の予定だったのだが,結局風を避けて片隅の窪地にテントを張る羽目になった。辛い一夜を覚悟したが,夜9時頃を過ぎると風が弱まり,幸いにも比較的静かな一夜を過ごすことができた。
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そのうち雪も降り出して,吹雪のような状態に。本当は清浄ヶ原のど真ん中にテントを張って夕日を眺めながらティータイム…の予定だったのだが,結局風を避けて片隅の窪地にテントを張る羽目になった。辛い一夜を覚悟したが,夜9時頃を過ぎると風が弱まり,幸いにも比較的静かな一夜を過ごすことができた。
翌朝。ラジオでは時間が遅いほど天候が回復するとのことだったので,いつもより遅めの4時起床。テントを撤収していると,頭上に青空が!
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翌朝。ラジオでは時間が遅いほど天候が回復するとのことだったので,いつもより遅めの4時起床。テントを撤収していると,頭上に青空が!
次第にガスが薄れていき,眼前に清浄ヶ原の乳白色の丘が広がり始めた。
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次第にガスが薄れていき,眼前に清浄ヶ原の乳白色の丘が広がり始めた。
みるみるうちにガスが吹き飛び,四塚山にモルゲンロート。
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みるみるうちにガスが吹き飛び,四塚山にモルゲンロート。
丸石谷を挟んだ加賀禅定道の稜線にも,暁光が差し始めた。
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丸石谷を挟んだ加賀禅定道の稜線にも,暁光が差し始めた。
清浄ヶ原に朝日が昇る。
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清浄ヶ原に朝日が昇る。
朝日が織りなす,一瞬の光景。
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朝日が織りなす,一瞬の光景。
清浄ヶ原の平原を横切って,一直線に朝日が差した。雲の具合だろうか…不思議な光景だ。
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清浄ヶ原の平原を横切って,一直線に朝日が差した。雲の具合だろうか…不思議な光景だ。
今朝は清浄ヶ原を散歩。広大な雪原に,気ままにスキーを進めていく。
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今朝は清浄ヶ原を散歩。広大な雪原に,気ままにスキーを進めていく。
朝日が刻々と光と影の角度を変えていく。
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朝日が刻々と光と影の角度を変えていく。
美しい四塚山。
楽々新道が通っている稜線のオオシラビソの丘も,光と影が織りなす美しい光景を見せてくれる。
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楽々新道が通っている稜線のオオシラビソの丘も,光と影が織りなす美しい光景を見せてくれる。
どこまでも続く雪の台地。
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どこまでも続く雪の台地。
地形図の池の記号がある付近まで来た。あの窪地に池があるのかな。今度は藪を漕いで夏に来てみたいな…。
地形図の池の記号がある付近まで来た。あの窪地に池があるのかな。今度は藪を漕いで夏に来てみたいな…。
さて,引き返そう。延々と伸びる自分のトレースを辿り直していく。
さて,引き返そう。延々と伸びる自分のトレースを辿り直していく。
ここは本当にいいところ。一日ここを歩いていてもいいくらいだ。
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ここは本当にいいところ。一日ここを歩いていてもいいくらいだ。
こういう光景,どこかで見たことあるような…としばらく記憶を探っていたが,焼山の北面台地に似てるんだな,と気が付いた。
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こういう光景,どこかで見たことあるような…としばらく記憶を探っていたが,焼山の北面台地に似てるんだな,と気が付いた。
アルカディア。
トレースを振り返る。
トレースを振り返る。
さてさて,いつまでも散歩していたい気分だが,そろそろ丸石谷の上流を目指しましょうか。
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さてさて,いつまでも散歩していたい気分だが,そろそろ丸石谷の上流を目指しましょうか。
右手の加賀禅定道の稜線が大変クリーミー。
右手の加賀禅定道の稜線が大変クリーミー。
丸石谷上流に向けて斜面のトラバースを続ける。
丸石谷上流に向けて斜面のトラバースを続ける。
頃合いを見て丸石谷に降り立った。深い残雪に埋もれ,ツルツルの雪面。
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頃合いを見て丸石谷に降り立った。深い残雪に埋もれ,ツルツルの雪面。
下流側。
広くて穏やか,登って楽しい雪の谷が続く。
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広くて穏やか,登って楽しい雪の谷が続く。
昨夜の吹雪で,両岸の岩壁は厳めしく雪化粧をしている。
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昨夜の吹雪で,両岸の岩壁は厳めしく雪化粧をしている。
結構吹き溜まってるな…。深いところだと,30cmくらい新雪が溜まっている(ただ,雪崩を警戒するほどではない)。これだからゴールデンウィークは分からない。
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結構吹き溜まってるな…。深いところだと,30cmくらい新雪が溜まっている(ただ,雪崩を警戒するほどではない)。これだからゴールデンウィークは分からない。
上流へ行くほど,どんどん谷は広がっていく。
上流へ行くほど,どんどん谷は広がっていく。
気持ちのいい散歩が続く。
気持ちのいい散歩が続く。
ホント広い谷だなぁ。
ホント広い谷だなぁ。
そしてついに,七倉山の雄大な姿が。
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そしてついに,七倉山の雄大な姿が。
ここは美しすぎる
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ここは美しすぎる
昨夜の嵐のおかげで,山は束の間の白さを取り戻していた。
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昨夜の嵐のおかげで,山は束の間の白さを取り戻していた。
四塚山の斜面も,あくまで白い。
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四塚山の斜面も,あくまで白い。
谷の二俣に広がる,広大な風景。
2
谷の二俣に広がる,広大な風景。
七倉山の山頂に出る枝谷を選ぶが,どんどん急になっていく。
3
七倉山の山頂に出る枝谷を選ぶが,どんどん急になっていく。
こんな時期に霧氷が見られるとは。
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こんな時期に霧氷が見られるとは。
下流方向を振り返る。
下流方向を振り返る。
右手の楽々新道の稜線。
右手の楽々新道の稜線。
最後の急登。パウダーが吹き溜まっており,何度もシールを剥がして滑りたい衝動に駆られるが,それを何とか抑えつつ登る。
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最後の急登。パウダーが吹き溜まっており,何度もシールを剥がして滑りたい衝動に駆られるが,それを何とか抑えつつ登る。
稜線の直前は氷化した斜面が露出しており,スキーを脱いでツボ足で登る。
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稜線の直前は氷化した斜面が露出しており,スキーを脱いでツボ足で登る。
せっかく残雪から顔を出し始めたハイマツも,昨夜の新雪に埋もれている。
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せっかく残雪から顔を出し始めたハイマツも,昨夜の新雪に埋もれている。
七倉山の山頂に到着。雪面にはまるで厳冬期のような風紋が記されている。寒風が吹き荒れており,顔面が一気に痛くなる。
七倉山の山頂に到着。雪面にはまるで厳冬期のような風紋が記されている。寒風が吹き荒れており,顔面が一気に痛くなる。
大汝峰。昨夜の嵐で白くなっている。
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大汝峰。昨夜の嵐で白くなっている。
南方面。大長山や赤兎山など,眼下に見える山々はさすがに大分黒くなってきている。
南方面。大長山や赤兎山など,眼下に見える山々はさすがに大分黒くなってきている。
さて,次の目的地の小又を目指すべく,稜線を四塚山へ。
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さて,次の目的地の小又を目指すべく,稜線を四塚山へ。
この時期にこんなに真っ白な稜線を歩けると思わなかった。
この時期にこんなに真っ白な稜線を歩けると思わなかった。
七倉山と大汝峰を振り返る。
2
七倉山と大汝峰を振り返る。
ここで二組のパーティーにお会いした。どちらも昨夜は奥長倉避難小屋泊まりで,今日は南竜まで行かれるとのこと。この天気でこの稜線なら最高だろう。
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ここで二組のパーティーにお会いした。どちらも昨夜は奥長倉避難小屋泊まりで,今日は南竜まで行かれるとのこと。この天気でこの稜線なら最高だろう。
はい,目附谷支流・小又の源頭に到着。最初,四塚山山頂から直接エントリーしようとしたが,一箇所ハイマツが出ているところがあり,結局少し下ったところから滑り込むことに。
はい,目附谷支流・小又の源頭に到着。最初,四塚山山頂から直接エントリーしようとしたが,一箇所ハイマツが出ているところがあり,結局少し下ったところから滑り込むことに。
思った通り薄く新雪が吹き溜まっており,見るからに状態はよさそう(雪崩を警戒するほどの積雪ではない)。それではいざ滑降。
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思った通り薄く新雪が吹き溜まっており,見るからに状態はよさそう(雪崩を警戒するほどの積雪ではない)。それではいざ滑降。
気持ちイイ!
まさかこの時期に(薄いけど)パウダーが楽しめるとは。
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まさかこの時期に(薄いけど)パウダーが楽しめるとは。
小又の源頭は快適な急斜面が続き,スキー的には本流の方より楽しいかもしれない。
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小又の源頭は快適な急斜面が続き,スキー的には本流の方より楽しいかもしれない。
吸い込まれていく。
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吸い込まれていく。
ちょっと狭くなってきたけどまだまだ楽しい。
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ちょっと狭くなってきたけどまだまだ楽しい。
また谷が広がった。
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また谷が広がった。
小又いいね。
大広間に出たので休憩。稜線上は風が強くて寒かったのに,谷の中は春の日差しに満ちて暑いくらい。
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大広間に出たので休憩。稜線上は風が強くて寒かったのに,谷の中は春の日差しに満ちて暑いくらい。
広い谷間を目一杯使ってターンを続ける。
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広い谷間を目一杯使ってターンを続ける。
たのしーい。
ずっと続けばいいのに。
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ずっと続けばいいのに。
おっと,さすがに雪崩デブリが出てきたが,側面を滑り抜け可能。
おっと,さすがに雪崩デブリが出てきたが,側面を滑り抜け可能。
次第に目附谷左岸稜線が近づいてきた。
次第に目附谷左岸稜線が近づいてきた。
目附谷の谷底が見えた!
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目附谷の谷底が見えた!
目附谷の谷底に到着。
目附谷の谷底に到着。
滑ってきた小又を振り返る。最後は多少落石が転がっていたが,最後まで綺麗な雪面が続く楽しい谷でした。
滑ってきた小又を振り返る。最後は多少落石が転がっていたが,最後まで綺麗な雪面が続く楽しい谷でした。
目附谷本流の下流側の眺め。結構土砂で汚れている。昨年来た時より雪崩デブリがひどい印象だ。
目附谷本流の下流側の眺め。結構土砂で汚れている。昨年来た時より雪崩デブリがひどい印象だ。
さて,スキーにシールを張り,小又出合から本流を少し上流側に歩いたところで出合っている赤壁の右俣に入る。
さて,スキーにシールを張り,小又出合から本流を少し上流側に歩いたところで出合っている赤壁の右俣に入る。
ちなみにこちらは目附谷本流の上流側の様子。雪面はきれいに見える。
ちなみにこちらは目附谷本流の上流側の様子。雪面はきれいに見える。
赤壁の右俣は,出合のところにちょっとしたゴルジュがあって滝が連なっており,状態が心配だったのだが,どうやら杞憂だったようで,残雪にしっかり埋まっていた。
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赤壁の右俣は,出合のところにちょっとしたゴルジュがあって滝が連なっており,状態が心配だったのだが,どうやら杞憂だったようで,残雪にしっかり埋まっていた。
赤壁ゴルジュのいかめしい側壁。
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赤壁ゴルジュのいかめしい側壁。
赤壁ゴルジュを無事通過。
赤壁ゴルジュを無事通過。
その先は地形図から想像していた通り,広くて真っすぐな気持ちのいい谷となっていた。
その先は地形図から想像していた通り,広くて真っすぐな気持ちのいい谷となっていた。
しかし,1770m二俣に差し掛かると,一部雪渓が途切れて,5mほどの滝が出ているところが。
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しかし,1770m二俣に差し掛かると,一部雪渓が途切れて,5mほどの滝が出ているところが。
滝の左手の壁を登ってクリア。
(スキーブーツのまま登れるくらいなので,それほど難しくない。)
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滝の左手の壁を登ってクリア。
(スキーブーツのまま登れるくらいなので,それほど難しくない。)
広々としたストレートな谷が続き,気持ちがいい。
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広々としたストレートな谷が続き,気持ちがいい。
振り返ると,谷の向こうに四塚山の姿が。あそこから滑って来たんだなぁ…。
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振り返ると,谷の向こうに四塚山の姿が。あそこから滑って来たんだなぁ…。
湯の谷乗越に至る手前で右手に落ちてきている枝谷に入り,直接シゲジ山頂を目指す。
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湯の谷乗越に至る手前で右手に落ちてきている枝谷に入り,直接シゲジ山頂を目指す。
結構急な枝谷だが,雪が緩んでいるので,十分スキーのまま登れる。
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結構急な枝谷だが,雪が緩んでいるので,十分スキーのまま登れる。
シゲジ山頂が近づいてきた。
シゲジ山頂が近づいてきた。
シゲジ南峰(P2080m)の山頂に到着。相変わらずの大展望。
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シゲジ南峰(P2080m)の山頂に到着。相変わらずの大展望。
大汝峰と御前峰のアップ。
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大汝峰と御前峰のアップ。
四塚山と七倉山のアップ。ほんの3時間前まであの上にいたんだなぁ…。
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四塚山と七倉山のアップ。ほんの3時間前まであの上にいたんだなぁ…。
滑ってきた小又も見えるではないですか。
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滑ってきた小又も見えるではないですか。
湯の谷遠望。雪面はきれいで十分滑り抜け可能に見える。
湯の谷遠望。雪面はきれいで十分滑り抜け可能に見える。
白山釈迦岳と,その奥の別山。あんなに白かった別山も,黒い部分が多くなってきた。
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白山釈迦岳と,その奥の別山。あんなに白かった別山も,黒い部分が多くなってきた。
いちおう,北峰も踏んでおきますか。見ての通り,西面はすでに笹薮が出始めている。
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いちおう,北峰も踏んでおきますか。見ての通り,西面はすでに笹薮が出始めている。
北峰から,さらに北に続く目附谷左岸稜線を眺める。大分雪解けが進んでいるが,まだ雪はつながっていそうだ。
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北峰から,さらに北に続く目附谷左岸稜線を眺める。大分雪解けが進んでいるが,まだ雪はつながっていそうだ。
さて,展望を楽しんだ後は,この大杉谷に滑り込む。まだ雪はつながっており,シゲジ山頂から直接エントリーできそうだ。
さて,展望を楽しんだ後は,この大杉谷に滑り込む。まだ雪はつながっており,シゲジ山頂から直接エントリーできそうだ。
シールを剥がして滑走準備完了。白山よさらば。
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シールを剥がして滑走準備完了。白山よさらば。
行きます! 最初はオオシラビソを縫って慎重に滑り出す。
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行きます! 最初はオオシラビソを縫って慎重に滑り出す。
オオシラビソを抜けると,眼下に広い雪の平が開けた。
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オオシラビソを抜けると,眼下に広い雪の平が開けた。
広い斜面を悠々と滑っていく。
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広い斜面を悠々と滑っていく。
シゲジ山頂直下の小広間に到着。眺めも良くて気持ちのいい平だ。ここを(勝手に)シゲジ平と名付けよう。
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シゲジ山頂直下の小広間に到着。眺めも良くて気持ちのいい平だ。ここを(勝手に)シゲジ平と名付けよう。
滑ってきた斜面を見上げる。
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滑ってきた斜面を見上げる。
さて,問題はここからだ。シゲジ平から先は,ストンと落ちる急で狭い谷となっている。ここを無事に滑り抜けられるか…。ノール状になっていて先が見えないが,意を決して滑降。
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さて,問題はここからだ。シゲジ平から先は,ストンと落ちる急で狭い谷となっている。ここを無事に滑り抜けられるか…。ノール状になっていて先が見えないが,意を決して滑降。
結果,だいぶ狭くて急斜面だが,雪はまだしっかりつながっており,無事に滑り抜けられた。
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結果,だいぶ狭くて急斜面だが,雪はまだしっかりつながっており,無事に滑り抜けられた。
その先は吸い込まれそうな快適斜面!
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その先は吸い込まれそうな快適斜面!
気持ちいい!
まだまだ行ける。
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まだまだ行ける。
おっと,ここは昨年の夏に来た二俣ではないですか! 懐かしいなぁ…。(右俣を滑ってきた)
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おっと,ここは昨年の夏に来た二俣ではないですか! 懐かしいなぁ…。(右俣を滑ってきた)
ちょっと雪面が汚れてきたが,まだまだ気持ちよく滑れる。
ちょっと雪面が汚れてきたが,まだまだ気持ちよく滑れる。
あ,この岩壁,見覚えある!
あ,この岩壁,見覚えある!
間違いない,地図上の「大滝」の箇所だ。昨年の夏に見に来て「大滝」が実在しないことに衝撃を受けた場所なので,見間違えるわけがない。そして,「大滝」に阻まれることもなく(存在しないのだから当然…),問題なく雪はつながっていた。
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間違いない,地図上の「大滝」の箇所だ。昨年の夏に見に来て「大滝」が実在しないことに衝撃を受けた場所なので,見間違えるわけがない。そして,「大滝」に阻まれることもなく(存在しないのだから当然…),問題なく雪はつながっていた。
心配していたのはむしろこっち,「大滝」の少し下流にある8m滝のほうだったのだが,こちらもしっかり雪に埋もれており,(ちょっと急だが)問題なく滑り抜けられた。
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心配していたのはむしろこっち,「大滝」の少し下流にある8m滝のほうだったのだが,こちらもしっかり雪に埋もれており,(ちょっと急だが)問題なく滑り抜けられた。
だいぶデブリやら落石やらで汚れてきたが,まだ滑れる。予想していたよりかなり長く滑れてびっくり。
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だいぶデブリやら落石やらで汚れてきたが,まだ滑れる。予想していたよりかなり長く滑れてびっくり。
まだいける。
うぐぐ…これはさすがにスキーを脱いで乗り越した。
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うぐぐ…これはさすがにスキーを脱いで乗り越した。
まだいけるけど…大分あやしくなってきたな…。用心してここで一旦スキーを脱いだ。
まだいけるけど…大分あやしくなってきたな…。用心してここで一旦スキーを脱いだ。
様子を見に行くと…致命的な雪割れ。ここで観念してスキー終了。スキーをザックに括り付けた。それでも,この時期でも標高1100mくらいまで滑ることができたのだから,御の字だ。
様子を見に行くと…致命的な雪割れ。ここで観念してスキー終了。スキーをザックに括り付けた。それでも,この時期でも標高1100mくらいまで滑ることができたのだから,御の字だ。
その後は両岸の残雪を拾ったり,河原を歩いたりしながら川沿いに下っていく。(昨年夏の遡行時に,危険個所はないことは確認済み)
その後は両岸の残雪を拾ったり,河原を歩いたりしながら川沿いに下っていく。(昨年夏の遡行時に,危険個所はないことは確認済み)
ここまで標高を落とすと,谷沿いは青葉若葉で美しい。
ここまで標高を落とすと,谷沿いは青葉若葉で美しい。
ワサビの花。この谷沿いはワサビが多く,たくさん咲いていた。
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ワサビの花。この谷沿いはワサビが多く,たくさん咲いていた。
タチツボスミレさん。
タチツボスミレさん。
朗らかに流れ下る清冽な渓流に沿ってぶらぶら歩く。雪の稜線もきれいだけど,新緑の谷も好き。
朗らかに流れ下る清冽な渓流に沿ってぶらぶら歩く。雪の稜線もきれいだけど,新緑の谷も好き。
1060m二俣の大堰堤(地形図に記載なし)に到着。
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1060m二俣の大堰堤(地形図に記載なし)に到着。
大堰堤の右岸側には,この作業道が下りてきているので,ここで谷から離れ,大杉谷林道に向かう。
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大堰堤の右岸側には,この作業道が下りてきているので,ここで谷から離れ,大杉谷林道に向かう。
大杉谷よ,さらば。
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大杉谷よ,さらば。
新緑のブナを眺めながら,作業道を登っていく。
新緑のブナを眺めながら,作業道を登っていく。
作業道を100mほど上がると,大杉谷林道に到着。ちょうど大杉谷林道が東から西へ進路を変えるヘアピンカーブのところだ。
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作業道を100mほど上がると,大杉谷林道に到着。ちょうど大杉谷林道が東から西へ進路を変えるヘアピンカーブのところだ。
おおっ,ちょうど正面にシゲジが! 嬉しい演出だねぇ。
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おおっ,ちょうど正面にシゲジが! 嬉しい演出だねぇ。
あそこから滑って来たんだな。シゲジよ,さようなら。
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あそこから滑って来たんだな。シゲジよ,さようなら。
大杉谷林道の新緑はさらに濃くなっていた。1日しか経っていないのに,登り始めの昨日より,確実に緑が深まっている。
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大杉谷林道の新緑はさらに濃くなっていた。1日しか経っていないのに,登り始めの昨日より,確実に緑が深まっている。
雪山も好きだけど,やっぱりブナの新緑はいいな。
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雪山も好きだけど,やっぱりブナの新緑はいいな。
さわやかな5月の風を深く吸い込みながら,林道を駐車地へ。
さわやかな5月の風を深く吸い込みながら,林道を駐車地へ。
残雪の白山の稜線へ向けて,日に日に新緑が駆け上がっていく。
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残雪の白山の稜線へ向けて,日に日に新緑が駆け上がっていく。

装備

備考 ・スキー使用。稜線上は結構気温が低く,谷の源頭部や稜線上は凍結している箇所もあったため,クトーorアイゼンもあったほうがいい。

感想

 あれだけ多かった今年の雪も4月以降は寂しいくらいに急速に溶け,稜線は黒々としたところが目立ってきたが,深い谷々にはまだたっぷりと雪が残っている。2日間で白山西側の谷をなるべく繋いで歩き回ってみた。
 清浄ヶ原での天上的な散歩,七倉山を見上げながら広大な風景が展開していく丸石谷,きれいな雪面が長く続き快適な滑降が楽しめる小又などなど,どの谷も素晴らしかったが,今回の山行で特に思い入れがあり,一番行ってみたかったのがシゲジ山頂から西へと流れ下る大杉谷だった。
 大杉谷は,昨年10月に遡行しており,地形図の標高1500m付近に記された「大滝」が実際には存在しないことが判明して衝撃を受けた谷だった。その際に,大滝がないのなら,もしかしたら冬にスキーでも滑り抜けられるかもな,と考えて気になっていた。この谷のスキー滑降が可能なら,滑降後に大杉谷林道にほぼ直接復帰することもできるし,ルート的に便利だし面白そうだと思ったのだ。本当は4月などもっと早い時期に訪れたかったのだが,なんだかんだで賞味期限ギリギリの5月になってしまった。
 結果,この時期でも,大杉谷の標高1100mくらいまでスキーで滑ることができた。もっと早い時期なら,大杉谷林道までスキーを使えるのではないかと思う。シゲジ山頂直下のシゲジ平(勝手に命名すみません)もいいところでした。途中で件の「大滝」に阻まれることもなかったのは言うまでもない。
 雪が切れてからも,さわやかな青葉若葉に包まれて,ワサビの花やウドの若芽がほうぼうで顔を出す谷を残雪を拾いながら下っていくのは楽しかった(もちろん,一度来たことがあり,安全な谷だということが分かっているからできることだが)。稜線上の氷雪の世界を惜しみながらも,日に日に尾根や谷を駆け上がっていく新緑には否応なしに心が躍ってしまう。いつスキーから沢足袋に履き替えるべきか,今年も悩ましい日々が続きそうだ。

※大杉谷の「大滝」が実在しないことが判明した際の記録はこちらhttps://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3626909.html
※目附谷の本流の方を滑った際の記録はこちら
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3066995.html

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コメント

去年のGWで大杉谷川を標高1100mまで滑った…、、、、単独無酸素、、、すげーっす リスペクト
2023/9/18 11:06
ちゅきさん
そうなんですよ〜、この年は雪解けが早かったので、かなり上で雪が切れてあとは沢を歩かなあかんかな、と思っていたら、結構下まで滑れて驚きました。
単独無酸素…すみません、実は最終キャンプまでシェルパの同伴を受けてまして、シゲジ山頂で酸素も吸いました(嘘です)
2023/9/18 20:18
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